ママを楽しむ

シェアハウス専門ポータルサイトのスタッフによる、シェア生活を楽しむための探検レポートブログ。東京、神奈川、千葉、埼玉、 そして全国各地のシェア賃貸住居をひたすら探検する専門ポータルサイトの隊員達。明日はあなたの物件へ・・・!?

※2015年12月より、こちらの物件はリニューアルのため、運営が一旦終了しております。

気張らずに、気楽に、みんなで子育て。


「子どもとずっと2人でいる時間が、ツライと思ってしまうときも」

子育ての楽しさを感じる一方で、シングルペアレントの方々がつい感じてしまうことだそうです。

さて、ひつじ不動産で紹介しているファミリー向けのシェアハウスのなかには、シングルペアレントの親子に向けた住宅もあります。

まだそれほど数も多くなく、できたばかりの暮らしかた。親子の大切な暮らしの場として、この先も、十分な試行錯誤を重ねていく必要があるのも確かです。とはいえ、理解あるひとたちに囲まれた暮らしが心の支えになることも、きっとあるはず。

気心の知れたお母さん同士で、ちょっとした相談や愚痴を言い合える日常。

子育てに対して、もうすこし気楽に向き合うことができそうです。

隣駅の新百合ヶ丘へ電車で約3分、新宿にも30分もかからずアクセスできるエリアにある、「ペアレンティングホーム 柿生」。

全8室の、シングルマザー向けのシェアハウスです。

子どもはもちろん、お母さんたちもくつろげるよう、落ち着いた色合いの空間に仕上げられています。

週2回の夕食づくりの代行と、お子さんの面倒をみるサービス「チャイルドケア」も見どころのひとつ。親子の入居者が一緒に暮らすために、細かなルールもきっちりと設けられています。

とはいえ、まだまだ試行錯誤が必要なことは、現場で携わる運営事業者さんも実際に感じているとか。日々、親子の上手な暮らし方を模索しているそうです。

自分たちがもっと楽しく暮らせるように、お母さんたちも家づくりに参加してみるのも良いのかなと。

子育てをしやすい家を考える。それもなんだか楽しそうな話です。


駅からシェアハウスへ向かう途中の通りは、少々タイトな道幅。車の交通量はわりと多いため、一緒に歩くときはしっかりと子どもの手を握ってあげると良さそうです。

駅の近くには学校があり、下校途中の女子学生の姿も見かけます。落ち着いたエリアですが、時間帯によってはわりと賑やかになるのかも。

静かな住宅街を歩いていると、ほどなく見えてくる3F建ての建物。

シェアハウスは1Fのワンフロアのみ。2−3Fは一般賃貸です。

正面玄関の手前に設けた塀に、専有部分のポストを設置。

ガラス張りのフレンチドアは、オートロックです。

ドアの脇には、カメラ付きインターホンが設置されています。

それではさっそく、内部へ足を踏み入れてみます。


両サイドに靴箱のならぶ、玄関内部。

土間は広く、ベビーカーや荷物を抱えている状態でも楽に動けます。

靴箱は、1室あたり扉1枚分を使用可能。

子どもたちの靴は、自然と下の段に集まりそうですね。

玄関を上がった先の廊下は、フェミニンな色調の仕上がり。

リビングには、右手奥の入り口から。


木目調の床材に、落ち着いた色みを合わせたリビング空間。

大人向けに色合いをぐっと抑えたのは、お母さんたちにとっても居心地良く感じてもらえることを意識したからだとか。

ソファスペースとダイニング、キッチン、そして子どもたちのプレイルーム。

スペースごとに少しだけ独立性を持たせて、ママたちだけで、子どもたちだけで気兼ねなく過ごせるような空間づくりを目指したとのことです。

壁に掛けられた黒板は、子どもたちのお絵かきスポット。

お知らせなどが書かれるコミュニケーションボードは、玄関の前に設けられています。

壁は白とグレーのコントラストの映える、お洒落な仕上がり。

掃き出し窓からテラスに出られます。


ウッドデッキのテラスは、ルーバー状の木製フェンスで目隠し。

共用の物干しスペースですが、夏場にはビニールプールに水をためて、子どもたちを遊ばせることもできそうです。


ダイニングは、シックなインテリアでフレンチ風に。

毎日の食事はもちろん、資料を広げて仕事をしたり、子どもの宿題を手伝ったりするシーンも、日常の光景になるかもしれません。

振り返ると、ダイニングの向かいのプレイルームが目に入ります。

子どもたちの遊ぶ様子を見ながら、気兼ねなくママさん同士でおしゃべり。

小さな子どものために、チャイルドシートも用意されています。

入居のルールとして、ほかの専有部の子どもに不用意に食べ物を与えない、与えるときにはその子どもの母親の許可が必要、といったものがあります。

家族によってご飯の食べさせ方も異なりますし、アレルギーのことも考えると、トラブルを避けるためにも確かに大事なことかもしれません。子どもが食べたそうに見ていたら、「◯◯くん、食べていいかお母さんに聞いておいで」のひと声を掛けてあげると良さそうです。

