シェアハウス専門ポータルサイトのスタッフによる、シェア生活を楽しむための探検レポートブログ。東京、神奈川、千葉、埼玉、 そして全国各地のシェア賃貸住居をひたすら探検する専門ポータルサイトの隊員達。明日はあなたの物件へ・・・!?

※こちらの物件は2016年10月より運営事業者が「OKラボ」さんへと掲載変更されています

ベーシックを、住みこなす。


ファッション誌のなかで、憧れのあの人が見せるワンカット。

白いシャツを濃紺のデニムに合わせただけなのに、どうしてこんなにお洒落に見えるんだろう。何でもないベーシックな組み合わせでも、なぜだか、きらめいて見えるスタイリングがあります。

レザーの小物でうまくバランスをとっていたり、何気ないところで差し色を効かせていたり、そもそもスタイルが良かったり。 お洒落の達人ならではの技が随所に光っていることも確かですが、スタンダード・スタイルの魅力は、やはりその人の表情や佇まいから生まれるような気がします。

シェアテラス 大倉山」は、どこか、そんなスタンダード・スタイルにも似た魅力を感じさせるシェアハウスでした。

ラウンジなどの共用部はシンプルでアクのない北欧テイスト。でも、ただの「シンプル」にはおさまらない、上品な魅力が漂います。

白のクロスにブラウンとネイビーをあわせたベーシックなスタイリングに、配置された家具の良さがきらりと光る細かな整えかた。たとえば、オレンジ色のクッションのキュートさであったり、ペンダントライトの繊細なフォルムであったり。

陽の光の入り方や通り抜ける風まで考えて、心地の良い日常のシーンに溶け込ませてしまう。そんな、したたかな力量を感じます。

正直、このバランス感覚をピリッと自分のものにするには、すこし時間が掛かりそう。そうは言っても、洗練されたスタンダードな暮らしに日々触れるからこそ身につくものも、あるような気がします。


ギリシャの街をモチーフにしたという駅前のエルム通り商店街を抜けると、のどかな環境がシェアハウスまで続きます。緑の豊かな中学校の敷地を横目に歩くこと11分。閑静な住宅街のなかに現れる、きりりと姿勢よく佇む4階建ての建物が「シェアテラス 大倉山」です。

もともと2世帯住宅として建てられていた建物ですが、シェアハウス化にあたって外装から内装に至るまで全面的にリニューアルしたとのこと。

「なかなか大規模な改修だったけど、そのぶん細部まで丁寧に想いを込めてつくることができた」と、建築士でもあるオーナーさんは話します。

そんな想いは、実は真っ白にペイントされたエントランスにも表れています。

エントランスの屋根の裏に見える、塗装の施されていない一部分。

実はこれ、毎年やってきているツバメが巣作りをするためのベースなのだそうです。

塗装を施してしまったら、ツバメが帰ってこれなくなってしまうかもしれない。そんな配慮から、この部分だけあえて改修前のまま残したそう。つくり手の繊細な人柄が透けてみえるようです。

さて、奥に見える玄関の鍵はナンバー式。

ピピっと解錠してドアを開けると、そのまま、さわやかな白い空間が広がります。

玄関の土間部分は、なんと大理石。さらりと使うあたりにセンスを感じます。

玄関には靴箱収納が設けられています。

部屋数は全8室。おそらく、1部屋で背の高い扉の半分ほどのスペースが利用できる計算です。高さのあるブーツなども余裕をもって収納できます。

廊下にはホームエレベーターが設けられています。

ホームエレベーターの動くスピードは、オフィスなどのエレベーターに比べると遅く感じるかも。 ただ、両手いっぱいに荷物を抱えているときや、大型の荷物を部屋に運ぶときには重宝すると思います。

実際に、ソファの搬入時にはかなり活躍したのだそう。


共用のリビングは、最上階の4Fです。

天気がよければ、エレベーター前まで気持ちの良い明かりが差し込みます。

リビングは3面すべての窓から陽の光が入り込む、開放的な空間です。

この明るさと開放感こそ、最上階にリビングがあることの最大のメリット。

階段で移動しても、たどり着けば多少の疲れは吹き飛ばしてくれる爽快さが待っています。(そもそも、エレベーターを使えば疲れないですしね)

