日々の暮らしを美しく

シェアハウス専門ポータルサイトのスタッフによる、シェア生活を楽しむための探検レポートブログ。東京、神奈川、千葉、埼玉、 そして全国各地のシェア賃貸住居をひたすら探検する専門ポータルサイトの隊員達。明日はあなたの物件へ・・・!?
プライベート時間の、上質な過ごし方。
住まいとしてシェアハウスを選択する理由として「設備が充実している」事が重視されるケースがあります。
多くの場合は無言の前提として他の入居者との接触というソフト的な価値観を踏まえてのものですが、冷蔵庫や洗濯機といった基本的な生活設備だけでなく、自分では揃えるのが難しいインテリアも手に入る。
そんな、シェアハウスが実現するハードの魅力に強くメリットを感じる方も多いはず。それもまた、シェアハウスの大きな価値の一部であることは間違いないと思います。
今回ご紹介する「ステラシェア 豊洲」のインテリアは、バリのリゾート風。玄関を開けた瞬間に甘いココナッツの香りが溢れてきそうなゆったりとした空気は、仕事モードと自宅モードのオンオフを上手に切り替えてくれそう。
なんとなく、休日インドア派の方におすすめかもしれません。仕事以外はバリで過ごすと考えれば、毎日の生活がご褒美のよう・・・というのは言い過ぎかもしれませんが、贅沢な内容はご期待頂いて良いのではないかと思います。
女性専用ということもあり、マンションの外観については今回無し。
ゆとりのあるエントランスを、少し緊張した面持ちでくぐります。
マンションの共用部としてもこのゆったり感。建物の規模は、右手のポストスペースをちらりと見て頂ければ伝わるでしょうか。
それではエレベーターを使って11階へ上ります。
玄関まわりは通常のマンションですので、ごくごくスタンダードな仕様です。
廊下にずらりとドアが並んでいるのではなく、くぼんだ空間に2つのドアが向かい合う団地タイプの配置です。ドアを開けたらお向かいさんも丁度出てきたり、なんてこともあるかも。
それではインターホンをポチっと押して。
ガチャリとドアを手前に引くと、プレーンな玄関からはちょっと想像しなかった光景が、目の前に。
リラックスムード漂うアジアン・テイストです。
そんな中、玄関ドアの裏側に残る集合住宅っぽさに、ちょっぴり親近感が沸いたりして。
落ち着いた緑の塗装は、個人的に結構好きな色合いです。
靴箱は1人1扉分使用できます。
幅に余裕があり、収納力はなかなか高めかと。これでも収まらない!という靴好きの方は、使用頻度と相談してお部屋管理ということになりそうです。
では、廊下を進んでリビングへ向かいます。
落ち着いたトーンで構成された空間に、水面に反射したようなランダムな光がゆらり、ゆらり。
ちょうどTVに映されていたスイレンも、バリ島のイメージを彷彿とさせます。
ちなみにですが、日本に自生しているスイレンは「ヒツジグサ」という種類だそうです。スイレンが開花する時刻が未の刻(14時頃)だからなんだとか。
リゾートアイテムがたっぷりなリビングを堪能していきます。
右アームのカウチソファがTV観賞のお供。
寝転んでも使用できるような形状ではありますが、譲り合いの精神はお忘れなく。ただし、休日誰もいないなんてときは、ここぞとばかりに優雅なお昼寝を楽しんでみては。
隣にあるのは、こちらもリゾートっぽさを演出するマッサージチェア。
毎日仕事で疲れて帰ってくる女性を優しく包んでくれる、強い味方です。デイリー使いも良いですし、休日に映画でも見ながらじっくりと癒されるのも素敵。
棚にもアジアンな小物たちが飾られています。
読みかけの雑誌やブランケットなど、生活を始めるとリビングで“ちょっぴり”欲しくなるものは意外とあります。でも自分の部屋に取りに行くほどではないことがほとんど。そんな時、このカゴにちょこちょこと入れておけばなにかと便利ではないかと。
キッチン前には、こちらも落ち着いた雰囲気のダイニングテーブルがあります。
4人揃ってご飯を食べる機会は、それぞれ働いているとあまりないとは思いますが、全員で食卓を囲むとこんなイメージ。
4人でホームパーティをしたりすれば、このディナーの後、ソファでのガールズトークに突入するのでしょう、きっと。
キッチン自体は大きくありませんが、人数を考えると充分なサイズではないかと。
シンクはとても大きめのサイズ。洗い物には便利そうです。そして、うっかり見逃しそうなさりげなさで、蛇口にはスタイリッシュな浄水器がついています。
以前は、浄水器と言えば蛇口に取り付ける存在感のあるものばかりでしたが、今では気付かないほどコンパクトに。技術の進歩は恐ろしいものです。
キッチン家電は、右袖にまとまっています。
冷蔵庫はプラズマクラスター冷蔵庫です。正直よく分からないなりに、なぜか言いたくなってしまうのは私だけでしょうか、プラズマクラスター。
