大きく、ひなたぼっこライフ

シェアハウス専門ポータルサイトのスタッフによる、シェア生活を楽しむための探検レポートブログ。東京、神奈川、千葉、埼玉、 そして全国各地のシェア賃貸住居をひたすら探検する専門ポータルサイトの隊員達。明日はあなたの物件へ・・・!?

多摩平の森で、のんびりしよう。


今回のシェアハウス探検隊は「りえんと多摩平」。

日本の高度成長期を住まいの面で支えてきた団地は今、その役目を静かに終えて新たな再生の道を活発に模索する時代に入りました。都心から少し離れた豊田の地では、当初ファミリー向けに設計された3Kの間取りが、3名で1ユニットを構成する小さなシェアハウスの集合体として生まれ変わっています。

団地ならではの広大な敷地は、風通しも良く、たくさんの緑が住まいを取り囲みます。気軽に使える広いウッドデッキのテラスもあり、語らいの場になったり、ひなたぼっこスペースとなったりと、心地よい時間を過ごせそう。

建物は1960年の竣工です。

50年も前からこの地に建っていますので、きっと、すでに大地へ根を張っている頃合い。

撮影時、敷地内の緑は"まだこれから"の時期でしたが、現在では芝生も生え整っており、気持ちのいい空間に育ってきています。郊外型ということもあり、アウトドア派の方にも良いかも知れませんね。

少し古くなっていた建物には耐震補強工事も施され、プロジェクター付きのラウンジやカーシェアのサービスと、入居者の暮らしを支える舞台としての工夫も様々。

都心アクセス抜群!とまではなかなか言えない物件(でも一本ですよ)ですが、緑溢れる贅沢なスケールに加え、団地が再び地元に根を張り大きく再生してゆく物語の一員となる体験の価値が、プライスレスではないかと思います。


さて、再生計画を構成する全部で5棟の内、シェアハウスとして一般から入居者を募集するのは1棟。そして、そのシェアハウス棟は建物の中心から東西に分けてA棟、B棟と2エリアに分かれいます。

それぞれの棟にラウンジ、キッチンなどの設備が設けられ、建物をぐるりと囲むテラスを通じて行き来できるようになっています。

こちらがA棟の正面玄関。フラットな設計。奥にちらっと見えるロッカーは、各部屋ごとに用意された郵便受けです。

現在は玄関の脇には、こんなサインが付いています。

壁の一面には、世界地図を模したインフォメーションボード。

今回の物件、「りえんと多摩平を、もっと楽しく暮らそう」と、たくさんのイベントを企画する管理人さんが住み込みで常駐しているのだそう。

この大きなインフォメーションボードも、さまざまな企画で彩られ、味のある世界地図になってくれるはずです。

鍵はカードキーでピッと。

では、インフォメーションボードの脇にある扉を引いて、靴のまま中に入ってみます。


廊下を少し進み、左手奥にある扉を開けると、A棟の共用ラウンジです。

無垢材のテーブルと椅子がならんだ空間は、カフェのよう。窓の外に緑の芝を望むシチュエーションでは、柔らかな空間がやっぱり眼にも肌に馴染みます。晴れた日は太陽の光が、ふわりと揺れるカーテンが、とても気持ち良いのです。

ずっと、この建物と一緒に時を過ごしてきたスチールサッシは、風合を残しつつ丁寧に塗装され、空間のアクセントとなっています。

ラウンジを振り返るとこんな感じ。隣には白のタイル張りのキッチンが並んでいます。

奥の壁にはテレビ。左手に見えるずらりと並んだストッカーは、各部屋ごとに用意された食材用のものです。

ちょっとした調べ物に便利な共用のPCもアリ。OSはWindows7です。

ラウンジの反対側の突き当たりには、共用の冷蔵庫も。冷蔵庫は各部屋にも用意されているので、こちらは一時的に置いておくものや、共用で提供してしまって良いモノに利用は限られそうです。

