気分転換のきっかけ

シェアハウス専門ポータルサイトのスタッフによる、シェア生活を楽しむための探検レポートブログ。東京、神奈川、千葉、埼玉、 そして全国各地のシェア賃貸住居をひたすら探検する専門ポータルサイトの隊員達。明日はあなたの物件へ・・・!?
家へ帰るのが、1番の気分転換に。
嫌なことがあり、引きずってしまうことってあるものです。
駄目な方にばかり考えてしまい、気づけばふさぎ込んでしまったり。
そんなときは、気分転換が大事だと思います。
美味しいものを食べたり、お気に入りの場所を散歩してみたり。
いつもと違うことをするうちに、すこしずつ元気が湧いてきます。大切なのは、そんな気分転換のきっかけをつくること、ではないかと思います。
家のなかに、ちいさな気分転換のきっかけが、たくさんあったら。
気兼ねなく過ごせる空間で、好きな音楽を聴いたり、寝転がって漫画を読んだり。
ふと、楽器を弾いてみるのも良いかもしれません。
見よう見まねで沖縄の楽器を鳴らしてみたら、なんだか楽しくなってきたり。
今回は、そんな日々の小さな気分転換のきっかけになりそうな仕掛けを持ったシェアハウスを訪れてみました。
東急池上線沿線の、のんびりとした雰囲気。
千鳥町の駅周辺には、なんだか意味もなく入り込んでみたくなる不思議な路地が、そこかしこに。
「きっと、ここが散歩道になるんだろうなぁ」
…なんて思いながら歩くこと、およそ9分ほど。
道路からのぞき込む奥まった土地に、2F建ての白い建物が見えます。
アプローチの足元には、まるで門扉代わりと言わんばかりにシーサーの置物。
南の島の伝説の獣達が守るシェアハウスが、かりゆしシェア 久が原です。
玄関のドアは木製。
郵便受けはフロアごとに設置されています。
すぐ脇には、インターホン。
当たり前ではありますが、部屋番号を指定して、部屋ごとに呼び出しができます。
玄関の鍵はナンバー式のオートロック。
そして専有部の鍵もナンバー式。
鍵をひとつも持ち歩かずに済むのは、便利かもしれません。
ドアの先に姿を現すのは、コンパクトな土間。
靴箱は専有部ごとに棚の半分を使用できます。
各部屋ごとに、2足ほどの収納量でしょうか。
入り切らない分は、専有部で保管するのが良さそうです。
玄関の奥へ進むと、その先に広がるリビングは14畳ほど。
元々専有部だった2室分の空間を、柱のみ残してリノベーション。ドアも壁も取り払ったことで、開放的な印象に。
リビングのインテリアは、沖縄好きのオーナーさんの好みを反映してデザインされたそうです。
部屋の端々に置かれた沖縄にまつわる思い入れのこもった品々も、オーナーさんの私物。
なんだか温かみが生まれるように感じるのは、空間に人の気持ちが吹き込まれたから、なのかもしれません。
床座のテーブルも。
いちど地べたに腰を下ろすと、そのまま腰を据えてしまうんですよね。
ふと、壁に目をやると三線(さんしん)が飾られています。
興味のある入居者さんには、オーナーさんが弾き方を教えてくれるとか。
ベタかもしれませんがBEGINの曲なんぞ、弾けるようになってみたいものです。
テーブルの周りにはTVや、コミック専用の棚が用意されています。
テーブルはこたつとしても利用することができるため、冬にはコミックと共に離れられなくなりそう。
TV側の座布団に腰を下ろすと、リビングはこんな風。
生活の癖のようなもので、定位置って無意識に出来てしまうものですが、定位置を変えてみると見え方が異なり新たな発見があることも。
ダイニングテーブルでも、定位置を変えてみたらどうでしょう。
朝はこの席、夜はこの席…
今週はこの席、なんて具合に自己ルールを設ければ、毎日のファッションを楽しむような感覚で生活の楽しみが増えるかもしれません。
この席からだと、キッチンもよく見えるなぁ。なんて発見も。
キッチンは一般的な家庭用サイズ。
2Fにも同サイズのキッチンが用意されています。
キッチンの前に立って後ろを振り返ると、キッチン家電が。
手早く料理をするために、キッチンと調理機器の位置関係は近いほど楽なものです。