腰高の棚を手前に開くと、ゴミ箱が綺麗に収まっています。
小振りなサイズですが、部屋数も4室だけですし、ちょうど良いかも。
では続いて廊下を戻り、水まわりを見ていきます。
脱衣室には洗濯機と洗面台が2台。
例え4室でも、女性の通勤前の使用時間(とバタバタ具合)を考えると、洗面台が2台あるのは親切かと。また、今回はバリ島というインテリアのテーマに沿って、もう1つのテーマがあります。それが「beauty」。
ということで、脚の疲れを取ってくれるフットバスや、ダイエットサポートに特化したカラダスキャンなどが準備され、女性の美しさの向上に一役買ってくれそうです。うーん、なんだかこれがあれば頑張れそう。
バスルームはシンプルなタイプ。
・・・と見せかけて、なんとミストシャワー付き(!)。
良い汗をかかせて老廃物の排出を行う他、保湿効果も高いというミスト。効果も高いですが、お値段の方もなかなか・・・と設置を断念することが多いそう。サウナ好きやお風呂好きの方にとっては堪らないのではないでしょうか。
トイレはスタンダードですが、落ち着いたカラーリングのせいか居心地の良さは高め。
だからと言って、長居しすぎないようお気をつけ下さいませ。
それでは4部屋を順番に見て行きます。
ドアをがちゃり。
まずはマンションの共用廊下に面した1101号室。
カーテンの透け感が、どこかリビングの雰囲気を引き継いでいるような。
オープンタイプの収納は上の棚の力もあり、収納力はなかなか。
廊下より1段下がっていて、床面積の割に天井が高く感じます。出入りの時につまづいたりしないように、ご注意を。
続いてお隣、1102号室。
アジアン雑貨店で見つけたという木細工のサインが、存在感を放っています。
エアコンは窓と並んで配置されています。
見慣れない方もいるかもしれませんが、実家にこのタイプのエアコンが付いていた身としては気にならない程度。家具の配置を工夫すれば何も問題なく使用できると思います。
収納スペースは、壁の代わりに木材を使い、ルーバー状に配置。
天井が高い分生まれやすい圧迫感をなくすだけでなく、部屋のアクセントとしても面白い意匠です。
リビングに接した1103号室はベランダ付きです。
物干しも可能なベランダから見えるのは、マンション沿いに流れる川と豊洲のビル群。
ベランダからこの大きさでビルが見える環境は、豊洲という土地ならでは。
部屋は広めですが、収納はフックのみ。
自分の家具を持ち込みたい!という方は、この部屋が配置しやすいかもしれません。
最後は撮影時モデルルームだった1104号室。
2012年4月現在、家具が無い状態で通常入居が出来るようになっています。
家具を置いたときのサイズ感、伝わるでしょうか。ご参考まで。
収納は他の部屋と同じオープンタイプ。
ゆるゆるっとした透ける素材のカーテンを取り付けたりしても可愛いかもしれないなぁ、と脳内はすっかりリゾート気分。
ドアを開ければリビングがチラリ。
カウチソファの空き具合をチェックするにはベストポジションな部屋です。ただしこの位置関係、日常の生活音などに敏感な方は現地で確認を。
今回の最寄り駅は各線・豊洲駅。
駅の近くには有名な電気店や飲食店が多く入るショッピングモールやホームセンターがあり、生活には困らなそう。豊洲ららぽーとも徒歩圏内です。エリア自体、整備されたのが比較的最近のため、車道や歩道の幅もしっかりとられています。
撮影にお邪魔した日はあいにくの雪模様でしたが、晴れた日に川を眺めながら橋を渡るのはなんとも気持ちの良いものです。
「ステラシェア 豊洲」は、「ファン・インベストメント株式会社」さんが運営しています。
数多くの不動産を運用・管理する上場不動産会社の子会社で、中古のリノベーションマンションに特化した不動産売買仲介業を展開されているとのことです。親会社の保有する賃貸マンションで、将来に繋がる新しい運用を・・といった考えから、シェアハウス事業への取り組みを決めたとか。
シェアハウスの運営管理は今回が初めてですが、これからじっくりと入居者さんと良い関係を築いていけたら、とのこと。
内装デザインを担当した女性スタッフさんは、このバリ島というテーマを完成させるべく、アジアン雑貨のお店をたくさん巡ったそうです。一目惚れした雑貨やテキスタイルが落ち着いたインテリアに溶け込んで、部屋であってもトイレであっても、統一感のある雰囲気が楽しめるのが魅力的です。
バリに住みたい方、ミストシャワーやフットバスなどbeautyグッズにやられちゃった方、お問い合わせはコチラから。
廊下の一角で手を合わせるカエルの祈りとは・・・?
「皆が毎日の疲れをしっかり取って、美しく、素敵な日々を過ごせますように」
・・・なんてことではないでしょうか、きっと。
(テルヤ)