利用する際は、名前を書くのは忘れずに。

天井には、映画などを大迫力で楽しめるプロジェクターも設置されています。

白い壁がスクリーンの代わり。入居者の手によるイベント事も多くなりそうな今回の物件、日々活躍する出番は多そう。

これは空調コントローラーかな?いえいえ、iPodを繋げばラウンジで抜群のBGMが楽しめるスグレモノの音響システム、"ACCO(アッコ)"ちゃんです。

少し人数が多めのシェアハウスでは、ラウンジの音響もとても大事な気がする今日この頃、ACCOちゃんが果たしていく役割はきっと大きいと思います。


キッチンは、いくつかのユニットに分かれて並んでいます。

キッチン下部には、部屋ごとに分かれた食材ストッカーがずらり。

IHコンロや炊飯器・電子レンジなどの家電製品も数多く準備されています。

キッチンが並んでいるので、各々が料理をしながらコミュニケーションも取れそう。

コンセント式で柔軟に取り回せるIHコンロとは別に、しっかりとしたビルトインタイプのIHコンロもあります。

ひと通りの食器もご覧のとおり、準備されているので心配なく。

開放的で気持ち良いキッチンで、料理のモチベーションもぐんぐん高まります。


ラウンジの奥の扉を開けると、外のテラスへも気軽に出入り出来ます。

一歩外に出ると、晴れた青空が似合う大きなテラス。

テラスにはそれぞれ名前があって、こちらは”かたらいのテラス”。公道に面している側にあるので、近所の方とのおしゃべりの場になるかも。

建物はぐるーりとウッドデッキで囲まれ、抜ける風が気持ちいい。芝生も生え揃い緑が元気いっぱいです。

このウッドデッキのテラスを歩いて、B棟へ向かいます。


こちらがB棟の正面玄関。スチール製の郵便受けは、部屋ごとに分けられルームナンバーが印字されています。

玄関を入って、まっすぐラウンジへ。

渋いディティールを巧く使った扉を開けると、長ーいダイニングテーブルがあるB棟のラウンジに到着です。

ラウンジスペースはA棟に比べコンパクトですが、キッチンスペースがゆったりしています。

アイランド型のレイアウトで、調理スペースもしっかり確保。手の込んだ料理にも余裕をもって取り組めそうです。

テーブルには手作りのフラッグオーナメントが吊るされ、控えめながらもテンションがパッと明るくなる効果あり。

リビングの隅には、キャンプ道具がゴロゴロと置かれていました。

事業者さんいわく、A棟・B棟で雰囲気もすこし変わってくるのだそう。B棟の方がすこしチャーミングなのだそうです。

内覧の際には、そのあたりの雰囲気の違いも感じて頂ければなと。

キャンプ道具の使い道は、おそらくこれなのかな。やっぱり夏はフジロックですよね。


さて、またまた広い庭に移ります。こんどは公道とは逆側に来てみました。

建物正面の真ん中には、”あおぞらのテラス”と名付けられたスペースが。

名前のとおり、あおぞらが本当に似合う場所。

広い敷地内に「どん」と構えられたテラスは、都会の喧騒を忘れさせてくれる、ゆったりとした時間が流れています。

テラスの組木も年を重ねるごとに味わいが出てきます。

絡みついた蔦も良く映える。外って気持ちいいなぁと改めて感じます。

自宅で、しかも屋外で緑に囲まれながらのんびりできるって、とっても贅沢だと思います。


A棟、B棟の1階にはそれぞれ、6台のランドリー設備と、5つのシャワールームが設けられています。

各部屋にはランドリー&シャワールームはないので、こちらを利用することになります。

シャワールームはシンプル設計。

各棟36部屋ということで、どちらも稼働率は高めになりそうです。

長風呂や、洗濯物の放置には気をつけないと、ですね。

シャワーブースの脇には、男女兼用のウォシュレット付きトイレもあります。


さて、いよいよこちらは、B104号室・B105号室・B106号室の3部屋が集まったユニットの入り口。

各ユニットはそれぞれ男性専用ユニット、女性専用ユニットと分かれています。

ドアには"B"のサイン。全部で24個あるユニットには、"A"から"Z"までのサインが振られているのだそう。昔ながらの団地らしいスチール製のドアも、部屋番号のサインでスタイリッシュな仕上がりに。


