
シェアハウス専門ポータルサイトのスタッフによる、シェア生活を楽しむための探検レポートブログ。東京、神奈川、千葉、埼玉、 そして全国各地のシェア賃貸住居をひたすら探検する専門ポータルサイトの隊員達。明日はあなたの物件へ・・・!?
やっぱり、鎌倉が好き。
本日のシェアハウス探検隊は、鎌倉にオープンした「二階堂カワモハウス」。
木造2階建ての素朴な建物の中に置かれているのは、どこか暖かみのある家具たち。テラスのチェアに腰を下ろせば、豊かな緑と川の水音がこわばった身体の力をすーっと抜いてくれます。
賑やかな鎌倉駅からも程よく離れ、静かで、身近に自然を感じさせるエリア。
ゆっくりと落ち着いた日常を過ごしたい方や、逆に日々、気持ちをリセットしつつメリハリのある暮らしを、といった向きには丁度良いのかも。
ひつじ不動産のスタッフの間でも期待度の高かったこの物件、さっそく内部を見てみましょう。
鎌倉駅から乗り込んだバスをわずか数駅で降り、住宅街をテクテクと歩くと、愛らしいカラーリングの建物に遭遇します。
目の前は、交通量もほどほどにあるバス通り。
少し奥まった所に見える茶色いドアが正面玄関で、その脇には駐輪スペースも。
車1台分は管理用で使用するそうなのですが、それでも自転車やバイクを置くには十分な広さがあります。なお、駐輪スペースの利用は自転車と原付バイクなら無料ですが、大きめのバイクは事前に相談が必要との事です。
さて、正面玄関の前に立ってみると、手前には珍しい形のポストが。
不思議な立ち位置。
表札代わりにKAWAMOのサインと、カメラ付きのインターホンが埋め込まれています。
ドアは質感も良い渋いスタイル。上品なレトロ感は、実に鎌倉らしい。
ノブに手を掛け、中へと入ってみます。
玄関ドアを開けると、ちょっとしたホールが。
床のフローリングや木製の家具も決して淡い色合いではなく、落ち着いた渋い佇まいのものばかり
靴の収納場所は2箇所。
オープンな棚が普段づかい用、左手の引出しが保管用だそうです。
ちなみに、リビングルームはこの写真の背中側。左のガラスがはめ込まれたドアはロッカールームで、正面の棚の左奥はバスルーム等の水周り設備となっています。
そうそう。靴棚の上には、ちょこんと「リボルテック・ダンボー」。
物憂げな表情が何とも。愛でて下さい。
玄関の左手に目を向けると、リビングルームがチラリ。
リビングの手前を左手に向かうと、2階へと続く階段です。
靴箪笥の上は、部屋ごとに郵便物を振り分けて置くスペースに。
1人で1箱使える引き出しは、割と収納力高めです。
さて、それではキッチン・ダイニングと一体になった細長いリビングルームに足を踏み入れてみます。
まずは、背の低い壁でゾーニングされているソファ・エリア。
TVは目線の低い位置に。
大きな窓もあるので、昼間は全体に自然光で明るい空間。
何となくボーッと過ごしていても、居心地は良さそうです。
窓の外には、家の裏手を流れる小川も見え隠れ。
ソファの脇に置かれた立派な木箱は、入居者さんが持ち寄った雑誌などをストックして、シェアするのだそうです。
棚でなく木箱というのがユニークですが、確かに見映えはコチラの方が良いかも。
ここで、リビングの掃き出し窓からテラスへ。
柵の辺りはちょっとした菜園にもなっているので、ハーブを育てたりと、ちょっとしたガーデニングも可能。
おまけにすぐ目の前の眼下には、両岸に深い緑をまとった小川が蛇行。
間もなく訪れる夏、川沿いで緑も多いとなるとMr.モスキートの対策も必要かとは思いますが、蚊取り線香を焚き焚きテラスで味わうビールの旨みは、きっと格別。
小川の様子は2Fからがオススメなので、もう少し後でお見せします。
さて、再び建物の中に戻り、今度はダイニングの方へ。
壁の大きなコミュニケーション・ボードには、シェアハウス内の連絡事項が貼り出されています。
内装に用いられた木材の仕上げ材や塗料には、意識して自然素材を使用されたのだそうです。また、建物自体は築古ですが窓は二重サッシで気密性は高く、冷暖房効率はしっかりと改善。
引き出しとキャスターが付いたキッチンワゴンは、青森の職人さんにオーダーメイドで作ってもらったという逸品。
カッコイイ!
