【RESIDENTS】高階さん WEBデザイナー

シェアハウス専門ポータルサイトのスタッフによる、シェア生活を楽しむための探検レポートブログ。東京、神奈川、千葉、埼玉、 そして全国各地のシェア賃貸住居をひたすら探検する専門ポータルサイトの隊員達。明日はあなたの物件へ・・・!?
ユニークなコラボレーションを展開するアパレル企業で、webデザイナーとして勤務。趣味は写真、スポーツ(ランニング、バレーボール)、音楽。
スウェーデン出身の陶芸家、リサ・ラーソンをご存じだろうか。
80歳を過ぎても創作活動を続ける彼女の作品は世界中で愛されているが、いつだったか“日本のブランドとコラボレーションして、ひつじの置物を作ったらしい”という噂を聞いて、(ひつじはともかくとして)衰えない創作力とともに、制作を依頼した側の行動力にも驚いた記憶がある。その真意を調べてみたら、glambという名前に辿り着いた。
イメージはglamb.comより
実は今回インタビューに答えてくれた高階さんの勤務先は、そのひつじの置物の依頼主。随分とコアなコラボレーションを展開しているアパレル会社に勤めている彼は、秋田で育ち、福島で大学生活をした後、東京に上京。
高階さんは現在、「タイミングよく巡りあった」と語るmocoka明大前に暮らしている。
どの質問にも、はにかみながらも率直にハキハキと答えてくれた。
■仕事と言うより、会社が楽しい
羊:アパレル会社でwebデザインをされているということですが、どのようなきっかけで入社されたんですか?
高階さん(以下、高階):完全にアパレルから入りました。運営しているブランドの中にglambというレーベルがあるんですけど、その服が好きで。採用が決まったときはまだ配属される場所が決まっていなくて、入社後にwebやカタログのデザイン担当になりました。
羊:ひょっとして、webの勉強はそこから?
高階:そうですね。
羊:なるほど。前職は何をされていたんですか?
高階:新卒で入社したので、その前は福島の大学に通ってました。その頃から洋服は好きでしたが、実は志望はテレビ局だったんですけど、やっぱり難しくて(笑)。それで、ちょっと視野を変えてみようかなと思って今の会社を受けたんです。
羊:mocokaでは、普段どんな風に過ごされてます?
高階:まず会社が原宿なので、朝はここから自転車で通っています。だいたい25分くらいで、電車で行くより早いし楽ですね。夜は大体9時くらいまで働いてますけど、やばいときは日付まわって2、3時とかもありますね(笑)。気づいたら朝5時みたいな。
羊:(笑)。日々忙しいようですが、お仕事は楽しいですか?
高階:働いている仲間がみんな楽しくていい人たちなので、本当にストレスなく働けているし、楽しいですね。うん。仕事が楽しいと言うか、会社が楽しい。15名ほどの会社なんですが、社長も含めて30代が5、6人、あとは20代前半から中頃くらいです。それに会社の方針なんですが、ランチに全員で行くんですよ。
羊:ええ、15名で?
高階:全員揃えば、そうですね。いつも全員が揃うわけではないですが、基本的にはそのとき社内にいる人みんなで。
羊:それはずいぶん、フランクな会社ですね。
高階:社長も食べることがすごく好きなので、ランチには手当もつきますよ。
羊:毎日ですか?
高階:ほぼ毎日…いえ、毎日ですね(笑)。
羊:それは素晴らしい(笑)。ひょっとして、他にも何かあります?
高階:アパレルブランドなので、洋服が貰えたりしますね。
羊:貰えるんですか?社割ではなくて?
高階:(きっぱりと)貰えます。
羊:確かにそれだけ衣食に手厚い手当があるなら、会社に行くのも楽しいですね。
高階:確かに、そういう部分も楽しいです(笑)。ただ、はじめて3年目になるといろいろ慣れてくるので、まだまだ覚えることはたくさんある反面、頭打ちな部分はあります。そのあたりが今後の課題ですね。
■等身大の暮らし方
羊:土日はお休みですか?
