僕たちの出発地点

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掘り出し物件、みつけたっ!


「男性専用、全2室。」

数あるシェアハウスを見てきましたが、普通に見ればヘヴィーな条件です。

そもそもマンションの中でもないのに、全2室という規模感が新鮮。それでも、純粋に建物を見ていくと「スターリビング」での生活はかなり面白いことになりそうなのです。

レトロで庭付き。ギュッとコンパクトながらリビングやキッチン、専有部の広さは十分にあります。郊外ながら渋谷・池袋までのアクセスは良好。日々、都心へ出かける必要がないのであれば、例えるならシリコンバレーでの暮らしのように、閑静な環境に身を置いてみるのも良いかもしれません。

なんといっても全2室。いっそのこと、志のあう友を誘ってホームベースにしてしまうのもアリかも。


鶴瀬駅からの道のりは、まっすぐ迷わず広い道沿いを進みます。

途中で銭湯の前を通り過ぎるあたり、個人的には愛着の持てる道のりかなと。

小道に入ってすぐ、目の前に現れるこじんまりと収まっているこちらが「スターリビング」です。

キュッとコンパクトにまとまった様に、初代フィアット500に通じる可愛さを感じるのは僕だけでしょうか。

玄関脇のシャッターが作業場感を高揚させますが、残念ながら自動車の駐車はNGとのこと。自転車ならひとり1台ずつ可能ですので、カスタマイズ熱は自転車に注ぎ込んでくださいませ。