リビングは、ソファスペースとダイニング、キッチンが互いに適度な距離感を保ち、ゆるくゾーニングされています。

なかでも、一番ゆとりのあるソファスペースは、大型の3シーターソファが2台も置かれた贅沢な場所。

ゆったりとソファに座って、大型テレビでDVDを鑑賞することもできます。

真っ白なクロスに映える、寄せ木のフローリングの濃いブラウンとネイビーのソファ。

スタンダードなカラーコーディネートですが、クッションを差し色として配置したり、随所に個性的な観葉植物を配置するなど、緩急をつけることでオリジナリティを感じさせる仕上がりになっています。

王道のスタイルを、ここまでしっかりコーディネートできる達人の技。

聞けば、オーナーさんが一緒に仕事をしていた百戦錬磨のインテリアチームの監修なのだとか。プロの仕事ならではの厚みと安定感を、ひしひしと感じます。

ソファスペースから眺めたダイニングも、さまになります。

キッチンから料理を運んできて、美味しく食事をしておしゃべりをする。そんな風景を自然に思い浮かべることができるのは、空間設計がしっかりしている証拠でしょう。

毎日の生活のシーンを演出する、気品のあるインテリア。

細部まで洗練されているからこその完成度です。


では、キッチンを見ていきましょう。

リビング全体のちょうど中央に位置するキッチンは、まるでアイランドキッチンのような配置でありながら正面に壁が設けられた、ちょっと変わった仕様。

壁の存在感は好みが分かれそうですが、たとえば、炒めものや揚げ物を調理しているとき、この壁が油の飛び跳ねをしっかりガードしてくれます。シンクの水はねも同様ですね。

加えて、上部にたっぷり収納があるため、食器やキッチンツールが取り出しやすそうです。

もちろん、この壁がゾーニングにも一役買っています。ある意味、しっかり目の前の料理に集中できる間取りです。

キッチンツールは、鍋やフライパンをはじめオーブンレンジ、コーヒーメーカー、炊飯器など、ひと通りのものは揃っています。

ふと、ダイニングの方へ目を向けると、窓越しに開けた眺望が視界に飛び込んできます。

ふわりと揺れるカーテンの先に、ぽかんと開いた大きな空。

つい、ユーミンのあの曲を口ずさんでしまいます。


キッチンの隣には、洗面室があります。

キュートな丸いミラーが2枚。

洗面台も2台並んで設置されています。

洗面台の対面には、おなじく2台の洗濯機が設置されています。

洗濯機は乾燥機能付き。 洗面台から直接ベランダへ出られるので、洗い終わった洗濯物を干す時も、手間取ることはありません。


バスルームは2Fに集約されています。

階段を上って廊下の左手がバスルーム、右手がシャワールーム。

バスルームはこんな感じ。

窓があるので明るく、使用したあとで換気ができるのも嬉しいポイント。広さも十分あり、ゆったりバスタイムを楽しめます。

脱衣室も余裕のある広さ。

脱いだ服を置いておく棚も設置されていて、使いやすそうです。

シャワールーム内部。

ミラー付きはポイントが高いですね。

壁にはバスタオルを引っ掛けられるフックが設置されています。

トイレはウォシュレット付きです。

4Fを除いた各フロアに1室ずつ、計3室用意されています。


それでは部屋を見ていきましょう。まず、こちらは301号室。

床も壁も天井も、すべて真っ白に統一された爽やかな空間。窓から採り込まれた光が部屋中に広がり、開放感は抜群です。

ナチュラルトーンやポップなテイストのインテリアが、しっくり馴染みそうですね。シャビーシックで揃えてもハマりそうです。

部屋にはクローゼットが用意されています。クローゼットの上にも収納ボックスを置けば、シーズンオフの洋服も上手に収納できそう。


こちらは303号室。301号室とは変わって、ダークトーンの内装です。

ウォルナットのデスクや、アイアンのチェアなど、落ち着きのある家具との相性はまず間違いなしだと思います。

床のフローリングの木目がくっきりと表れているので、インテリアも格好良く仕上がりそうですね。


