暮らしレポート in FRAME house 洗足池

暮らしやすい家とは何か…暮らしレポート in 洗足池
2012年10月のオープンから1年半。モダンな設えのなかに、洗練された日常感を漂わせはじめたFRAME house 洗足池。入居者さんが口を揃えて言う「暮らし心地の良さ」とはいかに。オープン当時からの入居者さんを交えて、暮らしにフォーカスしたお話を聞きました。

2月の梅、4月の桜、桜の花が散ると梅が実をつける
この家は四季を楽しめるように作られたんだと思います

Oさん:建築デザイン事務所の宣伝を担当。パーティの料理の腕には定評があるのだとか。不定期に開催されるヨガ会も企画する。

普段はどんな仕事をされていますか?

Oさん 建築デザイン事務所で、宣伝部門を担当しています。事務所が請け負う案件は、個人邸の設計よりもマンションやオフィスの設計など、大きなプロジェクトが多いですね。建物のまわりにはどんな植物を植えようか、街を訪れた人がどういう印象を与えるか、朝や夜のシーンはどうしようといった具合に、建物だけでなくまわりの環境を含めて設計を行っています。

ただ、建築の構造やコンセプトを説明するとき、専門的な言葉が多くなってしまうんですよね。なので、一般の人でも設計の思いを理解してもらうえるよう、わかりやすくシンプルな言葉で表現すること、私の仕事です。しゃべることが得意なので、まさに天職だなと感じています。

FRAME house 洗足池に入居したきっかけを教えてください

Oさん 仕事柄、賃貸マンションや分譲マンションの情報に日頃から触れているので、大体の相場はわかるんです。で、格好いい物件は賃料が高いよなぁ、立地も都内だと1Rでも費用は結構掛かるよね、自分が住みたいところに思うように住めないな、と長年感じていて、半ば諦めかけていました。

でも、ちょうど2012年の夏ごろ、門前仲町の下町の雰囲気に興味があってネットで調べているとき「FRAME house 門前仲町」を見つけて、たまたまシェアハウスだったんですね。「ん?シェアハウスってどんなものなの?」と調べていくうちに、それまでイメージしていた「寮暮らし」「学生が住む家」とは違うなと思ったんです。クオリティの高い住まいなんだな、これはアリかもなと衝撃を受けて。それから他にもいくつかのシェアハウスを調べましたが、結局一番ときめいたのが、FRAME houseシリーズだったんです。

はじめは満室状態の門前仲町に問合せをしました。すると、あと数ヶ月で「FRAME house 洗足池」がオープンすることを教えてもらって、ちょっと待機していたんです。その年の秋は忙しくて、気付いたら洗足池も満室になってしまっていたんですよね。ちょっと落ち込みましたけど、逆に、「やっぱり良い家なんだ」と思いました。それから、マメに空室チェックをしていましたね。いろいろとチェックしたい箇所もあったので、内覧に来たときは満を持してって感じでした。

リビングを見て、階段を上り下りして、部屋を見て。
期待が実感に変わっていって、胸がときめきましたね。

実際に、内覧の時はどんなところをチェックしたのでしょう?

Oさん 細かいところはたくさんあるんですど、きちんとエントランスのアプローチが作られた家だとはじめて訪れたときに感じました。玄関が道に直接面していなくて階段をあがって動作が生まれるから、「家に帰ってきたぞ」となる。

中に入ると、今度は廊下の鏡が一面に並んでいて。私も仕事で鏡を使った意匠はいろいろと見てきたんですけど、鏡って難しいアイテムだと思うんです。でも、廊下を広く見せつつ、映り込みもキチンと計算されていて変な空間になっていないなと。この事業者さんはやり手だなと思いました。

フローリングも良いものだって見てわかったし、ここは上質な空間だってすごく期待しました。そのあとリビングをみて、階段を上り下りして、部屋をみて、連続して期待が実感に変わっていって。胸がときめきましたね。その日は雨が降っていたんですけど、「また晴れた日にここに来たい」と思いました。

本職で建築に携わっている人ならではのコメントですね。目の付け所が鋭い(笑)

Oさん あと、建物のポテンシャルの高さをキチンと活かせているのも魅力だと思っています。キッチンの天窓や、3Fへの階段のトップライトを見ると、もともと住んでいた人も暮らしをすごく楽しんでいたように思うんです。それらをちゃんと汲み取って仕上げた仕事を見て、信頼できるなとも思ったんですよね。

普段の生活の中で、気に入っている場所はありますか?