金属接合部の溶接跡やちょっと荒い削りにワクワクするのは、僕だけでは無いハズ。それに壁の方だけを向かないで調理が出来ると、自然とコミュニケーションが生まれるのも良いトコロ。
キッチンは元々あったモノを、空間に併せて扉を作りなおして活用しています。
さりげない工夫ですが、ちょうど良い具合にマッチしています。
キッチン前面はブロックになっています。
これもカッコ良し。
収納関係は引っ掛けたり、棚に置いたりと見せる部分も。
ガスコンロは3口です。
キッチンは全体的にゆとりがあるので、2人ぐらいで同時に調理してもストレスというより、むしろ楽しそう。
コンロの対面、キッチンの隅には洗濯機が設置されています。
冷蔵庫の上には洗剤などを置ける棚が用意されています。
ちなみに、この棚は廃材から作られた作品なのだそうな。
掃除機は英国生まれのHenryくん。
かわいい顔して業務用。ぐいぐい吸い込みます。
ここで玄関の方へ戻って、水周り設備を見てみます。
脱衣室には、洗濯機とシャワー水栓付きの洗面台が並んでいます。
誰かが入浴している間は立ち入り不能という事で、デリケートな時間帯は洗濯機についてはキッチンのモノをつかった方が良いかも。
浴室には、ゆったりと浸かれるバスタブ付き。
ちょいと気になるポイントを発見。
脱衣室のバスマットはすぐに濡れてしまうので、入浴時はマイ足ふきタオルを持参するルール。通称「バスマット気持ち悪い問題」に対する新たな提案と言えましょう。なるほどですね。
お手洗いはウォシュレット付きです。
続いて、珍しい設備「ロッカールーム」を見てみます。
窓の前は屋内干しにも使用して良いのだとか。
鍵の付いたロッカーの中には、季節モノの洋服などを保管。
あまり見ない設備ですが、どんなものが入るのか興味津々です。
今回、専有部は決して広くはないながらも、なかなか素敵な部屋が多いのです。
まず、ロッカーの対面にドアがある101号室から。
南を向いた窓の外には緑がぐわっと。
敷地内の木々が映ります。
シンプルな収納家具も、好みを選ばない良い感じのセレクト。
1Fの専有部は、この1室のみです。
それでは、階段で2Fへ。
階段を上がって左手には洗面台が設けられています。
階段の左右に1本ずつ立っている柱は、左官屋さんに頼んでモルタルで表面を覆ったのだそう。珍しい加工で、施工時には柱に針金を巻いたりとかなり大変だったそう。確かに、ユニークな存在感を放っています。
洗面台は元々設置されていたモノを再利用。
スツールは図工室な感じで。
何気に床も良いですね。
さて、201号室は壁がオフホワイトに塗られて、可愛らしい仕上げ。
ちなみに“可愛らしい”の表現には、塗りムラも含まれています。聞けば、事業者さんが自ら塗られたのだとか。床のフローリングのパターンにも注目したいトコロ。
ちょい細長の部屋の突き当たりには、ハンガーポールが渡してあります。
備え付けられた家具も、やはり良い感じのチョイス。
ある意味、とても“ちゃんとしてる”のだと思います。
続いて202号室を見てみます。
落ち着いた色味の古家具がアクセント。
そして、目を奪われる絶妙な形の収納。
収納部は床のパターンも異なっていて面白いです。
ドアの雰囲気も良いですね。
取っ手の色も鍵穴もgood。
磨りガラスが気になる方は、簡単な布などを張ると良いかも。
なお、202~205号室は女性専用とのことです。
