やわらかい方の緑と黄色

シェアハウス専門ポータルサイトのスタッフによる、シェア生活を楽しむための探検レポートブログ。東京、神奈川、千葉、埼玉、 そして全国各地のシェア賃貸住居をひたすら探検する専門ポータルサイトの隊員達。明日はあなたの物件へ・・・!?

すっきり南フランス&彩り豊かな12部屋。


本日のシェアハウス探検隊は、「bettak 荒川区役所前」。建物の外観から、すぐに建築家のしわざと見て取れる感じは、なかなか久方ぶりです。

でも、そんな外側から見たイメージに反して、共用部はすっきりとシンプル。生活に馴染みやすく、無理せず自然体で暮らせる気張らない空間は、あたりまえだけど嬉しいもの。

南フランスのテイストを感じるリビングもアイテムに頼りすぎず、詰め過ぎもしない”ほどよい”デザインが、気持ちいいのです。

色とりどりの壁紙を設えた専有部も、専有空間だけでなく建物全体の印象を楽しく演出します。ピンクだとガーリーに、アイボリーだとシックな面持ちにと、いろいろな表情を見せる色のマジックも、ご堪能あれ。


駅からの道のりは、昔ながらの活気のある商店街。韓国料理を中心に、ディープで美味しそうな雰囲気の漂うお店が並びます。

そんな街並みを横目に通りを歩くこと6分ほど。ひょこんと背の高いスタイリッシュな外観が見えてきました。

建物は4階建て。ベランダに取り付けられたウッド調のルーバーと金属パネルの組み合わせが、ほんのりと建築家の気配を匂わせます。実は強烈な主張のあるデザインも行う設計事務所、今回はおそらく街並みに配慮してのことでしょうか。

結構な奥行きがある建物は、おとなりさんと比べると随分と大きく感じます。

正面玄関も通りからみると、あんなに遠くに見えます。なんだか不思議。

縦に並んだポストも、チラチラとこちらの気配を伺っている3兄弟のよう。

玄関扉はガラス戸ですが、細く長いアプローチのおかげで通りからの視線はさほど気にならないかと思います。


では、ナンバー式の鍵をピッピッと解錠し、いざ建物の中へ。

扉を開けると、センサー式の自動照明がパッと点灯します。するとそこに広がっているのは、目の冴えるようなビビッド(!?)なライムグリーン。写真ではすこし強めにも見えますが、実際は割と抑えめの柔らかな色合いです。

共用部分はどこも、この自動点灯式の照明を配備しているそうです。暗い玄関であれやこれやと照明のスイッチを探す、あの煩わしさがないのは、ちょっとした嬉しいポイントですね。

ちなみに正面に見えるドアは、右がトイレ、左がバスルームです。

玄関奥には、各部屋ごとに用意された靴箱のスペースが広がります。

靴箱は4段で1部屋分。

棚の高さは調整可能で、背の高い靴も収納できそうです。

靴箱ゾーンから玄関まわりを見渡すとこんな感じ。メッセージボードは、外出時に視界に入りやすい玄関脇の壁に。

1階には4つの専有部が配置され、共用のリビング&キッチンは2階にあります。

ということで、さっそく階段を上ります。

2階の廊下に出てすぐ、右手に現れたガラス戸がリビングです。


では、リビングを拝見します。

ドアを開けると広がるのは、明るく爽やかな空間。

ふわっと柑橘系のいい香りが漂ってきそう。

1階フロアとも違うやわらかなイエローの壁は、ナチュラル素材のインテリアとの相性もしっくりきます。ところどころに配置されたグリーンもキリリと空間を引き締め、ふわりとした雰囲気に爽やかさをプラス。良いバランスではないでしょうか。

アイアンのテーブルの線の細いシルエットや窓際に配置されたラタンのソファが、南フランスの陽気な気候を連想させます。

掃き出し窓からチラりと見えるウッド調のルーバーも、外から見た時とは違って、大分やわらかな印象です。

テレビ脇にも、南フランステイストがちらり。

高級ワインで贅沢しましょ、と言うよりは、気軽にワインを楽しむ習慣が根付いた生活が似合いそう。ぜひ、入居後にも追加のワインを並べていただきたいものです。

とは言うものの、インテリアはベタベタになりすぎないよう、小物の配置は控えめに抑えられているよう。甘いテイストを堪能しつつも、すっきりと暮らしやすい空間に仕上がっていると思います。

リビングの奥にはキッチンスペースが広がります。


では、キッチンを見ていきます。

ステンレスのシンクと作業台が置かれただけのシンプルなつくり。

大型の冷蔵庫も置かれていますが、部屋にもそれぞれ冷蔵庫が用意されていますので、こちらの利用は一時的に置いておくものや、共用で提供してしまって良いモノに限られそうです。

シンクは小ぶりなものが2つ並んでいます。

シェアハウスといっても食事は各々がそれぞれで用意することが多いものですし、シンクが分かれているのも、洗い物が捗りそうかも。

コンロはIH式のものが2つです。

作業台の下はガランと仕切りのない物置スペースになっています。せっかくのスペースなので、棚などを入れて有効活用してみては。

キッチン家電類はダイニングテーブルの脇に集約。奥の食器棚は、各部屋ごとに使用スペースが分けられた収納になっています。簡単な食事だけなら、あまりキッチンを使わずにテーブルまわりだけで済ませることもできるかも。

