週末にそなえる

シェアハウス専門ポータルサイトのスタッフによる、シェア生活を楽しむための探検レポートブログ。東京、神奈川、千葉、埼玉、 そして全国各地のシェア賃貸住居をひたすら探検する専門ポータルサイトの隊員達。明日はあなたの物件へ・・・!?

※2019年2月より運営事業者が「 株式会社グローバル・エルシード」さんへ変更されています。

はやく帰って、練習したい。


さざ波のように繰り返すブームを経て、最近ではすっかり女性にも若者にもその裾野を拡げた英国発祥の紳士のスポーツ。そう、ゴルフ。

単なるスポーツの枠を越える楽しみ方の広がりも魅力です。

ファッションアイテムを身につけたり、健康や美容を兼ねて自分磨きに取り組んだり、ちょっと優雅な雰囲気のなかで新たな出会いや交流を求めたり。

ファッションやライフスタイルとしての、ゴルフ。これこそ、このクラシックなスポーツが新たに獲得した大きな魅力なのかもしれません。

そんな流れを鋭く察知して世田谷に誕生したのが、「ゴルファーズレジデン 駒沢」。

名前に冠されているとおり、ゴルフをテーマとしたシェアハウスです。敷地内に設けられたさまざまな設備は、スポーツとしても、ライフスタイルとしても様々なかたちでゴルフを楽しむことができる仕掛けに溢れています。

加えて、シェアハウスの範疇から飛び出すユニークなサービスも大きなポイント。

野心的なコンセプトに加え、大胆な未来予想図も持ち合わせている今回のシェアハウス。今後の経過も見逃せません。


渋谷からほど近い駒沢エリア。駅前の246は言わずもがなの交通量で、街道沿いにはたくさんの店が軒を連ねます。

「駒沢大学駅」というだけあって学生の姿を多く見かけますが、ひとたび横道に入ると静かな住宅街が広がります。

途中からは、のどかな気分で歩くこと数分。

戸建て住宅がたち並ぶ一角に、ひときわ異彩を放つ建物が現れます。

角地に建てられているのは、嬉しいポイントかもしれません。

異彩を放っているのは、玄関脇に設けられたパター練習場。

既に「ゴルファー向け」の感を漂わせますが、もちろん、まだまだほんの序の口。

とりあえずパター練習場のチェックは後回しにして、まずは建物の内部へと足を踏み入れてみます。

扉を開くと現れるエントランスの空間は、くすんだブラックの落ち着いた空間。

フラットに壁に埋め込まれたポストも、ビシッと黒。

宅配ボックスは、大きさもさまざま。

縦長の大きなボックスは、ゴルフクラブを見据えた形。ゴルフ場からバッグを発送して昼間に届くようにしておけば、帰路も楽々。

反対側の壁に掛けられたホワイトボードは、入居者同士のトピックや事業者さんからのお知らせを記すコミュニケーションツールとして活用。

ボードに合わせて、こちらのポストはホワイト。


ナンバー式の電子錠をピピピと鳴らして、さっそく内部へ。

ドアを開けてみると、土間と廊下がフラットに続いていました。

玄関のすぐ脇のシューズルームは、お高めのスパで見かけるロッカールームのよう。高級感が漂っています。

収納量は3足分。お気に入りの靴、普段よく履く靴、室内用の履物といったあたりが定番になりそう。

基本的に、その他の履物は自室で保管することになります。


廊下をさらに進むと現れる、ラウンジ&キッチンのサイン。

シンプルなデザインながら、ほどよい上品さです。

ラウンジは、ゴルフのクラブハウスをテーマにした落ち着いた大人の空間。

ひとつの空間にダイニング、ソファ、キッチンが、ゆとりをもって収まっています。

それなりの人数でもゆったりとくつろぐことができる、ソファスペース。

日が暮れた頃にはグラスを傾け、入居者同士でゴルフ談義を楽しむ。そんな贅沢で特別な時間が日常になりそうです。

ソファの脇には折りたたみ式のスツールを用意。

持ち運びやすい形状は、ちょっとしたイベントに重宝しそうです。

大型のTVではマスターズや全英、全米などの4大メジャー・トーナメントの中継を迫力ある画面で鑑賞できそう。

熾烈な優勝争いを繰り広げたプロの勝負を観た日には、興奮冷めやらぬまま思わず自分自身もクラブを握りたくなってしまうはず。そしてその気持ちをそのまま行動へ移すことができるのが、このシェアハウスの魅力。

