シェアハウス専門ポータルサイトのスタッフによる、シェア生活を楽しむための探検レポートブログ。東京、神奈川、千葉、埼玉、 そして全国各地のシェア賃貸住居をひたすら探検する専門ポータルサイトの隊員達。明日はあなたの物件へ・・・!?

※こちらの物件は2019年11月より物件名が「ニジノワムラ」運営事業者が「株式会社まめくらし」さんへと掲載変更されています。

階段をのぼると、そこは・・

今回のシェアハウス探検隊は、先日OPEN予告で紹介した「ニジノワムラ 浅草」。気になっている方が多いようなので、さっそく探検隊に登場です。

一風変わったエピソードはコチラに詳しいのですが、大まかには下記。

人気の高かった「バウハウス 南千住」に入居された住人さんが、実際にシェアハウスでの生活を経験する中で、いつしか「私も自分でシェアハウスを運営したい!」と一念発起。

仲良しの大関商品研究所さんや友人達の助けも得て、なんと本当に物件をオープンしてしまう事になったのでした。

「折角だから、やりたいことは全部盛り込みました!」と話すニジノワムラさんは、実は日々を多忙に過ごす空間デザイン会社で働くOLさん。大人気のバウハウス・シリーズを手掛ける大関商品研究所さんとニジノワムラさんのセンスで、とっても相性の良いコラボレーションが実現しました。

リビングに足を踏み入れると感じる、あっという間に肌に馴染む空気の流れ。

すぐに、大成功だって分かるのです。


外観を見ると、まさに下町・浅草っぽい佇まい。

実際、場所はこれでもか!の下町だったりします。

タイルが貼ってありパッと見はお肌ツルツルなのですが、実はこの建物、かなり若作りをしているご様子。

1Fは、とある会社の倉庫として使われています。

さて、何の変哲もない玄関を開けると・・・

目の前にはニジノワムラの看板が。

1Fは玄関のみとなっていて、突き当たり左手にある階段がリビングルームや専有部などのある生活空間へつながっています。

存在感のある木の靴箱は銭湯で使われていたモノで、何と大正時代のお品だそう。

寄ってみると、味のある手書きの数字が。

ちゃんと鍵も掛かります。

鍵を無くすと作るのが大変そうなので気をつけましょう。


では、階段を上ってみます。

階段の左右は、エメラルドグリーンのペンキで大胆に塗られています。

目の前にチラリと見える、抜けた天井に期待感も高まります。


階段をのぼりきると、ニジノワムラの中心となるリビングに出ます。

古くて味のある家具が置かれ、カフェのような落ち着いた雰囲気。

剥き出しの梁と抜けた天井も印象的です。

内装は大関商品研究所さんがプロデュースし、置かれている家具やアクセサリーは「ニジノワムラ」さんのチョイス。

ということで、アンティークのランプはニジノワムラさん。

このランプは下から覗くと万華鏡のようなキラキラが見られます。

天井からぶら下がる色々なかたちのランプは、秘かな見所のひとつ。

リビングの掃出し窓の外はウッドデッキのテラスになっていて、気軽に出入りができるようになっています。

壁面に埋め込まれた無骨な樹皮は大関氏のアイデアだとか。ヤバイです。

床は無垢材で、落ち着いた色合いに仕上げられています。

写真右手に鎮座するアームの曲木が美しい革張りのソファは、元々はニジノワムラさんが新潟へスノーボードをしに行った時に泊まった、古い宿の卓球場の片隅に置かれていたモノだそう。

そして今回の物件のオープンが決まった時、彼女の頭にはふと、このソファが浮かんできたのだそうな。さっそく宿のご主人に電話で相談してみたところ、なんと「取りに来てくれるならあげます」という返事が・・

