シェアハウス専門ポータルサイトのスタッフによる、シェア生活を楽しむための探検レポートブログ。東京、神奈川、千葉、埼玉、 そして全国各地のシェア賃貸住居をひたすら探検する専門ポータルサイトの隊員達。明日はあなたの物件へ・・・!?
きっと、品の良い上質な暮らしが紡がれていたんだろうなぁ…訪れてすぐ、そんな風に感じた邸宅。そこには、とてもとても立派な庭がありました。
今回のシェアハウス探検隊は「ガーデンカフェ・プリエ 阿佐ヶ谷」。
広いお庭のある暮らしです。
週末に青空の下で紅茶をいただいたり、ワインをあけて食事をしたり、ご近所の方も招いておしゃべりなんてのもいいかもですね。印象派の絵画に出てきそうな木漏れ日のこぼれる庭からは、明るい笑い声が今にも聞こえてきそうです。
実際に、庭や屋内に設けられた多目的スペースは定期的に外部に解放され、地域の方とのコミュニティをつくるイベントも計画中だとか。
石畳にパラソルときて、欧風かと思いきや立派な松の木があったり、立派な和室の部屋があったりと、妙に和洋が融合しつつも「それはそれで良し」の雰囲気の空間も見どころです。
賑やかな大通りから少し小道に入ると、落ち着いた住宅が並ぶ生活感のある風景が広がります。背伸びをしていない気負わない街並みの一角、緑がわさわさと茂る邸宅が今回のシェアハウス。
建物は2階建ての懐かしさを感じさせる、ひと昔前の世代の建物。広い敷地の中で豊富な緑に囲まれている様子を前にすると、やはりなかなかのスケールを感じます。
門扉をくぐると、すぐ脇に”ガーデンカフェ”の名前の所以でもある石畳の大きな庭が。
さっそく確認…と行きたいところですが、ぐっと堪えて、セオリー通り先に玄関まわりから見ていきましょう。
玄関前までは石畳が敷いてあり、奥には日当りの良さそうなお庭がチラリと見え隠れ。視界に緑が多いせいか、自然と気分はうららかに。
うららかついでに、チャイムも昔ながらの音符マーク。最近では見かけることも少なくなりましたが、ついつい押してみたくなる可愛いヤツです。
では、さっそく邸宅内におじゃましたいと思います。
網戸付きの玄関ドアの開閉は、カチャリと軽いタッチ。
ドアを開けると、ゆったりとした玄関ホールが広がります。
左手には多目的スペース、右手にはリビングと2階へ続く階段と、玄関ホールは3方向への導線の分岐点となっています。
正面にある靴箱には、オーナーさんが自ら飾られた季節を感じさせる飾り物。四季折々の季節を感じて頂きたいのだとか。
この飾り物も、あるのとないのでは空間の印象が随分と変わります。
栗と柿。あら、美味しそう。
アーチ型のドアはリビング、その脇のスペースは靴箱・・・ではなく、焼き物の器の保管用棚とのこと。
なんでも、オーナーさんは多目的スペースや庭先での焼き物の展示会などを考えるほどの焼き物コレクションがあるそうで、保管棚にも器がずらりと並んでいます。
取り扱いには、十分にご注意を!
