シェアハウス専門ポータルサイトのスタッフによる、シェア生活を楽しむための探検レポートブログ。東京、神奈川、千葉、埼玉、 そして全国各地のシェア賃貸住居をひたすら探検する専門ポータルサイトの隊員達。明日はあなたの物件へ・・・!?
赤い絨毯の上を歩く生活。
レッドカーペットと聞くと、セレモニー会場や映画賞の受賞式など、とてもゴージャスなイメージが浮かびます。
元々要人を歓迎し、もてなすために敷かれるものだそう。歩いてみたいと思うか否かはなんとも言えませんが、空間をパッと華やかにするのは事実。
「Sharela O-OKAYAMA」は、コンクリート仕上げの壁に、レッドカーペットを意識した真っ赤な塗装の床がインパクト抜群です。コンクリートの住宅は好みが分かれるとは言いますが、数々のインテリア写真を見るたび、一度は住んでみたいなぁと思います。
建物の構成上、縦へ伸びる塔のような感覚も与える構造。
ハードな印象が強いコンクリート仕上げですが、全体的な雰囲気としては、ちょっぴりエッジの効いた綺麗めテイスト。砂の粒子の細かいものが使われているせいか、ゴツゴツとした無骨さはかなり控えめ。天井を這う配管などもありません。
レッドカーペットを颯爽と歩けば、気分はセレブリティ。残念ながら足元はヒールや革靴でなく、スリッパになりそうですけれど。
駅から続く商店街をひたすら真っ直ぐ進み、住宅地に切り替わるか切り替わらないか、ギリギリの立地に現れる真っ白なファサード。
一瞬ウコッケイの頭のようにも見える、ザクザク感が印象的です。
新築で建てられた建物の手前側は若いオーナーさん家族の住戸、奥がシェアハウス部分となります。
シェアハウスの玄関はガレージを入って左手の奥。
アプローチの途中には、オーナーさん宅の玄関ドアもあります。
コンクリートと同じトーンのドアにはスリッドが入れられ、ガラス越しに中の光がほんのりと零れます。
ドアの隣にふと目をやると、壁に埋め込まれたインターホンが。
左がシェアハウス用、右がオーナーさん用です。自分たちで使用するシーンは少ないかと思いますが、いざという時は間違えないようご注意を。
ドアをグイッと手前に引くと、真っ赤な床が現れます。
イメージはレッドカーペット。そう思うと、自然と背筋も伸びてくるようです。
レッドカーペットの一角には、なんと自転車も停められます。
6台まではスタンド使用OK。コンクリート仕上げの室内ガレージとだけあって、格好良いバイクが並ぶと様になりそうです。
実はこのスペース、玄関と言えども段差がなく、フラットな床が広がっています。
どこまでが土足、というキッチリしたゾーンが決まっていない欧米スタイル。
ただし、この靴箱の先は屋内廊下という区分けになっているため、スリッパへの履き替えは必須です。
靴箱は一人一列ということで10足程度。なかなか頼もしい容量なのではないでしょうか。
さて、廊下を先へ進みます。
廊下にはバスルームやシャワールームなど水まわりが並びますが、そちらは後ほど。突き当たり右手にある階段を上り、3階にあるリビングへ向かいます。
階段を上りきると、すぐ目の前にリビングが広がります。
落ち着いたグレーのトーンでまとめられているのですが、一角やけに光を反射する壁が。
聞けばメタリック壁紙なのだそう。うっすらとリビングの様子が壁に映り、すこし広がりも感じさせるような。
基本は床座での生活が中心になりそう。
シェアハウスの多くはテーブル+椅子の欧米式リビングですが、カーペット+ローテーブルの床座生活は、(経験上、)何人かでまったりするには良いスタイルだと思います。
座椅子でテレビなんて見始めたら、あっという間に数時間・・・というのが気を付けなければならないポイントになりそう。コンパクトな空間がまた、入居者同士の距離を近付けてくれそうでもあります。
そうそう、床座といえば、面白いのがこの床材。
