イロドリマンション

シェアハウス専門ポータルサイトのスタッフによる、シェア生活を楽しむための探検レポートブログ。東京、神奈川、千葉、埼玉、 そして全国各地のシェア賃貸住居をひたすら探検する専門ポータルサイトの隊員達。明日はあなたの物件へ・・・!?
集合住宅を楽しもう。
本日のシェアハウス探検隊は「ピュアplace 横浜」。
高齢者の方にも対応した大型マンションの一部をシェアハウスとして再生した物件です。マンションの内部にはクリニックも併設され、ボランティアによる昼食作りや宅配サービスも提供されています。
建物全体が地域も含めた大きな輪の中にあり、マンション内でのイベントや地域とのイベントも積極的に開催されるとのこと。人との繋がりを大切にしたい、という思いの色濃い物件のようです。
今回は3DKの間取りの住戸3つが、それぞれ3室の女性専用シェアハウスになります。なんと言ってもマンションそのものの独特の個性が見ドコロではあるのですが、全ての部屋で香りをテーマにしたシェアハウス内部のインテリアも特徴的。
今回は、その両面からじっくり見ていきたいと思います。
たどり着いたのは、少し派手なカラーリングの外観の建物。
個性的なルックスの8階建ての大規模なマンションです。
建物の裏手は公園になっています。
マンションのエントランスもこんな具合。
何とも言えないアートワークが踊るエントランスは、細部をよく見ればしっかりバリアフリー設計です。
こちらはマンションの談話室。
裏手にある公園の緑を眺めながら、ご近所の方とおしゃべりする機会があるかも知れません。
建物の屋上は緑化され、マンション入居者用の菜園に。
ピュアプレイス横浜専用の花壇も用意されていますので、土いじりに興味のある方は是非。
さらに、4Fには内科のクリニックが開設されています。
なんとも贅沢なつくりですが、実はここ、住宅供給公社(JKK)さんの建物。
どうりで、お年寄りやファミリーにもたっぷりと配慮の行き届いた住環境が提供されているワケです。シェアハウスの入居者は基本的にバリバリと健康な社会人がほとんどかと思いますが、体調を崩した時など、いざと言う時にクリニックは頼りになりますね。
ちなみに小児科、心療内科も対応しているそうで、待合室にはぬいぐるみもたくさん。漢方やホメオパシー治療も行っているそうな。クリニックはお住まいでない方も使えるということです。
と、いうことで、ここからはシェアハウスとなった住戸部分の内部へ。
まずは206号室から。
鍵はシャーロックのカードキー。
複製困難ということで、高級賃貸物件でよく見るタイプです。
この鍵は開け方が少し特徴的。側面の挿入口からお洒落なカードキーを挿し込んで正面のベゼルを回します。すると、カシャン!と鍵の開く音がし、解錠されるという流れ。
解錠操作自体にも、不思議と少し高級感があるんですよね。
それでは、玄関ドアを開けて内部へ。
内部は、床、壁、天井とまっしろしろ。
名前が「ピュアプレイス」というだけあります。清純派です。
右手は手前から水周り設備の扉、トイレの扉となっていて、突き当たりに広がる空間がリビングです。左手は窓の先が収納棚で、続いて2063号室の扉が並びます。
内部から振り返って玄関を見ると、こんな感じ。
靴箱を開けてみます。
入居人数は3名のみということで、収納スペースは十分かと。
ブーツ類は収納棚が推奨ですね。
それでは、廊下をまっすぐに進んで奥のリビングへ。
ちょっとダウンライトな空間を彩るインテリアは、比較的シンプル。
大型の液晶TVの横には煙突形の小さな加湿器が置かれています。
そして、ダイニング・テーブルは比較的コンパクト。
3人全員が集まるとテーブル・トップのサイズはコンパクトに感じるかもしれませんが、実際の生活ではそんなに同時に集まる事も無いでしょうから、基本それほど不便はないかと。
床に置かれた青リンゴのライトが空間のアイコン。
リビングの脇には、L字型に収まったキッチンがあります。
リビングとの間に仕切りは無く、空間は一体になっています。
雰囲気のあるガスコンロは3口、落ち着いたグリーンのケトルも置かれています。
冷蔵庫も大きめのサイズがどーんと。
3人用ということで、収納量も問題ないでしょう。
続いては玄関脇の扉の奥に揃う、水周り設備を拝見。
はい、実はこの空間全体が脱衣室です。
引き戸の一部が曇りガラスになっていますが、女性専用物件&奥の方までは距離があるということで、おそらくそんなには気にならないかと。実際に入居してからどうしても気になるという場合は、運営事業者さんに何か目隠しを相談してみましょう。
そして、脱衣室内に洗面台と洗濯機が置かれています。