さて、ではリビングに移ります。
はい、シンプル。ま、これから入居者さんが生活することを考えると、おそらくもう少し味が出るのではないかと思われます。
窓脇に掛けられているのは共用のTV。椅子に腰掛けてテレビを眺めるには、少々辛い配置かも。サイズも、そこそこコンパクトサイズ。
一方で、よくよく見ると食卓としてのポテンシャルは、キッチンとのやりとりもスムーズな間取りでテーブルのサイズも充分と、なかなか優秀なのではと思います。
食器棚のガラスの引き戸を開けると、料理や食器の受け渡しが出来ます。カウンターキッチン風、と言ってもいいかも。
豊かな緑に囲まれたリビング。
掃き出し窓からは、庭に出られます。
一歩踏み出して、自慢のお庭を拝見といきましょう。
石畳が敷き詰められた大きなスペースには、小さな戸建てならすっぽりと入ってしまいそう。グリーンやガーデンテーブルが随所に配置され、まるでオープンカフェのテラスのような空間が開けています。
”ガーデンカフェ”という名前も納得です。
リビングの掃き出し窓からは、足下に設置された踏み台を使ってスムーズに出入り可能。掃き出し窓を開けっ放しにして料理を庭に運んだりと、楽しい使い方がいくらでもできそうです。
この庭では地域の方を招いてのカフェイベントや、食事会、焼き物の展示会なども考えているということですが、キャパシティが大きいこともあり、晴れ晴れとした昼下がりに沢山の方が集まっておしゃべりしている光景は、とても絵になるはず。
ためしに、器をひとつ飾ってみました。いかがでしょうか。日の光が干渉する焼き物は、ギャラリーとはまた違った表情をしているはず。
庭の隅には、パターを練習できるゴルフマットや、バーベキューコンロ、洗い場も設置されています。
洗い場は手作りなんだそう。ガシガシ使って下さいませ。
では、キッチンを見てみたいと思います。
一般的な家庭用のキッチンですが、こちらも空間が広めにとられているので、とても作業しやすそう。コンロはひとつですが、電子レンジ前のスペースなどを上手に使えば、複数人での調理も工夫次第でいけるかもしれません。
ちなみにガスコンロは3口タイプ。
オーブンも使えるので、パーティ料理の時にレシピの幅が広がります。
そして、キッチンの対面にある食器棚がナイス。
食器を準備したり、下ごしらえした食材をちょっと置いておいたりと、料理中にあちこちウロウロしなくても大丈夫な配置。そのままリビングへの配膳も出来るあたりを含めて、グッドデザインだと思うのです。
用意されている共用の食器も、和物を中心に一通り揃っています。
冷蔵庫はキッチン脇の1台のみ。そこそこ大型のものですし、入居人数も少ないので基本的には足りるはず。もちろん、自炊派が多く揃えば多少コンパクトに感じるかもしれませんが。
そんな時は、あまり食材を詰め込まないなど、お互いに工夫をどうぞ。
奥のスペースには洗濯機が置かれています。
今後もう1台、合計で2台設置される予定とか。右手に見えるドアは勝手口です。
何を収納するか迷うところですが、大きめの収納も用意されています。
勝手口まわりは結構余裕あるスペースとなっています。実際、生活の場としてどう使われていくのか、興味深いものです。
良い感じの生活感が加わると、味わいも利便性も本領発揮しそうです。
では、その他の水まわりを見ていきます。
洗面台の対面にバスルーム、その隣にトイレと、水まわりの設備群が1ヶ所にきゅっと集まった配置となっています。
突き当たり正面のドアは101号室、その奥は多目的スペースへとそのまま繋がっています。
ちなみに、バスルームの使用時は洗面台の両脇の扉を閉めて、両方を施錠します。洗面台の前の空間が脱衣室を兼ねるため、誰かがお風呂に入っている間、このスペースは使えなくなります。
少人数ですし大きな問題は無いはずですが、ほんのちょっと気になるところではあります。
バスルームはゆったりと広め。
窓も付いていて、ジメジメした湿気に悩まされることはなさそう。
トイレはウォシュレット付きです。
では、続いて多目的スペースへ。
日常生活の中では、のんびりする時のリビングとして利用されるであろう、こちらのスペース。多目的スペースとわざわざ銘打ってあるのは、時折イベントなどで外部へ解放されるからなんだとか。
