緑のいざない

シェアハウス専門ポータルサイトのスタッフによる、シェア生活を楽しむための探検レポートブログ。東京、神奈川、千葉、埼玉、 そして全国各地のシェア賃貸住居をひたすら探検する専門ポータルサイトの隊員達。明日はあなたの物件へ・・・!?

※こちらの物件は2014年10月より運営事業者が「nodoca」さんへと掲載変更されています。

大きな窓から、緑がのぞく。


今回のシェアハウス探検隊は「nodoca 桜新町」。人気が高く、実はあっという間に満室となってしまった物件です(2010年9月末時点)。

大きな窓から庭の緑がのぞくリビングは、どこかノスタルジックで穏やかな雰囲気。都心ど真ん中という立地ではありませんが、そんな適度な距離感も味方につけた、実に納得の仕上がり。空間クオリティも、まったくもって高いのであります。

好みが分かれそうなテイストですが、ツボに入れば憧れ物件になるかもしれません。


さて、近隣は素晴らしい高級住宅地。とある有名な方もお住まいだったりします。

そんな中に立つ、やはり立派な住宅が今回の目的地。

玄関までのアプローチが長いのは、豪邸のステータス。かなり贅沢な余裕がある敷地。

ドアノブも渋カッコイイ意匠で気分が出ます。

というわけで、素敵なお庭をのんびり巡るのは後まわし。

さっそく内部へお邪魔したいと思います。


失礼しまーす。

建物の内部は、玄関ドアの雰囲気とは打ってかわって「白い」空間。

廊下に並んだドアは、右が101号室、左隣の黒いドアが102号室です。

ちなみに玄関は、とても鮮やかなブルー。空間も広く、気持ち良し。

正面の棚の上には、豚の時計が置かれています。

飛べない豚は、ただの豚と言いますが、ただ者ではない方の豚になります。


では、廊下の奥のリビングへ。

大きく開いた庭のグリーンに、可愛らしい壁紙と天井がよく似合います。

軽やかな、ほど良くメルヘンなテイスト。

床は何気にヘリンボーン模様のクッションフロア。床、壁、天井と少しずつ異なる表情を掛け合わせた、さりげなく高度なスタイリングになっていたりします。

ちなみに、ヘリンボーンはへリング(ニシン)のボーン(骨)という事で、魚の背骨にちょっと似ているんです。ご存知?