202号室にはサンルームが設けられています。

大きな掃き出し窓の先は、ベランダではなくサンルーム。南向きで、陽の光もサンサンと入ります。

プランターで家庭菜園‥とまでいかずとも、大型の観葉植物や多肉植物の寄せ植えなど、植物を育ててみるものいいかも。

洗濯物を干すときも雨が吹き込む心配がないので、使い勝手がよさそうです。

夏場はすこし暑くなりそうですが、春、秋シーズンはぽかぽかと読書をして過ごしたいスペースです。


最後に、こちらが101号室。掃き出し窓が道路に面している部屋です。

窓の先には目隠し用のルーバーが設けられているので、カーテンを開けても、外から丸見えになることはなさそうです。

ルーバーと窓の間のスペースは、駐輪場としても使って良いとのこと。サイクリストなら、乗り入れやすくて便利に使える部屋かもしれません。

リビングから一番離れている1Fにはミニキッチンが設置されています。

ちょっとお湯を沸かしたいときなど、重宝しそうです。


駐輪場はエントランスに設けられています。

玄関の隣にも、2台分の自転車スタンドがあります。

自転車は1人1台まで無料で停めて良いそう。バイクも停めることができますが、有料とのことです。

スペースに限りがあるため、サイクリストは内覧時に空きがあるか、しっかり確認したほうが良いでしょう。


最寄り駅は、東急東横線大倉山駅です。

横浜駅までは15分、新幹線停車駅の新横浜駅までタクシー約1メーター(約2km)の距離です。

都内へ向かうなら、渋谷駅までの所要時間が30分ほど。乗り換えもないですし、渋谷近辺までのアクセスはまずまずでしょうか。渋谷と横浜を行き来することの多い方、新幹線での移動が多い方には便利な立地だと思います。

駅周辺には区役所等の公共施設をはじめ、成城石井・ライフなどのスーパー、コンビニ、スポーツジムなど、さまざまな施設が立ち並びます。

駅前のエルム通り商店街の雰囲気も、ハイソで治安の良い雰囲気が漂います。ギリシャ風の建物を眺めながら散歩するだけでも楽しそうですね。案外知られていませんが、雰囲気のある素敵な街だと思います。


管理を行うのは「松栄建設株式会社」さんです。

運営の細かいところは、オーナーさんと二人三脚で行います。

今回の「シェアテラス 大倉山」は、以前手がけた「SHARENEST TOYOKO」がキッカケで始まったプロジェクトとのこと。オーナーさんのご自宅が近所で、松栄さんとの出会いもシェアハウスのオープン時の挨拶まわりだったといいます。

それまで「シェアハウスの存在も知らなかった」というオーナーさんですが、入居者さんや「おばあちゃんコンシェルジュ」のおばあちゃんと日々触れあうなかで、シェアハウスの暮らしのあり方やコニュニティに可能性を感じたのだそうです。

オーナーさん自身がSHARENEST TOYOKOの暮らしの雰囲気に触れてきたせいか、シェアテラス大倉山に漂う空気もよく似ているように感じます。「自立した大人同士が、心地良い距離感で暮らせる環境になるといいですね」と語るオーナーさんと、それをサポートする松栄さん。とても良いタッグだなと思います。

ちなみに、シェアテラス大倉山でも「おばあちゃんコンシェルジュ」を採用する方針とのこと。

SHARENEST TOYOKOには、一部におばあちゃんファンもいるそう。こちらの記事をチェックして、どんな雰囲気か掴んでいただければ。

3月の引越しシーズンの最中、残りの部屋数もわずかです(2015.3現在)。お問合せはお早めに!


暮らしの豆知識、旬の味、生活の知恵。

暮らしの本質を知り尽くしたおばあちゃんもまた、ベーシックスタイルの達人なのかも。

(イシクラ)

2015年2月1日ニューオープン!東横線『大倉山』駅前のエルム通り商店街をぬけ閑静な住宅街に佇むシェアテラス大倉山。横浜では珍しい平坦な10分余の道のりです。新幹線停車駅の『新横浜駅』までタクシー約1メーター(約2km)、区役所等の公共施設、成城石...

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