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眠っていたスイッチを見つける。


最近、「やる気スイッチ」という言葉を耳にしました。

たぶん、わたしたちは意識しないうちに色んなスイッチを入れたり切ったり、時には探したりしながら生活しているのだと思います。

たとえば、朝。

仕事モードのスイッチが入るタイミングは、人によって違うはず。家の玄関で靴をはいた瞬間、出勤前に立ち寄ったコンビニの自動ドアから外にでた瞬間、自分のデスクに着いてコーヒーを口に含んだ瞬間。

そこで一気に気持ちが切り替わる人もいれば、すこし時間のかかる人もいそうです。

2015年3月にオープンした「シェアプレイス 聖蹟桜ヶ丘」の暮らしには、自分のなかの「〇〇スイッチ」を刺激する瞬間が、いくつも仕掛けられています。

木がモチーフという丸いロゴマークは、ぐるりと逆さまにしてみると、まるで電源スイッチのマーク。

この家での暮らしが、今まで気付かなかった新たなスイッチをオンにするキッカケになったら…という気持ちが込められているそう。

新宿直通で思いのほか利便性は高いものの、都心からはすこし離れたエリア。

「その代わり、たくさんの自然と穏やかな街並みが…」と言うとありきたりですが、聖蹟桜ヶ丘特有のやわらかな雰囲気に、緑豊かな川と山に挟まれたシェアハウスのある土地がとてもマッチしています。

シェアハウスそのものに施された仕掛けだけでなく、実はこの環境もまた、都心で会社と家を往復しているだけでは出会うことのできない「スイッチ」だと思うのです。


駅を出て、そのまま桜並木をまっすぐ進みます。

穏やかに流れる大栗川にかかる橋を渡った先に見えてくるのが、「シェアプレイス 聖蹟桜ヶ丘」です。

社員寮として建築されたのは1963年。1970年に新館(内部は繋がっています)が増築された結果、建物の全長はなんと100m近いとか。

間口は広めで、乗用車が1台余裕を持って通れるほどです。

さっそく、敷地内へ足を踏み入れてみます。

正面玄関は、建物をぐるりと回り込んだ奥に。

ランダムに並べられた石畳のアプローチ沿いには、数え切れないほどたくさんの種類の樹木が植えられています。都内でこんなにのんびりとした雰囲気を味わえる家も、なかなか無いものです。