でも、ゴルフ関係の他の設備へと進む前に、まずゴージャスなラウンジ空間を堪能したいと思います。


ソファの隣はライブラリースペースになっています。

本のセレクトは、ブックディレクターの幅 允孝さんが監修。テーマ別にさまざまな本が用意されています。

「風景としてのゴルフ」「ゴルフにまつわる読み物あれこれ」「自伝〜ゴルファーの生き様〜」「自然と遊ぶ」「紳士の嗜み」などの切り口でセグメント分け。

実は、そこまでゴルフに興味がない人でも割と楽しめそうです。

ベンチソファは、すっぽりと体を支えてくれそうな個性的なフォルム。

ゆっくり落ち着いた読書をするときには、丁度良さそうです。

入り口に近いカフェスペースは、壁の一面がガラス張りの開放的な空間。

並んだカフェテーブルは3台。

仕事や勉強などを持ち帰ってきても、集中して取り組めそうです。

地図を広げて、週末のゴルフコンペの企画を話しあってみたり…なんて、良いかもしれませんね。

キッチンスペースの手前にしつらえた、カウンターテーブル。

セクシーかつ大人なテイストは、ちょっとしたBarの装い。

ウィスキーなどで<ワンショット,ツーショット>と言うのは、実はゴルフに由来している説があるそうです。かつてのイギリスでは、ゴルフでワンホールを終えるごとにグラス1杯のウイスキーを飲みながらプレーする習慣があったのだとか。

18番を終えた後のビールが美味しいとはよく聞く話ですが、プレー中からお酒を飲んでいたとは…。なんとも豪気な文化です。

カウンターにはデスクトップのMacが置かれています。

週末の天気やゴルフコースの状態を、事前に確認するときに重宝しそうです。


ラウンジとつながるキッチンは、アイランドタイプ。

対面式で、シンクとコンロのセットが4つ用意されています。

ガスコンロはそれぞれ3口ずつあり、何人かで同時進行でも調理が可能。

動線部分も幅広く、使い勝手が良さそうです。

キッチンの一角は部屋ごとに使える収納が設けられています。

各ストッカーはルームナンバーが振られており、すぐに見分けがつきます。

調味料やお気に入りのマグを保管しておくのにちょうど良さそう。

キッチン家電はカウンターの下にすっぽりと収まっています。

収納の仕方もギリギリに詰めた感じではなく、それぞれに余白スペースを持たせて見た目もすっきり。

すべてに当てはまるとは言い切れませんが、使い勝手が良いものは得てして見た目も良かったりするものです。

料理好きな方にとっては、ヘルシオの電子レンジもうれしいポイント。


ラウンジの掃き出し窓からは、中庭に出ることができます。

するすると引き戸を開けると、芝が広がるワイドなスペースが現れます。

日当たりはほどほどですが、開放感は抜群。

庭にそびえる立派な大樹は、最上階にまで届きそうな勢いです。

青々と繁る枝ぶりで、日差しの厳しい夏の季節でも心地よい木陰を提供してくれることでしょう。

振り返ってみると、なにやらネットに囲まれた一画が。

そう、バンカーショットの練習場です。

中央に設けられたバンカーからは、2ヶ所に用意されたカップ目掛けてアプローチができます。

ベテランの方でもそうでしょうが、バンカーショットのコントロールはアマチュアにとっては至難の業。

だからこそ、やはり思う存分、練習あるのみ。

打ちっぱなしやパター場は身近にあっても、バンカーはなかなかお目にかかれない気がします。ラウンドに出て初めて体験したという方も少なからずいることでしょう。難しいのも、あたり前ですよね。