チャイムはどこかなと探してみると、大胆にもポストに取り付けられていました。

それでは、玄関をガラガラと開けてみます。

ドアを開けて広がるは、予想を裏切らないノスタルジーな空間。

飴色のフローリングとガラス引き戸、アルミサッシなど、それぞれが良い年の取り方をしています。

また、あらかじめ用意されているのは必要最低限の設備のみというところもポイントのひとつ。味のある空間をこれからチューニングしてゆく過程は、さぞかしオモシロいかと。

ポツンと置かれたフレンチカントリーな靴箱は、収納力の面ではほどほどといったところでしょうか。ただ、スペースには余裕があるので工夫の余地はたくさんあると思います。

現状の昭和テイストな空間を考えると思い切ったチョイスかなとも感じますが、僕にはこうとも感じます。「これは課題なのだ」と。

”味わい”が魅力のモノ同士、ハマればグッと心掴む空間になりそう。


玄関の正面、ガラス引き戸の先にリビングがあります。

リビングはこんな感じ。

まっしろな壁と北欧スタイルの照明が、年季の入った柱や天井の色を合わさって味のある空間となっています。

奥の窓から差し込む十分な採光も良い感じ。

用意されている備品は共用TVとアロマディフューザー、家具はテーブルとチェアのみと極シンプル。

ただ、家具の持ち込みも大丈夫とのこと。これから空間を作り上げる素地としては、これくらい余地のあるほうがちょうど良いのかなと思います。

また、掃き出し窓の外の庭も使い勝手が良さそうです。

三角形のコンパクトな庭付き。植栽も程よく物置もあり。

例えば自転車のガレージとして使用したり、日曜大工のプチ工場として使ったり。もちろん、このまま庭づくりに励むのもひとつの手。

あまり音の出る作業については控えたほうが良さそうですが、それを考慮しても工夫次第で色々と楽しめそうです。

まだまだ、”これから”の可能性を感じるリビングスペース。

ふと隅に目をやれば、雪見障子だったりもします。

ぜひとも、素材の良さを生かして面白い空間に仕立て上げて頂きたく。


庭から見て、リビングの奥にはキッチンがあります。

置かれたダイニングテーブルこそ小さいですが、冷蔵庫、食器棚、トースターとひと通りの設備は揃っています。

あとは電子レンジが揃えば申し分なく機能しそうです。

キッチンは一般家庭用のシステムキッチン。

シンクもガスコンロも大きめで、料理の際にストレスは感じない使いやすそうなキッチンです。

キッチン前のスペースは広めなので棚やテーブルを追加することも、十分に検討できるのが嬉しいところです。

窓からの採光も良い感じ。朝のコーヒー&トーストと新聞。男同士の朝。

甘さこそありませんが、渋く、マイペースに、満足のいく時間になるかと思います。

キッチン前の引き戸の奥にはトイレがあります。


それでは、リビングの階段から2Fへ。

絨毯敷きの階段は、ほっそりとした廊下へと続きます。

緑の絨毯が良い感じ。色合いや雰囲気も然ることながら、古めの木造住宅にありがちなギシギシと鳴る足音を気にすることなく生活できるのは、とてもメリットだと思います。

廊下の突き当りにはバスルームがあります。

期待を裏切らず、浴室はタイル張り。洗い場の広さもあり、バスタイムは満喫できそうです。

あと、室内乾燥機付き。これ、地味に便利なのです。

脱衣室には洗濯機が置かれています。

いつもなら、バスタイムと洗濯の時間干渉問題を考察するシーンではありますが、今回の全2室というケースであれば、ほぼほぼ問題ないかと思います。

洗濯機は毛布まで洗えるとのこと。乾燥機能はありませんが、各個室に大きなベランダがついてますのでご心配なく。

廊下沿いのドアはトイレです。

トイレはこんな感じ。例に漏れず、ウォシュレット付き。

トイレの脇には洗面台があります。ちょうど個室のドアを開けると正面に洗面台があるという感じ。

寝起きの顔を、すぐにサッパリすることができます。

洗面台脇の壁から出っ張ったボルト。ちょうど良い位置なのでタオル掛けにできそうです。


では、部屋を見てきます。まずは201号室。

201号室は見ての通り和室。畳9枚分のスペース。広いです。

ちょうど、6帖+3帖という間取りになっていて、空間を区切るように欄間が設けられています。

デスクが置かれているように奥のスペースを書斎として利用するも良し、区切らず広く使うも良しです。

窓の先にはベランダがあります。

見るからに洗濯物が良く乾きそうなベランダ。天井付きなので、急な雨の心配もいりません。

物干し竿は5本まで対応。干し放題です。

収納については、押入れ扉3枚分+天袋と結構なスペースが設けられています。

ふすまにはサクラが咲いていたりと、チャーミングな一面もチラホラ。

マニアックなところではありますが、窓硝子はなかなかお目にかかれない模様。おそらく古き良き時代のものだと思います。


続いては202号室。窓の大きな部屋です。

201号室とは異なるベクトルで、時代を感じるテイスト。壁も床も面白いテクスチャで仕上げられています。

アイアン製のシャンデリアの細かいディティールにも惚れ惚れ。

ベランダは2面あります。掃き出し窓側のベランダは、ちょうど玄関の上に位置する感じ。

対して、窓側のベランダは少々小ぶりですが道路には面していません。

洗濯物を干すなら窓側のベランダのほうが良いかも知れませんね。

収納はこんな感じ。中には高さの調整できる棚が取り付けられています。

収納の上部も凹んでいて、物が置けるスペースとなっています。

見せる収納、隠す収納を使い分けて、スマートに暮らしてみてはいかがでしょうか。


スターリビング」の最寄り駅は東武東上線鶴瀬駅です。

駅周辺はスーパーやドラッグストア、飲食店で充実していて、かなり便利に利用できそう。

都心へのアクセスはというと、池袋まで28分、渋谷まで48分と程々に時間がかかりますが、副都心線の恩恵で渋谷まで乗り換え要らずというメリットもあります。

帰路の途中には、背の高い煙突が目印の銭湯もあります。

ひとっ風呂浴びて疲れをとるのが日課になりそう。風呂あがりのコーヒー牛乳は至極ですものね。


運営・管理されるのは「スターリビング」さんです。

シェアハウスは今回がはじめての運営とのことで、管理方法もこれから手探りな面が多くなるかなとおっしゃっていました。会ってみると、とても気さくで話しのしやすい方。生活上の相談などもしやすそうです。

規模感の小さいが故に、事業者さんとの距離もより近く感じるのではないかと思います。住人と事業者さんが互いにより良い住まいへと切磋琢磨するような関係になれればベストではないかなと感じるのです。

真っ白なキャンバス状態のスターリビングを作り上げていきたい方、我こそはという方はコチラからお問合せください。


例えるならば、ブレイク前のスターの原石。化けると思います、本当に。

(イシクラ)

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