洗面台の左手の収納には洗面道具を入れておいて良いそうです。便利。
洗濯機の反対側にバスルームがあります。
こんな感じ。ちゃんと浴槽も使えます。
脱衣室と洗濯機や洗面台が一体化した間取りですが、人数が少ないので、さほど大きな不便は無いはずです。
で、トイレはこんな感じ。
こちらは独立した配置で、廊下から直接アクセスします。
それでは、専有部部へ。
リビングに面した2061号室は、ピンク色の床が鮮やか。
今回の物件では部屋ごとにカラーテーマが設定されていて、コチラはローズマリーということです。
窓際には、小振りなデスクも置かれていました。
部屋の出入り口になっている引き戸もピンク色。
たっぷりと洋服を掛けられるように、部屋の一角にはハンガーパイプが渡されています。
高めの設置位置で、ロングコートもOKです。
収納はベッド下にも。
ということで、なかなか収納力は充実しています。
2062号室のカラーテーマは、ペパーミント。
という事で、床は鮮やかなペパーミント・グリーン。
こちらは収納。
掃き出し窓の外には、ちょっとしたベランダも付いています。
2Fですが、マンション自体が丘に建っているので見晴らしは良好。
もちろん、物干しもOK。
続いて2063号室。テーマはグレープフルーツです。
床は淡めのイエローです。
どの部屋にも、比較的しっかりした収納が用意されています。
現時点では3LDKの住戸が3ユニット分=9部屋がシェアハウスとなっています。
ということで、続いては208号室のユニットを見てみたいと思います。
各ユニットの間取りは基本的に同じ。こんな具合の玄関から・・
奥に広がるリビングルーム。でも、カラーリングは違います。
ここは白とベージュが基調で、よりシンプルな印象です。
テーブルの形もちょっとだけ違います。
また、先ほどは触れませんでしたがインターホンはカメラ付き。
キッチン・水周りは206号室と同じなので、さっそく専有部を見てみます。
では、2081号室から順に駆け足で見ていきます。
テーマはラベンダーです。
やはりドアもラベンダーな感じで。
窓を開けると、物干し金具が付いています。
2082号室のテーマはレモングラス。
はい、クローゼットもしっかり。
最後に2083号室。
テーマはベルガモット
それでは、さらに3ユニット目の209号室へ移動。
やはり同じ間取りですが、鮮やかな赤の効いたカラーリング。
壁掛け時計も、ちゃんと赤。
さて、やはり駆け足で専有部を。
2091号室のテーマはゼラニウム。
ピンクを基調に、かなり可愛らしくなってます。
2092号室のテーマはジャスミン。
こちらはシンプルで心地よさそう。
最後となる2093号室のテーマはカモミール。
はい、収納もバッチリ。
という事でお腹いっぱいな感じですが、全部インテリアが異なるので現時点の全室を網羅してみました。
新横浜まで6分、横浜までは10分、渋谷までなら31分、品川までは32分。菊名で東横線に乗り換えれば渋谷、東神奈川で京浜東北線に乗り換えれば品川です。
静かな雰囲気の駅前から、シェアハウスまでは歩いて13分ほど。
近いとは言えませんが、適度な運動だと思いましょう。道のりの途中で目立つのは、大型の家電量販店。
公園の中を通り抜けることもできます。
緑もあり、気持ちの良い散歩道になっていますが、駅から物件までは、基本的に上り坂。自転車があれば朝は早いですが、帰りはのんびり押していく感じかもしれません。
今回探検した「ピュアplace 横浜」の運営をされるのは、「株式会社Rバンク」さん。
少数精鋭で活発に事業展開をされている企業さんですが、シェアハウスは女性スタッフのみで管理を担い、女性専用物件だけを扱うという一点集中のスタイル。
入居者と世代の近い女性担当者が管理を行うのは、シェアハウス運営では何かと巧くいきやすいのかもしれません。
ということで、純情派なシェアハウスが気になった方はコチラからお問合せをどうぞ。
前半で端折りましたが、最後に個性的な建物をご堪能あれ。
マンションの裏手にはたっぷりとした公園があります。
そして、まずはこのようなアプローチを辿って本丸へとアプローチします。
で、角度を変えると建物はこのような状態になっております。
うーむ、個性的。ぶら下がるグリーンが何とも言えない味わい。
廊下がとても広々しているのは、実際の生活を送る上でも魅力的ですね。
随所のスペシャルなゆとり感は、公社物件ならではではないかと。
世代を超えた入居者同士の触れ合いを大切にしたマンションと、単身者同士の触れ合いが楽しいシェアハウス。うまく融合できれば、素敵な住環境になるかもしれません。
色々な意味で、これから注目していきたい物件なのです。
(サトウ)