次は、川に面したベランダの付いた203号室。
少し奥行きのあるデスクが置かれ、文豪気分を味わえます。
憎いことに、デスクの上部にはライトが備え付けられています。
吊り戸棚も収納のポイント。
洋風箪笥のハンガーはエクステンション付きで、にょきっと手前に伸びてきます。
なるほど、奥の方のコートも取り出しやすそう。
そして、203号室と204号室には、共用のベランダが付いています。
眼下を流れる小川の上流を見ると、鬱蒼と茂る木々が。
撮影前に雨が降ってしまったので、この日はいつもより水が少し多めで濁っていたのだとか。普段はもう少し穏やかで、水も透明感があるそうな。
さて、今度はお隣の204号室へ。
一段上がった床の間的スペースがユニーク。
きっと昔は本当に床の間だったような気もしますが、このスペース、いかにして使いこなしたものか。住みこなしのインスピレーションが問われます。
ちょこんと置かれた文机もまた、この家らしい。
なお、撮影時には既に入居者さんが決まっていたのですが、その方はフローリングの部分にハンモックを吊るす予定なのだそう(事業者さん曰く「荷重は何とかなる」)。
ふーむ。良いかも。
ベランダから眺める、川の下流の様子。
あちらこちらで、大きな鯉が川面に浮いては消え。
パタパタとトンボも飛んでいます。
日々刻々と変化する川の表情を楽しめるのです。
最後の専有部は205号室。
写真はありませんが、押入のほかに洋服ハンガーも置かれています。
クラシカルなライティング・デスクにシンプルなチェアの組み合わせも、“ちゃんと”してるんです。
「二階堂カワモハウス」の最寄駅は、江ノ電とJR線の通る、言わずと知れた鎌倉駅。
解説は不要かもしれませんが、のんびりしたお散歩が好きだったリ、落ち着いた街並みが好きな方には、それはもう素敵な環境でしょう。
シェアハウスまで歩くなら、駅前から続く賑やかな参道を抜け、鶴岡八幡宮前を通るコースと、裏道を抜けて静かな住宅地を歩くコースが2通り。お洒落なカフェや美味しいお店、お気に入りのパン屋さんなどなど、粒ぞろいのお店がゴロゴロして、開拓のしがいは充分です。
電車に乗れば、横浜までは25分、JR横須賀線一本で、品川までは48分。湘南新宿ラインに乗り継いで、新宿までは1時間ジャスト。鎌倉での暮らしを考えれば、都内勤務でもギリギリ通勤圏としてもアリ、ではないでしょうか。
運営は「株式会社イメージプレゼンテーション」さんです。
センスが良くて落ち着いた大人感は、鎌倉がよく似合います。
鎌倉近辺へ移住される方へのサポートなどを行ってこられた経験から、鎌倉ならではの暮らし方や住みこなし方についても色々とユニークなお話しが伺えそうです。海・山・緑が好きな方に入居して頂きたい!との事。
シェアハウスについても随分と色々とお調べになって物件づくりをされたそうで、各部から漂う「ちゃんと」感もまた、納得なのです。
ということで、ひつじ不動産では初となる素敵な鎌倉のシェアハウス、「待ってました!」という方はお問合せをどうぞ。
ゆっくりのんびり、して下さい。
(サトウ)

シェアハウス専門ポータルサイトのスタッフによる、シェア生活を楽しむための探検レポートブログ。東京、神奈川、千葉、埼玉、 そして全国各地のシェア賃貸住居をひたすら探検する専門ポータルサイトの隊員達。明日はあなたの物件へ・・・!?