シェアハウス専門ポータルサイトのスタッフによる、シェア生活を楽しむための探検レポートブログ。東京、神奈川、千葉、埼玉、 そして全国各地のシェア賃貸住居をひたすら探検する専門ポータルサイトの隊員達。明日はあなたの物件へ・・・!?

物語が紡ぐ家。


小さな頃、微熱とちょっとの仮病で学校を休んだ日は、布団の隣に本を山積みにして、ひたすら読書に明け暮れていました。そんな本好きにとって、図書館は身近にありながら夢のような場所。毎回貸出可能な冊数をぎりぎりまで借りて、帰りの坂道が大変だった記憶があります。

そんな人ばかりではないかもしれませんが、子供の時は本なんて大嫌いだったのに、大人になって読書や図書館の良さに気付いたという方は多いのではないでしょうか。

文庫シリーズのような名前を持った「目白文庫」は、小さな図書館のようなシェアハウス。ずらりと並んだ本棚が空間を繋いでいます。絵本から伝記まで、様々なジャンルが揃った本棚は、懐かしんだり憧れたりとあらゆる感情を呼び起こしそう。

この小さな図書館は女性専用です。電車の中で携帯電話ではなく、本を読んでる女性ってなんだか魅力的ですよね。


駅からは住宅地をほぼ1本道。

広めの道路をてくてく歩き、ところどころコンクリの敷き直されたツギハギの小道を入ったところにある真っ白な建物が、お目当ての図書館・・いえ、シェアハウスです。

以前は集合住宅だったそうですが、外観からは面影は感じられず。

玄関脇には部屋ごとに利用できるポストが並んでいます。

ポストを支えているのは留守番役の宅配BOX。

仕事や遊びで忙しい女性の留守をしっかりサポート、強い味方になってくれるのでは。

ドアを守っているのは複製のできないカードタイプの鍵、シャーロックです。

ちょっとゴツめの印象ではありますが、その分安心も詰まっていると考えて頂ければ。

それでは、本を開くようにそっとドアを開けて、物語の中へ。

ドアを開くと、目の前にはスッとまっすぐな階段が通っています。1階の空間は木が多く使われていて、温かい雰囲気。

奥の方もちらりと見えて気になるところですが、共用設備は2階にあるということで、階段を上ります。


階段を上ると現れるのは、薄めのトーンが可愛らしいリビング。

奥の収納棚の裏側は掃き出し窓なのですが、思い切った配置で壁を確保。あえて背板を張らないデザインで、窓から射し込む光が飾り棚をライトアップするにくい設計。

やわらかい色が雰囲気を作っている床は、珍しい竹のフローリングです。

木目が素直で綺麗に見せられるだけでなく、材が硬く傷も付きにくいんだそう。なるほど。

白によく映える鮮やかなブルーの照明は、程よいアクセント。

ナチュラルな雰囲気の空間に、北欧テイストをプラスする役割も持っているようです。

ダイニングテーブルの傍には、あると嬉しい空気清浄機。

欲しいものリストにこれが入っている方も多いのではないでしょうか。これから花粉の季節でもありますし、フル活用の予感です。


続いて、リビングと同じ空間にあるキッチンを見ていきます。

スペースは大きくはありませんが、ちょっとした自炊くらいなら問題はなさそう。

他の人が利用している時は、はす向かいからカウンター席に座って、話しながら順番待ちをするのもありかもしれません。

カウンター付きのキッチン台はオリジナルデザインだとか。

IHヒーターのパネルだけでなく、コンセントも手元に。

ミキサーやコーヒーメーカーなどは、普段はしまっておいて使うときにだけ出すようにすれば、キッチンまわりがすっきりと保てそうです。

シンクには蛇口が二つ。

手前の曲線が綺麗な方の蛇口が浄水器なんだそう。通常の賃貸もそうですが、シェアハウスで浄水器を見かける機会は、まだまだ少なめ。水を気にする方には嬉しい設備です。


では、リビング横のスペースに設置された、水まわり設備を見ていきます。

脱衣室には洗濯機が2台スタンバイ中。

乾燥機能付きのタイプです。物干しスペースは外にありますが、洗濯物によっては乾燥してしまった方が効率は良いかも。

バスルームはシンプルなタイプですが、高めの位置に窓があるので明るい空間。

ゆったり長風呂したい時には、他の人が使用しない時間帯を狙いましょう。

バスルームの隣にはトイレが。

柱の位置の関係でドアを開ける範囲が決まっています。ドアストッパーは付いていますが、思いっきり開けてぶつけることのないよう。

リビングを出てすぐの廊下の右手に洗面台が収まっています。

トイレなどもそうですが、共用設備が2階にあるので、1階の入居者さんは利用時に2階に上がってくるかたちになります。

注目すべきは錨マークのような形がかわいい水栓。

聞けばずっと品切れだったモデルを狙って、ようやく入手したのだとか。壁付きなのも素敵です。さて、洗面台の対面は階段になっています。

階段下はすぐ玄関の土間という面白い眺め。

洗面台前のスペースは狭くはないですが、広々というわけでもないです。ないとは思いますが、寝ぼけて落ちたりなんてことがないようご注意を。


では1階の図書館スペースを堪能していきます。

まず玄関を入って左側の本棚。

お洒落な装丁の本に混じって、なにやら懐かしい絵本もラインナップされています。

夜、寝る前に読んでもらってドキドキした記憶が。今でも本当は早く寝たいのですが・・・。

階段裏には靴箱が。玄関からの導線はちょっと変わっていますが、容量は1人2段ずつということでなかなか。

棚板の高さも変えられる仕様で、入居者さん同士で話し合えば背の高いブーツを置けるようにしたりと工夫ができそうです。

階段裏スペースは行き来ができるようになっていて、ボリュームの割に圧迫感は少なめかと。

足元に視線を落とすと、むむっ、なにやら掘りごたつのような穴が・・・

話を聞くと、ここに腰掛けて本を読んだりできるようなスペースなのだとか。

この1階部分は専有部のドアを締め切って、小さな図書室として近所の人にも開放する日を設けるそう。近隣には小さなお子さんもいるようで、この穴の中に入って楽しんでもらってもいいかも。と担当さんはニコニコ。