パッと見た感じはわかりづらいのですが、実は畳。スウェーデンのメーカーが作っている洋風の畳だそうで、まだ日本で使われた事例は少ないのだそうです。
日本の畳よりも目が粗く、あっさりとした触り心地。これからの季節は寒いですが、夏は裸足でも気持ち良いと思います。
ふと壁を見上げると、頭より少し高い位置に設置された飾り棚が目に付きます。
ここは入居者さんが本を置いておける本棚なのだそう。いつもは出会わないような本に出会えるチャンスは、頭上に転がっているのかもしれません。
リビングはとても明るい空間。
その訳はメタリック壁紙のおかげ…ではなく、リビングに面した大きな窓にあります。
その大きな窓の先は、リビングから繋がっているようなテラス。
早速窓から外へ出てみます。
残念ながら写真は曇り空ですが、爽やかな雰囲気。
近隣は住宅が多く、ワイワイ騒ぐことはできませんが、用意されたホットプレートでのBBQはOKとのことです。
とはいえ、意外と穏やかに過ごしたい気持ちが大きいかも。ちょっとオトナなテイストなのです。
さて、内部に戻り、リビングに隣接しているキッチンへ。
2台並んだブラックの冷蔵庫の奥は、スポットライトがムードを作るL字の作業台。こちらもコンクリート素材で出来たオリジナルデザインです。
素材感も相まって、クールでメンズライクな空気感。男性が作業をしているのもバッチリ決まりそうです。
シンクは2つ横並びに配置。
この並びなら、調理中の人と食器を片付ける人の作業を上手に切り分けることができそうです。
ガスコンロは4口タイプです。
五徳がほっそりとした、デザイン性の高いもの。コンクリートの雰囲気と良くマッチしています。
ガスコンロの下にある収納は、オープンな状態。
業務用のものとはまた違うこともあり、システムキッチンに慣れてしまった目には新鮮に映ります。右側のボックスは各部屋ごとに調味料などを入れておけるストッカーなのだそう。
収納スペースは上部にも。コンクリートの壁に直接設置された金属製のラック。無骨な装いが、空間にするりと馴染みます。
位置は少し高めですが、コンロ上にある換気扇のスイッチと同じくらいの高さですから、女性でも大体の方は届くのではないでしょうか。
ちなみに、リビングとはこんな位置関係。
作った料理はすぐにテーブルまで運べるようになっています。
階段を下って、先ほど通過した水まわりを見ていきます。
あくまでレッドカーペット風ですので、寒い時期はスリッパやルームシューズは必須だと思います。
一直線の廊下には、玄関に近いほうからバスルーム、洗濯機、トイレ、洗面と並んでいます。
まずはシャワールーム。
ごくシンプルな設計になっていますが、脱衣スペースの広さは十分そう。シャワールーム内には鏡が付いているタイプです。
お隣はバスタブ付きのバスルーム。
廊下に面した右側には洗濯機がチラリと見えます。
バスタブは足を伸ばせるゆったり設計。
これから寒い季節、湯船にじっくり浸かって体を温めたいシーンも多々あるのではないでしょうか。細長い窓もあり、快適な時間が過ごせそうです。
レッドカーペットならぬ、レッドウォールがキャッチーなトイレ。
黒・白・赤+コンクリートの尖がった空間の中に飛び込んだ若草色が、異色でありながらも柔らかさをプラスしているような。
そして、廊下の突き当たりの一角が洗面台になっています。
洗面台は専有部のある1階、2階それぞれに設置されていて、部屋に近いものを使用することになるかと。
では、まず1階の専有部から見ていきます。
各フロア専有部は4室ずつ。コチラは103号室です。
コンクリートの壁に木製の家具や収納を合わせた、シンプルな内装。と思ってくるりと振り返ると・・・
パッと目に飛び込んでくる、明るい空色。
この壁の色は各部屋異なっていて、部屋の間取りと色の組み合わせは悩みどころになりそうです。
各部屋ごとに違うのは壁だけでなく、床材も。
床イコール専有部面積でもあり、部屋に与える影響はなかなか大きいものです。じっくりと検討してくださいませ。
