街の景色を変えてゆく

シェアハウス専門ポータルサイトのスタッフによる、シェア生活を楽しむための探検レポートブログ。東京、神奈川、千葉、埼玉、 そして全国各地のシェア賃貸住居をひたすら探検する専門ポータルサイトの隊員達。明日はあなたの物件へ・・・!?

※こちらの物件は2012年5月22日時点より、運営事業者が「効利製作所」さんへと掲載変更されています。

温故知新、再発見。


さて、今回シェアハウス探検隊が訪れたのは、「Ichi 市川」。

直球の名前からもお察しの通り、千葉県市川市に誕生した物件です。

という事で、物件について語る前に、まずは市川市について少し触れたいと思います。というのも、シェアハウスの多くが都内ということもあり、恥ずかしながら市川という名前を聞いても今ひとつピンとこないのが正直なトコロ。市民の皆様、スミマセン。

というわけで、ともあれ市川市についてサクっと調べてみる事に。

なんでも、現在は住宅都市(ベッドタウンでしょうね)として繁栄し、閑静な街並みと共に、未だ多くの自然も残されているそうな。

また、かつては北原白秋などの文人も好んで住んでいたり、多くの貝塚や古寺が現存し古刹巡りとしても名を馳せていたりもする、ちょいと歴史あるエリアです。

千葉県内では千葉市、船橋市、松戸市に次ぐ都市というだけあって、東京駅から市川駅までは、快速を使えば乗り換えなしで何と19分。早い・・。

千葉という事で都心で働く身にとっては心配する部分もあったのですが、実は都心へのアクセスも悪くなく、意外やハイ・ポテンシャルなエリアでもあるようです。

と、今回はそんなエリアに登場した、やはり実にハイ・ポテンシャルな物件「ichi市川」のご紹介。例え都心でなくたって、「ここなら!」と感じさせてくれる出来映えです。


さてそんなワケで、こちらが建物の外観。

パッと見で目を惹くのは、やはり玄関脇の「市」印と、屋上へ繋がるらせん階段ではないでしょうか。

“市”という漢字の持つ視覚的な美しさと楽しさが、ガラス一面に堂々たる存在感を放っています。道路に向かってやや開放感もあり、街並みに溶け込むこの存在感。

オープンすれば、もの珍しさに地域の人がのぞき込みに来る事もあるでしょう。

そんな時は、ぜひともひと言ふた言、挨拶がてらこの家の何たるかをお話ししてみて下さい。そんな風に街に対して閉じるのではなく、一体感をもって通りの風景のスパイスになっているのが、この物件の佇まいの面白いトコロです。

ちなみに、近年ではそのデザイン性から現代建築に多く取り入れられてもいるらせん階段。一段一段、階段を上がるたびに変わりゆく景色を眺められるのも、また魅力のひとつだと思います。