プレイルームは、その名のとおり子どもたちの遊び場。

とはいえ、おもちゃはあまり置いていないようです。

別の物件でおもちゃを用意したこともあったそうですが、子どもたちにもやはり好みがあるようで、使われないことも多かったとか。とは言え、子どもたちが集まれば、自然と増えていくことと思います。

プレイルームはTV付き。

もちろんDVDプレーヤーも備わっています。

空間の一部に敷かれた、見た目も楽しいジョイント・マット。

子どもだけでなく、思わず大人もゴロゴロとしてしまいたくなりそうです。

サーカステントは、子どもたちの秘密基地。

ママたちの目の届かない、子どもたちだけのプライベートルームです。

お母さんには内緒で、たくさんの秘密の会話が交わされるのかもしれませんね。

ペアレンティングホームでは、共益費のなかから「チャイルドケア」サービスが提供されます。

週に2回(2015年10月時点では月曜・木曜)の夕食づくりの代行と、お子さんの面倒を見てくれるケアワーカーがやってきます。

用意される夕食は、お母さんの分も含めた玄米菜食。

提供は、お母さんが家にいないときに預かるのではなく、お母さんも一緒にいる環境のなかで行われます。ケアワーカーが子どもと遊んでいる間に、お母さんはゆっくり食事をしたり、なかなか手がつけられなかった用事を済ませたり。

確実に自分の時間をつくることができることが、精神的にも大きな好影響をもたらしてくれるはず。

チャイルドケア・サービスを提供される代表の方も、シングルペアレントなのだそうです。シェアハウスの運営面もサポートをされていますが、子育ての楽しさと大変さの両方を知っているからこその説得力があります。