柔らかいピンクがガーリーな(もちろんピンク好きの男性も大歓迎ですが)104号室。
基本的な備品については、全室同じものが備わっています。
吊り棚タイプの収納が、スッキリと暮らすキーポイントになりそうな予感。
吊り棚の下部はポールハンガーが付いていて、洋服を掛けられるようになっています。
ベッド下にも収納を入れる高さはありそう。もし棚だけで足りない場合は、補助としてそちらを考えても良いかもしれません。
続いて2階へ。
間取りは基本的に変わらず、1階の廊下がないバージョン。洗面所の隣にトイレ、水まわりの両側に専有部という構成です。洗面所とトイレの仕様は1階と同じですので、今回は割愛。
1階の廊下部分は行き止まりになっていて、共用の消耗品などを入れておく収納が構えています。
そして203号室がチラリ。
では、早速専有部を見ていきます。
4種類ある専有部のうち、一番広いタイプの201号室。
モカの壁が落ち着いた印象を作ります。
104号室がガーリーなら、コチラはメンズ寄り。
既に家具を持っている人なら、壁面積の広いこのタイプの部屋が、配置を考えやすいかもしれません。
最寄り駅は各線・大岡山駅。
大井町線、目黒線が乗り入れ、急行も止まります。特徴的なグリーンのカーテンは、エキナカならぬエキウエの東急病院。忙しい社会人にはイザというときなかなか頼りがいがあるのでは。
駅の目の前に、深夜1:00まで営業しているスーパーがあるのも嬉しいところ。ただ、早めに帰宅できるようなら、商店街で買い物をしながら帰るというのも1つのルートになります。
数年前まで、駅の上はワンフロアのTSUTAYAだったのですが、東急病院の登場に伴い商店街の中に移動。商店街には昔ながらの八百屋さんや魚屋さんに加え、100円ショップやヘアサロン、古本カフェなども混在しています。
賑やかな商店街の一本隣は住宅が並ぶ通り。
自転車で駅の方向へ向かうなら、人通りの多い商店街ではなくコチラの道がお勧め。道路幅も広いですしね。
「Sharela O-OKAYAMA」を運営するのは、「株式会社アートアベニュー」さんです。
一般賃貸不動産の管理をメインで行っている事業者さんで、今回でシェアハウスの運営管理は4件目。有名な賃貸物件の管理会社を親会社に持つ、いわば賃貸のプロフェッショナルです。
徹底してロジカルかつシステマチックでありつつ、個々のキャラクターは何とも人間的というユニークな社風です。シェアハウスへの取り組みでは落ち着きのある物件づくりが魅力で、毎度大人な入居者さんが集まりやすい印象。
入居者さんに「使ってもらおう、楽しんでもらおう」という気持ちが、物件毎に違うアイデアになって現れています。例えば新しいタイプのコミュニケーション・ボードだったり、壁紙や床材を選べるサービスだったり、今回のように入居者さんに持ち寄ってもらう本棚だったりと、形は様々。
こういった小さな工夫も考えるのは楽しいですが、“実際に使われるか否か”という加減が難しくもあります。この辺りは挑戦しつつ、経験の蓄積を活かしつつといったところのよう。
個人的には長い時間を過ごす家なのであれば、愛着を持って楽しく過ごせる方が当然いいなぁと思うのです。
クールなキッチンで腕を振るいたい方、大事にしている自転車がある方、一度レッドカーペットを歩いてみたかった!という方も。お問合せはコチラから。
カトリック系教会で行われる結婚式のバージンロードは赤が多いそう。
新婦と父親が歩くバージンロードは今まで歩んできた道。
やがて新婦の隣にいた父親が離れ、新郎との未来へ続く道を表しているのだとか。そんなことを考えながら眺めてみると、このレッドカーペットでの暮らしが、なんだか妙に意味深いような気もしてきます。ふむ。
(テルヤ)
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