一番大きな木は、建物に寄り添うように伸びるヒマラヤ杉。

建物の4階と同じか、少し高いくらいでしょうか。シンボルツリーは、静かに暮らしを見守っているような存在感です。

階段を2段上がった先が、建物の玄関です。

木目の入った板をランダムに張り合わせた、特徴的な壁。大きな大きな木の樹皮のようです。

壁に近づくと、館名版がそっと照らされているのが分かります。

やわらかな雰囲気の、フォントとロゴの組み合わせ。

冒頭でも触れましたが、木をモチーフにしたロゴを上下逆さまに見ると、実は電源のマークになっています。


玄関の鍵はカード式。専用の機械にピッとかざして、なかへと入ります。

ドアを開けると、土間や靴箱のないスッキリした玄関ロビーが目の前に広がります。

共用部は基本的に土足移動OK。自分の部屋で初めて靴を脱ぎます。建物内の移動用に、自室にサンダルなどを用意しておくと便利そうです。

玄関の隣は管理人室。

管理人さんが常駐し、日常的な管理やメンテナンスを行うそうです。なにか困ったことがあれば、まずは相談してみても良いかもしれません。


では、早速ラウンジを見ていきます。

空間の中央に設けられたキッチンを囲むように、配置されたインテリア。

食事を摂る場所、本を読む場所、誰かとじっくり話す場所。それぞれに役割を持ったスペースが、ゆるやかに繋がっていきます。

窓がとても多いのも特徴のひとつ。

南側と西側のほとんどが窓になっていて、冬でも充分な日当たりが期待できます。

入口近くには「シェアプレイス」シリーズ定番のシェアマップが、壁一面に。

気になるお店やお気に入りのスポットをふせんでペタリ。

目的地の位置情報まで入ったデータはとても便利ですが、散歩がてら「このあたりかなー?」と曖昧な情報で探し歩くアナログ感は、それはそれで楽しみがありますよね。

窓に囲まれた隅の方には、ゆったり大きめのソファが並びます。

朝日も西日も、映画のシーンのように変えてしてしまう魔法のソファ。

目覚めるのも、まどろむのも、一気にドラマチックになります。

窓はもちろんですが、心地よさのヒミツと言えそうなのが随所に配置されたグリーン。

インテリアを担当したデザイナーさんのセレクトで、あらゆる種類が取り入れられています。

ちなみに、グリーンの水やりは管理人さんが担当してくれるとのこと。元気がなくて心配…なんてことも少なく済みそうです。

共用のTVは1台、天井からぶら下がってます。

この広い空間にしてはすこし小さいかも、と思いましたが、ラウンジではそれほど重要ではないのかも。テレビに時間を奪われ過ぎることもなく、より有意義な時間を過ごせるような。

リビングは誰かと時間を過ごす姿をイメージしがちですが、このラウンジはひとりの時間を豊かに過ごすのにもちょうど良いと思います。

休日、いつもより早起きをしてラウンジをひとり占め。早朝の窓際で飲むコーヒーは、最高に美味しいはずです。


ラウンジには、1箇所だけ靴を脱がなければいけない場所があります。

それが、この小上がり。

床はカーペットで、ごろりと寝転ぶこともできます。

ひとりでのんびり雑誌を広げるのもいいですし、クッションを抱えて、誰かと長時間語り合うのにも向いているかと。

つい、ウトウトしてしまいそうですね。


さて、ここで掃出窓から外に出てみます。

室内と同じフロアラインで続くテラスは、日常的な利用の他に、BBQもできます。

事業者さんも、管理しているシェアハウスでBBQ利用OKというのは初めての試みだそう。裏が山という立地で「多少ワイワイにぎやかに過ごしても大丈夫だから、今回は特別」とのことです。

BBQセットは貸出用のものが備わっているそう。これからの季節、楽しみが増えますね。

さらに奥へと進むと、長いウッドデッキのスペースが。

縁側テラスと名付けられたこの場所は、のんびり日向ぼっこをするにはこれ以上ない環境です。

端っこに腰掛けて本を読んだり、ごろりと寝転がってみたり。

地面と目線が近くなることで、椅子に座っているときには気付かない発見もありそうです。周囲をかこむ植物は四季を楽しめるチョイスになっていて、時期ごとに絶えず風景が変わっていきます。

そうそう、工事中にはホタルが飛んでいたとか。今年の夏も見られますように…。


では、中央に位置するキッチンへ。

4本の柱に囲まれたキッチンスペースは、カウンターテーブルと吊り棚を境に独立性の高い空間です。

シンクとIHヒーターは4セットずつ、対面に並びます。

業務用で掃除がしやすく、シンクもなかなか広めのタイプ。

引出しも大きめで、大人数が集まるパーティーにも充分対応できそうなカトラリーの数です。

中央には大きめの作業台が。

普段の調理はもちろんですが、それこそパーティーなど、何人かで準備をするときに重宝しそうです。天井からコンセントも下がっていて、ハンドミキサーやホットプレートも作業台で使えるのが嬉しいところ。

個人の食材は壁の裏手にあるストッカーに収納できます。

ひとりで2つも使用できるため、容量はなかなか。個人的に使いたい食器なども、ここへしまっておくのが良さそうです。

ちなみに、冷蔵庫は共用のものもありますが、各部屋にひとり用のものが設置されています。

キッチンは、小上がりの隣にすこし小さいタイプも。

機会は少ないかもしれませんが、同時に調理している人が多いときにはこちらも使えます。


ラウンジを出ると、向かいにガラスの扉があります。

さっそく中を覗いてみましょう。

薄暗い部屋の正体は、シアタールーム。

カーペット敷きで、靴を脱いで使用します。

事前予約も可能ですし、空いていれば自由に使っていいシステムとのこと。

やはりと言いますか、ちょうど流れていたDVDは聖蹟桜ケ丘を舞台にしたジブリ作品「耳をすませば」。このシーン、実は建物の目の前を流れる大栗川なんです。自分の住んでいるところがアニメで見られるなんて、なかなか貴重な体験ですね。