Oさん 3Fのリビングとテラスが気に入っています。このソファに座って窓越しにテラスを眺めるのが好きなんです。窓が大きく全面に開けていて、台風の日の横殴りの雨とか、冬の雪景色とか、ちょっとしたシアターみたいになるんです。雨もいいね、なんて住人さんとお酒を飲みながら話したこともありましたよ。

あと場所じゃないですが、植栽がとても素敵です。入居したのが冬だったんですが、2月ごろに綺麗な梅が庭に咲いていたんです。その時、梅のとなりに桜の木があったこともあって、もしやと思って。

この家は、たぶんちゃんと四季を楽しめるような設計なんだと思います。2月の梅、4月の桜、桜の花が散ると梅が実をつけて、みんなで収穫して梅酒や梅干しを作りました。夏はテラスでミントを育ててモヒートを作って飲んだし、秋になると玄関のキンモクセイが一斉にオレンジ色に花を咲かせて綺麗でした。冬の雪景色も良かったなぁなんて具合に、とても季節を身近に感じる1年でしたね。

暮らしはじめて1年と半年間、この間で暮らしに変化はありましたか?

Oさん 以前は、週末はどこかに出かけてリフレッシュしたいと思っていましたが、今までは、家に居る時間を楽しみたいと思うようになりましたね。

変わらなかったことと言えば、内覧のときに思い描いた暮らしのイメージです。プライベートな空間はしっかりあって、ほどよくコミュニケーションがとれる空間がある。ひとり暮らしのときよりも気楽になったかも。まわりの人が自分が知らない世界のことを教えてくれるのも、面白いですね。

1Fの部屋の庭にある梅の木

テラスではBBQやヨガ会を開くこともある

屋久島へ旅行したり、登山したり
雑談中に、自然にプランが組み上がっていくんです

Mさん:オープン時からの初期メンバーの1人。他の住人さん曰く「大手町に勤めるキャリアOL」さん。休日は登山やマラソンなどアクティブに活動する。

どんな仕事をされていますか?

Mさん 大手町の人材エージェント会社で、研修コーディネートの仕事をしています。セミナーやイベントの企画している感じです。

主に女性の登録スタッフに向けて、10人から100人くらいの規模のビジネス向けの英語セミナーやパソコンのスキルアップセミナーの企画を担当しています。担当といても講師を担当する訳ではなくて、セミナーの内容や方針を決めたり、会場の準備、講師の方のアサイン、PRなどが主な業務内容ですね。毎日のようにセミナーを行っているので、月換算で50回くらい開催していると思います。

月に50回もセミナーを開催しているとなると、かなり多忙なのでは。

忙しく働いている部類に入ると思います(笑)。でも、徹夜とかはないですよ。始業が9時なので、家を7時半くらいに出て、会社に到着するのは8時半くらい。ちょっとゆとりを持って、良いペースで仕事できる環境だと思います。

通勤はドアtoドアで考えると1時間くらいですが、実際に電車に乗っている時間は20分くらいかな。朝はラッシュの影響もあるので、夜は40分ほどで家に着きます。途中、五反田や旗の台に立ち寄って、お酒を飲んで帰ることもありますね。

オススメのグルメスポットはありますか?

Mさん 旗の台には、美味しい広島風お好み焼きのお店もありましたね。旗の台の商店街は美味しいお店が沢山ある印象です。洗足池にも美味しい釜焼きのピザ屋さんや、パン屋さんがありますよ。あまり自炊をしないので、お店の開拓には積極的なほうかも。あと、戸越銀座にある黒湯の温泉(戸越銀座温泉)も良いころです。オススメ。

以前はどこに住んでいたのでしょう?

Mさん 練馬のシェアハウスに2年半ほど住んでいました。当時15人暮らしていたから、今とほぼ同じくらいの規模感ですね。はじめて住んだシェアハウスということもあってか、一緒に住んでいた住人さんとは今でも一緒に遊びに出かけることもありますよ。

実家は関西なんです。仕事の関係で関東と関西を行ったり来たりしていたんですが、8年くらい前からは関東に居ることのほうが多くなったかな。武蔵小杉あたり、川崎にも住んでいたことがありますね。

洗足池がちょうど良いランニングコースなんです
天気が良いときは、環八を超えたあたりで富士山が見えたりして

FRAME house 洗足池に引っ越すきっかけは何でしたか?