高階:年4回の新作発表があるので土日が削られることもたまにありますが、基本的には土日休みです。
高階:だいたい外に出て展示などを見に行ったり、友達とお酒を飲んだりとか。家にいるより外出することが多い感じですね。
羊:なるほど。「シェアハウスに入居したら家で過ごす時間が充実して、外出する機会が減った」という方にも出会うんですが、高階さんの場合はそうでもないみたいですね。
高階:うーん。もちろん生活の楽しさはありますが、自分の時間も大切なので。夜はもちろん家でみんなに会ったり、ゲームをしたりしてますけど、日中は外出することが多いですね。それはそれで別の楽しみというか。ここに住んでいる人は、みんなそういう感じだと思います。
羊:ちなみに、高階さんはシェアハウスは初めてなんですか?
高階:はい。大学の頃は学生寮に入っていましたけど。東京で社会人になって、2年間は初台で一人暮らしをして、3年目でココに引っ越しですね。でも、みんなと話す時間が日常に加わりましたけど、生活は基本的にはそんなに変わってない気がします。
羊:6人の入居者全員がリビングに集まったことって、ありますか?
高階:今までで、たぶん4回ぐらいあると思います。偶然が2回と、企画した誕生会が2回ですね。半数がクリエイティブ系の仕事で、僕も含めて時間が不規則になりがちなので、みんなが全員揃うってことは少ないですよね。
でも、今度みんなで海に行くんですよ。時間を合わせるのは大変ですが、集まってワイワイやるのも醍醐味だと思うので。
羊:では、数ある物件の中で、ココを選んだ理由は何なのでしょう?
高階:まず、ちょうど僕が探していた時にオープニングで。それで写真を見たら、これはシャレてるなと。ちょっとオシャレな感じで暮らしたいな、と思っていたときに見たんですよ(笑)
羊:一人暮らしからシェアハウスに移るときに、抵抗はなかったですか?
高階:むしろ楽しみにしていたので、別になかったですね。
↑ 高階さんが入居する前の部屋の様子
■明大前では、物足りない!?
羊:他の物件に興味は?
高階:そうですね。。強いて言えば、僕自身はこの街にあまり魅力を感じないので、そこは理由になるかな。住む街を変えるっていう意味では、引っ越ししてみたいかも。
羊:明大前はかなり人気のエリアですけど、確かに勤務地の原宿と比べれば落ち着いた街ですよね。
高階:そうなんですよ、全然おもしろくないんです!僕にとっては物足りない。ご飯食べるところも少ないし、すぐお店も閉まっちゃうし。僕100%外食なので、食べるところがもっと多い方がいいです。
羊:全然料理しないんですか?
高階:僕は全く。キッチンはお湯を沸かすときくらいしか使ったことないです。もう、電気コンロでもいいくらいで。もし新しい入居者さんが来るなら、一緒に外へご飯を食べに行けるような人がいいです。みんなすぐ寝ちゃうから(笑)
羊:なるほど。では、もう少し住まいの話を。ほかの入居者さんとは、すぐに仲良くなりましたか?
高階:すぐに仲良くなりましたよ。僕にとっては学校のクラスメイトみたいな感覚です。
羊:一般によく言われることですが、気疲れとかは?
高階:特には。向いてるんじゃないですかね。きっと。
羊:自分の部屋はどうですか?
高階:うーん、収納はちょっと足りない。あとはこの物件、部屋に備え付けのエアコンが無いので(笑)。この季節はみんな部屋の扉を開けっ放しにして、リビングからエアコンの風をもらってます。でも、それくらいですね。備え付けの家具も付いていませんが、僕は備え付けの家具の方が嫌で、趣味じゃないと思うし、みんなと同じだったらおもしろくない。
■それから、これから
羊:では、これから挑戦してみたいことは?
高階:カポエラと、あとは写真がうまくなりたいですね。社長がカメラマンでもあるので、会社の人もすごいカメラ好きが多くて。これは負けてられないなと、すごく感化されます。
羊:いずれ独立したい気持ちなどは?
高階:会社で身近に社長を見ていると、独立して起業する大変さをリアルに感じるんですよ。で、自分は独立したくないと思いました(笑)。
羊:なるほど(笑)。それでは、今日はどうも有難うございました。これからも充実したシェア生活が送れると良いですね。
(ホン)