シェアハウス専門ポータルサイトのスタッフによる、シェア生活を楽しむための探検レポートブログ。東京、神奈川、千葉、埼玉、 そして全国各地のシェア賃貸住居をひたすら探検する専門ポータルサイトの隊員達。明日はあなたの物件へ・・・!?

インドア派におくる、集大成。
フロアをまたぎ、魅力的な施設がそこかしこに散りばめられた、大きな住まい。

もしかしたら「もう、外へ出なくても良い」と感じてしまうかもしれません。
数多くの大型シェアハウスを手がけてきた運営事業者さんが、じっくりと厳選した…いやいや、まるで持てる手札を全て吐き出したような、豪快な振り切りぶり。
音楽で言えば、さながらベスト盤でしょうか。

ビートルズで言えば通称「赤盤」。クイーンで言えば「グレイテスト・ヒッツ」。
往年のヒット曲から通好みの曲まで、様々な人を楽しませてきた楽曲が1枚に散りばめられた、豪華な音楽アルバムのような家なんです。
大きなラウンジに大浴場、シアタールームにジム、コミックルームにBBQグリル…エトセトラ。


もしからしたら、僕はインドア派のための桃源郷を見つけたのかもしれません。
駅前の商店街を抜けて、徒歩で15分ほど。
大通り沿いに見えてくる5F建ての建物が、全164室(!)の「ソーシャルレジデンス 福生」です。

エントランス前の郵便受けは、もはや壁紙のような存在感。


それぞれ大きくはないものの、A4サイズくらいまでなら入りそうです。
鍵を持ち歩く必要のないダイヤル式は、個人的にはプラスです。
天井に木目をあしらった、温かみのある玄関。

ダウンライトが、やわらかく照らしてくれます。
ドアの脇には宅配BOX。

レトロ感のあるナンバー式のオートロックが、玄関の鍵。

決められたナンバーを入力し、いざなかへ。
ドアを開けると、はやくも眼前に広がる、抜けの良いエントランスホール。

なんだか、リゾート地のホテルに辿り着いたような気持ちになります。
駅からすこし歩いたこともありますが、帰宅するたびにノンビリした気持ちになるなら悪くないような気も。
靴箱は玄関ドアの脇にある、奥まったスペースに。


2段ずつ用意された靴箱は、かがまず手が届く位置に設置されています。
各専有部ごとに、扉1枚分の収納。

なお、専有部は収納が豊富です。靴箱に入らない分は自室で管理を。
改めて玄関に立つと、すぐ正面にラウンジが見えます。

1Fと2Fに、ちょっとしたPC作業用のスペースとしても使えるラウンジと、キッチン付きのラウンジがあります。
まずは、1Fのラウンジから。
大きな窓から心地よい自然光が射し込む、温かみのある空間。


ダイナミックな梁や躯体をむき出しにした、いわゆるスケルトン天井。
左右に広い空間が、さらに天井まで高くなることで大幅に開放感が増した印象。
高くなった天井を見上げると…


プロジェクターが設置されています。

ちょっとしたイベントでスライドを流したり、映画を観たり。ミュージックビデオを流しっぱなしにしてみるのも、似合いそうです。
窓に沿ってならぶテーブル席では、ふたつの台形のテーブルが合わさり、ひとつのテーブルになっています。

みっつの台形テーブルを組み合わせて、こんな形にも。

複数名で集まるときなどは、自由に組み合わせて使ってみると楽しそうです。
テーブル席の奥には、窓に面したカウンターテーブル。


カフェや喫茶店にひとりで出向くと、通されることの多いカウンターテーブル。
そんな習慣からか、ひとりで読書をしたりノートパソコンを使用したり、窓の先をぼんやりと眺めたりと、気ままな時間を過ごすのに良さそうな気がします。
カウンターテーブルづたいに、さらに奥をのぞき込むとミニキッチンが。


ミニキッチンでは料理をすることはできず、お湯を沸かす程度の使用になるとのことです。料理は2Fラウンジのキッチンでどうぞ。
ミニキッチンに、ずらりと並ぶコーヒー器具。

この場所でコーヒードリッパーにお湯を注ぎ、1滴1滴コーヒーが滴り落ちるのを眺める時間は、きっと良いものだと思います。
ミニキッチンの奥の壁には、なんとコーヒー豆まで用意されていました。

