
シェアハウス専門ポータルサイトのスタッフによる、シェア生活を楽しむための探検レポートブログ。東京、神奈川、千葉、埼玉、 そして全国各地のシェア賃貸住居をひたすら探検する専門ポータルサイトの隊員達。明日はあなたの物件へ・・・!?
シンプルだから、心地よい。
今回のシェアハウス探検隊は「シャトー赤坂台」。
マンションの一室がシェアハウスとして全面改装された物件です。名前に「台」と付いていますが、実は都内に赤坂台という地名は無いんですね。どこからきたのでしょうか、台。立地は各線・青山一丁目駅と東京メトロ千代田線・乃木坂駅の間に挟まれていて、正真正銘の港区赤坂なのですが。
近隣には大使館や外資系オフィスなどが並び、246沿いにはハイセンスなお店も盛りだくさん。交通の便だけでなく住み心地も良さそうですが、女性専用で入居者3名という狭き門は、現在すでに満員御礼(2010年9月)。
残念ではありますが、素敵な物件ですから、ひとつご覧あれ。
青山一丁目駅で下車して早々、肌で感じる外資な街並み。グローバルな風に煽られながら歩くこと8分程で、到着。
このマンションの一室が、今回訪れる物件です。
見た目は年代物のベーシックなマンションですが、さっそく中へ。
清掃の行き届いた、キラキラとしたエントランス。奥には防犯カメラも設置されています。
物件は2階ですが、雰囲気のあるエレベーターを使うもよし。
で、こちらが玄関。では、さっそく失礼します。
ドアを開けると、少し暖かい色合いの室内が顔をのぞかせます。
土間の鏡の裏側には、靴箱。
「こぢんまり」という言葉は単に小さい様子を指す表現かしらと辞書を引いてみると、「小さいながら過不足なく整っているさま」とありました。過不足なく、というのがポイントですね。
決して広くはないですが、3人で暮らすには事足りるスペースと靴箱。まさにこぢんまりとした玄関周りと言えそうです。卵の黄身のような黄色い玄関扉がレトロであたたかな印象。
では、続いて廊下を歩いて、リビングへ。
キュッと凝縮され整えられた空間は、整いすぎて寂しい印象も受けますが、その分面積よりも広々と感じます。そして、何より清潔感があります。
玄関でも感じられた港区らしいミニマリズムは、ここでも。
テレビは少し大きめのタイプが付いています。写真では開放されている隣の扉の奥はランドリースペースとトイレ、左手の廊下沿いの扉の奥は洗面台とバスルームという動線です。空間全体は小さいながら、水回り設備の騒音や利用上の不便の少なそうな、上手な配置だと思います。
テレビ台となっているチェストは、部屋ごとのストッカーになっています。調味料やちょっとした食材など、リビングに置いておきたい私物はこちらへ。
飾り気はないものの、安物でもない、気概を感じさせるキッチン。
芸の細かな照明の当て方も、今回の物件らしいです。
ステンレス製のシンクしかり。
馬力を感じる3口ガスコンロしかり。
料理する人がキッチンに望むこと。それは、特別な設備がついているか否かよりも、作業しやすいスペースの確保や清掃のしやすさだったりします(基本的な機能は前提として)。そんな意味でこのキッチンは優秀だと思います。
必要最低限のキッチン家電も揃っていますし。
続いて水周り設備を見てみます。
リビングに面した扉の奥、お手洗いの手前に置かれた洗濯機。
お手洗いは、ウォシュレットも付いています。
そして、こちらは廊下に面した扉の奥の、バスルームと脱衣室のスペース。
脱衣室には、洗面台が設置されています。
なお、縦に設置されたライトは顔全体を照らし、明るい表情を引き出してくれるので女性向きだとか(美容業界談)。
バスルームは、足を悠々と伸ばせる贅沢な広さ。ウッド調の壁とクリーム色のコンビネーションが落ち着いた雰囲気です。
そして、ここにもテレビが!
退屈しのぎには持ってこいですが、長湯には要注意。
では、最後に専有部を見てみます。まずは、玄関に近い201号室から。
リビング、バスルームに続き、各専有部にもテレビが設置されています。
NO TV, NO LIFE な方には至れり尽くせり。
実はロフト付きで、下がハンガーポール付きの大きな収納スペースになっています。
ロフトの上はこんな感じ。
室内物干しにもさりげなく配慮。棒を引っぱって出し入れするタイプです。
続いて、リビングに面した202号室。
こちらの専有部はすでに入居済みだったため、入居者さんに許可を頂いて撮影を行った時の様子。入居前の他の専有部と比べると、やはり断然活き活きとしてくるものですね。
ベランダも付いていて、洗濯物は外干しも可能です。
そして、お隣の203号室。
見た目はとてもシンプルですが、実はかなり遊び心のある内装。あまりにもしっくりきているので見落としがちな天井ですが、格子状に板が張られ、手が掛けられています。
派手すぎず、地味すぎず、住む人によっていろんな表情を生みそうな部屋です。
幾何学模様にも見える花柄の壁紙は、エスニックやヨーロピアン、和風と、どんなテイストにも合いそう。
収納もバッチリ。
さて、今回探検した「シャトー赤坂台」の最寄駅は、各線・青山一丁目駅。
渋谷まで5分、新宿まで4分、東京まで12分。東京メトロ銀座線・半蔵門線・大江戸駅の3線に加え、東京メトロ千代田線・乃木坂駅も含めると4線利用可能で、都内主要エリアへのアクセスは無問題。近隣にはオシャレなカフェやショップが並ぶほか、明治神宮野球場もあったりと、以外に緑も豊富な環境です。
駐輪場代は有料で1500円/月かかりますが、言わずもがなの好立地で、自転車があればちょっとそこまでの感覚で気軽に渋谷や表参道を散策できます。
運営をされるのは、「有限会社ハウスプラザ」さんです。
今回は2件目のシェアハウス運営ということで、徐々に運営面のノウハウも蓄積されてきているのではないでしょうか。シンプルながらも行き届いた内装づくりには、静かな意気込みを感じました。今後も更なる期待ができそうです。
バリバリのキャリア・ウーマンにはもちろんのこと、ファッションやデザインなどに敏感な方にも好環境ではないでしょうか。好立地に住まうことで、時間もプライベートも有効的に過ごしたい方にはオススメしたい物件です。
現在(2010年9月)は満室ですが、空室が出ているのを見つけた方はコチラまでどうぞ。
道草するのが楽しみな帰り道。
(ホン)

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