気持ちの切り替え

シェアハウス専門ポータルサイトのスタッフによる、シェア生活を楽しむための探検レポートブログ。東京、神奈川、千葉、埼玉、 そして全国各地のシェア賃貸住居をひたすら探検する専門ポータルサイトの隊員達。明日はあなたの物件へ・・・!?

視点を変えて、ちいさな発見を。

毎日帰る場所は、カラダがよく休まる場所が良いと思います。

その上で気持ちも引き締め、だらしなくない生活をおくることができれば、なお良い…のですが、特に後者は、どうしてもおろそかになってしまいがち。

そんなときは、視点を変えてみてはどうでしょうか。

例えば家具の配置を変えるように、いつもとは違う場所で食事をしてみる。

それだけのことでも、案外新しい発見が生まれ、日々の暮らしに変化とハリが生まれるかもしれません。過ごし方が多様であることは、基本的に良いことだと思うのです。

小岩駅から歩くこと6分ほど。

駅からの道中は大型の商店から昔からの小型の商店まで揃った、うれしい賑やかさ。生活に必要なものが、ひと通り揃いそうです。

そんな街並みに、屋根の一辺が高くなっている、なにやら変わった外観の建物が。

外壁に使用されたガルバリウム鋼板は経年劣化しづらく、この整った外観を長く維持してくれるそうです。

外観はこじんまりした印象ですが、全11部屋とまずまずのボリュームです。

玄関は建物正面の凹んだ部分。

一体どのようなつくりになっているのか、ちょこんとしたかわいいドアを開けてみましょう。

最初に目に入る光景は、奥の方がすぼまった、不思議なかたちの空間。

リビングらしきものは見えません。

そもそも、左手前にあるものはなんでしょうか。

靴箱でした。

各部屋ごとに、2段のスペースを使うことができるそう。入りきらない分は部屋に持って行きましょう。

なお、段の調整ができるため、背の高いブーツも収納可能。小さなことですが、長く暮らすには割りと大事です。ブーツを持って室内を歩かなくて済みますから。

ところで、何気ない廊下も白線が引かれているだけで印象が変わるものですね。

線を越えて直進すると、リビングが姿を現します。

L字型の建物のため、道路からは見えなかった部分にリビングがあります。

気になる目の前のカラフルなソファは、ご存知、無印良品の「体にフィットするソファ」。一度腰をおろすと動きたくなる、まるでこたつのような代物です。

なかなかしっくりくる部屋は少ない気がしますが、よく似合っています。

その奥には、鮮やかな色のチェアが囲むダイニングテーブル。

食事の場所が決まっているわけではないですが、キッチンの対面にあるため利用が多くなりそう。

8人まで腰掛けることができて、もし入居者さん全員が集まっても、あまり問題はないはず。

TV脇の窓からは、縁側のような庭に出ることができます。

正面玄関にはポストが設置されておらず、郵便物は庭に出て受け取ります。

ポストの投函口は、建物の裏手。

郵便物を玄関まで取りに行かなくて良いのは楽なような気もしますが、帰宅時の動線から外れる意味では少し手間かも、という気も。

入居した方は、折をみて実際どうなのか教えていただけると嬉しいです。

庭の目の前にはトタンの壁。

トタンは他所の家なのですが、なんだか、様々な植物たちがよく馴染んでいます。しぶい色あいも、空間のかたち、足元の砂利、植物の組み合わせがあいまって面白い見え方に。

それでいて、将来この壁の姿が変わってしまっても問題はなさそうです。こういう対処のできる建築家さんは、立派だなぁと思います。

夏に線香花火なんてのが、似合う庭かもしれません。

庭側からリビングを眺めると、正面にキッチン。

凹んだ部分に位置しているため、匂いがリビングにこもりづらいですね。

白を基調にタイル張りのキッチンは、清潔感に満ち溢れています。

この白さを保っていきたいところです。

大きなシンクの左右に作業スペースがあります。まな板を左側に、鍋やフライパンを右側になんて使い方もできそうですし、2人同時の調理もまずまず対応できそうです。

広々としたシンクは、野菜を洗うのに大変便利。

ガスコンロは3口とグリル付きです。

キッチン上の収納は、部屋ごとに場所が決められているそう。

リビングには、他にも収納が用意されています。調理時に、手元にあると便利なものだけを入れておくならスペースは充分。

キッチン側からリビングを眺めると、

まあるい照明の下に、さんかくのエリア。

そこから、ニョキっと蛇口。

これは、とても(!)面白い設計だと思います。ぜひ手を洗いながら、歯を磨きながら、ちょっとした軽口でも叩きあって欲しいもの。

洗面台の下は部屋ごとに分かれた収納にもなっています。

リビングで使用頻度が高そうなものを入れておけます。背が低いため、お米などの重いものを入れておくのにも良いかもしれません。

三角エリアの対面は水まわりになっています。

バスルームは洗面台の右手に位置しています。

専有部に面しておらず、遅い時間に帰ってきても入りやすそう。

夏場は湯上りにそのまま庭に出て涼んでみると、気持ち良さそうです。

玄関に近い側の廊下に、円形の鏡が付いた洗面台が2つ。

外から帰ってきたら、手洗いうがいは後回しにしたくないものです。

対面には洗濯機が設置されています。(現在は3台設置されています。)