キッチンはIHコンロとシンクのセットが2台。

動線も広く、背中合わせで作業をしていてもそこまで気になりません。

ワイドなシンクは、大きなお鍋も難なく収まる感じ。

足元には踏み台が用意されているため、お子さんも一緒にキッチンに立ってお手伝いすることもできます。

3口のIHコンロはグリル付き。

お魚も、煙を気にすることなく調理できます。

単身者向けのシェアハウスでは、シンクに洗い物を溜めないことが、わりと当たり前のルールです。

とはいえ子育ての現場では、また勝手が異なるそう。

お母さんたちの日常では、食事をした後にすぐ洗い物に取り掛かることは、わりと難しいもの。入居者さんの要望を受けて、入居ルールは臨機応変に調整されていくそうです。

3台ある大型冷蔵庫は、3世帯で1台の割合です。

収納には、専有部分と子ども用の食器が収まっています。

シックなものと、ポップなものが同居しています。

キッチン家電は、壁付けの収納棚にひとまとまり。

キッチンに用意された専有部ごとの収納は、扉のルームサインが目印。

収納はほかにも、水まわりなどの家の要所にいくつか設けられています。

子どもたちの成長に合わせて、必要になるアイテムも日ごとに増えていくはず。収納が多く用意されているのはうれしいですね。

キッチンの脇にある、コンパクトなカウンターテーブル。

子どもが料理の盛り付けのお手伝いをしたり、お母さんが晩ごはんを準備している隣で宿題に取り組んだり。

いろいろと暮らしに役立ちそうなスペースです。


続いて水まわりと専有部を見ていきます。

廊下は幅広で、子どもと手を繋いで歩いても余裕のある感じ。

1Fのため、やんちゃな子どもがドタドタと元気よく走ってしまっても、下の階を気にする必要はありません。

フレンチな白の額に収まったホワイトボード。

運営事業者さんやケアワーカーさんからのお知らせなどが書き込まれます。

ほとんどの水まわりは、こちらにひとまとまり。

洗面台、バスルーム、シャワールーム、トイレが集約されています。

入り口の手前には、取っ手付きの収納棚。

2段のつくりで、バスタオルやシャンプーボトルなどを一緒に置くことができます。

洗面台は2台。

幅広の鏡は、出勤前の準備に使い勝手が良さそう。

バスルームは2室、シャワールームは1室。

使用できる時間帯は、6時から24時までと決まっています。脱衣室は広さも充分。

バスタブは子どもも腰掛けられる段差付き。

滑りにくいバスマットも用意されています。

シャワールームは、子どもと一緒に入れる広さがあります。

座面付きで、お母さんは腰掛けながら子どもの体を洗ってあげることもできます。

ウォシュレット付きのトイレは、オーソドックスなタイプ。

おむつ入れやおまるなども置かれています。

廊下の一角にも、先ほどと同じつくりの収納を設置。

向かいに洗面台が設けられているため、歯磨きなどのアイテムを置くことになりそうです。

洗面台は合計で4台。

子どもの数を考えても、まずまず暮らしやすい設置数かと。このあたり、実際に入居された方に感想をうかがいたいところ。

玄関前のランドリースペースには、洗濯機が3台、乾燥機は2台。

乾燥機は、要望に合わせて1台追加する余地はありそうです。

近くの公園で遊んで服が汚れたときには、玄関先でそのまま洗濯機にダイレクトイン。なんて、シーンもあるかもしれませんね。


それでは、専有部を順に見ていきたいと思います。

ルームサインは、ホテルライクな趣き。

専有部に限らず、ほとんどのドアは引き戸タイプです。

まずは、102号室。

専有部のなかでいちばん広く、およそ7.2帖。

床面の木目調が効いた、シンプルな仕上がりです。

窓は北向きですが、それほど暗い印象はありません。

収納がドアの脇に設けられているため、四方の壁際を使い切れるのもポイント。

寝具を持ち込む必要がありますが、どちらかというと布団派の入居者が多いそう。

ベッドの場合はこんなタイプを置くと、部屋をすっきり使うことができそうです。

出窓は広めのつくり。

窓枠に取り付けられたポールを手前に引くと、物干しのスペースが生まれます。

テラスで干した洗濯物をたたむまでの、一時退避場所としてよく使うことになるかもしれませんね。


壁一面に収納の設けられた、103号室。

2面窓で、片方はテラスにつながっています。

収納は親子クローゼットとでも言いましょうか。

後片付けの習慣を身につけさせるために、コンパクトな方は子どもに割り当ててみるのも良さそう。

さて、入居を検討するお母さんたちの心配は、子どもの夜泣きについて。

入居者同士の距離が近いことから一般のマンション以上に心配されるそうですが、実はこれまで、そのことでトラブルになったことは無いとか。

ほかの入居者もおなじ悩みを持つ、おなじ悩みを持った者同士で理解があるのに加え、いざとなればリビングに移動することもできるからではないか、とのことです。


105号室は角部屋です。

窓は南と西向きで、日当たりも良好。

もちろん収納も備わっています。

掃き出し窓の先は、専用のベランダ。

物干しの器具も取り付けられており、布団などの大物も楽に干すことができます。


106号室は6帖の間取り。

長方形のシンプルな空間です。

収納は、ややコンパクトなサイズ感。

すでにお持ちのチェストやクローゼットを有効活用したいと思っている人であれば、問題の無いサイズかもしれませんね。


こちらは玄関前の自転車置き場。

隣の敷地は月極の駐車場です。シェアハウスの管理外とは思いますが、マイカーをお持ちの方は運営事業者さんに一度相談しても良さそうです。


最寄り駅は、小田急小田原線柿生駅

隣駅の新百合ヶ丘には3分。そこから快速急行に乗り換えれば、新宿まで29分でアクセスすることができます。

反対方面は町田まで8分、海老名まで23分で直通です。

読売ランドこどもの国も30分圏内。休日はほかの入居者さんにも声を掛けて、一緒に出掛けてみてはいかがでしょうか。

日常の買い物は、駅周辺のスーパーや商店で済ませることができます。

緑の多い、良い意味で田舎っぽいのびのびとした雰囲気。子育て世代も多い地域です。ふたつある保育園は家から徒歩5分ほど。柿生小学校も、歩いて8分ほどの距離にあります。

駅の近くには、地元の農家さんによる野菜の直売所も。季節の食材が並ぶため、子どもの食育には役立ちそうですね。


運営管理するのは、株式会社ストーンズさんです。

これまでに4棟のシングルマザー向けのシェアハウスを手がけています。

2012年に1棟めをスタートさせ、多くの経験を重ねてきた運営事業者さん。

単身者向け以上に、管理面ではやはり様々な手間がかかるとのこと。入居者さんとの距離感も、どのように形作っていくか手探りの毎日だとか。チャイルドケアやシングルマザーの事情に詳しい弁護士などのサポートを受けながら、声の掛けやすい身近な相談役を目指されています。

入居を検討する方々は、仕事を探している段階の人も多いのだそうです。そうした実状を踏まえ、休職中の方も3ヶ月間は入居可能とし、そのあいだに仕事を見つけてもらうといった方針を採られているとか。運営側にとっては難しいテーマだと思いますが、こうした面でも試行錯誤があるのですね。

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誰もが、とことん強い母になることはないのだと思います。

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実は自分自身、ひとり親に近い環境で暮らしてきました。当時はもう中学生だったので、育児で手のかかることはなかったと思います。それでも、深夜にひっそりと泣いている母をときおり見かけました。

親子で暮らしを楽しめるよう、人はもちろん、様々なサービスにどんどん頼ってみるのは、とても大事なことだと思います。

(ソン)

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