Mさん 実は、当時はあまり引越しのことは考えてなかったんです。でも、当時の住人のひとりが原宿のシェアハウスに引越したことがキッカケなのかな。原宿での暮らし話を聞くうちに、練馬に引越してきた当時よりもシェアハウス自体がとても色々なバリエーション展開していることを知ったんです。ネットで調べているうちに、引越し欲求が湧いてきちゃって。そこから、真剣に新居探しをはじめました。

ちょうどオープン直前のFRAME house 洗足池を見つけて、「オシャレで住み心地よさそう」とピンときたので問合せを出しました。他にもいくつか問合せを出したのですが、内覧したときに「オシャレ」「ワクワクする」というのとは違っていて。その点、ココは期待を裏切らず、内覧している最中も引っ越したら面白そうとずっとワクワクしていましたね。

洗足池に引越してきて、楽しみは増えましたか?

Mさん 以前から、ときどき休日にランニングをしているんですが、ランニングコースにしている洗足池公園がとても素敵なんです。洗足池公園はお花見スポットらしいんですが、ランニングしている時間帯だとお花見客も少なくて、桜を満喫しながらマイペースに走ることができました。秋は紅葉を楽しめるし、夏だと10時くらいになると家族がボートに乗っていたりして、いい雰囲気なんです。

時間や体力に余裕があるときは、洗足池のまわりをぐるっと周回してから多摩川の方面に向かって中原街道を下っていきます。天気が良いときは、環八を超えたあたりで富士山が見えたりして。本当に綺麗に見えるからちょっと感動するんです。そのあと、河川敷を走って帰ってきて。1時間くらい走ると、気分がとてもスッキリしますね。

休日は外に出かけることが多いですか?

Mさん そうですね。タイミングがあえばスポーツイベントにも参加したりしています。洗足池の住人さんとは、屋久島へ旅行したり、登山したり。結構、思えば、結構いろんな場所に行ってますね。

住人さんと企画するイベントは参加するという感覚ではなくて、ごはんを食べたりお酒を飲んでいるときに、「○○に行ってみない?」なんて自然にプランが組み上がっていくんです。住人さんごとにスノーボードが好きだったり、食通だったりと個性があるので、行き先も色々。どんどん興味が広がりますね。

尾白川渓谷でのワンシーン

夜になるとチラホラ住人さんが集まるリビング

自分のスタイルを持っている人のほうがハマるかも
実はディープな話が得意なメンツと話すのが面白いですね

Aさん:インテリアや住宅情報の編集に携わる29歳。初期メンバーの1人。愛読する雑誌は住宅から落語や女性誌まで幅広いのだそう。

住みはじめてどのくらいになりますか?

Aさん オープンと同時に入居したので、かれこれ1年半近くになると思います。でも実は、このまえ部屋から部屋へ引越しをしたばかりなんです。だから、今の部屋に移ってからは2ヶ月くらいですね。まだ当分の間はこの家にお世話になるんだろうなぁ、なんて思っています。

FRAME house 洗足池で特に気に入っているところはどこでしょう?

Aさん そうですね、リビングのテイストかな。甘すぎず、ミニマムな作りなところが良いなと思っています。一見パンチの効いているように見えるんですが置かれている家具はシンプルなものばかりなんです。自分のスタイルを持っている人でないと、物足りなくなるのかもしれないなぁなんて。「天ぷらはつゆやソースじゃなくて、塩で」って感じ。だからか、住人さんは暮らしのイメージをしっかり持っている人が多いなと思いますね。凝り性な人が多いかも。

毎朝6時頃から映画を欠かさず見る住人さんや、90年代カルチャーの話をしはじめると熱が入る女子、一見ふんわり系なんだけどモトクロスレースに参加している女性の方も居ました。話を聞いていると、自分が知らない世界ばかりなのでとても面白くて、つい自分も興味を持って調べるのですが、ちょっと調べると彼らが話していたことがすごくディープな域だったと気付くんです。もしかすると、インテリアや雑誌の話になると逆のパターンもあるのかも。

