いろとりどり

シェアハウス専門ポータルサイトのスタッフによる、シェア生活を楽しむための探検レポートブログ。東京、神奈川、千葉、埼玉、 そして全国各地のシェア賃貸住居をひたすら探検する専門ポータルサイトの隊員達。明日はあなたの物件へ・・・!?

色鮮やかな季節に触れる。


一説によれば、世の女性の多くは、理屈っぽい男性に比べて花の可憐さや美しさをより強く感じるのだそうです。また、「立てば芍薬 座れば牡丹 歩く姿は百合の花」などと言いますが、やはり花に重ねあわせて形容するなら、どう見立てたって男性より女性です。

いずれにしても、花にはどこか女性の象徴というイメージがあります。

いっそ日々の暮らしを彩とりどりの花で囲んで満喫するのも、素敵な過ごし方かもしれません。今の季節なら、ラベンダー、ユリ、桔梗、バラ、撫子など、夏の旬花も様々です。

さて、今回ご紹介する「Gotan Nonno」の“nonno”は、アイヌ語で「花」を意味するそうです。

とても女性らしく可愛らしいインテリアも、モチーフは「花」。生花も多く飾られた、甘く華やいだ雰囲気の漂う女性専用シェアハウスです。


駅を出て、背の低い閑静な住宅街をのんびり歩いていくと、ほどなくしてゴテッと構えた門扉に出くわします。

扉の奥には、真っ白に続く玄関までのアプローチ。

門扉のすぐ脇には集合ポストが。

ポストは、各部屋ごとに独立して用意されています。

敢えて言ってしまいますが、白の壁と色鮮やかな花々はまるでミコノス島を彷彿とさせるよう。

種類はマリーゴールド、ガーベラ、そしてユリといったところでしょうか。

ちなみに、花といえば気になるのが「花言葉」。

ガーベラは「神秘」、ユリは「純愛」、マリーゴールドはというと・・・「嫉妬」。

実は同じ種類でも色によって意味もそれぞれなので、部屋に飾ったりガーデニングの際に花の意味も含めてアレンジするのも楽しいはず。ストーリー仕立てのフラワーアレンジメントなんかも出来そう。

なお、バラは組み合わせ次第で意味も変わるそうで、3本の蕾(つぼみ)と1本の満開のバラで「あのことは永遠に秘密」という意味になるのだとか。

アプローチには、ガーデンテーブルとチェアもあります。

読書はもちろん、目の前に飾られた花の言葉に沿ってガールズトークなんていうのも、オトナな嗜みではないでしょうか。

正面玄関はアプローチを抜けた右手にあります。

玄関ドアは、シックなブラウンカラーでしっかりした佇まい。

ドア脇に設置された、ナンバー式のオートロックとカメラ付きのインターホン。

女性専用ということもあって、セキュリティもしっかりめ。

それではオートロックの開錠音を聞き届けた後、ガチャリとドアを開けてみます。


すっきりした印象の玄関はホワイトをベースにしたシンプルな空間で、その中で花柄の壁紙がアクセントとなっています。

奥のカーテンの先が、リビングです。

靴箱は1専有部1段。

収納量から言えば、ここに置くのは普段使いの靴が中心になりそう。でも、格段にまずまず高さがあるのは嬉しいところ。さらに背の高いブーツなどは部屋での管理になりそうです。

土間にはすのこが敷かれています。

玄関を上がったところからだと靴箱のドア側は少々遠目。ただし、すのこがあればドア脇の靴箱を使う方も、無理なく靴を出し入れできそうです。

では廊下を進み、まずはリビングを見ていきます。


リビングは、ダイニングキッチンと一体となった空間。

玄関と同じく白がベースですが、インパクトのある照明と壁紙で華やかな空間になっています。

照明による独特の陰影がホワイトの空間でさらに際立ち、空間の至る所に大輪が咲いています。

正面奥のカーテンの脇には、各専有部ごとに使える収納ボックスがあります。

キッチン近くにあり、調味料や食材などを置くスペースになりそうです。

改めて見ても、空間の色使いはとても鮮やか。

でも、どこか不思議とバランスが取れていて、無駄なものが省かれたスッキリ感もあります。

リビングには共用TVがあります。

改めて、タンポポの綿毛のような照明を少し近くから。

大ぶりなサイズにも関わらず、ふわりとどこかへ飛んで行ってしまいそうです。

ちなみに、後ろに見える羽根を開いた孔雀のような優雅な壁紙は、フランスからの輸入品とのこと。

見ての通りのヴィヴィッドな色彩ですが、先ほども書いた通り全体の空間と相まってすっきりとした印象。その演出効果か、テーブルに飾られた生花も、より活き活きとしているように見えます。

