自分の部屋もリビングも

シェアハウス専門ポータルサイトのスタッフによる、シェア生活を楽しむための探検レポートブログ。東京、神奈川、千葉、埼玉、 そして全国各地のシェア賃貸住居をひたすら探検する専門ポータルサイトの隊員達。明日はあなたの物件へ・・・!?

専有部はワンルーム仕様。共用部にはビリヤード(など、いろいろ)。


「木漏れ日」という言葉に反射的に心地良いイメージが湧くのは、太古の昔、森で暮らしていた人間の本能でしょうか。

今回ご紹介する「ソーシャルアパートメント 青葉台」のコンセプトは、この“木漏れ日”。エッジの効いたゴージャスなインテリアが持ち味のこのシリーズをご存知の方は意外に思われるかもしれませんが、今回はそんな独特の持ち味も残しつつ、いつもより少しリラックスした仕上がりになっています。

また、閑静な住宅街という立地に加え、専有部にもひと通りの水回りを備える設計は、オンとオフの切り替えをキッチリと付けたい方にはピッタリかも。こういった間取りのシェアハウスはじわじわ増えてはいるものの、まだまだかなり稀少です。おまけに今回は都心部とは言えない立地の代わり、賃料面でも良心的で手を出しやすい設定に感じます。

お探しの条件によっては、「ドンピシャ!」となる人も少なくないのでは?


駅からの道のりはほぼ真っ直ぐ。青葉台という名の通り、緑に囲まれた坂の上にあるのが今回のシェアハウスです。

建物の側面に付いた大きな丸いカーブと赤い柱が目を引きます。以前寮だったときからこのデザインは変わらないそう。でも、入口の前には立派なサインが設置されています。

階段を上ると現れるエントランスは、両開きのステンレス仕様。

ドアのガラスが何とも言えない不思議な形です。

それではオートロックのドアを内側から開けてもらい、内部へ。

まず出迎えてくれるのは、落ち着いた印象の玄関ホール。緩やかなカーブに沿ってはめ込まれたガラス戸からも光が差し込みます。

振り返ると、さすが全50室とでもいうべき立派なエントランスが目に入ります。

玄関脇に設けられた靴箱は、段ごとにうっすらとグラデーションが。

通気のために開けられた穴は扉の開閉にも使えそうです。容量は4足程度で、入りきらなかった靴は自室での管理ということになりますね。


それでは、靴箱の対面にあるガラス戸を開けてラウンジへ向かいます。

小さなステップを上がって奥へと進むと、やはり落ち着いたトーンでまとめられたラウンジにたどり着きます。

ここでも、玄関ホールと同じくしっかりと光が入ってきます。

コンセプトは「木漏れ日コミュニティ・ラウンジ」ということで、ソファの左側には、文字通り木漏れ日が降り注ぐ写真も飾られています。

実はこのラウンジ、元々は寮の管理人さんご一家が住んでいたスペースだそうです。生活用に立てられていた壁を抜いて、新しく人が集まる開放的な空間をつくったんだとか。

ソファはさまざまな形に組み合わせて使用できる、通称「レゴブロック・ソファ」。

悠々と一人で寝転がっての映画鑑賞、大勢でワイワイサッカー観戦、テーブルを囲んでゆるゆるとお酒と、色々なシチュエーションに柔軟に対応できそうです。

ソファ側からラウンジを見渡すと、奥の方はキッチンがちらり。

一定の空間ボリュームがあるからこそ成り立つ距離感もありますが、今回はソファでテレビを見ている人とキッチンで料理をしている人の会話も、少し声を大きくすれば成立するぐらいのサイズ感。

全員集合してパーティーでも開けば手狭かもしれませんが、専有部にひと通りの設備もありますし、充分に贅沢な「プラスアルファ」ではないかと思います。

ラウンジ側に張り出たウッドデッキは、ちょっとした腰掛にも。

ベランダともフラットなままつながっていて、夏には良い夕涼みスペースになりそうです。

ラウンジの一角には大きめのコミュニケーションボードが設置されています。

見る限りでは入居者さんが自発的に開催するイベントも、なかなかの頻度のよう。撮影後にお邪魔したときにはボードの8割が埋まっていました。

ちなみにコミュニケーションボードは廊下や玄関ホールに設置される場合もありますが、人が滞留するラウンジやリビングに設置されている方が使用頻度は高めのケースが多い気がします。

