シェアハウス専門ポータルサイトのスタッフによる、シェア生活を楽しむための探検レポートブログ。東京、神奈川、千葉、埼玉、 そして全国各地のシェア賃貸住居をひたすら探検する専門ポータルサイトの隊員達。明日はあなたの物件へ・・・!?
※2020年11月より運営事業者が「株式会社ふたこ不動産」さんへ変更されています。

空と寄り添う時間。
さっきまでカラリと晴れていたと思っていたら、みるみる内に暗くなり、やがてぽつりぽつりと雨が…。
10月に入ってから、帰りがけに通り雨に降られること数回。ふむ、「女心と秋の空」とは良く言ったものだなと感心する今日この頃です。
とはいえ、秋めいたこの時期の晴れた日は、やはり快適。
今回は、外に出ても中にいても、空と爽やかな風を身近に感じられるのが魅力なシェアハウスです。

「SOLA Futakotamagawa」は、二子玉川のマンションのワンフロアを改装してつくられたシェアハウス。
マンション全体もシェアハウスと同じ事業者さんが管理していて、他のフロアはショップや事務所、一般の賃貸という構成になっています。
他フロアの入居者も使用できるオープンな屋上テラスを設けるなど、ワンフロア内に留まらない広がりも期待出来そう。一味違った出会いがあるかもしれません。

空色のタイルを使ったシェアハウスフロアのラウンジも、カフェさながらの充実した空間。専有部にも、共用部にも、いつか観た映画のシーンを彷彿とさせるような、“絵になる”スポットがそこかしこにあります。
緑の鮮やかな窓をバックにして椅子に腰掛ければ、もう立派な登場人物の出来上がり。
さて、そろそろクランク・インの時間です。
大井町線に揺られていると、車内からも見える線路沿いのマンション。

元々は一般賃貸とマンスリー中心で運用されていたコチラがお目当ての場所。
エントランスは、ごくごく普通のマンションのそれ。

その佇まいからは、ショップが複数入っているような気配は感じられません。
上階へと向かうには、階段とエレベーターの選択肢。

エレベーターの内部は割とコンパクト。大人数で移動する時などは、階段を使ってしまった方が早そうです。
さて、シェアハウスのあるフロア「3」のボタンを押して、待つこと数秒。

扉が開くと、そこは踊り場。
ガラス張りの扉、そしてガラス越しに見える明るい空間。
これは…!と、はやる気持ちを抑えつつドアハンドルに手を掛けると、手元にナンバー式のタッチパネルが目に入ります。

小さいけれど、「まあ落ち着け」と言わんばかり。しっかりとドアを守ってくれているようです。
ピピッとパネルをタッチしてドアを開けると、まずは爽やかな配色のタイルの壁とキッチンが目の前に。

玄関まわりは、こざっぱりとした作りです。

聞けば元々共用部は土足で生活を、と考えていたそう。
生活スタイルやメンテナンスのことを考慮し、現在はガラス扉の外で靴を脱ぐ形に。

靴箱はショートブーツなら入りそうな、ゆったりめのサイズ感。
フタの部分に各自装飾を加えたりしても楽しそうです。
では早速気になるラウンジへ。
中央の柱を中心に、ぐるりとドーナツ状の回遊構造になっています。

半分はテーブルとチェアが並んだリビングスペース、もう半分はキッチンスペースという間取りです。
インテリアのイメージは70年代アメリカン。
…だったのが、家具を選んで行くにつれて、自然とすこしサーファーズテイストが加わっていったのだとか。

そんな小さな流れの変化の中で、ちょっぴり南国風の小物を取り入れてみたりして。落ち着いた中にも、大人っぽい遊び心がキラリ。
並んだ双子の椅子たちは、後ろ姿からも愛嬌の垣間見える可愛げのあるセレクト。

カフェのような空気感に、思わず家であることを忘れてしまいそう。自分の部屋では作業できない!というタイプの人でも、ココなら仕事がはかどるかもしれません。
テレビは壁掛けのもの。

妙に存在感が出すぎないよう、さり気なく設置するところも心憎い。テレビは割と、配置の難易度が高いですよね。
両脇にある細身のガラス扉からはベランダに出られます。

シェアハウスの裏手は立体駐車場なのですが、壁面が緑化され、窓から緑が見えるのが逆に好印象です。
ラウンジにはコミュニケーション・ボードが2カ所あります。
中央の柱部分に設置されているのは黒板タイプです。周りの雰囲気も手伝って、メニューボードさながら。