壁に掛けられているのは、ダリア(天竺牡丹)によく似たウォールクロック。

ちなみに花言葉は、「エレガント・優雅」。

ちょっと話は逸れますが、東京都・町田や山形にはダリア園なるものがあって、この夏から秋にかけてその優麗な姿を見ることができるそうです。


キッチンは、ステンレスが鈍く光るハードなタイプ。

シンクとコンロは、それぞれ3台ずつあります。

一つ一つのサイズはコンパクト。大きなキッチンですが、複数の人数で同時に調理をする時は、お互いにうまく気配りを忘れずに。楽しそうな反面、やや阿吽の呼吸とチームプレイも求められそうな導線です。

3台ずらりと並んだ三つ子のシンク。

そしてこれもまた、三つ子のIHコンロ。

シンク上の棚には調理道具が置かれています。

キッチン脇にある食器棚。

割とシンプルで使いやすそうなコップやお皿が、人数分用意されています。

電子レンジは食器棚の中央に鎮座。

引き出しにあるのは包丁や、ちょっと前に話題になったシリコンイオンスチーマー

スチーマーは見た目も可愛く、均一に熱を通すことができて、且つレンジから取り出す際に縁が熱くならない。とても便利なクッキングアイテムです。

冷蔵庫は両開きのできるタイプのものが2台あります。

キッチンの左側に冷蔵庫を置く場合、一般的な右開きタイプを置くと、開いたドアが障害になったりと使い勝手としてはスマートじゃないことも。

ただ、そんな面倒も両開きタイプにすることで一気に解消。細かい配慮ではありますが、入居者自身がアイテムを選べない共用設備では、こういったセレクトに運営事業者さんの気配りが見てとれる気がします。