椅子は6脚ということで、ある程度集まって飲み食いするような時は物足りないことになりそう。現在、重ねて収納が可能なスツールの用意を検討中だそうです。

でも、私見ですが今回の場合は専有部の設備もあり、普段使いは全体に何とかなるのではと思います。ピークタイムは少し混み合うような事があるかもしれませんが、そこはゼヒおおらかにどうぞ。

ちなみに大型物件によく見られる夜中の活動も例に漏れずしっかりと行われているようです。聞けば「真夜中お掃除隊」なる興味深いチームも結成されている様子。夜な夜な共用部の美化に努めているとかいないとか(何も夜中にやらなくても、という気もしますが)。


それでは続いてキッチンへ。

対面式のキッチンは木目をベースに少し柔らかい雰囲気です。

回遊性があり、大人数での調理にも柔軟に対応できそうです。ただし共用の冷蔵庫は1つだけということで、各部屋の冷蔵庫をフル活用するのが良いかと。

キッチン家電は基本的に2つずつ用意されています。

シェアハウス、特に大型物件は家電の使用頻度が非常に高くなり、故に壊れやすくもなります。なので各入居者さんが大切に使用するのが、かなり重要なポイント。日頃の積み重ねが大切です。

キッチンの端からラウンジを見るとこんな感じ。

距離はありますが、テレビはなんとか見える距離。映画を見ていて肉を焦がしちゃった、なんてこともきっとありそうです。いいですね。


では、ラウンジを出て玄関ホールへ戻ります。

この空間の主役は、もちろんビリヤード台。

入居者さんの中にはセミプロの方もいるそうで(2012年2月現在)、夜中にはじまる一勝負は、かなりハイレベルな状況だとか。一度拝見したいものです。

共用部と専有部のフロアがしっかり分かれていると、こういった夜中の行動が迷惑になりづらい点は大きなメリット。早寝の人にも夜行性の人にも優しい設計と言えます。

一方でコミュニティ醸成力に課題が生まれる場合もありますが、どうやら今のところ、その点では活発なようです。

カーブに沿ったガラスからは外の植物がちらり。

真っ赤な椅子が並ぶと愛嬌があって可愛い雰囲気にも見えます。

そして気になって仕方がないのは、椅子に紛れて右側に並んでいる彼ら。

なかなかしっかりと表現されたアニマルズは、思った以上に柔らかい乗り心地座り心地。

また、エントランスホールには自動販売機も設置されています。

大型物件ではたまに見かけますが、部屋着のまま飲み物を買いにいけるのは、なんとも楽ちん。ラウンジでテレビを見ていても、CMの間に買って戻ることができます。


それでは階段を上って2階へ。

・・・の前に、1階のトイレを覗いていきます。ちらり。

大型物件のトイレとしては、かなり広々。

しかし、1階には1箇所しかトイレがないので、居心地が良くなっても長時間の利用は控えた方がよさそうです。


もう既に共用部をたくさん見た気がしますが、まだまだ続きます。

階段を上り、2階から上の各フロアにはランドリーが設置されています。

洗濯機はコイン式のちょっとレトロなタイプと、近年よく見かけるドラム式。

ちなみに奥のコイン式のタイプでは毛布も洗えるそうです。緊急時以外では、そういった場合にお世話になる感じでしょうかね。


寮の雰囲気が残る廊下には、遠くまで専有部がずらりと並びます。

そして、廊下の一角には女性支持が抜群と噂の、例の場所が。

そう、たぶんこのシリーズが先駆けだった、ビューティールーム!