なお、上の写真で右側に見えるガラスのドアから、庭へ出ることができます。
ドアを開けて屋外に出ると、左右に長い、広々としたウッドデッキテラスへ。


外の空気で、ちょっと気分転換。
カフェのテラス席に座るのと同じように、屋外の席は心地良いものです。
緑を眺めながらの日なたぼっこ。

今後、庭に様々な植物を加えて賑やかにしていきたいそう。
森林浴のような気分を味わうところまで、行ってくれたら素敵です。
さて室内に戻り、ちょっと一服。


喫煙と禁煙、それぞれのスペースが用意されたスモーキングバー。
煙草を吸ったりお茶を飲んだり。人によって一服の意味するものは異なりますが、小休憩を挟むという点では同じです。
まずは喫煙スペース。

カウンター席にビール樽、茶系統のインテリアでまとまったスペースは、落ち着いた大人空間。
気になる煙は、換気扇でしっかりと排気。

分煙し、住み分けをしっかりと。
赤の壁紙とチェアが印象的な禁煙スペース。


じっくり腰を据えるのではなく、隙間の時間に使用するのにピッタリ。喫煙者ですから言わせてもらいますが、わかってますね。
TVをなんとなく見る程度の、隙間の合間。

時間を無駄にするのではなく、次の時間を楽しむための小休憩は、案外大切なものです。
建物内には、暮らしを彩る様々な共用部がまだまだあります。
まずはシアタールーム。

映画を楽しむための大画面のスクリーンに、重低音の出るスピーカー。

そして、座り心地の良い椅子。

映画鑑賞で個人的に最も大切にしたいのは、長時間腰掛けていても疲れない椅子。
足を伸ばし、まるでバスルームのような格好でリラックスしていれば 、映画にも集中することができそうです。
続いてジム&ヨガルーム。

最近では、ジムへ通うことはすっかり当たり前になってきました。
それでも、実はきっかけがなくて未体験という方も相当に多いのではないでしょうか。
名前くらいは聞いたことのある、エアロバイク。

20分もペダルをこげば、それだけで基礎代謝が上がったりする便利な機械です。
わざわざジムの会員にはならないけど、「家にあるなら、せっかくだから乗ってみるか」というのは、なかなか良いきっかけになりそうです。
他にも、ダンベルに懸垂(けんすい)用の器具。

勢いが付いて「他の器具も試してみるか」となってきたら、もはや習慣になり始めているのかもしれません。
もちろん本格派の方にとっては、ジムに行く時間が省ける嬉しい設備になるはず。
そして、水分補給はしっかりとマメに。

ジムのドアの脇には、自動販売機が設置されています。
運動するときは、小銭入れを持っておくと良さそうです。
続いてヨガのスペース。


壁には大きな鏡が設置され、ダンスの練習にもちょうど良さそうです。
良い汗をかいたら、さっさと流してしまいたい。
だから、ジムの脇には大浴場。


まずは男性専用。大浴場は男女別に用意され、それぞれナンバーを入力して解錠します。
脱衣室はグレーベースの落ち着いた色合い。

なにせ大きな住まいのため、取手付きのランドリーバッグのようなものを用意しておけば、収納が埋まっていても対応しやすく便利な気がします。
さて、銭湯のような広さの大浴場は、きっと決め手になる方も少なくないのでは。

身体を大の字にしても浴槽にぶつかることなく入浴できる、贅沢な空間。
ジムで動かした身体を、(家庭用と考えれば)なんとも雄大な湯量が癒してくれるはず。
洗い場は3人まで使用できます。

鏡も付いていて、髭剃りはこのタイミングが良さそうです。
続いて男女共用のシャワールームが3室。

エアコンが設置されていて、湯上がりの肌寒さをあまり感じずに済むのもポイントが高いところ。大型シェアハウスの強みです。
そして、女性向けの大浴場はシャワールームの脇に。

