空と緑とわたしの空間

シェアハウス専門ポータルサイトのスタッフによる、シェア生活を楽しむための探検レポートブログ。東京、神奈川、千葉、埼玉、 そして全国各地のシェア賃貸住居をひたすら探検する専門ポータルサイトの隊員達。明日はあなたの物件へ・・・!?

空が寄り添う庭がある。


今回のシェアハウス探検隊は「SOLA Komae2」。

名前には、SOLA=空のある景色をもっと身近に感じよう・もっと空を贅沢しようというメッセージが込められているそうです。

でも、実は現地に訪れるまで少しピンと来ない部分があったのも正直なところ。なぜなら、資料では「屋上」や「バルコニー」でなく「庭」というキーワードが真っ先に目に飛び込んで来たから。

「庭付き」というスペックは、1Fの特権。ただし、こと3F建て以上の集合住宅ではどこかリスクを感じさせる表記でもあります。あまり日当りが良くない場合も多いからです。

ところが辿り着いたテラスは、そんな杞憂をすっかり晴らしてくれるもの。

さんさんと日が差すラウンジから続くテラスは、緑に囲まれた心地のよい空間。空が一番遠いはずの1Fのテラスが、空とこんなに近いなんて。すこし、嬉しい驚きでした。

ワンルームタイプの部屋もやはり日当りは良好。緑が似合うモダンなつくりです。なにげなく置かれた家具類も、よく見ればしっかりとした目利きのセレクト。

インテリア好きの方のアンテナに、きっと反応する場面が幾つかあるはず。


駅から線路沿いの遊歩道を進むこと4分ほど。途中の信号待ちを考慮しても5〜6分でしょうか。

信号を渡った先に見えるサンカク屋根の建物が今回のシェアハウスです。

1Fの道路に面するスペースには福祉施設が入っています。

玄関は、建物脇の通路の突き当たり。建物はワンルーム・マンションということもあり、ポストは部屋ごとに設けられています。

扉には電子錠。ICカードを近づけて、ピッと解錠するタイプです。


正面玄関の扉を開けると、毛皮柄のタイルが敷き詰められたエントランスが広がります。

大体、コルクボードの手前あたりで靴を脱ぐ決まりとのことです。

肝心のシューズラックはというと、右手のドアの奥に設置されていました。

ラックは部屋数分設けられています。収納量が心もとない印象を受けますが、各部屋内にも別途きちんとした収納が設けられているので、オプション程度と思って頂ければ。

エントランスを入って左手のドアの先は共用のラウンジ。

入口に設置されたストッカーには「SOLA & U FRIEND ZXYWVQ」のサイン。

ちょっと不思議なメッセージも、どことなくお洒落に感じます。


では、ラウンジをぐるりと見てみます。

空間の真ん中に壁を挟んだ特徴的な間取りは、もともと2室のワンルームだった名残とのこと。

アーチを描いた通路の手前側がリビング、奥側がキッチン・ダイニング。

ゾーニングはしっかりめですが思いのほか圧迫感もなく、仕切られたことでむしろ、それぞれの空間がより活きる部分もありそう。

ラウンジはオールドチークをポイントに、古めの木材の家具で揃えられています。

深い色合いのフローリングは、あえて傷有り仕様。これがまた、良い感じ。随所に効かせたオールドテイストのエッジを立たせています。

なかでも、特に大きく膨らんだレザーソファは見応えあり。

コワモテですが、座ってみると柔らかいスプリングとレザーが、体を優しく支えてくれます。

ラウンジの醍醐味はやはり、ゆっくりと過ごす、なにげない時間。ただ、専有部として広めのプライベートルームがあるとなると、むしろある種のサードプレイス的な役割がより重要になってきそう。