頼む方もすごい行動力なのですが、宿のご主人の人柄も素晴らしい。入居者さんが揃ったら、宿のご主人に活躍しているソファの様子を見せてあげたら喜ぶかも知れませんね。

ちなみにソファを取りに行った時、ついでに貰ってきたのは剣持勇デザインのスタッキング・スツール。

宿のご主人、一体・・


さて、階段下には、どっかり腰を落ち着けてお酒でも飲めそうなスペースが。

真っ赤な革張りのスツールが前述の頂きモノ。

右手に見えるダイヤガラスのレトロな趣のドアは、201、202号室へと繋がっています。

壁は漆喰風に仕上げられているので、まるで飲食店の様相。

まったくもってお酒が進みそうです。

リビング周辺には、良い感じでセレクトされた小物達も沢山登場。

飾りたいモノは全部飾りました、とのことで、見ているだけで空間作りを楽しんでいる様子が伝わってくるようです。

ちなみに棚の中にはマトリョーシカが入ってるのですが、これ、実はテルミンだったりします。

ニジノワムラさんはなんとハッピーバースデーが演奏できるので、入居された方は誕生パーティーを楽しみにしておいて下さいな。

おもいっきり気の抜けた音色ですけど。


さてさて、次々と見ていきますよー。

リビングのTVは控えめなサイズ。

ちゃんとDVDも見られます。

で、電気のスイッチパネルは、なぜか湯桶の中に。

近づいてよく見ると、桶の中には腕時計の文字盤とムーヴメントが飾られています。

精密機械が顔を覗かせていて、ちょっとカッコイイ。

漆喰風の壁面には、いたるところに牛フックが並んでいます。

モー。


さて、ニジノワムラの第2の目玉は、このデッキ・テラス。

デッキの表面がまだらに削れていて、これまた渋い雰囲気。

でも、エイジング加工(古びたように見せる加工)ではなく、付着したペンキを取っただけなのだそうですが。

ちなみに写真左手に見切れていますが、ハンモックもあります。

ちなみにこのウッドデッキは、ニジノワムラさんの友人や職場の仲間達が、汗を流して作ったのです。

写真を見る限りでは、友人だけでなく子分達も総動員です。多分。

テラスの一部には、雨の日のために庇も用意されています。

なんとも素敵なテラスですが、周辺は住宅街なので特に夜は騒ぎすぎないように注意(本当に!)。


続いては、ニジノワムラ第3の目玉、バーカウンターを備えたキッチン周り。

カウンターテーブルは群馬から来た、とても立派な一枚板。

テーブル側面のタイルも「らしい」雰囲気。

支柱は白樺で、聞けば大関氏が山から拾ってきたのだそうな。

カウンターの中は、実にしっかりしたキッチンになっています。

イメージとしては、飲食店のカウンターの中といった感じ。

業務用の冷蔵庫も設置されています。

現状でも冷蔵庫の天板を作業台として充分に使用する事ができますが、さらにゴミ箱の上にも作業台を設置する予定なのだとか。

壁際には冷凍庫も別途用意されています。

入居人数を考慮しても、冷蔵庫も冷凍庫も容量十分、ゆとりのある構成です。

そして、冷蔵庫の前に立って振り返ると、IHコンロがあります。

3口となっていますので、普段の使用には十分かと。

調理器具類は、ポールに引っかけたり、ラックに置いたりと全般的に「見せる」収納。食器棚は、古い収納棚を改造して設置してあります。

ガラス戸なので、カウンターの外からも中身が目に入ります。

いつもキレイに保って下さいませ。


では、そろそろ階段を上って、なかなかお目にかかれない中2階へ行ってみます。

そう、ニジノワムラ第4の目玉は、縦に拡がるオモシロ空間。

屋根裏部屋のような、秘密の世界。

一角には夢の漫画スペースが展開されています。

今はスラムダンクと未来少年コナンしかありませんが、入居者さんが増えるに従い、段々と充実してきそうな気も。

ツッコミ所はエアコンで、かつて見たことが無いほどのとてつもないサイズ感ですが、聞けばかなりマニアックなチョイスだそう。

読書スペースもしっかり確保。

もちろん昼寝も可能です。

この辺り夏は暑いのですが、ちょっと部屋以外で籠もりたいときはコチラも良いかも。

天井では海外の安宿にありそうなシーリングファンがクルクルと回っています。

キッチンとリビングを上から見下ろせますが、絶対に落ちないように!