それでは、専有部の並ぶエリアへ移動します。

廊下の長さは、どーんと長い約90m。

端の方の人のために、2箇所に水まわりが設けられています。

移動用のカゴごと洗面グッズを持ってきても、充分余裕を持って置ける洗面スペース。

水まわり設備の床は明るめの色で塗装されていて、ラウンジとは雰囲気がガラリと変わります。

手元にはしっかりコンセント。


洗面スペースの隣がトイレです。

ウォシュレット付きのシンプルなタイプ。


シャワールームも各フロアに設置されています。

グレーのサインは男女兼用、ピンクのものは女性専用です。お間違えのないよう。

スタンダードなタイプのシャワールーム。

鏡が付いているのは便利ですね。


メインはシャワーですが、ゆったりバスタブに浸かるなら2階のバスルームへ。

コイン式で、15分100円で利用できます。女性にはやはりバスタブが人気だそう。

他の人に気兼ねなくお湯を張って、好きな入浴剤を入れてもOK。

週末に半身浴でじっくり暖まるのを、自分へのご褒美にしてもいいのかもしれません。


実は、1階部分は、首都大学東京の国際寮として使われます。いろんな国の方が集まるため、意外とグローバルな雰囲気を楽しめる可能性も。

留学生からの希望もあって作られたのが、じっくり勉強に取り組めるスタディ・ルームです。

もちろん誰でも利用OKですが、室内は私語厳禁がルール。自分の部屋ではダラダラしてしまうし、ラウンジに行けば誰かと話したくなってしまう…。本当に真剣に仕事や資格の勉強に取り組みたいときには、いい選択肢になると思います。


では、階段で2階へ上ってみます。

建設当初のトレンドか、階段まわりを中心に渋い意匠が残されているのも魅力的です。

階段裏の曲線、絶妙すぎます。素敵!


階段にうっとりしながら2階へ上がると、すぐ目の前にガラス扉が。

先ほど縁側テラスから見上げた青空が、さらに近くなったルーフバルコニー。

こちらもまた、のんびり過ごすにはちょうど良さそうです。

もしかしたら、ここが穴場かも?


では、おまちかねの専有部を見ていきます。

まずは210号室。モデルルームとしてセッティングされています。

全室8.1畳と、広さは同じ。窓の付き方や収納場所が左右反転する程度で、間取りもほぼ同じと言って良さそうです。

壁の色は全部で4種類。印象がかなり変わるため、好きな雰囲気で選ぶのが良いと思います。

ドアの周りの床はフラットですが、色が変えられています。靴を脱ぐ玄関スペースの目安として使うと便利かも。

デスクとチェアは備え付けですが、使わないときには折りたたむこともできます。

別の家具を置きたくなったら、たたんでベッドの下にしまっておけます。

備え付けのクローゼットは大型で広々。

細かく分かれた収納棚が、意外と洋服の整理に便利そう。引出し代わりの箱を買ってくれば、小物もキレイに収納できます。扉の上のオープンスペースも活用すると、かなりスッキリと生活できると思います。