ナンバー式の鍵を開けると、まずパウダールームが用意されています。

白をベースとした女性専用大浴場の脱衣室。

脱衣室も大浴場も、悔しいかな男性用よりひと回り広いサイズです。

広い浴槽で、のんびりと。

何時間でも湯に浸かっていられそうですが、のぼせない程度にそこそこに。
続いてランドリールーム。

乾燥機はコイン式、洗濯機は無料で使用することができます。

一般的な洗濯機の脇に、レトロな外観の洗濯機。

どうやら、レトロなタイプは靴専用の洗濯機と乾燥機とのこと。
洗濯機はなんとなく想像がつきますが、靴専用の乾燥機はいまいちピンと来ないですね。
そこで、靴専用乾燥機の扉を開いてみました。

どうやら、奥から飛び出しているハンガーに靴を差し込んで乾燥させるようです。
始めて見ましたが、なかなか便利そう。使ってみた方は、ぜひ使用感を教えて欲しいところです。
続いて、2Fへ。

今度は、しっかりしたキッチンの付いたラウンジが用意されています。

1Fのラウンジとは異なり、食事がメインとなる空間。

窓から射し込む日差しが、料理をより美味しそうに照らしてくれるはず。

そして天井を見上げると、またしても、この高さ。

屋根の形状に沿った、勾配天井。
のびのびとした気持ちで食事が楽しめそうです。

そして天井の辺りをよく見ていると…何やら小窓の先に…

空間が。でも、詳細は3Fまでお預けです。
ラウンジの奥には、4台分が向き合うように一体となった大型のアイランドキッチン。


4台それぞれに大きなシンクとIHヒーターを備えますが、164室と考えると混み合う時間帯もありそうです。湯沸かしやレンジの使用だけなら、1・4・5Fのミニキッチンを使用することで上手に利用のバランスを。
キッチン家電は、壁に沿いに設置された棚に置かれています。

電子レンジやオーブントーターに、炊飯器。

よく見ると、話題になったBALMUDA The Gohanも置かれています。
2Fラウンジ、最後はソファスペース。

食事の後は、ソファに身を預けTVでも。

ソファスペースは日なたぼっこに、うってつけの場所。

日常をしばし忘れて、ゆっくりしてみるのも良いものです。
さて、今度は趣味の時間。


防音設計のミュージックスタジオで、楽器の演奏にカラオケ。
楽器が弾けなくとも、たまには大声で叫べばストレスの解消になるような。生活のなかで、大きな音や声を出せる場所ってなかなかないですからね。
続いて、3Fへ。

それにしても、なんとも大きな建物。よって共用部は、まだあります。

まるで個人経営の書店のような雰囲気の、ライブラリールーム。

書棚の本を手に取るときのワクワク感。

目を奪うのはやはり、ツリーを模した壁面の書棚。

気になるタイトルにそっと手を伸ばす瞬間、胸の奥に、静かに鼓動が鳴り響く感覚。
書籍との予想もつかない運命的な出会いを生み出すちからが、魅せる本棚の場合すこし強いのではないかと思います。
3Fにはもう1室、共用部があります。

なにやら、くつろいでいるサインです。

ガラスのドアを開けると、そこはまるで、屋根裏部屋のような空間。

お気に入りのスナック菓子を用意して、1日中寝転がって過ごしたくなる雰囲気。
CDプレイヤーからお気に入りのBGMを流すことも。

室内にはアロマも置かれ、気分はどんどんまどろみの沼へ。
そして、壁一面の本棚にはコミックが。


ふかふかのラグに寝転がってコミックを読んでいるうち、気付けば日付が変わっていた…
個人的に、週末の夜はそんな風に過ごしていたいです。
窓の外を目をやると、先ほどウロウロしていた2Fのラウンジが。

カフェの窓から行き交う人々を眺めるように、ラウンジでの光景をぼんやりと眺めていると、まるで日常生活から隔離されたような気持ちでリラックスできそうです。
では、水まわり設備へ。
まずは女性専用の洗面室。

割と広々としています。

毎日利用する洗面室。清潔に保っていきたいです。
3Fのランドリールームは男性専用です。

乾燥機はコイン式のため、小銭入れを忘れずに。

洗濯機と乾燥機がそれぞれ2台ずつ。
つづいて男性専用シャワールーム。

2室ともシンプルなつくりですが、脱衣室もシャワールーム内も必要なモノをきちんと押さえており、不便は無さそうです。

手早く済ませたいときは、自室に近いシャワーを使うと良いと思います。
男性専用の洗面室は、シャワールームの脇。

トイレが丸見えですが、目隠し用のカーテンを設置予定とのことです。(2018.02)
洗面室は、女性用とほぼ同じつくり。

アイロンが用意され、シャツやスーツのシワを伸ばすこともできます。
座ってアイロンをかけるより、立った体勢の方が楽なんです。
3Fの水まわり設備、最後は男性専用のトイレです。