あと、料理好きな人が多いのも特徴かもしれません。キッチンを見てみると、かなり面白い家電が並んでいるんですよ。

美味しいお酒の飲み方を教わることもあります
市販の缶モヒートが飲めなくなってしまいました

初見だと、何に使う物なのかわからないものもありますね。

Aさん ブレンダー、あと低速圧縮絞りという機能付きのにんじんやりんごなどの堅い食材でもジュースが作れるジューサーに、中国茶器。それぞれ住人さんの持ち物でプライベートで使っているモノから、みんなで使っているモノまであります。ブレンダーは僕の持ち物なんですが、住人さんなら誰でも使っていいよという感じ。毎朝、スムージーを作っている住人さんも居るようです。僕自身があまり使わないので、使ってもらって何より嬉しいですね。

たまに料理本がリビングに置かれていることがあって、そうなると割と夕飯のメニューが被ったりします。夕飯のレシピが話題にあがることもしばしばありますね。

ライフスタイルにこだわりのある住人さんが多いんですね

Aさん 仕事の話をしても、面白い発見がありますね。フラワーアーティストがいたときもあるし、NPOをやっている人がいたり。しょっちゅう海外に出張する人、国内の出張が多い人もいて、テーブルにはお土産が並んでいることも多いです。

たまに住人さんが主催で行われるヨガのイベントがあって、天気のいい日にテラスでヨガをしているんですが、テラスにソファを持ち出してランチをしたり、BBQをしたり、モヒートを飲んだりと、かなり開放的で気持ちよかったです。屋上で育てたミントで作ったモヒートを飲んで以来、市販の缶モヒートが飲めなくなってしまいました(笑)。夜帰宅して晩酌している住人さんがいると、美味しいお酒の飲み方を教わることもあります。話しているだけで、人生の経験値をいつもより多く稼いでいるような感覚になりますね。

洗足池に暮らしはじめて、暮らしに変化はありましたか?

Aさん とにかく快適だな、という感覚があります。これまで住んできた物件だと、それなりに立地や設備面でのトレードオフがあって物件の味や雰囲気を楽しんでいたんですが、洗足池は雰囲気も良いし立地もそんなに悪くない。賃料も諸々の条件を考えると、比較的高くないなと感じています。だから、部屋の移動こそしたものの引っ越さなかったのかな。

洗足池の街も好きなんです。小さい商店街だけど生活に必要なものは揃ってるし、フレンドリーだし。昼まで家で作業をするときに良く行く洋食屋さんや蕎麦屋さんは、だいたい顔も覚えてもらったような気がします。ふらっとひとりで顔を出しやすいお店が近くにあるのは便利だし、気が楽でいいですね。

2Fの住人さんの部屋

1Fの住人さんの部屋

運営担当者が語る『FRAME house 洗足池』のツボ

「FRAME house 洗足池」の魅力は、とことん住み心地にこだわった住空間と、都心にもアクセスがよく閑静かつ品のある街並みに建つ立地。渋谷まで20分、恵比寿まで17分、五反田まで電車で10分という場所にありながら、大きなお屋敷が並びます。FRAME house 洗足池もまた、外交官の人が集まっていたという立派なお屋敷。空間のポテンシャルを活かして、心落ち着いて贅沢な時間を過ごせるよう、モダンかつシンプルに仕上げました。

ハウス内は無垢のフローリングと白の壁面を基調とし館全体に清潔感を与え、随所にアクセントカラーを効かせたり、適度に抑えた照明で安らぎを演出しています。また、キッチンは4.5mの幅広設計で使い易く、ゆったりくつろげるリビングのほか、1日の疲れを癒すのに最適な3階の第2リビングと屋上デッキも設けました。個室も十分な広さを設け、小さな庭を望む縁側(デッキ)付きの部屋や、トップライトが心地いい静かな部屋、2名入居可能な広い部屋など、個性的な居室をバリエーション豊富です。

これまでシェアハウスに住んだことがない人も、きっと居心地の良さを味わっていただけると思います。ぜひ、一度足を運んでみてください。

渋谷まで20分、恵比寿まで17分、五反田まで電車で10分という場所にありながら、落ち着きのある静かな住宅地に建つFRAME house 洗足池は、とことん住み心地にこだわった贅沢なシェア住居です。無垢のフローリングと白の壁面が館全体に清潔感を与え、...
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