とことん、遊ぶ

シェアハウス専門ポータルサイトのスタッフによる、シェア生活を楽しむための探検レポートブログ。東京、神奈川、千葉、埼玉、 そして全国各地のシェア賃貸住居をひたすら探検する専門ポータルサイトの隊員達。明日はあなたの物件へ・・・!?
ヨガ、バレエ、ピアノにドラム、ビリヤード、英会話レッスンのある日常。
今回のシェアハウス探検隊は「シェアレジデンス 市川」。
このところ、特に少し都心から離れた大型の物件で、より積極的に”シェアハウスならでは”の魅力づくりへのアプローチが目立ちます。立地面の不利を補うべく、建物のサイズを活かして様々なコンテンツを盛り込んでいく、という流れです。
なにせ都心部でないからして、賃料は元々お手頃。そして、共用部の充実振りは目を見張るばかり。最近は単純に広いラウンジやキッチン、スタジオといった設備面だけでなく、そこから生まれるコミュニケーションや、人と人とのつながりが強く意識されているケースが増えてきているのも面白いところです。シェアハウスの1つのモデルパターンとして、注目すべき分野かもしれません。
今回見ていくのも、そんな様々な生活シーンが「これでもか」と盛り込まれた物件の1つ。
広々とした居住空間や充実した設備、だけど手頃な賃料で!といった方、少しエリアを拡げてみると面白いかもしれません。
さて、JR中央・総武線の下総中山駅から歩くこと7分ほど。
街中を流れる川の向こうに、シェアハウスの建物が見えてきます。
周辺には目立った高い建物もなく、また目の前に川が流れていることもあり、なかなかのどかで落ち着ける環境です。
こちらがエントランスの様子。
どしっと構えられたエントランスからは、この建物が社員寮だった時代の名残を感じます。
鍵はオートロックのナンバー式。パカッと開けて番号を打ち込みます。
とかく出入りのある大型物件では、オートロックの設備は大事です。
では、内部へお邪魔します。
グイっと扉を引いて・・
こんにちは!ピカピカのピータイルが敷き詰められたロビーがお出迎え。
なんとエントランス・ホールには、ソウル・スピリットあふれるピアノの音色が轟いています。ふと目を向けると、なにやら壁に向かってピアノを弾いている人がいますね。
お尋ねしたところ、なんでも現在(2011年7月)この物件にお住まいの、L.A.出身のプロのミュージシャンの方とのこと。ピアノしかりですが、歌声も感動するレベル。
ゴスペルやピアノの個別レッスンなんかもやっているとのことなので、興味のある方は受けてみるのも良いのでは。また、講師は別の方ですが、毎週日曜日には英会話レッスンも開催されているのだそうです。
こういったアクティビティは、人が集まりやすく、スペースにも余裕のある大型物件ならではですね。自宅レッスンで、三日坊主も卒業できるかもしれません。
単純に、自宅で思い切りピアノが弾きたい!という方にも良いのではないでしょうか。ピアノ付き物件は、決して多くはありませんしね。
さて、改めてエントランス・ホールの奥の方から玄関の様子を見てみます。
正面玄関を入って左手の奥には、大きな靴箱があります。
靴箱は、各部屋ごとに1段が使用可能。収納力自体はそれなりで、3足、いや、4足ぐらいはイケルでしょうか。よく見ると、右下にはブーツ用のスペースも用意されています。
留守の際、荷物を受けることができる宅配ボックスもあります。
何かと便利です。
ポストももちろん、各部屋ごとに個別に用意された集合型。
ちなみに配達員の方から電話を受け、その都度事業者さんが対応されるのだそうです。大変ですね。
さて、ロビーをそのまま抜けて突き当たりの扉を開けると、太陽光がたっぷりと射し込む明るいラウンジがお待ちかね。
もともと広い空間に加えて壁いっぱいに拡がる窓の効果もあり、開放感はとにかく抜群。
白とベージュのトーンを中心に、全体的にナチュラルなテイストのインテリア。無垢材のフローリングも、とっても気持ちいい。
ラウンジの奥は、ソファでゆっくり寛げるスペース。コーヒーのお供にお気に入りの映画を、なんて休日を過ごしたくなります。
そして、さらにその奥にあるのがビリヤードのスペース。
手軽にビリヤードを楽しめるって、やっぱり贅沢です。
マイペースな練習やゲームも楽しめそうですが、しっかり練習して腕を上げたい方にはレッスンもあるとのこと。トレーニングを積んで、パーティーなどでハイレベルなゲームを繰り広げてみては?
