コレクティブに暮らしてみよう

コレクティブハウスは、自分や家族のプライベートな生活と、隣人と共同する生活を、心地よくバランスできる住まいです。独立した住戸といくつかの共用スペースがあり、仕組みをつくって生活の一部を共同します。仕組みをつくって運営することによって、お互いが気を使いすぎないつながりのある暮らしを生み出すことができます。ここでは、大人も子どもも互いの違いを認め合い、対話的なコミュニケーションによって一人一人が尊重され、自分なりの快適な人との距離感を見つけていけます。「まちのもり本町田」は、自分たちで運営する『コレクティブハウス』と、豊かなスペースを共用しあう『コモン付賃貸』とが複合した集合住宅です。

大人も、子どもも、心地よく
大きな共用スペースが、居場所をたくさん作ってくれる

パティオとつながる、建物全体のラウンジ

エントランスから入るとアトリウムの先にある広いラウンジ。この建物の中心的なコモンになっています。パティオ側にある窓を開放すると外部空間とつながり、屋内でありながら風通し良く明るい半戸外的な空間になります。大きな木製テーブル3台とソファコーナーがあり、気分を変えて仕事をしたり、声をかけ合ってお茶したり、ゲストと食事をしたり、居住者の皆さんは思い思いの使い方をしています。最近は、休日にカフェを開いて居住者同士で楽しんだりしています。

業務用設備も揃う大きなキッチン

ラウンジに隣接した大きなキッチン。業務用のガスコンロや食器洗浄機、高機能のオーブンが設置されており、本格的な料理や大人数分の調理もできるようになっています。自家製パンを焼くなど、個人での使用ももちろんOK。料理作りのワークショップなどの開催もできます。調理器具や食器など必要なものは、コレクティブハウス居住者組合で話し合いながら揃えています。普段は閉まっている可動間仕切りを動かせば、ラウンジとつながった開放的な空間になります。

映画を見たり、ひなたぼっこをしたり

オートロックの入口を入るとアトリウムの大空間がひろがります。階段やラウンジ、ランドリーなどに面していて、住人同士が出会う動線になっています。光を通す屋根がかかっていて、密を避けて映画上映をするなど、さまざまな利用方法がありそうです。その先にはラウンジに隣接した人工芝のパティオ。こちらは空に向かって開いた風通しの良い吹抜空間になっています。

ラウンジとの使い分けも

2階のコモンリビング。コレクティブハウス居住者組合で家具を揃え、自分たちが使いやすいよう話し合って配置しています。広いキッチンもあるので、ちょっとした料理をするにも、住戸内のコンパクトなキッチンよりゆったりと使えますね。Wi-Fi環境もあり、ソファもあって、リラックスして過ごしやすいスペースです。

乾燥もできるランドリールーム

1階と3階に、共用のランドリールームがあります。洗濯機は1回200円、乾燥機は30分100円で利用できます。洗濯機の横にあるアイロン掛けコーナーには、一時的に洗濯物を掛けておけるバーも用意されていて、日常使いにとても便利です。

たまには足を伸ばしてバスタイムを

足を伸ばしてゆっくりお風呂に入りたい日は、共用のバスルームがおすすめです。予約制で、60分200円で利用可能。広い洗い場に、ゆったり浸かることのできるバスタブ(自動お湯張り機能あり)と、思い切りリラックスしたバスタイムが過ごせそうです。

気軽に使えるゲストルーム

家族や友人が泊まることのできるゲストルーム。事前予約制、有料で利用することができます。畳の部屋に、ミニキッチン、トイレ付き。お互いに気兼ねなく過ごすことができます。同じ建物内なら行動や連絡もスムーズで、土地に不慣れな方でも安心です。

1K、1LDK、2DKの間取り

専有部は1K、1LDK、2DKの3タイプ。家族構成やライフスタイルによって、最適な部屋選びが可能です。1Kの部屋はバス・トイレ・洗面台がひとつになった3点ユニットタイプと、独立したセパレートタイプの2種類があります。1Kのキッチンはコンパクトですが、1階のキッチンやコモンリビングのキッチンを併用できて、自炊派の方でも快適に。1LDK、2DKはキッチン、水まわり設備ともファミリー向けのものが導入されています。

自分たちで作っていく住まい
コレクティブハウスでの暮らしって?