コンパクトではありますが、バンカーやアプローチの練習ができる場所が自宅に備わっている環境は、ゴルフが好きな方にとってはなかなかの贅沢かと思います。


少しフロアを飛び越えたりしますが、ここでゴルフ関係の設備を見ていきます。

冒頭でちらりと見かけた、玄関脇のパター練習場。

カップは3ヶ所。

帰り際に玄関前からコツンと音が聞こえたら、誰かが練習をしている証。

そのまま自分も混じって最初にパットを沈めた人に夕飯をご馳走、なんてゲームも楽しいかもしれませんね。

照明も設置されていて、すこし暗くなっても練習ができます(近隣にはよくご配慮を)。


屋上には、気持よくフルスイングできる打席場。

何事も上手くなるためには、数をこなすことが一番の近道。コストも掛からず自宅で気軽に練習できるのは、特に初心者の方にとっては有難いはず。

ま、スキルアップだけではなく、天気の良い日におもいっきりクラブを振れば、それだけで日々の疲れもスカッとしそうです。

さて、屋上の一角には<シミュレータールーム>なるものが設けられています。

少々手応えのあるスチール製のドアの奥には、どっぷりとゴルフに集中できる空間が待ち構えています。

聞けば、世界の名だたるコースをラウンドできる本格的な設備だとか。ハッキリ言って、かなりお高いそうです。

天候に関係なく練習できる唯一の設備ですし、練習熱心な人は足を運ぶ機会も多くなりそうです。

なお、このシミュレーターを用いたレッスンも開講予定なのだそう。

ユニークな施設だけに日々の管理などは多少手探りの部分もありそうですが、このライフスタイル、今後に期待が持てそうです。


ところ変わって、ふたたび1Fです。

廊下の突き当りには、男女それぞれのバスルーム&シャワールームがあります。

女性専用の浴室はビューティールームと併設。

ビューティールームには3台の洗面台と大きな鏡が設置されています。

チェアもいくつか置かれていて、入浴後のスキンケアもじっくりゆっくり行うことができそうです。

他にも、フェイススチーマーやマッサージチェアが設置されています。

カーテンの先にあるシャワールームとバスルームは、それぞれ2室ずつ。

ゆったりとバスタイムを過ごしたいときは、大きなバスタブ付きのバスルームへ。

日々の仕事やスポーツで疲れた体も、さっぱりリフレッシュすることでしょう。


男性専用の脱衣室にも洗面台が設けられています。

右手の黒いドアの先が大浴場です。

ヘルスメーターやドライヤーは備え付け。

自室から持ち込む手間がなく、便利そうです。

黒いドアを開けると、同じく黒でまとめられたシックな大浴場がお出迎え。

まさにクラブハウスさながら、といった塩梅です。

シャワーヘッドも品の良いデザイン。

バスタブにもグリッドパターンにタイルが敷かれ、高級感のある佇まい。

好みが分かれがちな大浴場。

とは言え、このぐらいのクオリティなら、わりとアリと感じる人も多そうです。これはこれで、楽しそうですしね。


続いては、最上階となる5Fへ。

フロアの廊下はカーペット敷き。ホテルライクな高級感に加え、多少の足音も吸収してくれます。

洗面室はランドリールームと兼用です。

水まわりは各フロアに設置。洗濯機は現在のところ合計で16台、乾燥機は電気式タイプが8台用意されています。

今後、入居者の使用頻度を見て数を調整する予定とか。


トイレはオーソドックスなつくり。

もちろん、ウォシュレット付きです。


それでは、専有部を見ていきたいと思います。

まずは504号室から。

こちらは、モデルルームとなっています。

シンプルな長方形の間取りに、ベッド・デスク・チェア・クローゼットが備え付けられています。(フロアライトとグリーンは付属しません)

さらにはゴルフバッグを置ける収納スペースも確保。ある意味、ゴルフバックと身ひとつだけで入居することができます。

窓は北向きですが開口部が広いため、それほど重苦しい雰囲気はありません。

基本的には全室、同じつくりとなっています。南向きの部屋なら、さらに日当たりは良いはず。

窓の外には専用のベランダ付き。

物干しの器具が取り付けられていて、布団や毛布といった大物を干すこともできそうなサイズです。

低層の住宅が多い地域のため、見晴らしも抜群。


こちらは4Fの廊下の様子。

2−5Fはどのフロアも同じ仕上がりです。

406号室もモデルルームです。


駐輪場はパター練習場の向かいに位置しています。

もうひとつ、こちらではカーシェアリングのサービスも用意されています。

なんと2台のうち1台は、AudiのA3 スポーツバック。贅沢です。

初心者にとってラウンドにプレーしに行くこと自体、わりとハードルが高いもの。実力的な部分で消極的になってしまうだけでなく、ゴルフバッグを持ち運ぶのに車が必要だったりといったハードの部分も効いてきます。

そんな方々でもより気軽にラウンドに行ってもらえるように、そこかしこに気のきいた仕掛けがあるのです。

金曜の夜に入居者同士で話が盛り上がり、翌日にはシェアカーで一緒に出掛ける。そんなシーンをたくさん作って欲しいとのこと。

ゴルフライフがぐっと身近に、より気軽に楽しるようになりそうな住まいです。


シェアハウスの最寄り駅は東急田園都市線駒沢大学駅

渋谷駅まで直通で10分弱。田園都市線と直結する半蔵門線で、九段下駅大手町まで乗り換えなしでアクセスできます。渋谷、恵比寿、中目黒あたりなら、自転車で気軽に通える距離でしょう。

ランニングやサイクリングコースとして人気が高い駒沢公園も徒歩圏内。ゴルフを長く続けていく上でも体力は大事、カラダづくりができるスポットが身近にあるのは便利かと思います。

駅名のとおり学生を多く見かけますが、街道沿いを離れてしまえば世田谷の静かな住宅街と言ったほうがしっくりくるエリアです。

駅周辺には大手スーパーやドラッグストアが軒を連ねていて、生活用品も手軽にそろえることができます。


運営は「株式会社アスラボ」さん。

メディアや報道などで俗に言われている<コンセプト型シェアハウス>は、実は企画にも運営にも高度なノウハウが求められる、なかなかに大変な分野。経験豊かな事業者さんであるほど、おいそれと手を出せるものではありません。

そのなかで、一本筋の通った骨太な運営を実現した元麻布農園レジデンスの実績を持つアスラボさんは、それだけでもかなり貴重な存在と言えます。

今回のシェアハウスでは、超が付くようなベテランゴルファーよりも、どちらかと言えばもう少しカジュアルなライト・ゴルファー達がターゲット。あまりレベルやスキルを絞りすぎずに、ゴルフを通じて気軽に楽しい生活を堪能できる環境として作りこまれているように感じました。

ゴルフウェア、グッズを販売する企業とのコラボレーション企画も進んでいるそうで、提携ゴルフ場の敷地内に別荘を建てるプロジェクトもあるとかないとか。

都心に近接した世田谷の住環境で、自分なりのゴルフ・ライフを満喫したい方は、コチラからお問合せを。


一度だけですが、パー5のコースでアルバトロスを達成して、とても興奮したことがあります。

実は、ゲームのなかの話なんですけど。

(ソン)

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