シェアハウス専門ポータルサイトのスタッフによる、シェア生活を楽しむための探検レポートブログ。東京、神奈川、千葉、埼玉、 そして全国各地のシェア賃貸住居をひたすら探検する専門ポータルサイトの隊員達。明日はあなたの物件へ・・・!?

※こちらの物件は2019年3月より、運営事業者が「株式会社スリーコーポレーション」さんへと掲載変更されています。

そのバリューとはいかなるものか。


THE VALUE SHARED HOTEL」という名前の住居が、今回の探検の舞台。

“HOTEL”という響きにも反応してしまいますが、それよりも個人的に気になるのは“VALUE”という冠詞です。

ビジネスのシーンで、成果を出すことをバリューという言葉で表すことがあります。

例えば、投じた時間や資金に応じてそれなりの成果が得られるかどうかを「バリューが出せるか」「バリューを出すには」などと表現するわけですが、何も実際に顧客に提供するものでなくとも、こうした論点で議論されることがままありますよね。

このように、昨今“VALUE”という言葉には「価値」の絶対値だけでなく、そこからの展開、すなわち「価値を見出す」という意味合いが含まれてきているように感じます。

では、"HOTEL"という名の住居からはどのような価値を見出すことができるのでしょう。

ホテル特有のハイエンドな雰囲気が漂う広いラウンジ&キッチンはもちろんのこと、元ビジネスホテルの設備を活かした住室、そして賃料もバリューを考える際に必要となる大切な要素。

例えば、ホテルライフをそのまま日常に持ち込んだところで、すべてが日常生活を豊かにしてくれるとは言い切れません。でも、ホテルでの緊張感や充足感を適時適所で味わうことができれば、休日も、もちろん仕事の質も、より良いものにできる部分がありそうです。

単に時間や空間を重ねる楽しさだけにとどまらない、これからのライフスタイル。伸びゆくシェアハウスの可能性に焦点を当てて、考察しながら見てゆければと思います。


竹ノ塚駅前のロータリーから伸びる大通りをまっすぐ進み8分ほど。車の交通量も商店も多い道のりは、夜でも結構明るいのではないかと思います。

ファミリーレストランを横目に交差点を右折すると現れる、モダンな意匠の建物。こちらが、今回のシェアハウスです。

ルーバーによる直線的なラインと、ロートアイアンのほどよいクラシカルな装飾の融合。

絶妙なバランス感覚。アイアンの装飾は歳を重ねるごとに風合いも出てくるかと思います。

エントランス脇には乗用車が停められていますが、あくまで来客用とのこと。

住人さんは駐輪のみとなります。

エントランスの自動扉をくぐると、ホテルの面影が残るロビーへ到着。

コンシェルジュが迎えてくれそうな雰囲気が漂っていますが、基本的には無人。

内覧時などは事業者さんがこちらで待機しているそうですが、あくまでホテルでなく我が家ですから、そちらのほうが気が楽かも知れません。

メインのラウンジは地下1F。エレベーターで移動します。


エレベーターの扉が開くと、モザイクタイルが醸し出すムーディな空間が広がります。

目的のメインラウンジは廊下の先。

さて、広いラウンジに到着です。

ル・コルビュジエのソファが惜しみなく並べられた様は、非日常感が色濃く漂います。しっかりとした奥行きのあるスペースだからこそ成せる、贅沢な空間。

また、地下フロアではあるものの明るさは十分。特に朝から昼にかけて、たっぷりと陽の光が入る設計になっています。夜には落ち着きのある照度でムードのある空間が演出されそう。

この広いラウンジでは、どんなシーンが生まれるのでしょうか。

随分とスペースはあるものの、実際のところオープンな交流よりも、テーブルごとにゾーニングされた程よくクローズな空間で距離感の近いコミュニケーションが生まれそう。

個人的には、毎夜賑やかなパーティが繰り広げられるというより、落ち着きのあるプライベートなシーンの方がしっくりくるかな、という印象を持ちました。

出張先のホテルのロビーでは、しばしばノートPCを広げて作業をしている人を見かけます。

僕もまたその経験がありますが、広い空間の中で自分の時間を満喫できる空間がホテルには存在し、故に作業が捗るわけです。

オープンの中に在るプライベート。作業の場として意外にも、読書に、密なトークにと、重宝するスペースになるのではないでしょうか。

アクティブなシーンはどうでしょう。

嬉しい出来事があった日、新しい住人さんが引っ越してきた日、地元から出てきた友人が我が家へ遊びに来た日。そういった日にはラウンジの脇に設けられたプレイルームが活躍しそうです。