コレクティブハウスの暮らし

コレクティブハウスは、子どもからシニアまで、一人暮らし・カップル・ファミリーと、多世代で多様な人が暮らせる住まいです。共用スペース(コモンスペース)を使い合うだけでなく、ガーデニングに一緒に取り組んだり、食事づくりを共にしたりなど、暮らしの一部を共同化して自分たちで運営していきます。そういった仕組みを持った暮らしの共同運営を通して信頼関係がつくられていきます。本町田だけでなく、他のコレクティブハウスの事例も含めてご紹介します。※コロナ禍の状況では、今まで通りにはできないことも多く、ハウスごとにさまざま工夫をしながらコミュニケーションを取っています。(写真は別のコレクティブハウスのコモンテラス)

ひとりでも人とのつながりを持てる暮らし

ひとり暮らしは気楽なものです。こぢんまりと身の丈に合わせた暮らしには、生きることの本質が宿ります。その一方、ともすると単調な暮らしになりがちでもあります。コレクティブハウスは、誰かと共に何かに取り組むことの可能性や、人と折り合いをつけて新たな考え方ややり方に出会う驚きが、暮らしの中にあります。居住者は全員顔見知り、子どもも身近にいて、ひとりを楽しみながらも気軽に声が掛け合える、そんな安心できる暮らしがあります。

コレクティブハウスでの子育てと子どもの暮らし

多くのハウスでは子どもも住んでいて、親以外の大人とも暮らしの中で触れ合って育っています。子育て中の人にとっては、ちょっと見ていてほしい時に見ていてくれる人がいたり、悩みを相談できたりなど、子育てにはとても嬉しい暮らしです。また、大人も子どもも、ひとりの人同士として関わり合うので、自分の子どもがいない大人にとっては、とても新鮮で刺激的な暮らしなんだとか。(写真は別のコレクティブハウスのコモンスペース)

コンパクトな住戸で共用スペースを上手に利用

コモンスペースでは、ソファに座って読書をしたり、誰かとお茶を飲んでおしゃべりしたりとくつろぐことはもちろんですが、大きなテーブルでゆったり仕事をしたりする人もいます。どちらの面でも、空間を移動することが気分を切り替えにもつながります。子どもたちにとっては安心して広々遊べる場所でもあります。全てを自宅で完結させるのではなく、コモンスペースをうまく使って広々暮らせます。(写真は別のコレクティブハウスのコモンスペース)

自分たちで作るから、もっと美味しい

どのハウスも、暮らしの中でできる範囲でみどりに親しんでいます。必要に応じて専門家の知恵も借りながら住まい手が自分たちで考え世話をしています。自分たちで作った野菜やハーブ等が食卓を彩ることもあり、暮らしに豊かさをもたらしてくれる大きな要素になっています。「まちのもり本町田」では、ベランダ菜園のほか、広い庭の一角を使って果樹や花などを育てています。(写真は別のコレクティブハウスの菜園)

交代でつくる「コモンミール」

居住者が交代で担当する食事づくりのこと。頻度はハウスによって異なります。コロナの影響が大きく、「まちのもり本町田」では感染対策に気を配りながら、少しずつ始めているところです。食費は食べる人が負担し、作る人は献立を考え、注文人数分の予算を目安に買い物をして、調理をします。多くのハウスでは一食400~500円程度。つくることは大人全員で交代で担いあいますが、食べるかどうか、いつどこで食べるかは個人の自由です。