明るさの確保に一役買っているガラスのドアを開けると、ベランダへ出られます。

ニジノワムラのサインにも注目です。

ベランダはご覧のように、日当たり良好。見晴らし良好。

ベランダからは、建築中の東京スカイツリーだけではなく、隅田川の花火がど真ん中に見られるそう。

こんな風に、ベスト・ポジションです。

今年の花火大会の日には、完成記念パーティーが開催され、多くの協力者さん達が集まったそう。

来年もまた、こんな風に1周年記念パーティーが開かれることでしょう。


さて、そろそろ下へ戻りましょう。

中2階へ上る階段の足元には、水回り設備ゾーンへ続く引き戸があります。

引き戸の手前に置かれたアンティーク風の飾り棚には、海外からやってきたお土産品が並びます。

そのほとんどは、ご自分で旅先の土地で買われたのだそう。

左からガネーシャ、マトリョーシカ、モアイ、小さな熊と並んでいます。

特別ゲストはチュニジアから参加したチュニジアおじさん。

眉毛とひげは購入時から描かれていたそう(ホントに?)。


さて、引き戸を開けると、まず手前に洗濯機のある小部屋があります。

さらにドアを開けると、脱衣室兼洗面室。

そしてさらに進むとバスルーム、といった間取りになっています。

実はバスルームのタイル貼りが、一番大変な作業だったのだそうな。

こんな具合に小さなタイルがびっちりと貼られ、随分雰囲気が変わりました。


トイレは玄関の階段の脇に。

しっかりウォシュレット式で、洗面ボウルも可愛らしいです。

随所に、金物の鈍い輝きが。


続いては201号室から、専有部を見てみます。

201号室のドアは、その昔病院で使われていたのだそう。

鍵のカタチも愛嬌があります。

201号室の専有部内には、洗面台が設置されています。

そうそう、実は全ての専有部について、壁や床などを入居者さんの手で好きな色に塗装したり、手を加えたりして良いのだそうです。事前に実施内容をニジノワムラさんにお知らせ頂いてGOサインを貰う事が条件ですが、基本的には自分好みの部屋づくりを楽しんで貰えるようにしていきたいとのこと。

細かなことは内覧時に確認してみて下さいませ。


続いては202号室。

壁の一面が、淡い紫に塗られています。

収納はありませんが、こちらも洗面台付き。

全面の道路に面していて、窓が大きく明るい印象です。


さて、続いてキッチン横の廊下を通って203~205号室へ行ってみます。

廊下には遊び心満載の虹のペイント。

突き当たりには洗面台も。

203~205号室は室内に洗面台が設置されていないので、ここを利用することが多くなりそうです。


では、203号室を見てみます。

少し広めの専有部には、押し入れ収納もあります。

ペイント好きな方なら、専有部全体が白いキャンパスに見えてくるのではないかと。

しかしこの部屋、窓の外に広がるのは、お墓VIEW(写真は控えさせて頂きました)。

サッシにも少しガタがありますので、ソコが気にならない方、もしくは下を見ない方なら、窓先の抜けがすこぶる良くて気持ちが良いです。


続いては、ウッドデッキのテラスに面した204号室。

天井の色が特徴的。

フローリングには程よく年季が入っていますので、思い切って板張りにしてみるのも面白そうです。

ベッドは希望があれば設置してくれるそうなので、入居前にお知らせをどうぞ。


最後に205号室。

押入収納が付いています。

こちらも希望であればベッドは用意するそう。


さてさて、様々な角度から魅力的な要素が詰まった「ニジノワムラ 浅草」。

最寄りの浅草駅までは、歩いて17分。

はい、歩いて17分です。南千住駅へも歩けますがそちらは21分です。

浅草駅から都心部へのアクセスは、東京メトロ銀座線で上野まで5分、神田が10分、渋谷は32分。都営浅草線で東銀座まで11分。

正直、駅までの距離は程よくあります。

仲見世を通ってみたり、商店街を抜けてみたりと徒歩ルートは色々と選べますが、バスをうまく使いこなすのが良いのかなーとも思います。物件に自転車置き場がないのですが、コンパクトな折り畳み自転車を買うなどして、その辺りが何とかなればバッチリのはず。

ニジノワ暮らし、まずは足の確保からです。


さて、運営を行うのは「ニジノワムラ」さん。

実はリビングは飲食店としての申請も済んでいて、時間に余裕が出来たら、次のステップはBARニジノワムラかな?と考えているそうな

ウッドデッキのテラスが欲しくて、屋根裏空間も欲しくて、自分の持っているお気に入りのアイテムを飾りたくて、バーもやってみたくて・・と、その全てをカタチに出来たと大満足。

バウハウス南千住」に暮らしてから、ニジノワムラさんの人生がより力強く動き始めたのだそう。

大関商品研究所 → バウハウス南千住 → ニジノワムラ → ???

シェアハウスから始まったこの素敵な連鎖、今後どんな広がりを見せてくれるのか、期待は高まるばかりです。

とは言え、まずはこのニジノワムラ、本当のスタートはこれから。

入居者としてシェアハウスに暮らした経験は運営にも活きてくるはずですが、なにせ自他共に認める多忙な日々を送っているニジノワムラさん。手取り足取りの手厚いサービスのような管理を期待するのは、そもそも間違いでしょう。

おまけに、なんのかんの言って築古物件ですから、ピカピカのマンションと較べれば住宅性能にだって妥協が必要な部分もあるはず。

それでも!と思ってくれる方は、ぜひぜひコチラからお問合せをどうぞ。

きっと、何かが始まることでしょう。

ちなみにこう見えて、部屋はたったの5室のみです。ご注意を。


遊ばにゃ損々。僕らも何かやろうかな。

(サトウ)

「思い出と共に、良い家を受け継ぐ」。10年間続いてきたシェアハウスを、その思い出と一緒に、新たな住まい手に受け継ぐことになりました。前オーナーさんが自身の夢を全て詰め込んで、自分の手で改装された古家には、10年間培ってきた思い出がたくさん詰まってい...

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