高尾の麓、緑に囲まれて

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高尾ですこし、マイペースに。


新宿から1時間、電車に揺られた先には高尾山があって登山ができるだなんて、地元にいた頃は想像だにしませんでした。

しばしばコンクリートジャングルと比喩される東京の街ですが、僕の目には地方の産業都市よりも緑に溢れているように映ります。この感覚は、東京に憧れ地方で育ったからこそ感じるものかも知れませんが、あながち間違っていない解釈だと確信を持っていたり。

1時間で環境を切り替えられるのであれば、どうせなら自然に身を寄せていたい。もちろん、このような選択肢はあって当然です。

今回紹介する「GARDEN 八王子」は、まさにそのようなライフスタイルのためのシェアハウスと言えそうです。

都心から離れた高尾という立地や、ガーデニングを楽しめる庭付きといった内容を見ると、「あせらず、マイペースに楽しもう」というライフスタイルにピッタリということになりそう。

リビングの壁紙やモケット地のソファが淡いグリーンなのは遊び心でもあり、見据えたライフスタイルの表れだとも感じます。

家にいる時間が、自分の人生にちょっとだけフックを掛けてくれる。

ここでの暮らしは、そういうコトなのかなと思ったりするのです。


堂々と構える高尾駅。ここから徒歩で3分。

シェアハウスまでの道のりは、あっという間です。

高尾山行きのバスが並ぶ駅前から伸びる脇道を進んで突き当りに見える、少々奥まった三角屋根の物件が「GARDEN 八王子」です。

周りの物件から顔をチラリと覗かせているように見える意匠がキュート。まんまる窓にキュンとします。

玄関は段差を上がった先。キーレスで解錠できるハイテクな錠前が設置されています。

せっかくなので、鍵はカバンの中に入れたまま解錠ボタンを押してみましょうか。

(ウィーン、カシャン)

このとおり解錠に成功!技術の進歩はうんたらかんたら…と熱弁したくなる便利さです。

玄関扉を開けて現れる正面のドアは水まわり設備。バスルームに直行できる間取り、いろいろ未知数という感じはあるものの、新鮮ではあります。

リビングはというと、廊下の突き当り右手のドアからアクセスします。

玄関まわりには、もう一つの便利な設備があります。

それが、玄関扉脇にある大きなシューズストッカー。

背丈も高く、ウォークインクローゼットのように利用できるため、履き物以外も収納できそう。

自転車のパーツや、レインコート掛けなど、多様なシーンに利用できそうです。

廊下にはさり気なくディスプレイコーナーあり。季節によって飾り物を変えてみると、四季をより楽しめそうな気がします。


それでは、リビングへ足をはこんでみます。

まず目を引くのは、淡いグリーンとホワイトカラーを基調とした柔らかなインテリア。

特にグリーンカラーが印象的で、抹茶ラテのイメージ。程よい甘さで、ほんのりシックな後味です。

掃き出し窓からは、自慢の庭に出ることができます。

オーナーさんがガーデニング好きということもあり、手入れの行き届いた庭は住人さんとのコミュニケーションツールとしても活躍しそうです。

オープン直後の庭は、まだまだこれからという感じでしたが、庭をぐるりと囲った花壇にはさっそく花の種が植えられている様子でした。

時間が経つにつれ、彩りも豊かになることでしょう。土いじりは自然と無心になりますし、日々の生活をリフレッシュする手立てとしても良さそうです。

じつは、カーテンもふたば模様。さりげない演出が素敵です。

土いじりのあとは、シャワーで汗を流して、ソファでゆっくりくつろぎタイム。

「ああしよう、こうしよう」と庭の構想を練る風景が思い浮かびます。


リビングの奥にはダイニングテーブルと、キッチンがあります。

キッチンはダイニングに向かって開けたカウンタータイプ。キッチン側に余裕があるので、複数名での調理もそれほど窮屈には感じないかと思います。

作業スペースにが広めなのも嬉しいところ。

オール電化ということで、IHコンロに食器洗浄機と機能面でもしっかり調理をフォローしてくれそうです。

食器類はシンク下の収納スペースにひと通り揃っています。

全4室ということで食器類は少量でも大丈夫かとは思いますが、今のところ、色々豊富にというほどではありません。料理が楽しそうな空間ですし、別途食器棚を検討してみても良いかもしれません。