対面の廊下にも本が綺麗に並んでいます。

実はこの並んだ本たち、マーケティング・リサーチャーや評論家の肩書きを持つ三浦展さんが所有していた本なんだそう。

女性専用物件ということで、女子度が高めのものをセレクトして貰っているのだとか。

他にもオーナーさんの親戚の方が訳した本などもあり、ジャンルは様々。毎朝の気分に合わせて、通勤のパートナーになる本を選ぶなんて、ちょっと良い感じです。


ではお待ちかねの専有部を1階から見ていきます。

まずは101号室、「イ」のお部屋。

次の文字はなんだか、想像してみてください。

窓が大きく採光抜群です。

昼間は照明要らずだと思いますので、後はブラインドでの調節のみ。

掃き出し窓からは玄関脇に出られるようになっています。

晴れた日には窓際に腰掛けて読書も(眩しくなければ)気持ち良さそうです。前を通ったおばちゃんに「こないだその本読んだよ~!」なんて、声を掛けられたりして。


続いて102号室。

部屋の名前は「ロ」。予想は当たっていたでしょうか。

赤い座面がピリッと効いた空間は、ちょっと挑戦的な間取りです。

ベッドは細長いスペースに収まっていますが、意外と良く眠れたりして。

収納は壁の裏にも少しだけスペースがあるので、開口部よりは大きめ。

2本のハンガーポールをうまく使えば、収納力はよりアップしそうです。


続いて103号室。ナチュラルなカラーリングの部屋です。

102号室の隣にあり、部屋の形が対になっています。

ベッド奥の窓は高めの位置で、隣が気にならないのがポイント。


1階最後は104号室。

こちらはテーブルではなく、アンティークの収納家具付きです。

元和室ということで、収納はかなり大きめ。

天袋のスペースもあり、使用頻度に合わせて荷物を入れておけば、有効活用できそうです。


階段を上って201号室。洗面台横に位置しています。

こちらも真ん中に壁がある面白い間取り。

ベッドは収納スペースもちょっぴり兼ねています。ここをどう使うかが腕の見せ所。


202号室は一番広いお部屋です。

入り口は少し奥まっていますが、リビングに面しています。音など気になる方は現地で確認を。

他の部屋よりも広い分、天袋が2箇所と収納は少なめです。

しかし、収納家具を置くスペースは十分にあります。すでに箪笥など持っている方は、この部屋がおすすめかも。

掃き出し窓からは小さなベランダに出られます。

靴下やタオルなど、ちょっとした洗濯物を干したり、鉢植えを育てるくらいなら問題なさそう。ベランダ付きの特権ですね。


最後に、建物の裏側をちょこっと見ていきます。

駐輪スペースはこちら。

自転車の出し入れもスムーズにできそうなゆとりがあります。

なんだか素敵な予感のする庭の横は、物干しスペース。

これから物干し台を設置して、入居者さんが自由に使えるようにするそうです。

物干しスペースの奥にはストレージ(物置)も準備中。各部屋ごとに物を入れておけるようになるそうで、どうやらスノーボードも入るくらいの大きさなのだとか。収納力には期待できそうです。


目白文庫」の最寄り駅は西武池袋線椎名町駅

池袋からは1駅と、山手線へのアクセスは良好。池袋とは逆方面の所沢には、乗り換え無しで行けるので、そちらの方に職場がある方は便利かもしれません。

シェアハウスまでは穏やかな住宅街の道をまっすぐ。

自宅までの道程の見通しが良いのは、帰宅時間が遅くなる女性にとって、ちょっと安心できる要素になるのではないでしょうか。


運営・管理をしているのは株式会社Rバンクさん。

女性専用のシェアハウスに特化している事業者さんで、ついに20件目を数えます。

今回は、ご近所との交流をより積極的に取り入れたアイデアが斬新。

シェアハウスは“同じ家に何人もの大人が出入りしている”と、近所の人に不思議がられることもあります。入居者側も、近所にどんな人が住んでいるのか知っていた方が安心なはず。

シェアハウス自体をオープンな交流の場に設定することで、お互いの安心感と関係性を生み出す試みは、個人的にとても興味深いと思っています。

管理している物件の入居者さんは、シェアハウスが初めてという方が多いそう。初めての人同士、模索しながらの生活もなかなか楽しいものです。

ちなみに、スタッフの中にはシェアハウス経験者(2012年3月現在進行形)の方もいるんだとか。もしかしたら生活のアドバイスなんかも貰えるかもしれません。

図書館で暮らしたい方、シーズン外にボードの置き場に困っているスノーボーダーの方、お問い合わせはこちらから。


階段に腰掛けて、アン王女気分でアイスクリームをペロリ。

いや、ここはやはりアイスクリームではなく読書でしょうか。

(テルヤ)

【本に囲まれた生活。落ち着いたシェアを求める方へ】文化の風薫り、由緒正しきお屋敷とお洒落なお店が混在する目白の街に待望の女性専用シェアが誕生しました。「目白文庫」の名称通り玄関の扉を開くと、両側に無垢材をふんだんにつかわれた本棚に懐かしい絵本や専門...

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