浅草5分、土間からはじまる、粋な家

観光地へ少し距離を置いた、北浅草に2017年3月、土間が特徴的な家がオープンしました。つくばエクスプレス線の通る浅草駅から徒歩5分ほど。遠き日の日本の暮らしに思いを馳せながら、配慮の行き届いた快適な生活を。

古くて住み良い、浅草の快適な空間

玄関からつながる土間

玄関ドアの先に広がる土間。土間とは床を張らないで、地面のまま土足で歩くことのできる空間。リノベーション時に、日本の古い家のつくりを残すことで、当時の暮らしを感じることができそうです。

古いから落ち着き、住むほどに快適

土間から一段上がった先のリビング。ソファにダイニングと、現代で快適に生活をするために、便利なものはしっかりと用意されています。古い家のつくりに日本の原風景を感じながら、生活は快適に。

ソファでくつろぎ、ダイニングで落ち着く

ソファに深めに腰を落とし、大胆にくつろぐ。4人掛けのダイニングでは、背筋を伸ばして食事を楽しむ。リビングに異なる2つのスペースがあることは、過ごし方もそれぞれ変わってきます。その日の気分で使い分けるのも良いかもしれません。

桐の箪笥は、オーナーさんのお母さんが嫁入り道具で持参した、長くから大切にされてきたものたち。事業者さんがひとつひとつ磨いたことで、現代でも清潔感を感じるほど綺麗に使用することができそうです。

一緒に生きてきた、日本の道具たち

ヤマハのアンティークオルガンに、大きめのそろばん。「いいねぇ」と声に出したくなるような古くから使用されてきた道具たち。部屋にあることで独特な存在感がありつつも、部屋によく馴染んでいるため、眺めていて妙に安心します。勿論実際に使用することもできるため、これをきっかけにオルガンを始めてみるのも良いかもしれません。

土間から感じる、日本の食卓

玄関から届く、おいしい香り

土間に鎮座するキッチンスペース。キッチントップと作業台が分かれていることで、調理の下ごしらえに、スペースの余裕が持てそうです。キッチンの背面には冷蔵庫に収納棚が用意されているため、手際の良い調理を楽しめそうです。

動線の良いキッチン

オールステンレスの清潔感のあるキッチントップ。シンクの上からリビングのTVが見えるため、料理番組を見ながらということもできそうです。部屋ごとの収納ボックスも、体積の大きなものが2つずつ用意されているため、お米や調味料をゆうゆうと収納しておけそう。

古き日本の暮らしを、現代に

2Fの廊下は当時の光景はそのままに、現代でも住みやすく、リノベーションが施されています。日本の古い廊下を、ぼんやりと眺めていたら、当時の暮らしが目に浮かんでくるかもしれません。

粋な家の、粋な小物

廊下には、新旧の浅草の地図が飾られていたり、当時の洗面台がそのまま使用されていたりと、日本の古き良きものたちに刺激されます。洗面台は水栓部を補修済のため、ストレスなく使用することができます。

自分を休める、快適な専有部

203号室

7帖ほどの広々とした203号室。専有部は共用部と異なり現代的な空間。大きな窓に、快適そうなベッドと収納。生活をするための道具は一通り揃っています。その上での古い机に桐の箪笥に、嬉しさを覚えます。

205号室

6帖ほどの専有部。生活の中心となる部屋では、ドキドキやワクワクした気持ちより、安心を感じたいものです。部屋に戻りくつろぐ時間は、自分を休めるために多くを語ってこない部屋に身を任せてみるのも良いかもしれません。

浅草を根城に
ふらっと仲見世、洋食、浅草寺

つくばエクスプレス浅草駅、徒歩5分の帰り道

観光地から少し離れた家から、昔ながらの商店街を5分ほど歩けば、つくばエクスプレス浅草駅。3線が通る浅草駅までは徒歩11分ほど。始発となるため渋谷までの32分を座って乗車することもできそう。

観光地を地元にする

散歩がてらに、仲見世へふらっと訪れる。観光客を横目にのんびりと何も買わずに、そのまま浅草寺までなんとなく足を動かし、特になにもせずぼんやりと過ごす。住むことで、浅草での時間を贅沢に使うなんてことも良いものです。

運営担当者が語る『粋 iki』のツボ

浅草寺の北側、“奥浅草”でダイヤの原石のような古民家に出逢ったのはいまや昔。2017年3月、オーナーさん、リフォーム業者さんと協議を重ね、長年倉庫としてしか使われていなかった一軒家に再び命を吹き込みました。元々あった土間を復活させ、耐震補強を施し、残っていた古民具を修復、古き良きはそのままに昭和初期の雰囲気を再現しました。玄関の引戸を開けて土間に一歩足を踏み入れば、ノスタルジックな空間が広がります。リビングにある桐箪笥はオーナーさんのお母様の嫁入道具、ヤマハのアンティークオルガンは今でも懐かしい音色を発します。古くを辿れば、江戸時代、この地には屋敷が建ち、界隈は“花街”として栄え、大正期には1000名もの芸妓さんがいたそうです。そして現在でも老舗料亭や割烹店等、時代を感じるお店が多く点在しています。昨今の外国人観光客の増加に伴い、かつての賑わいを取り戻す浅草、その袂にある古民家で粋な暮らしをしてみませんか。

浅草寺の北側、“奥浅草”でダイヤの原石のような古民家に出逢ったのはいまや昔。2017年3月、オーナーさん、リフォーム業者さんと協議を重ね、長年倉庫としてしか使われていなかった一軒家に再び命を吹き込みました。元々あった土間を復活させ、耐震補強を施し、...
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