シェアハウス専門ポータルサイトのスタッフによる、シェア生活を楽しむための探検レポートブログ。東京、神奈川、千葉、埼玉、 そして全国各地のシェア賃貸住居をひたすら探検する専門ポータルサイトの隊員達。明日はあなたの物件へ・・・!?

※2020年11月より運営事業者が「株式会社ふたこ不動産」さんへ変更されています。

ワンちゃんも一緒。そんなに見つめないで。


今回のシェアハウス探検隊は、用賀に誕生した「jamming house 用賀」。

戸建ての2,3階をシェアハウスとして改装した男女5部屋の物件です。実は1階にはオーナーさんがお住まいで、玄関は共用。でも、リビングや専有部は完全に独立した造りになっているのでお気兼ねなく。

ただし、オーナーさんの愛犬かつ管理人のジャムちゃんは、ときどき入居者さんの様子を見に上がってきます。とってもおとなしいですが、これも仕事。最近はいろいろな物件が増えていますが、この規模感、このムードも、やっぱり良いものです。

秘かに建物の地下にはバーが入っていて、眠れぬ夜のお供にもなりそうです。ちょっと大人向けな側面もあるのが、ほど良いバランス。


さて、駅から住宅街を歩くこと約7分。

周囲にあまり背の高い建物もなく、広々と空が開けた角地にシェアハウスの外観が見えてきます。

近くまで来ているのに迷ったら、路面の渋いテナントが目印。

ちょうど角のあたりから階段を上ると正面玄関がありますが、建物の構造上、ここが1階となります。

玄関前のタヌキ達。オーナーさんが住んでる感、出してます。

1階にはオーナーさんが住まわれているので、玄関は共用。タヌキ達とちょっと目線が合ったりもしますが、スルーしてそのまま内部へと入ってみます。

靴箱はオーナーさん用とは別に、シェアハウス用にきちんと独立したスペースが用意されています。

こんな風に。5人で利用するには十分なスペースです。

土間の扉の奥は、オーナーさんの事務所になっています。


玄関から廊下に上がって、そのまま突き当たりにある階段を上ると、そこはもうリビング。タヌキを念頭に置いていると、少しビックリさせられる落差のある空間が拡がります。

じゃん。

アンティークや造作の家具がさりげなく調和する、落ち着いた空間。

おおよそ2mの長さを誇るダイニングテーブルは、ウォルナットの無垢材だとか。あえて不揃いにされた椅子たちが、緊張感を和らげてくれます。ちなみに右端に見切れている白いドアの先にはバスルームがあります。

内装はトーンを揃え、北欧デザインの家具を中心にコーディネート。大きく連なる窓からは自然光が燦々と注ぎ、調光可能なペンダントライトの明かりが常にほど良く灯ります。階段の並びに見える扉はお手洗いで、その隣に201号室があります。

「入居者全員が着席しても、ゆったりとくつろげるように」との願いから選ばれたこのダイニングテーブルは、みんなが集まる場所だからこそ象徴的なものにしたかったそう。

その奥には、ゆったりしたソファとローテーブルのリビング・コーナー。

DVDも備えられた大型テレビの音響は、5.1chサラウンドシステム。ハテナ?と思う方も多そうですが、モノラルはスピーカー1つ、ステレオで2つ、5.1chサラウンドだと6つです。なんとなくでも、強者具合が伝わるでしょうか。

赤オレンジの色味が雰囲気のある革張りのソファはアンティークだそうです。いたずらに剥き出した天井のコンクリートや梁は、白くかけられた塗装によって新たな表情を生み出しています。

リビングの大きな窓からは、そのままベランダに出ることもできます。

写真の奥にぶら下がっているのは荷物運搬用の吊具で、必要であれば利用可とのこと。80キロまで上げ下げできるそうですが、大きな家具の持ち込みはできませんのであしからず。


ダイニングの一角に、キッチンがあります。

システムキッチンとダイニングを間仕切るように設置された作業台は、なんと食器棚を改造して作ったのだそう。棚の上下を分解して背中合わせに配置したようですが、広さも高さもちょうど良く、なかなか実用性も高そうです。

ダイニング側から真正面にキッチンを見ると、こんな感じ。

では、このままグイグイと中へ行ってみましょう。

大きめのシステムキッチンを、事業者さんがトリコロールカラーに塗装。この面積を塗るのはなかなかの大仕事だったはず。

食器棚かな?と、シンク脇の扉を開けてみたら、食器乾燥機でした。乾かすだけなので、この位置でも不便はないのでは。

電子レンジの上にちょこんと置かれたニワトリ。実はエッグボイラーという、ゆで卵を作る機械です。かわいい顔して、一度に7個も作れちゃう優れもの。

かわいい顔した調理道具は壁にもズラリ。並んだクマさんたちが、今かと出番を待っています。

大型冷蔵庫が1台と、3口のガスコンロ。

ルクルーゼや琺瑯のミルクパンも用意。フライパンや鍋類は、シンク下に収納されています。

6室で利用する上では、設備も空間も充分すぎる充実ぶりでしょう。

作業台の裏側は、部屋ごとに分けられたストッカーになっています。

ツマミや取っ手もアンティークの部品と取り替えて、独特のアクセントに。

ツマミを引くと、中には食器が収納されています。

各種、しっかり人数分。


続いては、水周り設備を見ていきます。

広々とした脱衣室には、全面に淡いピンクのタイルが貼られた、やはり広々とした洗面台。全面タイル貼りって案外見かけないものですが、掃除も楽だし、かなり機能的なはず。

正面に立って改めて見てみると、キッチン以上にこれでもか!というくらい、大胆に塗装。よく見ると、大きな鏡にバスルームが反射していますね。

目が覚めるような目映いピンクと赤のコントラストは、もちろん手塗り。大胆すぎて好みは分かれるかもしれませんけど、この自由な心意気や良しです。

脱衣室に洗面台が設置されている為、バスルームの使用中は洗面台は使用できません。時間帯によっては少し際どい設置数になると思いますので、朝などは長風呂厳禁と肝に銘じておいた方が良さそう。