サラッと書き込まれていたのは入居者さんの挨拶、しかも英語。…様になります。
とはいえ、もちろん日本語でもどんどん書き込んで活用してくださいませ。
もう1つはコルクボードのタイプ。

例えばパーティーの時の写真や、イベントのリーフレット、周辺のお店のショップカードなど、使い方は色々。おそらく、お仕事関係でこういう所に貼るもののある方が入居されるのではないかなぁと予感しています。
おや、コルクボードの隣にドアサイズにくり抜かれた空間を発見。
吸い込まれるように中へと進むと、そこは落ち着いたトーンのソファスペース。

場所も入口も隠れ家のような配置ですが、窓が大きく開放感も。

全般にほどよいさじ加減の家具類も、この隠れ家の籠り感が加わることでグッと魅力を増します。床材は、なんでもヨーロッパで使用されている足場板なのだそうです。

実に良い塩梅。フローリング模様にも見える、コロンとしたフォルムの可愛い丸ソファがユニークです。
沢山のソファは、それぞれタイプが違うものがセレクトされています。

4人掛けのタイプに…

窓際に並ぶ、2人掛けのゆったり席。

キッチンのある方のスペースとはまた違った肌触りの空間です。
夜、すっかり寝静まった二子玉川の街を見ながら、コーヒーを片手に読書、なんて光景が目に浮かびます。
さて、隠れ家スペースを出てキッチンへ。
しっかりしたカウンターテーブルが設けられています。

爽やかな水色のタイルには、どこか北欧インテリアに通じるニュアンスも。

そんなほんわかとした雰囲気とは裏腹に、キッチン設備はかなりしっかりめの、バッチリ業務用がずらり。立派なオーブンまで付いています。

もともと寮だった建物をシェアハウスにしていたりすると、よく見かける業務用キッチン。ここはさほど大人数でもないですが、これはテンションが上ります。

いつも使っている鍋が小さく見えてしまうほど。
こうして見ると、やはり窓が大きいのも良いところです。
もちろん冷蔵庫も大容量。

七面鳥を入れるのも楽々です、きっと。
柱側にはダブルシンクがすっぽりとはまっています。

頭上にあるステンレスの食器棚には、共用の食器が収納されています。

どうやら食器ではない親子も紛れているようです。
それでは名残惜しいラウンジを背に、他の部分へ。
まずはチェックのアクセントが可愛らしい廊下を進み、専有部を順番に見て行きたいと思います。

もともとマンションということもあり、専有部は全てワンルームタイプ。
入口も「専有部のドア」より「玄関ドア」がしっくりくる風貌です。

まずは302号室。
かちゃりとドアノブをひねり中へと進むと、キュートな形の窓がチラリと覗きます。

どこか異国情緒を感じる専有部は、飾り気がなくすっきりとした印象。
飾り気がないと言っても、1つ1つの物の選び方はとても気配りがされています。

吊り下げられた丸い照明、味のある床材、渋めのクローゼット。

それぞれが主張しすぎず、繊細なバランスを生み出しています。もう、どんな家具を入れても決まるはず。
ガラス扉からはベランダに出られます。

あまり広くはありませんが、簡単な洗濯物なら充分干せそう。
ドアの近くにはミニキッチンが備え付けられています。IHヒーターが1口と、小さなシンク付き。

本格的な調理はラウンジのキッチンで。でも料理を温めたり、飲み物を用意したりという軽い調理ならここで充分。
※2012年10月現在、コチラのキッチンは撤去し、収納にする予定なのだそうです。
ミニキッチンの向かいはユニットバス。

こちらはごく普通のサイズ感。バスタイムや朝のバタバタする時間をマイペースに過ごせるのは、なんだかんだで良い所でしょうか。
オレンジ色のキッチンがキャッチーな310号室。※コチラのキッチンも収納に変更予定。

キッチン部分と専有部部分の間のアーチ型がアクセントになっています。
窓の緑が、透明感のある部屋によく似合います。

クローゼットなどの収納の代わりに、アイアンのハンガーラックが使用できます。見える収納は、部屋を綺麗に保とうとする意識を保ちやすいのもメリットです。
ベッドは必要に応じて準備してくれるのだそう。

他のマンションからの転居組も多そうな今回の家、これは嬉しい対応かもしれませんね。
312号室のテーマはミッドセンチュリー。

キッチンも他の部屋には無い、フレームタイプ。吊り棚に収まった電子レンジも備品として使用できます。
専有部部分とキッチンの間に仕切りがなく、開放的。部屋が広く見えます。