一方で、ダイニングテーブルの対面にもキッチン家電が。
電子レンジにオーブントースター、電子ケトル。
冷凍食品の解凍や、トーストにカップラーメン。キッチンを使用せずとも仕上がる料理は、ダイニングテーブルのすぐ側で。
シャワールームは、この扉の奥に。
キッチンと同じように、フロアごとに用意されています。
水回り設備もフロアごとに。
2Fへはトイレ脇の階段から。
2Fは女性専用フロアということもあり、気兼ねなく使えそうです。
2Fのキッチンのつくりは、1Fとほぼ同じ。
キッチンにエアコンが設置されているのが面白いところ。
夏場の暑さでつい怠けてしまうことも、減るかもしれません。
洗濯機と乾燥機、2Fは2台ずつ。
専有部ごとに室内干し用の器具が用意されていますが、乾燥機は何かと便利です。
そう言えば、大きめのサイズを購入してしまった服を乾燥機で縮ませる高等技術もあるのです。ただし試す場合は、洋服の洗濯表示をよく見て、自己責任でどうぞ。
女性専用シャワールーム。
脱衣室に洗面台が設置されています。
メイクを落としてからシャワールームへ移動するのがスムーズそう。
自分だけがくつろぐ場所は、自分の趣味を全力で。
専有部は、まずモデルルームになっていた101号室から。
例えば、こんなライフスタイル。
4.3畳ほどのコンパクトな専有部。広々としてはいませんが、愛着のあるものが手の届く範囲にあるのは、それはそれで居心地が良いかも。
便利なものと愛着のあるものを、自分のセンスを頼りに小さな空間に配置します。
あぁ、落ち着くなぁと思える部屋をつくり、快適に過ごしたいものです。
続いて104号室。
部屋の広さは、全室4.3畳ほどです。
生活するために必要そうな家具は、予め用意されています。
プレーンな部屋に、木製の机や椅子に収納スペース。
部屋づくりの初期費用も抑えられますし、嬉しいところです。
室内用の物干し器具は、ワンタッチで取り外し可能。
「洗濯はまとめて休日に」派なら、平日は取り外しておくのも良さそうです。
フロアを移動して、201号室へ。
部屋ごとにアクセントクロスが異なり、同じような部屋でも印象が異なって見えます。
自分のセンスと要相談のアクセントクロスは、部屋選びの決定打になるかもしれません。
壁にはインターホンの受信機が設置されています。
インターホンが鳴るたびに、自分か?と思わずに済みますから、部屋ごとに設置されていると結構助かるんです。
千鳥町から東急池上線で蒲田まで6分、五反田まで18分と、JR線の通る駅まで20分弱で移動することができます。
また、関東有数の長さの商店街で有名な戸越銀座まで徒歩14分ほど。休日に長い長い商店街へショッピングに食事に出かけるのは、なかなか楽しそうです。
背の高い建物が少なく、のんびりとした雰囲気の千鳥町。
実は初めて訪れましたが、散歩途中に立ち止めてみたくなる路地道や公園が、急に現れるんです。
駅前のスーパーマーケットへ生活用品を買いに出かけたはずが、気がつけば寄り道を楽しんでしまいそうな予感。
シェアハウスの運営管理は、ミノラスサブリース株式会社さん。
1993年の創業以来。大田区を中心に賃貸管理とシェアハウス運営を手掛ける不動産業者さんです。
2008年にシェアハウス事業をはじめてから10年の間に、4室〜70室まで規模の異なる建物を手がけてきました。
経験をもとに、空間をつくりあげる。
例えば、この部屋数のシェアハウスなら、リビングの広さはこのぐらいは必要だ、なんてことも、経験を元に知恵を出していくのだとか。
10年のシェアハウスへの取り組み経験を活かし、最近は街へも活動の場を拡げているそうです。
オフィスや飲食店にイベントスペースをつくり、コミュニケーションの場を作り出すことに取り組んでいるとか。
どこか下町情緒の残る東急池上線沿線の、地域に密着した暮らし方。
お問合せはコチラからどうぞ。
特別な用事が無くても、出向きたくなる場所。
三線(さんしん)の音色に誘われ、リビングへ自然と足が向くような暮らし方。なんだか楽しそうです。
(イイヅカ)