羽根を伸ばす

シェアハウス専門ポータルサイトのスタッフによる、シェア生活を楽しむための探検レポートブログ。東京、神奈川、千葉、埼玉、 そして全国各地のシェア賃貸住居をひたすら探検する専門ポータルサイトの隊員達。明日はあなたの物件へ・・・!?
リゾートのような開放感。
青空がよく似合う、ウッドデッキテラスのひととき。
日差しをたっぷりと浴びて身も心も開放的な気持ちになれる場所が、毎日の暮らしには必要なのかもしれません。
仕事帰りの疲れた気持ちを迎えてくれる、すこしドラマチックなアプローチ。
仕事のことも一旦忘れて、思いきり羽根を伸ばすバケーション・モードに頭のなかが切り替わる瞬間です。
そう言えば、リゾート地の建物には、こざっぱりした空間が多い気がします。
目に入る情報を減らして、頭と気持ちを休めるためでしょうか。空間の目的が「休む」ということにフォーカスすると、自然とそうなるのかもしれません。
毎日の生活に、頭と気持ちをリセットするための小さなバケーション時間を加えてみることにピンと来るなら、すこし都心を離れたシェアハウスを考えてみるのは面白いと思います。
閑静な住宅街の、女性専用シェアハウス。
ラティスフェンスに囲まれたマハナ(Mahana) 天神。
建築会社でもある運営事業者さんが、設計から手がけた2017年10月新築のシェアハウスです。
ヤシの木が印象的なエントランス。
ラティスフェンスと床のカラフルなタイルの相性も良く、まるで南国のリゾート・ホテルのようです。
ガラスに描かれたシェアハウスのサイン。
マハナ(Mahana)は、ハワイの言葉で「あたたかい」という意味だそう。
木製のドアの脇にはポストが設置されています。
ラティスフェンスに埋め込まれたポストは、反対側から中身を取り出すことができます。
ポストの脇には宅配BOXも設置されています。
不在時の荷物も受け取ることができて、自由に使える時間が増えるのは嬉しいところ。
ドアの先はこんな感じ。
写真中央に見える小さな開口部から、ポストの裏手に入れます。
リゾート感を漂わせる木製の階段が、玄関ドアへ繋がるアプローチ。
階段を上がると、真っ白なドアの玄関にたどり着きます。
玄関の鍵は、2パターンの解錠方法に対応。
暗証番号の入力と、SUICAやPASMOといったICカードをかざしての解錠。
まだまだICカード方式は珍しいので、この便利さは嬉しいところ。
ドアを開けると、白を基調とした明るい雰囲気の玄関が現れます。
土間は、比較的コンパクトなサイズ。
それに対して、靴箱は2箇所で比較的大きめ。部屋ごとに1列を使用できます。
玄関から突き当たりを左手に向かうと、リビングに。
窓から日差しがたっぷりと降り注ぐ、爽やかな空間です。日中は照明が不要なほどの明るさ。
窓に取り付けられたバーティカルタイプのブラインドを閉めると、こんな感じ。
なんだかポール・スミスを思わせる、上品ながら大胆な色合わせのカーテン。まるで模様替えをしたように、部屋の印象が変わって見えます。
リビングの広さは、11.5畳ほど。
部屋の中央に配置された、楕円形のダイニングテーブルが印象的。爽やかな気分で食事が楽しめそうです。
TVはダイニングテーブルよりも高い位置に持ち上げて、見やすいように配置。
すぐ脇に置かれた赤めのソファがチャーミングです。
窓を全開にすると、大きなウッドデッキテラスが全貌(ぜんぼう)を現します。
リビングとテラスの床の高さはほぼ同じのため、リビングが外まで続き開放的な印象を受けます。
テラスをぐるりと囲むラティスフェンス。
青空と白いテーブルの相性も良く、気分は南国リゾートのひととき。
目隠しの機能をしっかりと持つラティスフェンスに囲まれた空間は、あまり周囲を気にすることなく過ごすことができます。
開放的な気持ちでテラスから遠くを眺めると…
天気の良い日には、富士山が見えるとか。なかなか贅沢な時間になりそうです。
テラスの窓には網戸も取り付けられています。
夏場に窓を開け放していても、虫が室内に入り込むことのない嬉しい配慮です。
リビングに戻り、つづいてキッチン。
印象的な青いタイルは、イタリアから輸入されたものだそう。油が跳ねても、すこしこすれば汚れが落ちそうです。
シンクとIHヒーターは2箇所ずつ。
キッチンは全体に広々としたつくりで、2人ぐらいなら同時に使用してもぶつかり合うことなく、余裕を持って料理を楽しむことができます。
鍋やフライパンはフックに吊り下げられています。
見た目だけでなく、手を伸ばせばすぐに届く機能性もなかなか良さそうです。
キッチンの吊り戸棚は、各部屋に半透明の収納ケースひとつ分の収納スペースに。
高い場所ですから、調味料や出汁(だし)など、重くないものを収納しておくと取り出しやすそうです。
キッチン脇に、大型タイプの冷蔵庫が2台。