キッチンの存在が主張していないのもポイントかも。
反対側の壁は一面の収納になっています。

元々はマンスリーの専有部として貸し出していたため、一部の部屋にはこのセットを残したのだとか。容量も期待できます。
そして収納の大きな面積を占める、左下の部分はというと…

なんとベッドが登場。毎日ベッドメイクは必要になるものの、使用しないときはかなりすっきりとした部屋が作れます。

ベランダの手摺の細工が、なかなか素敵なデザインです。
最後にまとめて他のフロアを見て行きます。
2階はショップテナントが入るフロア。

2012年10月現在、ヘアサロンやバーなどが入居しているのだそう。同じ建物内となれば気軽に脚を運べそうです。
3階に引き続きユニークな床は、タイルなのですが、本物のハラコそっくり。

思わずそっと撫でてしまいます。…うん、固い。タイルですもの。
ランドリールームは4階にあります。

コイン式の洗濯機が4台と、乾燥機が1台設置されています。
コインランドリーのように、洗濯が回っている間を待つことができるスペースを確保。

洗濯物と待ち時間用の雑誌をセットにして持ってくる習慣がつくかもしれません。
続いて5階から階段を上り、屋上へ。
芝生に浮かぶ敷石を辿って奥へと進みます。

物件名の由来にもなっている屋上テラスは、二子玉川のビル群に挟まれた穴場スポット。風がよく抜け、とても爽やかな場所です。

シェアハウスの入居者さんだけでなく、一般賃貸やショップテナントの入居者さんなど、この建物全体の共用部として使用されます。
今後はイベントも色々と計画されているのだとか。

朝ヨガや周辺の飲食店とのコラボレーションも考えられているそうで、ムクムクと期待が膨らみます。
屋上からは、二子玉川ライズも間近に見えます。

駅からは徒歩2分の距離。雨にもほぼ濡れずに移動が可能です。
最後に1階エントランスの脇にある駐輪スペース。
現状よりさらに台数が停められるように改装する予定だそうです。

登録は必要ですが、なにせ多摩川もすぐそば!という立地柄、自転車はなにかと活躍してくれそう。日常生活の買い物に便利な溝の口や大井町線沿線なら、サイクリングがてら脚を伸ばしやすい距離です。
最寄り駅は名前の通り、二子玉川駅。

大井町線と田園都市線の東急2路線が乗り入れる、言わずと知れた人気の街です。
屋上からも見える二子玉川ライズは、2011年3月にオープンした複合施設。アパレルを中心に多数のショップが入り、買い物に困ることは、あまり無いでしょう。駅前にはしっかりスーパーもありますしね。
ライズオープンとともに衣替えした玉川高島屋も、休日には多くの家族連れで賑わいます。

土地柄レストランやカフェのイメージが先行しますが、ラーメン屋さんや居酒屋などももちろんあります。自分の足で発掘していくのも楽しみの1つになりそうです。
「SOLA Futakotamagawa」の運営管理を行うのは「アルス株式会社」さん。
二子玉川エリアの物件を扱う地域密着型の不動産会社さんです。
「jamming house 用賀」に続き2件目の運営。丁寧で熱心な姿勢が魅力的です。
地域密着型とだけあって、物件のことはもちろん、周辺の情報にもとても詳しいそう。中には自らお店を持っているスタッフさんもいるのだとか。
ゴルフやサーフィンなど体を動かす趣味を持っている方も多く、同じ趣味の方は盛り上がれそう。もしかしたらイベントの時に大活躍が見られるかもしれません。
今回「SOLA Futakotamagawa」のオープンに伴い、会社も同じマンションの1室にお引っ越し。

とてもエネルギッシュなオフィスは「にこたま不動産」と呼んでいるのだそう。
なにかあった時にも素早く対応してもらえる、ということは、入居者さんにとってとても心強いポイントです。
爽やかなラウンジでコーヒーが飲みたい方、海外のアパルトマンに憧れている方、お早めにコチラからお問合せをどうぞ。
読書の秋、食欲の秋、スポーツの秋。

もちろん秋には限りませんが、どれも「空」というキーワードがよく似合うこと。
(テルヤ)
シェアハウス専門ポータルサイトのスタッフによる、シェア生活を楽しむための探検レポートブログ。東京、神奈川、千葉、埼玉、 そして全国各地のシェア賃貸住居をひたすら探検する専門ポータルサイトの隊員達。明日はあなたの物件へ・・・!?