居住者組合と定例会、そしてグループ

暮らしを共に支えていくために「居住者組合」があり、暮らしの運営についてさまざまなことを話し合うミーティング(定例会)を月1回開催。自分たちの暮らしをどう快適で豊かなものにしていくか、話し合って決めていきます。人それぞれ考え方は違って当たり前なので、その違いを尊重し合って話し合います。
また、日常の暮らしを快適に回していくために、生活上の様々な仕事などをマネジメントしていく「グループ」をつくります。部分部分を数人で考えて、全体で進めていく仕組みです。ハウス内通貨をつくり、運用しているハウスも多くあります。(写真は別のコレクティブハウスの定例会)

コロナ禍におけるコミュニケーション

コロナ禍では、今までのように食事をともにしたり、ぎゅっと集まって話し合いをすることが難しく、コモンミールはできるだけ自宅に持ち帰って食べるようにしたり、ハウスによってはコモンミール自体を中止にするなど、コレクティブハウスの中でも顔を合わせる機会が減少することになりました。こうした状況で、定例会はZoomで開催することにしたり、少人数の打合せは換気しながら広いコモンスペースに散らばって実施したりなど、ハウスそれぞれに工夫しながら暮らしています。話をせずに集まって読書をする「サイレント読書会」や「動画鑑賞会」、集まって編み物をするなど、新しいコミュニケーションの形もいろいろと試しています。(写真は別のコレクティブハウスで行われた「サイレント読書会」)

小田急線で新宿へ、JRで横浜へ直通
駅前でなんでも揃う、便利な街

ターミナル駅へ直通アクセス

町田駅までのアクセスは、バスが便利です。バス停までは徒歩2分、町田駅まではバスで最短6分程度です。町田駅にはJR横浜線と小田急線が乗り入れ、新宿まで32分、横浜まで29分と東京・神奈川のメインターミナル駅まではどちらも直通。新横浜までも直通17分で、新幹線利用の多い方にも便利です。渋谷までは乗り換え1回で34分、大手町までは乗り換え1回で48分で到着します。

電車に乗らなくても楽しめる

町田駅前には24時間営業の西友、深夜1時まで営業のダイエーをはじめ、スーパーが多数。買い周りもできてしまいます。カフェや飲食店が多く、外食には困りません。また、ルミネ、モディ、マルイ、東急ツインズ、小田急百貨店などショッピングビルが非常に多いエリア。日常のショッピングから、差し入れやプレゼントまで、"町田駅まで行けばなんでも揃う"安心感があります。

運営担当者が語る『まちのもり本町田』のツボ

まちのもり本町田には、いろいろなコモンスペース(共有スペース)に加えて、アトリウムやパティオといった半戸外空間、庭など外部空間もたっぷりあります。住まい手のみなさんが自分たちで暮らしの豊かさを生み出していくのが、コレクティブハウスのスタイルなので、ちょっとしたイベントを行ったり、ガーデニングや畑を楽しんだりなど、本町田の豊富な共用スペースを使ってできることはたくさんありそうです。
町田駅周辺は買い物の利便性も高いにぎやかな街ですが、現地周辺は緑も多い落ち着いた住宅地です。自転車で少し走れば自然豊かで素敵なカフェや地場野菜直売所、リス園もある薬師池公園や、遺跡公園などゆったり過ごせる場所もたくさんあります。また、市内には援農を受け入れている農家さんや、自然農法で指導してくれる貸し農園なども。
コロナ禍で、通勤の機会が減った分、普段は空の広い自然に近い場所での暮らしが現実的になりました。しかし、在宅ワークは孤独になりがち。そんなとき、気分を変えて仕事ができる様々な共用スペースや、リラックスした人間関係で少しの会話を交わせる環境は、何物にも代えがたいと思います。一人ではなかなかできないことにも、他の居住者と一緒に挑戦したりできるのが、コレクティブハウスの大きな特徴。郊外の良さをぎゅっと詰め込んだまちのもり本町田、住む人次第で「暮らしがい」のある住まいだと思います!

いままでにない暮らし。コプラスの提案するコモン付き賃貸住宅(企画主導型)とコレクティブハウス(居住者共同運営)の2つの暮らし方が1つの建物に!暮らし方や人との距離感もバラバラ。でも、この「まちのもり本町田」のコンセプトやここで暮らすことに共感してく...
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