ブラックを基調とした、アダルトな雰囲気のトイレ。落ち着きそうです。
4Fは女性専用フロア。

ミニキッチンが用意されています。

小腹が空いてインスタントラーメンを作る際に、ちょうど良さそう。
夜遅く帰った日に、便利なんですよね。
続いてランドリールーム。

乾燥機はコイン式です。
4Fのシャワールームは、シャワーヘッドが、すこし豪華です。



いわゆるレインシャワー・ボディシャワー・ハンドシャワーの三点セット。
上からも前からも手元からもお湯が出て、優雅な気分に浸ることができます。お湯の向きに合わせて身体を動かす必要が減るため、慣れてくると便利なものです。
洗面室とトイレは、3Fとおおむね同じ。


女性用は壁紙がホワイトで統一され、清潔感が強調されています。

ウォシュレットも付いています。
最後に専有部を見ていきます。
まずは523号室。

部屋の広さは全ての部屋が6.9畳ほど。元々は寮だったこともあり、つくりはいたってシンプル。

特筆すべきは、壁一面の収納。

服はクローゼットに収納するとして、普段使いではないものは全て、天井近くの収納へ。
窓側から部屋を見るとこんな感じ。

アクセントクロスが部屋ごとに異なります。
全ての部屋に冷蔵庫も用意されています。

ミニキッチンで調理できる冷凍食品などを入れておくと、フロアを移動せずにお腹を満たせて便利そう。
あると便利な机と椅子。

2Fと5Fは、全ての専有部に置かれています。
まぁ、最近ではだいたいノートパソコンを開いて仕事をする感じでしょうか。
ベランダは、全ての部屋に用意されています。

物干し竿を用意する必要はありますが、1週間分くらいの洗濯物なら、まとめて干すことができそうです。
続いて408号室。

アクセントクロスに合わせて、冷蔵庫の色も異なります。

色や柄の組み合わせ次第で、過ごす際の気持ちも異なるものです。
収納豊富で整頓上手に。


収納は、有ればとても助かるのは大前提。でも、引き出しの使い方って、なかなか難しいものです。
服を畳んで入れておくと、下に入っているものを取り出す際にひと手間あるのですよね。僕なら、下の段には幾つも重ねてもあまり問題を感じない、靴下あたりを入れると思います。

福生からJR青梅線で立川まで17分、吉祥寺まで41分。両手いっぱいにショッピングをしたとしても、直通で帰ることができると思うと案外気が楽なものです。
都心から1時間ほどで味わえるアメリカ気分。

福生市のおよそ3分の1が米軍基地ということを考えると、福生はもはや、アメリカなのかもしれません。
生活用品は福生の駅前で。

スーパーや飲食店、ドラッグストア。駅周辺でほとんどの生活用品が揃ってしまいます。福生内で生活を完結させてしまうのも便利そうです。
駅から12分ほどのベースサイドストリートでアメリカン雑貨やフードを心ゆくまで堪能したり、毎月第2日曜日に開催されるFleaMarketで頭の先から足の先までアメリカに染まってみるのも、福生ならではの過ごし方。
シェアハウスの運営管理は、株式会社オークハウスさん。
東京を中心に数多くの大型のシェアハウスを運営する、20年以上の実績を持つ運営事業者さんです。
基本的に、ひとつひとつのシェアハウスにスタッフが実際に居住しながら運営管理を行うスタイル。

「コーヒーが好きだから、この場所につい来ちゃうんですよね」
実際に生活しているからこそわかる、お気に入りの、お勧めの場所。
人によって刺さるポイントは違いますが、体験者のひと言が決め手になることって結構あると思います。
自分の好きな場所のベスト盤を作りたい方、コチラからどうぞ。
好きな場所が、いくつもある家。

好きな順に過ごしてみたり、気分によって変えてみたり。

音楽アルバムのベスト盤のように、毎日過ごしても繰り返し楽しめるのではないかと思います。
インドア派の皆さん、ぜひ福生まで見に行ってみてください。
(イイヅカ)
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