こまむぎこまごめ｜ひつじ不動産

手作りのベンチ。手作りのドア。

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今回のシェアハウス探検隊は、駒込にある手作り感あふれるシェアハウス、「コマハウス」。

マンションのペントハウスをシェアハウスとして再生しています。ペントハウスとは、マンションなどの最上階にある特別な住戸の事。たいてい元々オーナーが住んでいて、豪華なつくりになっていることが多い場所です。

でも、今回の物件のウリはゴージャスな設備や内装ではありません。デザイナーさんが置いたという可愛いらしいアイテムや手作りの家具によって、肩の力の抜けた、少しだけ趣のある雰囲気に仕上がっているトコロ。

なお、最近はやたらと女性専用物件ばかりが目立っていますが、今回は男女共に入居可能です。素敵な物件探しにお困りの男子諸君や、女性専用物件はちょっと・・な女子の皆様にも良いのではないでしょうか。

流行りのデザイン物件も良いけど、あまり飾り過ぎない素朴な家が良いな・・という向きには、なかなかオススメできそうです。

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さて、コチラがペントハウスの入っているマンション全体の玄関。

2、3Fは一般の賃貸として貸し出していて、4Fがシェアハウスの入り口です。

ちなみにエレベーターは使えず、4Fまでは階段アクセスとなります。あしからず。

正面玄関はナンバー式の鍵。

玄関を入ると、正面にでーんと靴箱があります。

全6室という事で、靴箱は充分な収納力。

さて、実はちょっと不思議な間取りになっています。

玄関を入ると土間を中心に、右手に5Fへの階段、左手がリビングや水回りとなります。

よって、階段手前から玄関方向を見るとこんな感じ。

ランプから放射状に伸びる光がカッコイイ。

正面に水回り設備が見えますが、まずは靴箱の奥に見える右手の扉からリビングへ向かってみます。

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という事で、リビングはこんな雰囲気です。

ベンチやテーブルはシンプルな木の素材感。

専有部のドアは、少し遊び心を感じさせる粗い表情の素材をあえて選択。

テーブルの上には、かわいらしい雰囲気のランプとグリーンが置かれています。

聞けば、なんでも運営事業者さんはカフェの経営もされているとか。

なるほど、それでこの雰囲気。なんとなく納得の腕前です。

ちなみにベンチは手作りで、知り合いのアーティストにお願いしたモノだそう。

フレームの溶接部も丁寧にカットされていて、仕上がりがとても綺麗。

とてもシンプルなのですが、心のこもった仕事が感じ取れます。

では、角度を変えて見てみます。

リビングから直接バルコニーに出られます。

窓も大きく、リビングはとても明るく気持ち良し。

ほら、このとおり。

うぐいす色のキッチンは少し年齢を感じさせますが、機能的には充分という事でそのまま現役続行となったようです。

コンパクトなディッシュ・トレイが奥の方で収まっているためもありますが、作業スペースはある程度あり、まずまず使いやすいのではないかと。

おそらく、2人ぐらいまでは並んで同時に料理するのも許容範囲でしょう。

ガスコンロは2口。

これまた、おそらく現役続投組のレトロなタイプ。

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続いて、リビング横のバルコニーをチェックしてみます。

もちろん物干しも可能ですが、イスを置いて読書なんかをしてみるのも気持ちが良さそうです。

今度は水回り設備へ。

洗面台は新しいモノが設置されています。壁面のガラス棚は、それぞれの洗面道具なんかを置いておくと便利に使えそうです。

ちなみに、脱衣スペースは洗濯機の前になります。という事で、残念ながらバスルームの使用中は洗面台と洗濯機は使えません。

で、こちらがそのバスルーム。

これまた、可愛い（実物は少し可愛いのです）タイルじゃないですか。

近頃はタイル張りのバスルームは、希少になってきた気がします。

さて、続いてトイレをチェック。

やはり、床のタイルがレトロな感じでステキです。

でも、便座はしっかりウォシュレット。

元々おばあちゃんがお住まいだったそうで、壁には手すりが残っています。

よっこらしょっと。

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それでは、ここからは専有部を見てみます。

まずはラウンジ横の401号室から。

部屋はそれほど広くないのですが、バルコニーが付いているので開放感アリ。

ただ、イスをよく見てみると、本当にイスなのか怪しい感じがします。

うーん、変な椅子ですが、多分子供の成長に合わせて高さ調整ができるタイプなのでしょうね。

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続いては402号室。

普通の和室と思ったら大間違い。

なんと奥にはエレベーターが付いているのです（！）

でも、実は今は稼動していません。

純粋に収納スペースとして考えてくださいませ。変ですけど。

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階段を上って5Fへ。

階段の先にはミニキッチンがあります。

先程見た通り、１Fのピカピカ洗面台は誰かがお風呂に入っている時に使えません。そんな時、きっとサブの洗面台として使われたりもするでしょう。

でも5Fにお住まいの方にとってはメインの洗面台になるかも知れません。

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こちらは503号室。

和室で6畳、メインの収納は押入れとなります。

なお、ご覧のようにベランダ付きです。

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続いて504号室。

なんと、専用のサンルーム付き。おまけに、床の一部が杉の板張り。

しかも、真っ白な壁に浮き上がる黒く塗られた扉も手作り。

特に収納はありませんので、工夫が必要になりそう。

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廊下には和室の面影が残ります。

和室の中に見えて、実は廊下。不思議です。

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今回お邪魔したコマハウスの最寄駅は、駒込駅。

駒込にはJR山手線と、山手線の円を縦に二つに割るような東京メトロ南北線が乗り入れています。

電車に乗れば、新宿までは16分、飯田橋は9分、六本木一丁目は20分。実は、仕事にも遊びにも便利な土地柄ではないでしょうか。

立派なホテルの建つ駅前はキレイに整備されていていますが、ロータリー周辺など、小さな路地へ入ると生活感の滲み出る商店街があったりもします。

少し歩けば素敵すぎる日本庭園「六義園」や西洋庭園ミックスの「旧古河庭園」といった、気持ちの良いお散歩スポットもあったりします。

あなどるなかれ、駒込。

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さてさて、今回探検した「コマハウス」を運営するのは「株式会社真」さんです。

坂本竜馬を愛するお父さんと、カフェを営む娘さんが運営管理を担当されるそうです。

今回の物件が初めてのシェアハウスの運営となりますが、随所に垣間見える遊び心とセンスが持ち味でしょうか。知り合いのデザイナーさんにも協力してもらい、一緒に物件づくりを行ったとか。ちなみにお二人の後ろに写っている木製のサイン（別物件ですが）は、アイヌの方に手彫りで作成していただいたのだそうです。

値段は張るとの事でしたが、こういうお金に直結しないトコロに気合いを入れる心意気、僕は好きです。

今回の物件はエレベータ無しという事で、多少は日々の不便もあるかも知れません。

でも、慣れてしまえばどうって事はありません（経験談）。逆に健康的というものです。

という事で、物件が気になる方は、コチラから内見のお問合せをどうぞ。

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こまむぎこまごめこまはうす。

（サトウ）