個人的に、ふきんやミトンがぶら下がったキッチンの光景が好きです。

ちょうど手をのばす位置によく使うものが揃っていると、人の気配が感じ取れるような気がするのです。


キッチンの脇、左手のドアの先から水まわり設備にアクセスできます。

水まわり設備はというとこんな感じ。洗面台と洗濯機が設置されています。

玄関前からも行き来できるため、鍵のかかるドアは2つ。バスルームの脱衣室も兼ねているので、鍵のかけ忘れにはお気をつけ下さいませ。

バスルームは悠々と足を伸ばせる、ゆったり設計です。

バスタブに浸ると、こんな風にTVを見ることもできます。長風呂にはご注意を。

廊下沿いにあるトイレは、ウォシュレット機能付きです。


それでは、リビング脇にある101号室を見てみます。

廊下の突き当りのドアを開けると、4畳の畳と半畳の板間。伺った時は、い草の匂いがまだふわりと残っていました。

窓が多く、陽がよく当たります。また、掃き出し窓から庭に直接出られるスペシャルポイント付き。

庭に出なくとも、窓を開けて足をぶらぶらさせながらボーっとするだけでも、アリだと思います。

収納スペースは和室ながらに押入れタイプです。

高さがあるので、突っ張り棒などでハンガー掛けを作ってみてもよさそうですね。


専有部は1Fに1部屋、2Fに3部屋あります。

階段を登るとこんな感じ。奥のドアはトイレです。

トイレに行くために階段を上り降りしなくて良い設計に、プチナイスで賞です。


それでは、201号室から見ていきます。

部屋の扉は、珍しいかな引き戸タイプです。

引き戸を開けるとこんな感じ。掃き出し窓の先は202号室と共用のベランダがあります。

部屋のドアが引き戸なので、ベッドの配置に困ることも無さそう。

収納スペースも十分確保されています。

また、各部屋にはTV端子が設置されています。お見逃しなく。


つづいて、202号室。201号室の隣の部屋です。

部屋の中で一番広いのが、こちらの202号室。広さは8畳、間取りも使いやすいシンプルな形です。

収納スペースは2箇所あり。2名入居も無理なく検討できそうです。

201号室と共用のベランダはというと、陽当りサンサン。

ベランダ側には建物が並んでいないため、スカッと気持ちの良い空が広がります。

大きな青空を見てると、洗濯したい衝動に駆られそう。

また、ベランダからは駅を出発したばかりの電車が徐々にスピードアップする光景を見ることができます。

何本か電車の通る場面に出くわしましたが、高尾駅が始発・終点駅ということもあって、いつも電車はスピードダウン状態。

電車の走行音はさほど気にならないかと思います…が、個人差があるので現地でしっかり確認していただきたく。

ベランダの下には庭。上から眺めるのも、これまた良しかな。


最後に203号室。

部屋には、味のあるベッドが置かれています。

こちらのベッドですが、ほかの部屋の人も含め希望者の方が利用できるとのこと。要は、一時的においているだけということなので、使いたい方はオーナーさんへご連絡ください。

窓の外には、お隣さんの立派な“鬼瓦”。けっこうなしかめっ面です。


3Fには、共用の多目的スペースがあります。

三角天井に壁紙が張られた、面白い仕上がり。

撮影時は、まだスッカラカンの状態で、これからどんな風にしようかなという段階でした。

せっかくの面白いスペースなので、荷物置き場という悲しい選択だけは避けていただければと。

ちなみに入り口部分は、やや天井が低めです。ちょうど、額を「ゴンッ」としそうになるのでご注意を(経験者は語る)。


玄関前には駐輪スペースがあります。

基本、自転車は1人1台まで。乗用車の駐車については要相談とのこと。


GARDEN 八王子」の最寄駅は、各線・高尾駅です。

JR線、京王線の2路線が使えるほか、始発駅ならびに終点駅なのが嬉しいところ。朝は座って通勤できますし、終電は侮るなかれ0:40新宿発(1:37高尾着)と日本一遅い時間なのだそうです。

ちなみに、新宿駅までは55分、吉祥寺駅まで35分。東京駅は1時間15分ほど掛かります…が、「座れればなんて事ないさ」という考え方もあると思います。

駅からの距離が近いほか、スーパーや郵便局、飲食店なども徒歩圏内にあるので生活には便利な立地だと思います。


運営されるのは「サクライ産業株式会社」さんです。

今回のシェアハウス運営にあたり、熱心に勉強されたのだそう。自身もシェアハウスに住まわれているとのことで、入居者さん視線で相談ごとにも乗ってくれそうです。

気軽に声をかけられる距離感というのは、とても大切な事。これらは、お互いの経験と日ごろのコミュニケーションの積み重ねで成り立つものだと思います。

庭のお手入れに事業者さんが訪れた際は、これを機会に一緒にガーデニングをしてみたりするのも良いかもしれません。素敵な関係が、シェアハウスをより素敵に花咲かせてくれればよいなぁと思います。

暮らしをソフト面から豊かにしたい方、ちょっとガーデニングに興味を持った…なんて方は、コチラからお問合せをどうぞ。


おっと。忘れそうでした。高尾山がすぐそこなのです。

休日は余裕を持ってハイキングできますし、夏場はビアマウントも待ってます。

高尾山のパワーを身近に感じられるのも、魅力なのです。

(イシクラ)

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