ちなみに、右手にみえる引き戸は102号室です(なんとも大胆な配置)。
多目的スペースは、ポップアップのカフェやレストランの室内会場として、また焼き物展示会会場として、さまざまな活用を考えているのだそう。
大きな本棚には焼き物や器の本がずらり。コアな品揃えになっています。
窓側にはサンルームならぬ、縁側的スペースもあります。
座椅子などを置けば、のんびりを満喫できるひなたぼっこスペースへと仕上げられそう。
なにせ、お庭が立派。
天気の良い日は縁側に腰掛けて、お茶をずずっと飲みたいものです。
では、部屋を見ていきます。
まずは多目的スペースの隣にある102号室。
もともと和室だった部屋にフローリングを敷いたこちらの部屋には、畳が3畳だけ敷かれています。
日本好きな外国人をイメージして用意した部屋なのだそう。
畳は移動することもできて、たしかに無理なく和室の良さを味わうことが出来そう。意外といいかも。
障子窓の外には濡れ縁、そして庭が広がります。松の木とガーデンテーブル&チェアという組み合わせは、やっぱり「それはそれで良し」な和洋折衷感。
ちなみに、各部屋はナンバー式の鍵がついています。
さてさて、お次は2階フロアを見ていきます。
こちらは201号室。どどんっ、と開放感ある広い和室。
身を心も引き締め精神統一するもよし。大人げなくゴロゴロゴロところがってみるもよし。
でも個人的には、後者をオススメいたします。
寝転がったときが気持ちいいのが、畳の醍醐味ですもの。
2面に向かいあって窓があり、風通りがとっても良いのが嬉しいところ。
掃き出し窓からはバルコニーに出られるのですが・・
どーん。
なんと203号室まで繋がった、かなり広めのデッキ敷きのバルコニー。なお、要望があれば部屋ごとに分けるパーテーションの設置も考えているそうです。
こちらは202号室。すっきりシンプルなお部屋です。
細長い間取りで掃き出し窓が二つ、日当たりはかなり良し、です。
収納はありません。が、奥に置かれているハンガーポールが備品として付きます。部屋は9畳と広めですので、収納家具を設置しても窮屈にはならないかと。
自転車をお持ちの方は、門前のルーフがついたこちらにどうぞ。
有料となりますが、自動車も駐車出来ます。
「ガーデンカフェ・プリエ 阿佐ヶ谷」の最寄駅は、東京メトロ・丸の内線 南阿佐ヶ谷駅。駅は、杉並区役所のすぐ隣です。
丸の内線で新宿まで15分。また、JR中央線・阿佐ヶ谷駅へも歩いて8分と徒歩圏内なので、荻窪、高円寺、中野はすぐ隣、吉祥寺まで7分と中央線界隈を楽しむことが出来そうです。
住居の周辺には阿佐ヶ谷すずらん通り商店街があるので、日用品の調達には困ることはなさそう。
自転車を持っていれば、散歩がてら西荻窪や高円寺に行けますし、ディープな中央線を開拓するのも休日の楽しみとなりそうです。
運営を行われるのは「有限会社ランドマスター」さんです。
普段は、診療所や薬局等の集合施設の企画・運営なども手がける不動産業を営んでいるそう。
地域との交流の場としてシェアハウスを活用していきたいとのことで、積極的に外部の人との交流を深めるイベントに取り組んでいきたいと話します。イベントの内容は、カフェや青空の下での食事会からはじまり、趣味を活かした焼き物の展示会から、太極拳や介護教室など、世代を超えて参加できるものがたくさん。
ひょっとしたら、日常生活の場である住まいの一部が解放されることに抵抗を感じる方もいるかもしれません。でも、とってもポジティブなパワーを持つ事業者さんの話を聞いていると、それ以上に楽しみな出来事が待っている気がしてきます。
いずれにしても、入居を検討される方は予めそんなトコロも込みで見て頂けると良さそうです。
住居内だけでなく、地域に広がるコミュニティを実感できる暮らし。今回は、そんな暮らしを良いなあと思える方にオススメです。もちろん、ガーデニングが好きな方も要チェック。
気になった方、お問合せはコチラからどうぞ。
四季折々、庭が見せる様々な表情を楽しんでみませんか。
(イシクラ)
シェアハウス専門ポータルサイトのスタッフによる、シェア生活を楽しむための探検レポートブログ。東京、神奈川、千葉、埼玉、 そして全国各地のシェア賃貸住居をひたすら探検する専門ポータルサイトの隊員達。明日はあなたの物件へ・・・!?