さて、玄関横のインターホンはカメラ付きのタイプ。

開放的に道路に面するという事もあり、逆にセキュリティ設備は少し固めの印象です。

それでは、内部へお邪魔してみたいと思います。

塗装されたての青い入り口を通って玄関を開けると、威風堂々と佇むシューズラックが。

予感ではかなりの洒落者ばかりが集結しそうなこの物件、11人の入居者に対しては少々手狭かもしれません。

ラックの高さを見ても、ブーツなどはお部屋への収納が無難そうです。

たたきは広いですが、靴を置きっぱなしにしてはいけません。


こちらは入り口から入ってすぐ右手のラウンジの様子。

白い壁の中心にぶら下がる存在感たっぷりの丸い照明と、左右対称に並べられた黒いソファ。

一見無機質に見えますが、実際に腰掛けてみるとリラックスできる和み空間です。

真っ白な周囲の壁面におだやかな明かりを照らす、コスモスのようなランプシェード。

とてもチャーミングな存在感がありつつも、どこかファンシーになり過ぎないスタイリッシュさも併せ持つこの照明。今回の物件を象徴するようなキャラクターです。

奥のソファから玄関の方を眺めると、こんな景色になります。

そして、反対に玄関側のソファに座ると中央に見えるのは、なんと卓球台。

とても洗練された空間に、卓球台というギャップ。

ある種のオトナの遊びゴコロです。

それに、ピンポンしながら広がるコミュニケーション・・・なんだか青春っぽくて良いのではないでしょうか。

おまけにこの卓球台、実は・・

グルリとひっくり返すとビリヤードになる珍品でもあります。

うーん、卓球かぁ・・という方、これでどうでしょうか。

卓球台越しから見たキッチンの眺め。

卓球であるという事以外は、全てがスタイリッシュ。


さて、続いて向かうはラウンジ奥のキッチンです。

ガスコンロは3口。

華美ではないけれど、この潔さはむしろお料理好きにはもってこいかも。

ちなみに、2Fにもキッチンは付いています。

卓球しかり、遊び心がチラホラと。


続いて水回り周辺を覗いてみます。

まずはお風呂場から。

こちらは1階バスルームです。

足を伸ばしてくつろげる湯船のサイズが贅沢。

ちなみに、2階には別にシャワールームもあります。

そして、脱衣室は写真からもおわかりのように、階段下に位置します。

誰かが上り降りしている際には少々騒がしいかもしれませんが、過度なことはないでしょう。

むしろハリー・ポッター気分で少しワクワクする・・かと思いきや、そこはすっかり馴染んで普通な感じ。


続いて、こちらはキッチンのすぐ横にある洗面台とトイレの様子。

シンプル・イズ・ベスト。トイレはウォシュレット付きです。


そしてコチラは正面玄関からすぐ見える、もうひとつの洗面台。

靴の手入れ、自転車に空気を入れたり、植物をいじってみたりと、玄関先で手が汚れる場面って案外多いもの。

玄関周りにこういった水場があるのは頼もしいですね。


では、その脇の階段をのぼり、2階へ。

のぼり切ったトコロで、再び洗面台登場。

なにより水場には困らない環境のようです。

洗面台のお隣にはトイレもあります。


さて、実は2階にもラウンジ空間が拡がっています。

1階よりはコンパクトなようですが、2フロア併せて、入居人数を考えれば実に贅沢な空間の使い方になっています。

写真奥に映るベランダには、屋上へと繋がるらせん階段があります。

ベランダ側の窓にかかったブラインドを上げてみると、かなり開放的な雰囲気に。

大きめの窓から、燦々と太陽光が差し込みます。


こちらはラウンジ横に並ぶキッチンから見た様子。

カウンタータイプの1階と比較するとコンパクトに見えますが、充分に実用的なサイズ。サブキッチンとして活用されそうです。

料理をする身としては、しっかりお料理したい日は1階、ちょっとお茶を入れたり、1階が埋まっている時は2Fという具合に使い分ける事になるのでは?と思いました。


では個室のチェックに参ります。

まずは102号室から。

しろ、シロ、白。

壁も床も白いので家具が何もない状態だと少々殺風景な気もしますが、つまりは自分色に染めやすいお部屋とも言えます。

床の素材感や照明用の配線ダクト、味のあるドアと、キャンバスとして何かと料理しやすい優秀なハコと言えるでしょう。

また、壁紙が各部屋ごとに異なるので、壁紙との相性を考えつつインテリアを考えるのも楽しそう。


こちらは103号室。

少し壁紙の雰囲気が変わります。


こちらは201号室。

壁紙の代わりに大きな窓付き。2階ラウンジとつながったベランダにも出られます。


お次は202号室。

控えめな壁紙です。

その分、ドアの色味が映えますね。


チョコレート色の床と壁紙でグッと大人っぽい204号室。

なお、照明用の配線ダクトとスポットライトは全室共通。

お好きな照明を買い足して設 置する事もできます。


さて、こちらは205号室。

ドアと壁紙のグリーンで、気持ちが落ち着く空間に。


ベランダの螺旋階段をのぼりきると・・

こんなに広々とした屋上に上がることができます。

物干しはもちろん、BBQなどにも使えそうな大空間。

でも、騒ぎすぎての近所迷惑にはくれぐれもご注意を!


最寄駅は、JR中央線JR総武本線の市川駅。

物件からは徒歩3分とアクセスもよい他、駅前には大型のショッピング・センターが立ち並び、買い物にも不便はなさそうです。

そして前記の通り、市川駅から東京駅までは19分、新宿駅までは30分と意外に(失礼!)近いのも魅力です。


さて、今回探検した「Ichi 市川」を管理するのは、地域と住居のバランスを保ちながら、今の時代に沿った新しいシェアハウススタイルを発信したい、と語る「サイコ34号棟」さん。

実は他にもmocoka明大前daidaiの企画も手掛けてきた彼女達の物件には、いつもカッコ良すぎないカッコ良さが漂います。

人と人とのつながりを大切にし、周辺の街並みとも調和する家づくりには、ある種の美学が垣間見えるほど。

単にレトロでもなく、スタイリッシュでもなく、ゴージャスでもなく。

場所柄もあり、誰にでもオススメ!とは申しません。

でも、この空間が好きな人は絶対にいるはず。ここは、そんな人だけで良い・・というよりも、そんな人だけだからこそ、良いのだと思います。

ビビッと来た方、まずは迷わずコチラからお問い合わせをどうぞ。


ちなみに、きちんとラケットもボールも揃っていたりします。

(ホン)

市には物を持ち寄り売買・交換することの意味以外に、多くの人が集まる所。原始社会や古代社会では、歌垣(うたがき)・祭祀・会合・物品交換などに用いられた場所という意味もあります。人と人とが出逢えばその組み合わせの数だけ新しい関係ができ、良いコトもそうじ...

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