水色の壁はアーチ型に切り取られ、くぐった先にはダイニングとキッチンが。

そして天井を見上げると、シャンデリアと鹿のブラケット(光ります!)が。

ちなみに鹿はリアルではなく可愛らしい感じです。

さて、リビングの特等席は、たぶんこの窓際の席。

レザーのソファから、のんびりと庭を堪能できます。

それにしても、先程の床・壁・天井に加え水色の壁、アーチ、シャンデリアに鹿まで入ってもウルさくならないのは、結構な凄腕だと思いますがいかがでしょうか。

かなり繊細な空間づくりなので、この凄さが分かる方にこそ、ゼヒ入居して頂きたいものですね。


続いては、アーチをくぐってダイニングへ。

ここにもシャンデリア。でも、先程とはテイストが違います。

バランス感覚抜群のメリハリの効いた空間構成で、個性的な空間でも飽きたり、なんとなく疲れたりといった事がありません。長く愛せそうなのも、今回の物件の素敵なところ。

大きな窓はゴーヤで作った緑のカーテンに一面を覆われ、実に涼しげ。

射し込む光も、ほんのり緑です。

ちょいと外側から緑のカーテンを見てみます。

うーん。もじゃもじゃ。この中があの空間だとは。

立派なゴーヤはもちろん食べてもOKです。

それでは、ふたたび涼しいダイニングの中へ。

先ほどのリビングだけでも十分な広さなのですが、

こんなに立派なシステム・キッチンまで付いてます。

なんでも、これはシェアハウスになる上で新たに設置されたモノではなく、既存のものだとか。持つべきモノは豪邸ですね。

スタイリッシュなガスコンロは3口。

食器も多少は置いてあります。やはり、おそらくは既存の物かと思います。

足りない物は入居者さん達に揃えていって頂く必要があります。

食器棚の横には、さりげなく連絡用のコルク・ボードが。

可愛らしいステンドグラスがあしらわれた扉は、玄関へと繋がります。

また、よーく見ると家の中の至る所に鳥がいます。

羽ばたいていたり、羽を休めていたり、目付きが悪かったりと、それぞれ個性があるので、内覧の時は楽しく探してみて下さいな。


さて、水周り設備を見てみます。

リビングの一角には、ちょいと小洒落た洗面台があります。

で、洗面台と階段の間を進むと・・・

正面に、大きな鏡の付いた洗面台のボスがいます。

さらにその脇には、洗濯機と乾燥機が置かれています。

ピンクの暖簾の奥が脱衣室と、バスルーム。

脱衣室の間仕切りは暖簾だけではモチロンなく、ボス洗面台の写真(2つ上)にあるように、ルーバー扉のドアが付いています。

バスルームは予想通りというか、広めです。

なぜかTVも付いてます。

が、他の人に迷惑の掛からぬよう、長風呂は程々にどうぞ。

こちらは脱衣室の様子。各部屋ごとに分かれた洗面用具置き場も付いています。


それでは、ここからは専有部の様子をチェック。

まずは角部屋の101号室。

見ての通り、専有部にはエアコンと、収納として使えるポールハンガーのみが設置されています。照明も、壁際のスポットライトがひとつだけ。運営事業者さんいわく「自分でおしゃれなモノを探してね!」との事。

どの部屋も、1面はデザインの入った壁紙があしらわれています。

専有部内も自分好みにできるようにと、がらーんとした状態。カバンひとつ・・では、とうてい住め始められませんので悪しからず。


続いては102号室。

シンプルですが、壁一面が収納です。

モノ持ちな方に、ゼヒ。


お次は、壁一面にゴージャスな庭がひろがる103号室。

窓もですが、部屋自体がとても広いです。

庭を眺めつつ、お茶でもすすって下さい。

ただし、間取り上はリビングの隣になります。生活音などに敏感な方は、よーく検討する必要があるかも知れません。


続いて105号室。収納周辺の壁面に模様が付いています。

104・105号室のテラスは、ウッドデッキが敷かれています。

※写真は104号室のテラス。

広くはありませんが、物干しなどには十分対応できます。


さて、続いては2Fへ。

実はリビング脇の階段、よーく見ると・・

蹴込み(階段の垂直になった面)にも花柄のクロス。細かい。

階段を上りきると、懐かしさの香る廊下。

柱には、インターホンの受信機が置いてあります。

モニター付きで、外の映像も映ります。最近は、こんなリモコンみたいなタイプがあるんですね。2階の住人さんにとっては便利そうです。


2階の廊下にも、古いタイル張りの洗面台が設置されています。

蛇口は新しいものですが、空気を読んだチョイスで違和感なし。

トイレはウォシュレット付き。

ですが、引き戸も鍵も古いまま残してあります。

タオル掛けも、何十年も昔のモノ。

敢えて、残すモノは残すのです。

廊下の突き当たりには、予備のシャワールームも。

1Fのバスルームが使用中の時や、2F住人さんの朝のお風呂はコチラをどうぞ。


では、2F専有部を201号室から。

ベランダ側から見ると、こんな感じ。

ロフトの下にはポールが渡してあるので、大容量の収納にもなります。足下の小上がりには引き出しが付いていて、やはり収納になります。

で、見ての通り天井が高いのです。

ちょいとハシゴを上がってみます。

ロフト、けっこう広いです。ちゃんと照明も付いているのも細かな配慮。

窓の鍵は昔のクルクル回すタイプ。

こんなベランダも付いています。

パッと見では隣室と繋がっていますが、一応仕切りはあります。


続いて202号室。

おおよそ201号室と同じです。


最後は203号室。

やはり同じ・・に見えて、実は本棚が付いています。

本棚上部は、実はロフト上まで少し貫通しています。

実はサッシは2重になっていて、外側に新しいサッシが付いています。よって、断熱性能もバッチリ。


さて、最寄駅は東急田園都市線桜新町駅。サザエさんの街です。

乗車時間は、渋谷まで9分、三軒茶屋まで4分。

渋谷からは東京メトロ半蔵門線・副都心線に繋がりますので、山手線内側の都心へのアクセスも良好です。

冒頭でもお知らせしましたが、ご近所には有名な方もお住まいという事で、SP(セキュリティ・ポリス)のお姿もチラホラあったりします。新鮮です。

そんなこんなで、周辺にはドーンとした佇まいのお宅が並んでいます。


今回探検した「nodoca 桜新町」を運営するのは「サイコ34号棟」さん。

女性デザイナーとのコンビで手掛ける可愛らしいシェアハウスの数々は、いつも短期間で満室になってしまいます。

入居者さん自身で物件を作り上げる事を重視した、基本的には手放しと言う独特な管理スタイルも大きな特徴。向き不向きはかなりあるでしょうが、ピッタリはまればきっと素敵な生活ができる事は請け合い。

そして、ピッタリはまるかどうかは、入居前にしっかり見極めてくれるはず。信頼してお任せしましょう。

実は既に満室(2010.9.27現在。最近、素敵な物件は早いです・・)なのですが、ぐさーっと来てしまった方、空きが出ているのを見つけたら、コチラからお問合せをどうぞ。


緑に触れる東京シェア生活、ぜひ満喫して下さいな。

(サトウ)

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