さっそくスチールの扉を開き、ユニット内を見ていきます。

こちらは、B104号室。

壁や天井は気持ちいいほど、まっしろ。どこかアンティークな雰囲気を感じるのは、ペンダントライトが良い仕事をしているおかげでしょう。

寄木風のパーケットフローリングも、程よくインパクトがあります。

各専有部には、デスクと椅子、冷蔵庫、エアコンが備品として用意されています。

ユニットから専有部へ入るときも、カードキーをピッとするのを、お忘れなく。


こちらは、B105号室。

B104号室と若干レイアウトは異なりますが、備品など設備は同じ。そして、ちょっぴり広め。

収納も、ちゃんと整理整頓すればまずまず収納力のあるサイズ感ではないかと。


こちらは、B106号室。

備品は同様です。

空間は、すこしコンパクト。

壁がこんな感じに、ざっくり荒めで仕上げられていたりします。

味わいと言うか、ニュアンスのある表情になってます。


A棟、B棟ともに、1階にはアトリエ付のユニットが1つずつ設けられています。

アトリエの床は、土間状の仕上げになっています。

使い方次第、用途は無限大。ちょっとしたギャラリーも開けそうです。

おまけに、アトリエから直接テラスにも出られます。

各ユニット内にミニキッチンも設けられているので、ちょっとお腹すいたな、なんて時には便利ですね。


団地の風景を感じる階段を上ると、各階のユニットへ行くことが出来ます。

牛乳瓶受け(?)も残っています。どう使うかは、アイデア次第。


続いて2階にある、A201号室・A202号室・A203号室の3部屋が集まったユニット。

入口の扉を開けると、こんな感じです。

正面に見えるのはA201号室、左手に靴箱があります。

こちらが靴箱の様子。

3人で使うには十分な収納力。長いブーツも、どんと来いです。

ミニキッチンには正面に鏡もあるので、洗面台としても活躍しそう。

奥の扉からは、共用のベランダへ出ることができます。

真鍮でしょうか。ずしっと重みを感じる、ドアハンドル。

玄関脇には、こんな何もない小部屋がありますが、特にこれといった用途を設けてはいないのだとか。

無難に収納として活用するのも良し、秘密基地のように仕上げても良し。同じユニットの住人によって、カラーの違うスペースとなりそうですね。

足元には御影石のステップ。ふと懐かしさを感じます。

トイレは、各ユニットに1つ設けられています。


各専有部は1階と同じ仕様ということで、3部屋まとめてチェック。

こちらは、A201号室。

A202号室はこんな感じ。

こちらは、A203号室です。

ベランダにはネットが張られ、緑のカーテンを育てていく計画なのだそう。

いたる所に仕掛けられたグリーン計画。良い感じです。


ちなみに、4階の専有部だと、ベランダからはこんな風景。

周辺には背の高い建物もなく、敷地が広いこともあり、開放感のあるビューを眺めることができます。


自転車置き場はこんな感じ。

コンクリートの溝にホイールを挟む形で駐輪するデザインとのこと。

間隔をとって溝が入っているため、乱雑な駐輪スペースにはならなさそうです。理にかなった、デザイン。

別途契約が必要ですが、カーシェアリングも導入しているのだそう。ぶらっと旅、したくなってきます。

そして、畑。

こちらの畑は、敷地内にある他の棟の方との共用なのだそう。

並ぶは世帯向けの住居棟と、シニア向けの住居棟。団地が持つ世代を超えたコミュニティも満喫できるかと思います。


今回探検した「りえんと多摩平」の最寄駅は各線・豊田駅

駅前は、大きく広がった空が印象的。建物も人も程よく集まっていて、すっきり。ストレスを感じさせません。

JR中央線(快速)を使えば、吉祥寺駅まで22分、新宿駅まで32分と意外と所要時間はかからず、東京方面行きの始発駅でもあるので、通勤も安心です。八王子駅まで5分、立川駅まで6分と、ターミナル駅へのアクセスも良好。

駅からシェアハウスまでの道のりにはSEIYUやレストラン、書店、銀行、コンビニが揃っており、生活するには快適な環境です。

また、多摩平の森や黒川清流公園などの施設もあるので、ピクニックやリフレッシュスポットとして活用できそうですね。


そんな「りえんと多摩平」を運営するのは「株式会社リビタ」さん。

リビタさんといえば、「シェアプレイス 東神奈川」や「シェアプレイス 田園調布南」など、個性溢れるコンテンツを盛り込んだ、中〜大型シェアハウスのエキスパート。

今回の物件も、広大な敷地面積を持った団地という建物の特性をフルに活かした、過去に類を見ない個性の強いシェアハウスとなっています。

なお、りえんと多摩平はUR(都市再生機構)のルネッサンス計画2という、居住者が離れていった団地の住棟を有効に活用しようといったプロジェクトの一環として運用されています。同じ敷地内でも現在進行形で様々な形のルネッサンス計画2が進んでおり、農園付きの共同住宅などのプロジェクトもあるのだとか。

地元住人にとっても、単純にそのスケール感だけで大きな存在感を持つ団地というスペース。じっくりと計画された植樹による木々の成長とともに、地域の人々を巻き込んで、コミュニティがどんどん広がっていきそうです。

2012年8月現在、空室は残り僅か。気になる方はコチラからお問合せ下さいませ。


小さな悩みごとなんて忘れてしまいそう。

大きな空間が、最高の”のんびり”を満喫させてくれます。

(イシクラ)

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