リビングの入口の脇には、共用の食器も用意されています。

ズラリと色々、充実。

個人的に珍百景だったのが、4つ並んだ給湯パネル。

上から、キッチン、3階バスルーム、2階バスルーム、1階バスルームに紐付いているのだそう。

日常生活のなかで、うっかり間違えないよう注意を。


では、水まわり設備を見ていきます。

シャワールームとトイレは各フロアに設けられています。

こちらは1階のシャワールーム。シンプルですが、脱衣カゴやゴミ箱も設置されているので、気兼ねなく利用出来そうです。

脱衣室には、曲線のラインが特徴的な鏡も取り付けられています。

トイレはウォシュレット付き。よく見れば、トイレットペーパーがいわゆるジャンボロール。長持ちするので、トイレで紙が・・といった事になりづらいほか、メンテ的にも交換が少なく良いところです。

なお、シャワールームとトイレは、1~3階に全て同じ仕様で用意されています。


さて、ランドリーはどこかなと・・・。

答えは4階、最上階フロアにありました。

とは言うものの、実は撮影する当日に準備が間に合わず、残念ながら写真はなし。でも今後、上の写真のあたりに洗濯機2台と乾燥機2台が設置されるとのことです。

同じフロアには専有部もないため、洗濯中の騒音もだいぶん緩和されそうです。

1階の入居者さんは「うんせ!うんせ!」と最上階へ上るのが少々大変かも知れませんが、大丈夫。こういう事は住んでいればすぐに慣れます(断言)。

すぐとなりに広めのバルコニーもあるので、そのまま干すなら洗濯後の移動は楽ちんそうです。

曇った日でしたが、よーく目を凝らすと、スカイツリーも見えました。


さて、それでは専有部を見ていきます。

こちらは101号室。発色鮮やかなオレンジの壁がポイント。

ベッド、テーブル、冷蔵庫、チェスト、姿見が備え付けと、生活に必要そうなものは一通り揃ってます。作り付けの収納はありませんが、ポールハンガーが設置されているので、服の収納などに活用できそうです。


こちらは102号室。一番広い部屋です。

壁の色はイエロー!

建物の奥まった位置で日当たりが良いとは言えませんが、それをカバーするかのような発色の良い色です。

各部屋の備品は、基本的にすべて同じ。ポールハンガーも設置されています。

ちょっと小さめですが、L字に奥まった収納もあります。


こちらはパープル寄りのブルーの203号室。

L字型で細長い間取りのお部屋です。

ここで、壁に設置されている長押に注目。じつはこれ、鉄製なんだとか。

ということで、マグネットもペタペタとくっつけることができます。

フックや収納を取り付けたり、ポスターなどを掛けたりと、工夫次第で拡張性の高いスペースに仕上げることが出来そうです。


最後に、こちらは301号室。ベランダ付きのお部屋です。

この部屋の壁の色は白に見えますが、実はアイボリー。薄い灰味の白色です。

ベランダ付きで、通りの電線とお付き合いしつつも遠くまで見渡す事ができます。


bettak 荒川区役所前」の最寄駅は、JR常磐線三河島駅です。

山手線の日暮里駅からひと駅ということもあり、上野駅まで6分、東京駅まで6分で行けるなかなか便の良い立地。

また、どこか懐かしさ感じる都電荒川線・荒川区役所前駅も徒歩7分とほど近く。勤務先が沿線の方には良いのではないでしょうか。

周辺には韓国料理屋さんの並ぶ商店街が続き、いつの間にか住宅街へと姿を変えている、なんていう気張らない雰囲気が漂っています。華やかさこそないものの、じわりと馴染んでくるローカル感です。

毎日暮らす中で、何なら地域のコミュニティとも深く繋がっていけそうな、噛めば噛むほどといった楽しみ方ができそうなエリアではないでしょうか。


さて、「bettak 荒川区役所前」を運営するのは、「有限会社鶴崎智也建築設計事務所」さんです。

bettak 竹ノ塚bettak 西新井に続く久々の「bettak」シリーズは、整ったデザインもさることながら、”暮らしやすさ”を大切にした配慮ある設計に注目したいところです。

例えば、日常的に利用することとなる水まわりについては各フロアに設けられ、音が気になるランドリーは専有部のないフロアへ。細かな部分だと感じますが、毎日の快適な暮らしを考えると、実はとても重要なポイント。この辺りは、自ら運営管理も実践されてこられた設計事務所ならではといったところ。

運営管理の実務は鶴崎先生の奥様の担当ですが、ぱっと明るい素敵な方なので、相談もしやすいのではないでしょうか。

気になる方は、コチラからお問合せくださいませ。


各色の部屋をずらりと並べてみると、こんな感じ。

さて、何色にしましょうか?

(イシクラ)

明るく清潔な女性専用ハウス。国際色豊かで希望者のみフランス語講座を開催。駅徒歩6分。上野駅まで5分、日暮里まで一駅で山手線アクセスが楽々。屋上からは、スカイツリーが見えます。駅からの通り道が、今では東京でも珍しくなってしまった昔ながらの活気ある商店...

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