プレイルームには卓球台。できれば浴衣を揃えておきたいところですが、浴衣でなくともほっこり体温も心も暖まりそう。

シックなムードを活かして格好つけるなら、ダーツゲームに興じてみるのも。

ひと通り楽しんだ後は、畳の上でゴロゴロするのが日本のココロ。

TVを見ながら談笑して、ほっと一息。そんなシーンも大切です。

他にも、面白いスペースが用意されています。

ラウンジの奥の廊下を進んだ先には、スクリーンで映画を鑑賞できるシアタールーム。

天井には大型のプロジェクターが、部屋の四隅にはサラウンドスピーカーが設置され、映画鑑賞などではかなりの迫力が期待できそうです。

また、こちらのトランクルームも便利に使えそうです。

利用は別料金とのことですが、シーズン物の洋服やトラベル・キャンプ用品などスポットでしか使わないモノを収納してしまえば、部屋がすっきりして快適になるはず。

巷の貸し倉庫スペースよりも安価で手軽に使えるのもメリットかと。


ラウンジの奥は、キッチン&ダイニングとなっています。

こちらも、ラウンジに負けず劣らずの広さを誇ります。

ざっと見積もっても40席ほどあります。スタンディングのパーティーなどでは100人位なら余裕をもって収容できるのではないでしょうか。

また、ル・コルビュジエのソファを筆頭にモダンで仕上げられていたラウンジに対し、キッチン&ダイニングスペースはロートアイアンの家具によるクラシカルな雰囲気。

棚受けやテーブル、スツールと随所にアイアンワークが見られます。

肝心のキッチン設備はというと、壁一面にずらりと並んで配置されています。

3口のIHコンロ、シンクともに3台ずつ。オーブンや作業スペースもしっかり確保されているのが嬉しいところ。これだけあれば、使いたい時にキッチンが埋まっていて使えない…といった心配はいらないはず。

キッチン家電や調理器具は、キッチン脇にずらり。

種類ごとにまとめて配置しておくと、それだけで画になってしまうのが面白いところ。使った後は元の場所に戻す、というルールを守って整理整頓された状態を保っていただければと思います。

キッチン&ダイニングの奥には、こんなスペースも設けられています。

ドアに掲げられた文字は「PARTY ROOM」。

少しカラオケルームのそれを思い浮かべてしまいますが、設けられたスペースは想像したものより随分と充実したスペース。

TVにDVDプレーヤー、システムキッチン、食器と必要なものは揃っている用意周到な空間。友人を招いて身内でパーティをしたい場合など、事前に予約しておくことで利用出来るのだそう。

個人的な友人・知人をシェアハウスに呼んであれやこれやしたい時には割と気を使うシチュエーションがあるもので、この設備は思いのほか気が利いているのではないかと思います。

キッチンもストレスなく料理が出来るサイズです。


つづいては水回り設備。

水回り設備は、エレベーターを出てラウンジと反対方向へ進んだ先にあります。

80室弱という規模の住まいですから、水回り設備には一層気をつけたいところ。今回もこういったサイズの物件の例に漏れず、女性用と男性用、それぞれ分けて設けられています。