ビリヤード台越しにラウンジを眺めるとこんな感じ。広々空間ですね。向こう側のカウンターが小さく見えます。
でも、リビングをテクテクと横切っていざ近づいてみると、実はカウンターは広々設計。それだけ大きなラウンジなのです。
よく見ると壁にはダーツマシンも。遊びゴコロに抜かり無し。
カウンター越しには、やはり広々としたキッチンスペースが覗くのですが・・
おや、これはなんだろう?
お酒好きな方はお気づきかと思いますが、そう、正解はビアサーバー!
ちょうど真夏の日差しが照りつける今日この頃。キンキンに冷えたジョッキで直注ぎのビールを喉を鳴らして飲んだら、きっとたまらないのでしょうね。
さてさて、キッチンを見ていきます。
キラキラとステンレスの輝きが眩しい、厨房のようなキッチン。
とても広々として余裕のある空間なので、凝った料理にもチャレンジしたくなりますね。
キッチン家電も一通り揃っています。作業台の下に緊急時用の水がたっぷりと確保されているあたりは、昨今の時勢柄。
奥のカウンターには、IHコンロがずらり。個人的には中華鍋を振り回せないのが残念ですが、お手入れはIHコンロのほうが断然ラク。大型物件のキッチンを綺麗に保つのはなかなか大変なことでもありますので、現実的と言えるのでは。
そして、もう1つの壁沿いには、見ての通り大型のシンクがずらり。思う存分、ピッカピカに洗ってください。
実は大型物件でも、こんな風にシンクとコンロでスペースをビシッと分けているのは珍しいです。使い勝手など、ぜひ入居された方にはお話しをうかがいたいですね。
透明な業務用冷蔵庫もユニーク。容量的には心許ないので、自炊の多い方は自室にも設置された専用冷蔵庫もフル活用する事になりそうです。
キッチンの裏には、各部屋ごとに分けて収納できるストッカー・スペースもあります。
さて続いては、「食事も楽しんだことだし、一汗かこうかな」なんて気分の時にも、ぜひとも有効活用していただきたいこちらのスペース。
エントランス・ホールの脇にあるこの扉をあけると・・
なんと、ちょっとした運動にピッタリのフィットネス・スタジオになっています。
フィットネス用品のほか、ヨガ用品、ボクササイズ用品なども揃っていて、自分に合った好みのスタイルで楽しめるようになっています。
食後についついぐーたらしてしまう人は、他の住人を誘ってゆっくりとエクササイズ。遊びを満喫するには、体が資本です。
もちろん朝起き抜けのヨガ、寝る前のストレッチ、休日の昼間にたっぷりと時間を掛けたフィットネスと、日常のちょっとした時間に柔軟にエクササイズを取り入れられるのも、自宅にこうした設備が備わっている事の便利なところです。
フィットネス・スタジオの隣りには、ちょっとしたバスルームも用意されています。
皆で集まって使用した後などには混雑しそうなので、そういった時はシャワールームの方へどうぞ。
ちなみに物件内でバスタブ付きの浴室はこちらのみ。「今日は、どうしてもバスタブに浸かりたい!」という時は、他の人が入っている間のんびりストレッチでもしながら待ってみて下さいな。
さらにフィットネス・スタジオの奥には、しっかり防音仕様のミュージック・ルームが設けられています。
ギター、ドラム、キーボードと本気の楽器陣が揃っています。
おまけにレスポール×VOXという、なかなか乙な組み合わせ。
で、こちらはエレキドラム。
躍動感あふれるビートを刻んで、きらりと光る汗が流せるはず。
こんなスツール的なものまで置かれているのは、実は通信カラオケも完備しているからです。オー、イェイ!