持ち帰った仕事の整理をしたい時、集中して本を読みたい時など、壁際のデスクが重宝しそうです。

デスク正面の壁は、ホワイトボード塗装が施されているので、ちょちょいとメモを書き込めます。

仕事に限らずプライベートの電話のメモ、ライトな伝達事項などを書き込むにはちょうど良いかも。


ラウンジ突き当たりの窓の先は、ウッドデッキが敷かれたテラスです。

赤いサンシェードがチャームポイントのテラス。陽の光を受けて鮮やかに映る緑とのコントラストが、気持ちを爽快にさせてくれます。

幅の広さ2間分のテラスは開放感があります。サンシェードを半分ほど折り畳めば、夏色の青空が視界に飛び込んできました。

背の高い塀の先は駐車場。ぐるりとテラスを囲むように植えられた緑は、目隠しとなり、木陰をつくり、サワサワとすれ合う木の葉の音を風とともに運んできてくれます。

なにより、ラウンジからワンアクションでテラスに出られる勝手の良さが魅力的。

屋上テラスも素敵ですが、ほんの少しの階段をのぼることが、実は日常生活では小さなバリアになってしまうことも。考えても見れば、そんな小さな手間の積み重ねが、都会の空をだんだん遠ざけてしまうわけで。

その点このテラスは、たとえば換気をするような感覚でテラスに出られます。

風が気持ち良さそうだから、テラスで本を読もう。今日はテラスでご飯にしよう。暮らしのなかに、自然に青空が溶け込んでいくイメージが湧いてきます。

テラスを囲む花壇にはローズマリーやバジルやミントなど、ハーブがたくさん植えられています。キッチンへの導線もラウンジ同様楽チンですので、積み立てハーブで料理してみてはいかがでしょう。

実はつい先日、わが家で育てているミントを摘んでつくったモヒートを飲んだのです。これがまた、暑さを忘れるほどになんとも爽やかで美味しいのなんの。ぜひ、こんな感動を味わって頂きたいものです。