女性用のスペースには、必須のパウダールーム。

混雑をなるべく解消すべく、洗面台が4つ設置されています。

洗面台の周りにはバスルームが3室。

足を伸ばせる大きめの湯船に、水圧やノズルタイプを切り替えできるシャワーヘッド。設備面では納得できるかと。

別フロアにもシャワールームが設けられていますが、女性専用でかつゆっくりと湯船に浸かりたい方は、こちらを利用することなります。

続いては、男性専用スペースへ。

男性専用スペースは、女性専用スペースにくらべコンパクトな設計となっています。

バスルームも設けられていますが、こちらは1室のみ。

バスタブの付いた男性用の浴室はここだけなので、お風呂好き男子はうまく利用時間を調整するなどの工夫が必要となることがあるかもしれません。

トイレは女性専用スペース、男性専用スペースともにウォシュレット付です。

また、ランドリー設備はエレベーター脇に設けられています。

数は十分にあるかと思いますが、利用する際はコイン式ですのでお財布を忘れずに。


さて、一度エントランスロビーに戻ります。

というのも、ロビー脇のドアの先が気になって。

ドアを開けると…カランカラーン。そう、ここはカフェなのです。

念のため、注意しておきますが“カフェ風のスペース”ではありません。近隣の方も、通りすがりの人も立ち寄ることができる歴としたカフェです。

カフェの名前は「101 Room Cafe」。

なかなか個性的な名前だと思いませんか。もともと101号室だったのかな?と予想してしまう方も居るかと思います。

由来を伺ってみると、

『このカフェも、部屋の一つ』という思いから名付けられた名前なんです、とのこと。

なるほど、なるほど。

天気の良い朝ほど、おいしいコーヒーが飲みたくなります。

朝寝坊した休日の昼下がりほど、ドイツパンやワンディッシュプレートが食べたくなります。

コーヒーが飲みたい、ランチが食べたいと思うときに限ってカラダが動こうとしない、という経験は誰しもあるのでは。

気持ちの良い日に限って、理想のライフスタイルを叶えたい願いと、ぐでぐでと怠けたい本能が対立してしまうのです。

双方の欲求を満たすことは出来ないものか…なんて贅沢極まりない悩み。

でも、もしかすると、101 Room Cafeが解決してくれるかも知れません。

カフェが生活の一部に溶け込むというスペシャル。

部屋さえ出ればカフェはすぐそこなのです(寝癖など最低限の身だしなみは整えたいところですが)。

美味しいコーヒーを飲んで目覚める朝は気持ちよさそう。テラスでランチを楽しむ毎日ってなんだか素敵そう。

自ずと日々の暮らしがキラキラ、ワクワクしてくるんじゃないか、なんて。


カフェのテラスも気持ちが良いですが、屋上のウッドデッキテラスも負けず劣らず気持ちが良い空間です。

3Fフロアまではエレベーターで、その先は階段を使って屋上へとアクセスします。

屋上には、幅が広めのウッドデッキテラスが広がります。

デッキチェアやテーブルが並べられていますので、天気の良い日、お弁当片手にぶらりやってきて青空ランチと言う手もあり。

BBQもOKとのこと。スカイツリーも見えます。夏場だと花火大会も楽しめそうですね。


それでは、お待たせしました。専有部フロアを見ていきます。

各フロアはこんな感じで、まっすぐに伸びた廊下沿いに部屋が並んでいます。

また、廊下の突き当りにはキッチンが設けられています。

軽食や夜食など、エレベーターに乗るのも面倒くさいシーンでは便利かも。

また、3Fにはシャワールームが6室、パウダールームが1室設けられています。

洗面台はすべてシャワーノズル付き。

3台なので混み合うかも知れませんが、地下に降りる手間を考えると、やはり部屋と同じフロアにあって嬉しい設備だと思います。


では、専有部を見ていきます。まずは、302号室から。

専有部内はスッキリとシンプル仕上げです。

ベッドの上のスペースはハンガーポール付き。ウォールランプの下にはデスクを置くのが定石かなと思います。

特徴を挙げるとすれば、部屋ごとに変わる壁紙ち、各部屋にトイレが設置されているというところ。

究極のプライベート空間とも言えるトイレは、やはり自室に欲しいなぁと思っている方も多かったのでは。元ホテルという構造を活かした設計です。