ガラスドアを開けてみると、広めのベランダが顔を出します。

全室南向きで、日当たり抜群。洗濯物はあっという間に乾いてしまうと思います。植物を置いても、ぐんぐん成長してしまいそう。

でも、「ベランダがあっても、なかなか外干しができなくて…」という方、多いと思います。

花粉症の方や、夜に洗濯する方にも嬉しい室内干しワイヤーも全室に設置。シェアハウスではかなり見かけることが多くなったアイテムです。


続いて、216号室。壁が紺色のシックな部屋です。

部屋の横幅が広めで、模様替えのバリエーションは意外とありそう。使い勝手はともかく、ベッドを横置きにすることもできる幅です。

部屋の鍵はナンバー式のオートロック。ラウンジやシャワーに行くときに都度鍵をかけなくても良いのは便利です。


各部屋のドアには、部屋のサインと同じ形に切り抜かれたマグネットが貼られています。

名前を書いておいたり、デコレーションしてみても面白いかも。


あとの2色は、春らしい若草色の部屋と、

スモーキーな青緑色。

違いは、窓から見える景色と水まわりへの距離くらいでしょうか。4種類なら、迷いすぎずに部屋選びができそうですね。

ちなみに、3階は女性専用ゾーンが設けられています。

水まわりも女性のみ。兼用はちょっと気になる…という方は、こちらを選ぶのが良さそうです。


最後に、外の設備をいくつか見ていきます。

玄関の向かいに設けられたふたつの入口。

よくよく見ると、台形型なのが不思議です。

左側は集合ポストのスペース。

対面には宅配ボックスがなんと23個(!)もあります。さすがにこれなら1つも空いていないという状況はなさそうですね。


右の部屋は喫煙スペース。

館内はもちろんですが、テラスやバルコニーも喫煙はNG。

喫煙時には、この部屋の利用が必須となります。


自転車置場は室内と室外にそれぞれ設けられています。

室内は月額1200円+税、室外は月額600円+税で利用可能。自転車置場の他、バイクや乗用車の駐車スペースもあります。駅前に買い物に行くのに、自転車やバイクがあると便利ですね。


最寄りは京王線聖蹟桜ヶ丘駅

新宿まで特急で直通30分、調布まで同じく特急で11分、立川までは分倍河原乗り換えで13分と、ターミナル駅へのアクセスは良好です。

名前の通り、駅前から桜並木が続いています。

近くの桜ヶ丘公園やシェアハウスの裏手にあるいろは坂公園は桜の名所としても知られ、お花見の時期にはとても賑わうのだとか。

シェアハウスの前を流れる大栗川や裏の山など、自然の身近な穏やかな街。

数年前、初めて聖蹟桜ヶ丘を訪れたときにも感じましたが、晴れの日がとても似合う街だと思います。

自然も素敵ですが、聖蹟桜ヶ丘は駅前が充実しているのも大きなメリットです。

駅に直結したせいせきショッピングセンターOPAThe  Square京王百貨店など、大型のショッピングセンターが立ち並びます。

各ビルにはレストランフロアが設けられていて、外食事情もバリエーション豊富。レストランフロアはどこも23時頃まで営業しているようですから、帰りが遅くなったときにはパッと食べて帰ることもできます。

ショッピングセンターに負けじと、個人商店も元気に営業しています。おばちゃんと仲良くなると、なにかおまけしてくれることもあるかも?


シェアプレイス 聖蹟桜ヶ丘」の運営は「株式会社リビタ」さんが行います。

20室強の中規模から100室ほどの大規模物件までを扱う、リノベーション専門の不動産屋さんです。

新しいシェアハウスをオープンするたび、その大胆かつ繊細なクリエイティブにうならされています。

同時期にオープンした神田の「the C」とは、インテリアの雰囲気も入居者さんのタイプも大きく異なります。聞くに、企画をする担当者さんの好みや性格が色濃く出るのだとか。だから、大変な思いをしながらも楽しんでプロジェクトを進めているそうです。

今回も完成前に担当さんにお会いしたとき、「このあいだ家具が入ったので、見てください!格好良いんですよ!」と写真を見せてもらったのが印象的でした。

「シェアプレイス 聖蹟桜ヶ丘」の最大の特徴は、インタビューでも話題となった敷地全体の外構。

豊かな自然に囲まれた外構を活かすよう、外と内の関係については、かなり考えを練ったそうです。

その結果、リビングの一部のような感覚で使えるテラスが生まれたんだとか。

逆に、室内もすこし外部を意識したインテリアに。デザイナーさんにもそのように依頼し、モノ選びをしてもらったそうです。どことなく乾いた感触の雰囲気も、それが影響しているのかもしれません。

豊かな緑に囲まれて生活したい方、おだやかな街並みに魅了されてしまった方。お問合せはコチラからどうぞ。


大きなスイッチを入れたら、あとは連鎖反応。

面白くなりそうな予感が、ひしひしと。

(テルヤ)

映画「耳をすませば」の舞台としても有名な京王線「聖蹟桜ヶ丘」駅に全108室の新たなシェアプレイスが誕生します。今回のテーマは「木々と暮らす、シェア暮らし」。大きく設けられたデッキスペースやアウトドアスペースなど、ゆったりとした緑豊かな中庭を見ながら...

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