洗面台の脇にはウォシュレット付きのトイレ。

トイレ内は白で統一されていて、清潔感があります。

ペーパーホルダーも2つ設置され、紙が無くて困ることはなさそうです。

それでは、専有部に移動してみましょう。

まずは103号室へ。

大きな窓が、気持ち良さそうです。

全室、入居時に家具は何もない状態となる代わり、イケアのギフトカード3万円分のプレゼントがあるとか。これは楽しそうです。 ※2021年6月現在、プレゼントは終了しています。

照明のスイッチは特徴のあるかたち。

押してから少しずつ明るくなるため、気持ちもゆったりしそうです。

それからもうひとつ、見慣れないものが壁に取り付けられていました。

正体は、HEMSという外出中にスマートフォンからエアコン等電気製品の管理ができるシステム(のセンサー的なもの)。

予め設定した消費電力を超えると、指定したメールアドレスに連絡が来るようにもできるとか。ハイテクです。

101号室は少し変形したつくり。

独特の形状に合わせて自分好みの部屋をつくることができれば、ぐっと愛着が湧くはず。

空間は白を基調にしていて、どんな家具でも合わせやすそうです。

つづいて、2Fへ移動してみます。

1Fと2Fでは、リビングの雰囲気が少し異なります。

1Fほど横の広さがないかわりに、2Fは天井の高さが3.8メートルと、縦に開放感があります。

正面奥のブラインドを上げると、大きな窓が姿を現します。

ここでは、読書などが気分良くはかどりそう。

まるいテーブルの前には、洗面台。

普段は見えないようになっている鏡は、使用する時に姿を現します。

それにしても、水回りが充実しています。

シャワールームは2Fにも。

朝の忙しい時間にフロア内で身支度が完結するのは、ありがたいもの。

ウォシュレット付きトイレもあります。

こちらも、ペーパーホルダーは2つ。

ハシゴの先はロフトスペースになっています。

ロフトには、大型の荷物を保管しておくことができます。

例えば出張用のスーツケースや、スノーボード。部屋に置いておくには、ちょっと大きいな…というモノがある人には便利なはず。

ロフトから見下ろすと、リビングも違った印象を受けます。

柵はないので、落ちないように気をつけて。

つづいて2Fの専有部。

203号室も、大きな窓が特徴的。

204号室はモデルルームになっています。IKEAの家具を使用したら、例えばこんな感じ。

北欧家具がよく映えます。

最寄駅はJR総武線小岩駅

秋葉原駅までJR総武線で16分、新宿駅まで34分と、都心まで無理なく通える距離ではないでしょうか。

ほどほどに下町感もある小岩駅の周辺には、様々な種類の飲食店が立ち並びます。昔ながらの商店も活気があり、新旧のものが主張せずにすんなり同居している印象。

のどかな感じがするのは、そのどちらもが伸び伸びしているせいでしょうか。

駅前にはイトーヨーカドーがあって、日々の買い物に便利そうです。

運営事業者は、リオン不動産株式会社さん。

聞けば、多くの賃貸アパートやマンションで暮らしたことがあるそうです。

KURASS KOIWAには、「暮らす」と「class(上質)」のふたつの意味が込められていると言います。暮らし方は人それぞれ、ひとりひとりの暮らし方を尊重できる空気づくりを大切にしていきたいとのことです。

設計の端々に、住まい手のことをよく考えた跡を感じさせる、意欲的な案件でした。

ピンと来た方は、コチラから。

日々、順風満帆。

とは、行かないときもあります。人生には、色々なことがあるものです。

だからこそ、家に帰ってきたら気持ちを切り替えて明日に備えることが必要ではないでしょうか。様々な暮らしの視点を持てる家では、少しだけ毎日が新鮮なものになるかもしれません。

様々なことを面白がって、慣れたり飽きたりせずに楽しみ続けること。

どこで暮らすか以上に、どのように暮らすかが大事だと思います

(イイヅカ)

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