シェアハウス専門ポータルサイトのスタッフによる、シェア生活を楽しむための探検レポートブログ。東京、神奈川、千葉、埼玉、 そして全国各地のシェア賃貸住居をひたすら探検する専門ポータルサイトの隊員達。明日はあなたの物件へ・・・!?
シンプルだけど、程良く素敵。
今回のシェアハウス探検隊は「マグノリアテラス」。
三軒茶屋と下高井戸を結ぶ静かな路線、東急世田谷線の松陰神社前に2010年5月に新築されたばかりのシェアハウスです。
住所は東京都世田谷区。駅を出ると目に映る緑も多く、街の雰囲気はとても落ち着いています。世田谷という先入観もあるのかも知れませんが、少し大人の空気を感じます。
「マグノリアテラス」は、女性専用でわずかに3室のみ。
普段は1Fに住む(玄関は別)オーナーさんが管理するという事で、大家さんとも距離の近いアットホームな運営スタイルとなる予感。いや、予感というか、ほぼ確定。
と言うのも、実は撮影時に紅茶と(大好物の)リーフパイを振る舞って頂いてしまったのですが、何だかごく自然な感じなんです。
なお、基本的にオーナーさんは2Fのキッチンやバスルームを使ったりはしません。つまり同居というわけではありませんので、その点は誤解なきよう。。
さて、まずは建物外観から。
建物は、有名なハウスメーカーさんが建てたそうな。黒光りするサイディングは、確かにずばり新築な感じのたたずまい。
エントランス手前の黒い柱には、インターホンが3つ付いています。ひとつはシェアハウスの入居者さん用、もうひとつはオーナーさん用、残りはおとなりの一般賃貸用です。
また、ご覧のように建物の前はオーナーさんの駐車場になっていますが、入居者さんが使える駐輪場が、その後方にちゃんとあります。
で、こちらが玄関ドア。
3名分の郵便物は、ドアに設置されたポストが受け止めます。
さて、いよいよ玄関のドアを開けてみます。
すると、まず目の前に現れるのはクルクルの螺旋階段。
玄関を入ってすぐに螺旋階段というのも珍しい構造です。
現在は階段以外に何もないのですが、これから靴箱は設置する予定だそう。
せっかくなので上から見てみます。
緩やかに真上にワープする感じ。
階段を上がると、すぐにとてもシンプルなリビングがあります。
ふたつ並んだ四角い窓からは、良い具合に光が射しこみます。
リビングのサイズは比較的小ぶりではあるものの、最大3名という生活規模を考えれば必要十分な広さではないかと。
なお、オーナーさんの話ではもっと容量の大きな冷蔵庫を注文したそうですが、残念ながら螺旋階段を通ることができずにサイズダウンをしたのだとか。
恐るべし螺旋。
入居される方も、あまりにも大きな家具を運び込むのは難しいかもしれませんので、物持ちの方は予めご覚悟を。もちろん冷蔵庫よりも大きいモノを部屋に運び込むことは少ないとは思いますが、ガッチリとスプリングの入ったマットレス等は要注意かと思います。
さて、キッチンのシンクはこんな具合。
で、IHコンロは、ビルトインで2口。
フラットで、拭き掃除などのメンテナンスは楽々。シンプルなキッチンですが、使い勝手は良さそうです。ただし、あらかじめ備え付けの調理機器などは特にありませんのでご注意を。
入居者さんで持ち寄るスタイルです。
続いては水回り設備へ。
リビングに面した扉を開けると、このように洗面台と洗濯機があります。
実はこの空間、脱衣室を兼ねています。
という事で、洗面台の向かいにはバスルームがあります。
バスルームはツルッとしたスタンダードなタイプ。
入居人数を考慮すれば、ほとんど不便はないはず。
こちらはお手洗い。
こちらも、とてもシンプルなスタイル。
さて、そろそろ専有部を見てみます。
まずは201号室から。
天井が高く、日も差し込んで心地よさそうな空間。
基本的に備品はエアコンのみで、見ての通り備え付けの家具はありません。
この辺も好みは人それぞれですが、最近はひとり暮らしからの住み替えの方がとても多いので、手持ちの家具類を処分しなくても良い、という部分もあります。
さて、奥の壁側から見ると、こんな具合です。
天井が斜めになっているのが分かりますね。
高くなった天井部分、ハシゴの先にはロフトがあります。
ちょいとハシゴを上がってみます。
壁紙と床の色がポイント。
マットレスを敷いて寝床として使うか、物置にするかはお好みでどうぞ。寝床にする場合は、ちゃんとコンセントが付いているので読書灯を置くのもアリでは。
窓際には、室内外で物干しが出来るように工夫がされています。
どちらも、使わないときは目立たないように収納できます。
部屋の鍵も、少し珍しいタイプが使われています。
上のギザギザの摘みを回してロックするのですが、見た目とは裏腹に指に吸い付いて使いづらくはありません。変わってます。
さて、お次は202号室。
窓は大きくはないのですが、2面に付いています。
やはりロフトとクローゼットが付いています。
斜めの天井に照明用の引っ掛け端子が付いているので、シンボル的に可愛らしいペンダントライトを付けると、部屋の雰囲気は大きく変わるはず。
また、ハシゴは写真のように壁際にピタリと引っかけて置くことができます。使わない時は邪魔にならないワケですね。
最後は203号室。
どの専有部も似た作りですが、窓の大きさや日当たりで賃料が多少異なります。
松陰神社前駅は世田谷区役所も近く、何かと便利かもしれません。
三軒茶屋駅までは、秘かにファンの多い素敵路線、世田谷線に揺られて6分。
歩いても16分なので、休みの日にはのんびり散歩するのも良いでしょうね。この辺りは素敵なお店も多いので、歩いていても何かと楽しいです。
三軒茶屋駅まで出ると、渋谷までは6分、新宿18分、品川は25分です。とは言え、渋谷や下北沢は余裕のチャリ圏内なので、自転車があると大活躍しそうな予感。
今回探検した「マグノリアテラス」の募集を担当するのは、「サイコ34号棟」さん。
いつもはシェアハウスの企画・募集から管理までをワンストップで行っているのですが、今回はオーナーさんが管理を行い、入居者さんのコーディネートまでを担当されるそうです。
入居者さんが決定した後はオーナーさんへと引き継ぐということで、コーディネートではオーナーさんと入居者さんの相性まで考慮したい、との事。
オーナーさんは元々この場所で下宿を運営されていて、建替えにともない今回の募集となったそう。上品な話しぶりからは、ながーい運営経験に基づいた独自のシェアハウス観のようなものが垣間見えたような気がします。
たぶん集まってくる入居者さんも、どこかオーナーさんに似た雰囲気の方が多くなるのではないでしょうか。きっと娘さんに接するような優しい距離感で入居者さんと付き合っていただけるはず。
シェアハウスとオーナーさんの関わり方として、こういう在り方はとても素敵では無いでしょうか。
松陰神社前の素敵な3人暮らしが気になった方は、コチラからお問合せをどうぞ。
有名なカフェ「Cafe Lotta」が、今回の物件の近くにあります。
※写真は「GLOBE-TROTTER」さんより
三軒茶屋まで行かずとも、雰囲気の良さそうなお店がちらほらと。
松陰神社前、なんとも良い感じの町ですよ。
(サトウ)
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