ぐっと生活に寄り添ったテラスライフ。料理が楽しくなったり、ガーデニングに目覚めたりと、新たな楽しみが発見できるやも知れません。


アーチをくぐって、こちらはキッチンスペース。

レストランの厨房を彷彿とさせる、ステンレス製の本格的なキッチン設備。

対面に設置されたデスクは、食卓として使われることも多くなりそう。パーティを催す時には、ビュッフェスタイルで料理を並べることも出来そうです。

普段はきっと、テーブルの一角にお裾分けの料理やお土産を置いて、黒板に矢印を描いて「どうぞ!」といった具合でしょうね。

キッチンの設備はというと、シンクが1台と3口の業務用ガスコンロが1台設置されています。

シンクの大きさはまずまず。天板と一体型なので、手入れは楽チンかと思います。

業務用のガスコンロの売りは火力。ゴーっと音を立てるほどの火力で一気に加熱できます。

腕次第で、巷のレストラン顔負けの料理だって作れるかも。

カトラリーや食器、キッチン道具はひとまとまりとなっています。天袋収納から出し入れする時用の、持ち運びできるステップもあります。

冷蔵庫も業務用。ギラリと光るこの面構えに、料理欲も掻き立てられるような。ホールのケーキや、ブロック肉、パーティの大皿の出し入れも楽々できそう。

ちなみに、各部屋にも家庭用の冷蔵庫が設置されているので、こちらは共用品用の冷蔵庫として使うというのも良さそうですね。

乾物や調味料については、ラウンジ入り口のストッカーが使えそう。

ストッカーの内部はこんな感じ。500mlのペットボトルが縦ぴったり位のサイズです。

網かごなどを使えば、出し入れしやすくなるのではないかと。


ラウンジのソファ脇にはトイレが設けられています。

共用の水まわりは、ラウンジのトイレ1室のみ。バスルーム、ランドリー、洗面台は各部屋に設けられています。

トイレはウォシュレット付きです。ブルーの壁が、ほっと落ち着きます。


では、最上階である4Fへ移動します。

サンカク屋根を思い出す斜めに取り付けられた窓。明るく気持ちのいい廊下。レトロなカラーリングの階段も、愛嬌たっぷり。

こちらは403号室。階段を上がってすぐ右手にある部屋です。

玄関を開けると、左右に空間が広がる少し変わった間取り。

窓からはたっぷりと陽の光が入ってきます。

振り返るとこんな感じ。玄関脇には大きなシューズラックが設置されています。

シューズラックの背面には、冷蔵庫とランドリー。

突っ張り棒や背の高い棚を使えば、空間上部のデッドスペースを生活用品のストッカーとして有効活用できそうです。

ミニキッチンはこんな感じ。調理するには不便ですが、お湯を沸かしたり、化粧台にしてみたり、自室にあると何かと便利に使えるかと思います。

また、キッチンしかり、部屋の随所にピンクのカラーリングが施されています。

部屋の照明も、このとおりサクラ色。アンティークガラスの柔らかい明かりが印象的です。

キッチン脇のドアを開けると3点ユニットです。


こちらは403号室の階下にある303号室。

基本的に403号室と同じ間取りです。

ベッド脇のワードローブの内部はこんな感じ。

シンプルイズベストな作りが、どこかモダンさを帯びています。

掃き出し窓の先には、物干し可能なベランダあり。

洗濯から物干しまでプライベートルームの中で完結できるため、順番待ちなどのストレスはなし。

随所に施されたグリーンの差し色が、爽やかな印象です。


こちらは301号室。

この部屋のアクセントカラーはブラウン。フローリングの色合いも濃いめ。壁のホワイトがより引き立っているように感じます。

聞けば設置されたブラウンの大きなワードローブは、むかしIDEEに特注した代物だとか。

収納量は申し分なし。ハンガーポールは手前に引き出すことが出来るギミック付きです。

水まわりは集約されています。ミニキッチン脇に冷蔵庫と洗濯機、対面のドアの先は3点ユニットです。

専有設備だから気のままにバスタイムを楽しめるのはメリットのひとつ。

ただ、省スペース化に一役買っている分、トイレ・バス一体の3点ユニットは好みが分かれる所。水回りが完全に共用のスタイルと、専有部だけど3点ユニットのスタイルのトレードオフ、どちらを良しとするかはライフスタイルとの相談となりそう。内覧時によくチェックしてくださいませ。


最後に、205号室。奥行きのある間取りが特徴です。

ナチュラルカラーの幅木が壁全体に腰高で設えられているため、やわらかいムードが漂っています。

窓の外はベランダ。道路に面しているため、洗濯物は低めの位置に干す設計となっています。

水まわりはこんな感じ。レトロな面持ちの冷蔵庫がチャームポイント。

玄関の近くに水まわりが集約されているので、室内はスッキリ整理整頓しやすそうです。


建物のエントランス脇にはゴミ出しスペースが設けられています。

ゴミ出し時の勝手の良さはもちろん、カラスや夏場の虫対策として効力を期待できそう。


最寄り駅は小田急小田原線狛江駅です。

よく整備された駅周辺は飲食店や生活雑貨店が並びます。活気のある町並みですが、遊歩道の道幅も広く混み合っていないのがうれしいところ。暮らしやすい環境ではないでしょうか。

朝の通勤時は、各駅停車に乗ることが多くなると思います。大体、新宿まで30分、代々木上原まで22分、下北沢まで20分程度。

帰りの電車は成城学園前まで急行に乗れば、新宿から20分ほど。休日は登戸で乗り換えて、二子玉川に遊びにいくのもアリではないでしょうか。


運営・管理されるのは「にこたま不動産」さんです。

にこたま不動産さんとお話していると、ついインテリアの話に花を咲かせてしまいます。

家具や照明はもちろん、暮らしの中の風景や、もし自分が暮らすならグリーンをここに置きたい・こんなチェアを揃えたいなんて具体的な話まで。今回の「SOLA Komae2」も、スタッフさん達とよく話合いながら、ひとつひとつ細かいところまで調整したのだろうなと思います。

SOLAシリーズは、「そら」のある景色というテーマを掲げています。

前回の屋上テラスに対して、今回は1Fラウンジから連なるデッキテラス。手法は大幅に変わったものの、ちゃんと「そら」のある景色がありました。暮らしと人をしっかり見据えた設計が、ものづくりの完成度を高めたのではないでしょうか。

SOLA Futakotamagawa」と同じ建物に事務所を構えるにこたま不動産さん。フレンドリーなスタッフさんたちなので心配ごとも相談しやすいかと思います。

最近なんだか焦ってる、ゆっくりとした時間を過ごしたい。。そんな気持ちに心当たりのある方は、大きな空の下でゆっくりしてみたらいかがでしょう。お問合せはコチラからどうぞ。


現在(2013年6月)、一次募集として5部屋の案内が始まっています。

今後、夏から秋ごろ2次募集を予定しているそう。チャンスを逃すことのないよう、まめにチェックしてみるのはどうでしょうか。

(イシクラ)

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