冷蔵庫の脇の棚には、キッチン家電がひとまとまりに用意されています。
水まわり設備は、リビングの奥です。
廊下にバスルームとランドリールーム、トイレがまとまっています。
まずはバスルームから。
メイク落としに活躍しそうな、大きな鏡付きのバスルーム。
バスルームの隣はランドリールーム。
洗濯機は3台設置され、上には部屋ごとに収納が用意されています。
容量が大きめの収納ケース。
洗剤や柔軟剤を部屋から持ち運ばずに済むのは便利です。
洗濯機の対面には、洗面台が並んでいます。
いわゆるユニットタイプの洗面化粧台ですが、隙間なく3つも並べると、どこかグレード感が出て来るのは新発見です。洗面ボウルも大きくて使いやすいと思います。
軽い寝ぐせ直しに活躍するシャワー水栓。
空間はランドリールームを兼ねているため、手洗いの時も便利なはず。
洗面台の脇には掃除機が置かれています。
軽く、持ち運びに適したスティック型で、マメな掃除が苦にならないのは良いですね。
トイレはウォシュレット付きが2室。
印象的なアクセントクロス。トイレのように篭もる空間だからこそ、お洒落への配慮を嬉しく感じます。
足元にはサニタリーボックス。
左手のトイレの室内には1F用に、右手のトイレの室内には2F用に、各部屋ごとにサニタリーボックスが用意されています。ここは好みが分かれそうです。
つづいて専有部を見ていきます。
まずは101号室。
部屋の鍵は、玄関と同じようにナンバーを入力するか、ICカードをかざして解錠できるタイプです。
広さは5.9畳ほど。
シンプルな空間に、アクセントクロスが映えます。
女性専用ということもあり、全ての部屋にALSOK社のセキュリティが設置されています。
窓に取り付けられたセンサーと連動していて…
不在時に窓が開くと作動するのだそうです。なるほど、安心かもしれません。
つづいて102号室。
アクセントクロスの色や柄が変わると、部屋全体の印象がかなり変わります。
その他のシンプルな内装は、だいたい同じ。
全11室がどれも異なるアクセントクロスで、オープンの時期はお気に入りを見つけるプロセスが楽しめそうです。
さて、やはり女性用ということで、洗濯物は室内干し。
全ての部屋に器具が設置されています。
TV端子も全ての部屋に。
TVっ子には嬉しいところ。
103号室はグリーンのクロス。
部屋の広さは全ての部屋、ほぼ同じです。
そうそう、やはりどの部屋も、ベッドの下に収納ボックス付きです。
壁にはピクチャーレールが用意されています。
単身者向けの賃貸では馴染みの少ない設備ですが、写真やポストカードを額に入れて飾っておくことができます。
つづいて2F。
廊下にはシャワールームが2室並んでいます。
サッと済ませたいときは、こちらが便利。
シャワールームの対面にも、ウォシュレット付きのトイレが1室。
トイレ内のアクセントクロスは、1Fと異なる柄です。
最後に2Fの専有部を見ていきます。
201号室は階段を上った左手です。
部屋のつくりは1Fとほぼ同じ。
アクセントクロスがイエローです。
最後に205号室。パープルのクロス。
全ての部屋に椅子が用意されています。
駐輪場は玄関ドアの脇に。
駅までは比較的平坦な道のため、通勤が楽になりそうです。
今後、レンタサイクルも用意する予定とのこと。
シェアハウスの周辺にはバス停もあります。
通勤時間帯は、最寄り駅まで1時間に3本ほどの循環バスが通っています。
こちらが、最寄り駅の小田急江ノ島線・六会日大前駅(むつあいにちだいまえ)。
相鉄いずみ野線・地下鉄ブルーラインの始発となる湘南台駅まで、わずか1分。湘南台駅からは、藤沢駅まで7分、横浜駅まで34分。始発からの乗車なら座って通勤することもできそうです。
湘南台駅までシェアハウスから徒歩25分ほどということで、自転車で直接湘南台へ向ってしまえば、思いのほか利便性は悪くないと思います。
比較的静かな六会日大前駅の周辺。
スーパーやコンビニでの買物は六会日大前駅で済ませ、まとまった買物は湘南台駅でするのが生活上手の秘訣でしょうか。
シェアハウスの運営管理は、明誠建設株式会社 かしこエステートさん。
2017年で創業57年の老舗の建築会社さん。豊富な施工実績があり、建物自体のトラブルにも比較的スピーディな対応が期待できそうです。
セキュリティや水まわり設備の使い勝手に対する細かな配慮も、数多くの施工経験に基づいた工夫。今後も、新築シェアハウスを中心に企画していきたいとのことです。
経験豊富な建築会社さんが企画・運営管理するシェアハウス、お問い合わせはコチラからどうぞ。
羽根を伸ばせる暮らし方。
生活に関わる基本的な設備スペックは手堅く仕上がっているため、リビングとテラスで過ごす時間の価値と多少の通勤時間を天秤にかけて、Goを出せるかが判断材料になると思います。
(イイズカ)