続いて、気になる水周り設備を見ていきます。
エントランス・ホールの奥、ラウンジの手前左手のドアを開けると、水周り設備の集約されたエリアがあります。
扉を開けると、すぐ右手に洗面台、左手には女性専用のパウダールーム。
女性専用ということで、扉を閉めてしまえば禁断のメイクアップ途中を男性に見られる心配もありません。
奥にはずらりと並んだシャワールームたちが、合計7室。入居規模的にも、あまり不便は無さそうな設置数かと思います。
シャワールームが並ぶエリアの手前には、アイロンやズボンプレッサーがあります。最近の大型物件には、色々なものがあるのですね。便利そうです。
ランドリー設備は、階段を上がって2階フロアにあります。
社員寮だった面影の残る洗面スペースの奥が、ランドリースペース。
専有部フロアの3、4階にもそれぞれ同様のスペースがあるので、入居したら居住階のものを使用することになりそうです。
ランドリーエリアの対面には、ウォシュレット付きトイレ。
プレーンな設備です。
それでは、2階の専有部を見ていきます。
まずは200号室です。
ここ、今回の物件で一番広い部屋です。
このとおり、しっかりしたキッチンに、ユニットバスも付いています。たぶん、昔は寮の管理人さんの部屋だったのではないでしょうか。
2名入居も可能とのことなので、カップルの方なども視野に入れて良さそう。
続いて、こちらはプレーンなタイプの210号室。
すっきりとシンプルな空間。ちょっとした冷蔵庫があるので、飲み物などはこちらに入れておくと便利ですね。
容量の大きな収納スペースは、多少洋服などが多い人でも安心。
物件の対面が川なので、外からの視線を気にする心配もなさそうです。
これはこれで、リバーサイド・ライフスタイル。風が吹いて気持ち良いです。
こちらは、3階の水周りエリア。
2階の水周り設備に比べて少々コンパクトですが、その分、随分とスタイリッシュです。
でも、設備の内容としては、こんな感じで同様です。
では、そのまま3階の専有部を拝見。
こちらは303号室。
基本的に、210号室を除いて同じ間取りとなっていますが、床の色が違うので大分印象が変わります。
白い床面で、ふわっとやわらかな雰囲気に。
続いて、402号室。
最上階のこの部屋のベランダに出ると、風が吹き抜ける空がドーンと拡がります。
なんとも気持ち良い場所です。
さて、玄関の外には有料ですが、自転車・バイク用の駐輪スペースが用意されています。
ちゃんと屋根もあるので、雨に濡れる心配もあまりないかと。
そして、こちらにご注目!
敷地内には、シェアレジデンスのロゴマークが入ったワゴンが駐められています。
なんと、1日あたり5000円でレンタルできるシェアレジデンス専用車なのだそう。遠くのショッピングモールへの買出しや休日のレジャーなど、さまざまなシーンで活用できそうです。
さて、今回探検した「シェアレジデンス 市川」の最寄駅は、JR中央・総武線の下総中山駅。
聞き慣れない駅名ですが、市川駅から5分、2駅隣りです。下総中山駅から東京駅までは28分、新宿駅までは40分と、さすがにJR中央・総武線ということで、近いとは言わないまでも、都心部へのアクセスとしては充分通勤可能な範囲ではないかと思います。
駅周辺も派手さはないものの、飲食チェーン店や100円ショップ、本屋などもあります。
こんな感じの商店街とも住宅地とも言えないような通りが続きますが、普段の生活をする上では特に不便ということはないのではないかと思います。
なお、すぐ近くの市川駅には大型のショッピングセンターもあるので、休日にはそちらへ繰り出していってザザーっとお買い物というのも良いのでは。
今回探検した「シェアレジデンス 市川」を運営するのは「株式会社シェア・デザイン」さんです。
「シェアレジデンス 南小岩」など、少しオトナっぽい、遊びゴコロあふれる空間づくりは今回も健在。
物件内のスタジオでの音楽レッスンをはじめ、カーシェアリング、住人へのリゾート・マンションの格安提供など、シェアハウスにおける活発なアクティビティの場づくりに積極的な姿勢がユニークです。これからどんな風に面白くなるのか、楽しみです。
おそらく、たぶん、きっと、社長さんが相当遊び好きで、かつ遊び上手なのだと思います。
シェアハウスの中に用意された様々な「遊び」の仕掛けに、集まってきた住人さんやオーナーさんのアイデアが交錯して、これから新しい活発なコミュニケーションが広がっていくのではないでしょうか。きっと、このムードに惹かれて集まってくる入居者さんも遊び上手が多いはず。
「なんだか最近、日常に遊びが足りないんだよなぁ。もっと積極的に遊びたいのに!」なんていう方、まずはお問合せしてみてはいかがでしょう。
こちらは事業者さんから届いた、パーティーの様子。
こんな風にお酒が入ると、きっとピアノなどの楽器が大活躍するのでは?
(イシクラ)