
シェアハウス専門ポータルサイトのスタッフによる、シェア生活を楽しむための探検レポートブログ。東京、神奈川、千葉、埼玉、 そして全国各地のシェア賃貸住居をひたすら探検する専門ポータルサイトの隊員達。明日はあなたの物件へ・・・!?
※こちらの物件は2012年12月より運営事業者が「こひつじ商事株式会社」さんへと掲載変更されています。
きゅんとする女の子コミュニティ。
「育む」という言葉には、大きな想いが詰まっている気がします。辞書を引いてみても、「親鳥がひなを羽で包んで育てる」なんて用例がすぐに目にとまります。なにかを大切に大切に、ゆっくりと育てていく響き。
今回のシェアハウス「HAGU Ikebukuro」の「HAGU」の由来は、この「育む」という言葉。この家での暮らしを、大切に大切に、ゆっくりと育てていきたい、育てて欲しいという、若いオーナーさんの想いが込められているのだと思います。
可愛いだけでなく、甘すぎず、繊細なバランスのリビングやカウンターテーブル、キッチンは、そこにいるだけで絵になってしまう世界観。小物のチョイスのようなちょっとした心遣いも、その空間を訪れる人を笑顔にする力を持っているよう。
マンションの1室にあるため専有部は全3室、女性専用です。池袋の小さな小さなシェアハウスの暮らしが、これからゆっくりと育まれていくといいですね。
小さな電車に抜かされたりすれ違ったりしながら坂を上り、突き当たりの大通り沿いにある大きなマンションがシェアハウス。
シックな装いのエントランスは、大通りではなく脇の通りに面しています。
自動ドアの隣のスペースには、あると便利な宅配ボックスの姿も。
マンションの共用インターホンはシャープな佇まい。しっかりカメラ付きです。
エントランスを振り返ったように見えますが、左手は全面ミラー張りのエレベータードア。かなりわかりづらくなっていますが、丸い柱も奥に見える自動ドアも、すべて映りこんでいるもの。縁取りのようになっている部分がドア面までの奥行きです。
脇にはポストがずらり。流れている音楽は、時間帯によってジャンルが変わるそう。夕方頃はムーディーなジャズが流れています。
さっそくエレベーターに乗って、シェアハウスのある7階へ。
エレベーターを降りて、廊下の一番奥がシェアハウス。玄関ドアは渋めのこげ茶色、古い外国の本の装丁みたいです。
インターホンはもちろん、こちらにも。
それでは、さっそくHAGUの世界を味わいに。
本の表紙を開くようにそっとドアを開きます。
エントランスホール一面に、パステルカラーに塗装された木のシェードが柔らかく光を反射しています。正面には大きな鏡も。
靴箱は1人2段分が使えます。一番下の段は高さがあるので、ブーツも置けそう。
この靴箱、扉はありませんがロールカーテンが付いています。 シャッとしめるとこんな感じ。クロスの色と相まって存在感はかなり小さめに。
お客さんが来るときなど臨機応変に使い分けられるのは、嬉しい心遣いです。
奥まで数歩進んで、廊下から玄関まわりを振り返るとこんな様子。
絶妙な色合いのドアの先は左がバスルーム、右がトイレ。
洗面台も通り過ぎ、突き当りを右手に曲がると、すぐにリビングがあります。
奥に、ちらりと何かが見えていますね。ワクワクしてしまいます。
はやる気持ちを抑えつつ、まずはしっかりとリビングの方へ。
色みといい置いてある小物といい、にぎやかさと爽やかさ、温かみが独特のバランスで溶けあい、共存する空間。個性の強いたくさんの要素があるのに、なぜかしっくりと雰囲気がまとまってしまうのが不思議。
TVを見るにも、3人だけなら全員ソファに座れます。ほどよく射し込む外の光も、ちょうど心地よさそうな具合。
時計の下にはHAGU黒板。
小さめではありますがコミュニケーションボードとして活躍しそうです。「上の棚にクッキーあるよ」とか。
さて、気になるリビングの奥の空間は、採光抜群のまったりスペース。
ロバも一緒に日向ぼっこ。 天井から吊るされているのはハンモックだったのですね。
これはもう、暖かさとゆらゆら感でお昼寝間違い無し。あれ、なんだか眠気が…
さて、気を取り直して今度はハンモックを背にしてリビングを見渡してみると、反対側にも楽しそうなコーナーが見えます。
よく見れば、あらゆるところに色んな種類の動物がいます。例えば、ソファ前のテーブル上にはこひつじが。
凛とした表情で壁から顔を出しているのは、結構リアルな牛さん。
女の子3人を見守っている、お母さん的存在でしょうか。頼りがいがありそうです。
それでは、いよいよオーナーさんが「HAGUの心臓部です!」と熱く語るカウンターへ。屋台(というと渋いですが)のように屋根が付いています。
赤をベースにしたカラーリングの屋根は、一枚一枚手塗りだそう。少しずつ変わる色味と風合いが、ほどよい暖かみを出しています。
カウンターの下には、雑誌や本などをしまっておくことのできる小さな収納スペースがあります。このカウンターに座って本を読んでいるだけで、気分はおとぎ話のヒロインのよう。
カウンターの梁の下にはフックを司る小鳥もいます。
カウンターの奥には、カラフルなタイルのまま繋がるキッチン。
シンクの上には折りたたみ式の水切り付き。使わないときにはたたんでおけるつくりで、スペース効率は良さそうです。
ガスコンロはシンプルなタイプで3口。
タイルがカラフルなせいか、五徳(鍋を乗せるところ)が花のように見えてくるような。こんな可愛いキッチンなら調理も楽しくなってしまいそうですが、ガスコンロですし、きっと掃除は大切です。ぜひぜひ、入居した方は清潔に使って頂きたいものです。
