フキネコテラス

「温泉…掘る？」という話から始まった「豪徳寺1丁目プロジェクト」（2025年）。完成した外観は建築家・岡村泰之好み、内観は私・好みの素材になり、建物名は「フキネコテラス」の店舗付き女性用シェアハウスになりました。1階2階にあるお風呂はタカラのホーローユニットバス、同じく1階2階の洗面脱衣所はmiratapのミラーキャビネットと洗面台、トイレは各階に。1階床は亜麻仁油が原料のリノリウム、2階3階の床は無垢のナラフローリング。壁・天井はタナクリームという漆喰で各部屋塗り方を変えています。水まわりの一部にマグネットボード面を設け、入居者の体格や都合に合わせ小物のレイアウトを変えられるようにしました。予算内でできるだけ身体に悪くない素材や家具を選んでいます。併設のカフェ上部は広いテラスで、岩盤浴を整備予定です。中庭はビオトープ作庭と水琴窟設置予定（2025年11月現在）。敷地内には果樹がなり畑も始めたい。自転車で気軽に下北沢や三軒茶屋に行ける距離で、アート・音楽・演劇に興味のある人や、近所の高齢の方には「ホームに入る以外の選択肢」として考えていただけたら…とも思っています。リフォーム中の短期入居もいいかもです。多世代が同居するコミュニティハウスを目指しています。