つくり手はトイレで行くか、浴室で行くかという究極の選択もありそうですが、今後のシェアハウスに取り入れていきたい文化でもあるなとも感じたり。

そうそう。ホテルの名残はこんなところでも、感じ取れます。

それは、各専有部のドアのサイン。「Sw」の文字は「セミダブル」と呼んで下さいませ。


こちらは、304号室。

基本的には302号室と同じ内容ですが、壁紙の色が落ち着いたブラウンです。

他にも、明るいブルーや小紋の花柄など、いくつかバリエーションがあるので、好みのテイストを探してみるのも楽しそうです。

ドアノブには、ホテルでよく見るアレが掛けられていました。


こちらは広めの323号室。

こちらも設備等は302、304号室と同じですが、専有面積が若干広めに取られています。

専用のトイレもあり。ウォシュレット付きです。

「Tw」はもちろん「ツイート」ではなく、「ツイン」です。


和室の部屋もあります(313号室)。

畳6枚分の和室とフローリングのスペースからなる、不思議な間取りです。

占有スペースが他の部屋に比べて広いため、2名での入居も可能とのこと。

このとおり、収納スペースも扉2枚分あるのは嬉しいところです。

水回り設備として3点ユニットが設置されています。


1F、2Fフロアの専有部は、全室3点ユニットが設置されています。

ということで、こちらは222号室。

こちらの部屋はモデルルーム。家具はインテリアの参考として、見ていただければと思います。

ポールハンガーの使い方は参考になりそうですね。

ベッドの頭のあたりには凹みがあるので、目覚まし時計をおくことができます。

入り口のウシ君に一言。踏んでる、踏んでる。


最後にロビー先の廊下沿いに並んだ、1Fの部屋を見てみます。

こちらは121号室。

間取りは2Fの222号室(モデルルーム)とほぼ同じですが、ベッド上部の収納が建付けになっています。

また、マットレスの下も収納スペースとして利用可能。ただ、純粋な収納量と利便性で比べると、1Fの部屋のほうが有利かなと。

ドアまわりには靴箱用の収納スペース。

今更ながらですが、靴は各部屋に入る際に脱ぐこととなります。


THE VALUE SHARED HOTEL」の最寄り駅は、東武伊勢崎線改め東武スカイツリーラインの竹ノ塚駅です。

※「東武スカイツリーライン」は押上駅曳舟駅間の愛称なんだそうですね。

日比谷線に直通しているので、上野まで20分、大手町まで22分、秋葉原まで23分と、イーストサイドの各ターミナル駅までのアクセスは良好。

駅前には飲食店や量販店がならび、賑わいも見られます。

駅周辺の賑わいも嬉しいところですが、物件のすぐ近くに大型のスーパーがあることが何よりのメリットかと。

大体の生活用品はこちらで調達できそう。生活の強い味方がそばにいると、心強いものです。


運営をされるのは「株式会社前田」さん。

シェアハウスの管理は今回が初めてとのことですが、一般賃貸物件の管理のエキスパート集団とお聞きしております。

第一印象は勢いのある元気な姿勢。はじめて電話口で話した時の、グイグイと引っ張っていく力強さは未だに印象に残っています。

入居者と同じ視線に立って、より楽しめるライフスタイルを提供したいと話される前田さん。日々の研究と経験の積み重ねが、物件のデザインや企画の随所に取り入れられたのだそうです。

規模の大きな物件ですが、おそらく事業者さんとの距離感は思ったよりも近くなりそう。だってほら、「前田さん」と口にすると、なんだか親近感も湧いてくるきがしますし。

冗談はともかく、真面目に楽しさを追求する姿勢は応援したいところですね。

もともとホテルだった空間をしっかりと活かす意識を持って生み出された「THE VALUE SHARED HOTEL」には、住みんでみて初めて見出だせる楽しさ、面白さがありそうな気がします。

「HOTELに住んでみたい!」なんてことを思い描いたことがある人は、決して少なくもないはず。今こそ、妄想を実現させてみてはいかがでしょうか。

席を蹴って立ち上がってしまった方、コチラからお問合せ下さいませ。


ラウンジ&キッチン、そして諸々の施設をチェックした後は、賃料にも注目してみて下さい。

すべての要素コミコミでの「バリュー」なのですから。

(イシクラ)

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