キッチンからリビングを見ると、ハンモックスペースがどれだけ採光が良いのかがよくわかります。
ちなみにキッチンには、もう1匹の牛がスタンバイ中。なんだか先ほどとは、随分キャラクターが違うようですが。
続いて、リビングからぐるりと戻って水まわりの設備を見てみます。
まずは、コーナーになっている洗面。
飾られた植物と色合いもあってか落ち着いた印象。ぽてっとしたフォルムになぜかキャラクターを感じてしまう洗面台です。
洗面台の隣にある脱衣室には、ドラム式の洗濯機が設置されています。
バスルームはシンプルなタイプ。アクセントパネルで空間の一部は爽やかな水色です。
入居人数が少ないので、お風呂はここ1つでも問題はあまりないかと。ただし、朝の長風呂には注意です。
ウォシュレット付きトイレは最近のタンクレス・タイプ。なんだかシュッとしています。
よく見ると、ウォシュレットの機械もシュッ。
トイレットペーパーのホルダーに映った壁紙は、ひらりと花が一輪飛んできたようですね。
そして、トイレの脇では小鳥がお留守番。
では専有部を見ていきたいと思います。まずは7002号室。
どの部屋も、一面の壁紙を入居者さんが選べるという素敵な特典付きです。さらに、最初だけでなく、入居者さんが変わった場合も新しく選ぶことが出来るそう。壁紙が変わることで物件の雰囲気が変わっていくのも面白そうです。
こちらの部屋は2面採光で、ベランダ側の採光はかなりのもの。むしろカーテンがないと暑いくらいです。
ドアの上の空間はもともとエアコンが設置されていた場所だそう。今はちょっとした収納としても使えそうです。
収納は天井まであります。パカッ。
ハンガーポールも付いていますが、棚は高さが変えられるようになっています。
照明はスポットライトが設置されています。
天井照明の設備もあるので、好きなシェードを持ってきて設置することも可能です。壁紙と相談しながら選ぶのも楽しそう。
日当たり抜群のベランダには、しっかりとウッドデッキが張られています。
ベランダは7003号室と繋がっています。もちろん物干しも可能。
ふと顔を上げると、マンションの前は4車線の大通り。
池袋もほど近い土地柄、やはり高い建物がならんでいます。
ベランダの先には、リビングのハンモックスペースもちらり。
お隣は7003号室。この部屋のドアは、もともとリビングにあったドアだそう。
ガラス部分から部屋の中が見えないように、裏から板を張ったのだそうです。でも、デザインもカラーリングも、しっくりとなじんでいます。ある意味、新しいリノベーションかも。
そして部屋の中は、こちらもやはり採光良好。右の壁の上部にはステンドグラスがはまっています。
収納はオープンなタイプ。
すべて見える分、綺麗に保っていられるかも。
剥がしたままの壁面はもちろん、壁紙を選べる場所です。
ステンドグラスの向こうはリビングですが、「光が気になるかもしれないので」と、小さなカーテンが掛けられるようフックが取り付けてあります。
部屋のアクセントとしても、素敵です。
7002号室と繋がっているベランダはこんな感じ。
この日当たりなら、洗濯物はあっという間に乾きそうです。
さて、実はこのマンション、1年に1度だけ屋上に出ることができます。
実際に外に出てみると13階のスペースはやはり、かなりの高さ。こちらで年に1回、オーナーさんが納涼ビアパーティーを開催してくれるそう。夜景一望、片手にビール。いやはや。
真ん中にはスカイツリーも見えます。うっすらと。
まわりのビルやマンションを見下ろす感じ、高さが伝わるでしょうか。
駐輪場、駐車場はマンションの裏側にあります。マンションの共用部なので有料ですが、自転車・バイク・乗用車すべてOK。
マンションは大通り沿いながら、一本脇道を入れば少し下町感も漂うゆったりとした地域。荒川線沿いに、抜きつ抜かれつのサイクリングも楽しめます。
最寄り駅は各線・大塚駅。駅前は大きなロータリーになっています。
JR山手線が乗り入れていて、渋谷・新宿までは1本、隣駅の池袋なら、なんと徒歩圏内です。
マンションの前の通りにはコンビニ、飲食店、ドラッグストアなどが並び、生活には結構便利そう。
冒頭でも登場しましたが、近くには1両編成の小さな電車、都電荒川線が通っています。
線路には、踏み切り無しで横断歩道のように通れちゃう場所があったりもします。ただ、くれぐれも渡るときは右、左、もう一度右の確認を忘れずに。
そんな「HAGU Ikebukuro」を管理しているのは、オーナーでもある「メゾン青樹」さん。
ハンモックが似合う爽やかな笑顔が素敵です。
巷では「壁紙大家」の異名を持っていると噂のこの方、入居者さんが壁紙を決める時、ちょっと挑戦気味の壁紙をおすすめしたりするそうです。せっかくなんだから思い切ってやってみよう!そんな心意気は壁紙だけでなく、シェアハウス全体からも感じ取れます。
実は同じマンションの中にご自身の事務所兼実家があり、シェアハウスだけでなくマンション全体を管理しているのだとか。「困ったときはいつでも相談に乗れます」の言葉も頼もしいです。
今回、デザインと施工を担当したのは、先日もご紹介した「GIGI 自由が丘」なども手がけた、噂の女子ばかりのデザインチーム。オーナーさんとは事前にしっかりとイメージを共有していたため、意見はぴったりだったとか。
募集はわずか3室。あっという間に満室になってしまう予感もしていますが、大事に育まれていくコミュニティの一員になりたい方、こちらからお問合せを。
リビングを見つめる後姿、ぎゅっとハグしたくなります。
(テルヤ)

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