洗面台には、訝しげな表情のワンちゃんのソープ・ディスペンサー。

さて、振り返ってそのままバスルームもチェック。

こちらは脱衣室とは一転した青一色の空間。もちろん、朝以外はお湯を張ってゆっくり入浴も可です。

今度はリビングに面しているお手洗いを見てみます。

ウォシュレット付きのお手洗いも、さわやかなライトブルーで統一。お手洗いは3階にもう一つ設置されています。

どうやらオーナーさん、かなりタイルがお好きな様子です。


では、そろそろ専有部のある3階へ。カーペット敷きの階段は、階段を上り下りするときの音を吸収してくれます。

階段を上る途中で明るさにつられてふと見上げると、ぽっかりと天窓が。

晴れた日は、写真に見えるシャンデリアの照明も必要ないほど明るいそうです。

3階の廊下には、またもや事業者さんの旺盛なペンキ力の発揮された収納スペースが。3階には4部屋あるので、1ブロックずつ割り当てるにはちょうどです。

扉を開けてみると、中には仕切りがついていました。

収納できるものも限られそうですが、きっとふさわしい何かがあるはず。


では最後に専有部へ。まず、和室を大幅にアレンジした301号室。

真っ白に塗り上げた壁と床は、塗り終わるのに3日もかかったそう。

押し入れにはカーテンを付けて、全体的に洋風仕上げ。

柱と壁の間にちょうど収まったベッドがいい感じ。各専有部には小さなテーブルと椅子も置かれています。


こちらは、2面窓からの日差しが贅沢な302号室。

麻のカーテンは手作りだそうで、天然素材を通して落とされる光が、部屋を一段と明るくさわやかに魅せてくれます。

出入り口の隣にある収納スペースは、扉を外してスッキリと。

窓の外にあるベランダは、303号室とつながっています。


お隣の303号室は、ちょっと大人の雰囲気。

広さはおおよそ6.5畳。広めに感じるので、おそらく収納部分は不算入だと思います。

スッキリして使いやすそうですね。


斜めの天井が屋根裏っぽい雰囲気の304号室は、10.4畳の広さを生かして2名入居も可。

ということで、ベッドも2台設置されています。

長い部屋の特徴を生かして、端と端に1台ずつ。


さて、建物の路面部には、なかなか渋い佇まいのバーの入り口があります。

建物の構造上ここは「地下」なのですが、ま、きっと色々あるのです。ややこしい話は置いといて、とりあえず中へ。

すると、そこにはなぜかランドリーが。

しかも引いてみると、待合室付き。

なんでしょう、このただゴトでないゆるーい感じは。椅子の上にはテーブルランプ、天井にはサーフボード、そして左の奥に見えるのが、バー。

洗濯機と乾燥機はコイン式で、ご近所の方も利用可能。仕上がりを待っている間に奥のバーで一杯、知らない間にご近所さんとも仲良くなって。こういうスペース、きっと楽しいはず。

入居者さんもここを使いますので、少し面倒と言えば面倒かもしれません。でも、そこはぜひ、ポジティブに捉えて楽しんで頂ければ。


さて、今回探険した物件の最寄駅は、東急田園都市線用賀駅

渋谷駅までは直行で14分、そこから山手線に乗り換えれば新宿駅まで7分。都心へ出る際には一度渋谷まで出て各線に乗り換え、という流れが基本です。また、物件から各線・二子玉川駅までは歩いて15分。週末はペダルをこいで河川敷辺りをのんびりサイクリング、なんていう楽しみ方もできちゃいます。


「jamming house 用賀」を運営するのは「アルス株式会社」さんです。

二子玉川エリアを専門に取り扱う不動産業者さんです。シェアハウスは今回が初めてということで、かなり緊張されていた部分もあったようですが、物件について話す物腰からは真摯な姿勢を感じました。また、この地域に関してもかなり詳しいそうなので、オススメのスポットなども聞いてるといろいろ教えてもらえるかも。

「jam」という言葉を辞書で引いてみると、果実を砂糖で煮詰めた保存食の他にも、音楽用語では即興演奏、トラフィック・ジャムといえば渋滞と、様々な用法が出てきます。勝手な解釈ではありますが、共通しているのは何かがギュッと詰まった感じ。なにかこう、点在するモノを1箇所にまとめたような…

今回の物件、確かにそんな部分があるのかもしれません。手間暇を尽くした家具や内装、別れているとは言え、同じ建物に暮らすオーナーさんと、愛犬のジャムちゃん。

さらには不思議なランドリーに、併設された地下のバー。そこで生まれるコミュニケーション。そんな様々な楽しみ方が凝縮された捉え所のない、でも何やら楽しそうなシェアハウスが気になった方は、コチラからどうぞ。


最後に、噂の(?)バーへ。

眠れぬ夜に、洗濯がてらに。いろんな口実が、あなたを待っています。

(ホン)

東急田園都市線「用賀駅」から徒歩6分、「二子玉川駅」から徒歩15分。都心のあらゆる場所へイージーアクセス!パン屋さん、お惣菜屋さんや雑貨屋さんがたちならぶ庶民的な用賀商店街やショッピングセンターで賑わう二子玉川でお買い物。少し足をのばして緑あふれる...

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