そうっとドアを開けて中に入ると、足元が少しふわりとした感触。

他のスペースより毛足が長めのカーペット。うーん、なんともビューティーな。

天井からぶら下がるランプも、シックだけれどカラフル。

影も楽しめる一品は、リラックス効果もありそう。

さらにミラーの前には、気になるけど自分ではなかなか買えない、こんなモノも。

照明を暗くして、イオンスチーマーを使いながらマッサージチェアでうとうと。

女性だけの贅沢な時間です。今の時期、空気の乾燥もお肌の大敵ですしね。


それでは、全50室の専有部のうち、一部を見ていきたいと思います。

まずは304号室。

元は寮ということもあり、専有部はすべてミニキッチン・ユニットバスが備わったワンルームタイプです。

ユニットバスはごくごくスタンダードなタイプです。

シェアハウスのバスルームでは「朝の長風呂にはご注意を!」が定番文句となりつつありますが、今回は専有部ですのでどうぞゆっくりと湯船に浸かってくださいませ。

もちろん採光もいいのですが、白めのフローリングに白い壁が空間をより明るく見せています。

長めのカウンターテーブルは造り付け。

時にPCデスクに、飾り棚に、TV台にと、使い方次第で色々な顔を見せてくれそう。個人的には、ここの使い方がインテリアのミソになりそうな気がしています。


続いてモデルルームになっている318号室。

簡単にコーヒーを入れる程度なら十分なミニキッチン。

1階のキッチンで作った料理を温めることもできますし、部屋でご飯が食べたい時にも、もちろん活躍します。

キッチンの対面にある収納も、やっぱり嬉しい大容量タイプ。

一般に大型のシェアハウスでは共用部にある部屋ごとの収納がコンパクトになりがちということもあり、部屋内の収納の充実は、スッキリと暮らすためにも重要なポイントではないかと。あるのとないのでは、かなり差が出てくる気がします。

さて、こちらの部屋はモデルルームということで‥

家具を入れたときの雰囲気やスケール感の参考に。

ドアからはベランダにも出られます。

入居者さんに話を聞くと、3階の部屋が採光も良く木々も程よく見えておすすめ!なんだとか。


次は1フロア下がって、221号室。

床材は何種類かあり、この部屋はカーペット敷きです。材によって雰囲気も変化するので、実際に現地で確認するのをおすすめします。

フロアの角部屋ということで、2面採光。

2階は3階よりも木々が近く、実際に「木漏れ日」も味わえるはず。

坂の途中に立っているということで、お隣さんの庭もすぐ近くです。目が合ったら、ご挨拶ぐらいは心掛けましょう。もちろん、どんどん仲良くなるのもまた良しではあります。


では最後に、青葉台の風景を見渡してみます。

4階の廊下の突き当たりには、屋上への出入り口が。

外用のスリッパに履き替えて、ガラリとドアを開けます。

目の前に広がるのは、ウッドデッキと青い空(晴れの日に限る)。遮るものはなにもなく、お昼寝には絶好の場所です。

屋上から見渡せる風景には、住宅街らしいゆったりとした時間が流れています。

夜は夜で、各家にぼんやりと灯る明かりがちょっとセンチメンタルな気持ちにさせます。でも、ホッとするような不思議な感覚にもなるのは、冬だからでしょうか。

たくさんの人が座れるベンチでワイワイする光景も目に浮かびます。

おつまみとビールと・・・という感じでしょうか。今の時期も良いですが、早く暖かくなって欲しいものです。


今回の最寄り駅は東急田園都市線青葉台駅

渋谷二子玉川溝の口までは1本。半蔵門線も直通なので、職場が沿線の方は乗り換えがなく、便利そうです。駅前は大きな交差点になっていて、交通量も割と多め。バスターミナルもあります。

ちなみに駅からシェアハウスまでは徒歩17分。シェアハウスの目の前からは青葉台駅へのバスが出ているそうですので、時刻表は要チェックです。

距離が長い割に飽きないのは、道の両側に続くあらゆるお店のおかげかもしれません。高級住宅地でもある青葉台は、実は何かと都会なのです。

仕事帰りに寄れるスーパーもたくさん。チラシ片手に「鶏肉はあのスーパー、ブロッコリーはあっちのスーパー」なんて、倹約に努めることもできそうです。


ソーシャルアパートメント 青葉台」を運営しているのは「株式会社グローバルエージェンツ」さん。

「ソーシャルアパートメント」シリーズも、気付けば数が増えてきました。今回はこれまで手掛けられた物件の中では中ぐらいの規模感ということになるでしょうか。

背が高くすらりとしたモデル体型の担当さんは、シリーズの別の物件に実際に住んでいるそう。入居者さんとの年齢も近そうですし、入居者目線を持ちつつの運営管理ということで、バランスをうまく取ってくれそうです。

男性ファンが多そうなテイストではありますが、(2012年2月現在)入居者さんの割合は男女半々なんだそう。ビューティールームもありますし、女性の方でもきっと大丈夫。

もちろん毎晩ビリヤードしたいぜ!な男性も大歓迎だと思います。

というわけで、冒頭に書いたように「ドンピシャ!」という方は、こちらからお問合せをどうぞ。


朝の「おはよう」も嬉しいですが、疲れて帰ってきた時、深夜の「おかえりー」は一段と嬉しいものなのです。

(テルヤ)

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