入居者同士で集まる際など、イスが足りなくなった時のためにスタッキングチェアもキッチン脇に用意。

では続いて、水まわりを見ていきます。


廊下の左手前の部屋が洗面室とトイレ。その隣の部屋に洗濯機とシャワールームが設置されています。

水まわりの向かいには専有部が並んでいます。ちなみに突き当たりのチェアとデスクには、共用のPCを置く予定だそうです。

廊下の壁には、コミュニケーションボードが掛かっています。

反対側から見た廊下の様子。

洗面室には洗面台が3台設置されています。

洗面台の向かいにある2室がトイレです。

鏡の裏は、洗面道具などが置ける収納スペースとなっています。

仕切り方は未定でしたが、11室分ということを考えてもそれなりに余裕のあるスペースではないかと。

こちらのトイレの壁紙は、リビングと同じ孔雀風デザインのものが使われています。

そして、ウォシュレット付きです。

続いてこちらは、ランドリーとシャワールームの部屋。

入口すぐの両脇に洗濯機が設置されています。正面のドアは使用不可ですが、その両脇のドアがシャワールームです。

洗濯機は2台。

乾燥機能は付いていないので、洗濯物は自室で干すことになりそうです。

シャワールームの手前にも、シャンプーなどを置くことができる収納があります。

専有部ごとにシールを貼られて、わかりやすいようスペースが仕切られています。1専有部当たり棚一段の半分。

脱衣室の奥にシャワールームがあります。

シャワールームは、ボディシャワー機能付きのスグレモノ。

ボディシャワーはマッサージ効果もあるそうで、新陳代謝の促進にもつながるのだとか。

美や健康を求めたい女子にとっては嬉しい設備。

ではそろそろ、専有部を見ていくことにしましょう。


101号室は7.2畳と、一番広い専有部。

天井も割と高く、シンプルなデザインも相まって心持ち、開放感も感じられる雰囲気。

壁掛けの棚やウェーブ状の姿見などは、他の専有部にも備え付けられています。

収納は既存設備が残されて、昭和レトロな趣き。

気になる人はカーテンを閉じてしまうのも手。見ての通り、収納力は抜群です。

なお、室内干し用に、自動巻き取り式のランドリーワイヤーも各室に設置されています。

これ、割と耐荷重もしっかりしていて使えます。


そして102号室。

部屋のドアには、見やすいルームサインのステッカーが貼ってあります。

ちなみに多少壁紙などが異なるものの、どの部屋もレイアウトはおおよそ同じ。

天井は剥き出しのまま塗装。手法的には北欧風とも言えるような。

こちらの窓は2重ですが、外側には以前のまま、レトロな型板ガラスの窓がそのまま残されています。

実際に使ってみないことにはわかりませんが、ある程度の断熱や結露防止に効果、ありそうです。

もう一つの窓は、出窓タイプ。

窓の下部は先ほどと同じく、収納スペースとなっています。

103号室は、薔薇柄のトーンが可愛くムーディーな空間。

各専有部の壁紙はシンプルな無地か、花柄のどちらかとなっています。

一般の賃貸ですと無地のシンプルなものが多いかと。

こういった遊び心ある空間を作りやすいのも、シェアハウスならではの楽しみです。このテイストがお好きな方なら、部屋を見て回るだけでも楽しめるはず。


続いて、玄関側に戻って2Fへ続く階段を上がります。

階段を上がると、両脇に廊下がすーっと一本で伸びています。

その廊下の両側に専有部が並びます。正面の奥に見えるのは洗面台。そして反対側の廊下の突き当たりにはトイレがあります。

こちらもウォシュレット付き。壁紙は、かの有名なアニメショーン映画のキャラクターです。

インターホンの受信機は2Fの廊下にも設置されています。

また、廊下には正方形の床ガラスがはめ込まれた箇所があります。

ちょうど真下は1Fの廊下部分なので、2Fの光が1Fにも降り注がれる設計。

となれば・・・

そう。見上げれば天窓付きです。

太陽の陽射しならではの爽やかな明かりが、共用部を照らしてくれます。


201号室も先ほどと同じような作り。

面白いのは構造の関係で残されたと思われる、1本の柱。

空間を分けるようにすくっと立っているこの柱の使い方によって、いろいろと部屋の表情が変わりそうです。

淡いモノトーンの壁に浮かぶのは、ゴシック調の幻想的な花柄。

デザインとしては華やか過ぎるのかもしれませんが、トーンはシックなので専有部でも馴染みやすい壁紙です。


205号室はこちら。

壁の一面はラベンダー畑。

小ぶりで淡く、しっかりと色づいた花たちは、香りはなくとも心を癒してくれそうです。


206号室の窓の向きは、北と西向き。

その分と言いますか、こちらの部屋には小型の天窓がついています。

天窓があるのは206~210号室の専有部。広さが小ぶりな分、採光に気が配られた形です。


208号室がこちら。

部屋の広さとしてはコンパクト。ただ、天井の高さが割とあるので、個人的にはそこまで圧迫感を感じることはなかったです。

棚は、いわゆる帽子掛けと呼ばれるタイプ。

上に物を乗せたりハンガーをかけたり帽子をかけたりと、とても実用的。

見た目にも部屋に合っていて良いのではないでしょうか。

賃貸で入居後に取り付けるのは難しいタイプの棚ですし、オシャレ収納を目指したい女子にとっては高ポイントなのでは。


さて、シェアハウスの最寄駅は東武スカイツリーライン五反野駅。今年5月にオープンした、新しい東京のシンボルにちなんで名称が変更された路線です。

五反野駅からは乗り換え一つで東京駅まで30分、新宿駅まで45分でアクセス可能。浅草駅までなら約23分ですし、スカイツリーの最寄りでもある押上駅も15分で行ける距離にあります。

五反野は荒川沿いの、言ってしまえば昔ながらの庶民的な下町。

駅前の商店街には八百屋さんや定食屋さんが並び、どことなくレトロな雰囲気が漂う地域です。

少し南下すれば開放的な荒川の土手にぶつかり、秋に近い10月に毎年開催する花火大会も、家から歩いて見に行ける距離だったりします。

のんびりとした休日を過ごしたり、時には秋空に浮かぶ大輪の花を楽しむこともできる。下町の素敵な環境に囲まれたエリアです。


さて、今回ご紹介したシェアハウスを運営するのは「株式会社ファインセレクト」さん。

幾つも女性専用物件を手がけており、細かな配慮も女性なではの視点によるところが大きかと思います。

ラフな感じではなく、かと言ってガチガチのフォーマルでもないとても親しみやすい印象で、物件の運営に関してもある程度の余裕が感じられる適度なきっちり感がとても居心地良さそうです。

オトナだとしても、お花に囲まれた可愛らしい暮らし方がしたい方、ぜひコチラからお問合せを。


実は、個人的にはひまわり(sunflowerと言います)が好きです。

夏の季節、燦々と降り注ぐ日差しの中ですくっと伸びる姿は、「元気」や「情熱」といった言葉がピッタリ。でも調べてみると、実際の花言葉は「憧れ」、「あなたを見つめる」といったものです。その由来は・・

『海神ポセイドンの娘である水の精クリュティエは、太陽神アポロンを一目惚れしました。しかし、アポロンは他の女神に夢中で、クリュティエには目もくれません。そのことにクリュティエは嘆き悲しみ、一縷の望みをかけて地面の上に立ち尽くしアポロンを見続けました。9昼9夜、ひたすらアポロン(太陽)を見つめ続けた間に口にしたのは、冷たい露と自分の涙だけ。そしてクリュティエは、とうとうヒマワリの花になってしまいました。__』

ひまわりが太陽の方を向いているのは、太陽に恋しているからなんですね。

花言葉、いろいろ調べてみると面白いですよ。

(ソン)

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