ゆたかな仕事場、ゆたかな居場所「PoRTAL」

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ワークスペースにおける「豊かさ」とは何か?


ある意味で現代の仕事はスポーツに近いのではないかと、最近よく思います。

キチンとした秩序があって、その中でチームが一丸となって相手と競い合う。例えライバル同士であっても相手は絶対的な悪の存在ではなく、試合が終われば、勝敗関係なくお互いを讃えあう(必ずしもそればかりでもありませんが…)。

そんなことの繰り返しの中で、まるで完成型が見えない積み木のように、日々さまざまなものが重なっていく…。

これらのことが一つの組織の中だけでおさまっていたのは、もはや過去の話。

新たなインフラの浸透によって仕事を取りまくコミュニケーションの形が大きく変化した今、生産の方法、組織のあり方を根本から考え直す時が来ているのかもしれません。

その意味で、スポーツ・フィールドたるワークスペースに求められる機能性のひとつは、自身のテリトリー外の人との接点をもたらし、様々な進歩や改善のきっかけをもたらすことなのかもしれません。

仕事場が、ただ9時から17時まで席に座り黙々と作業する所という時代は既に終わっているような気がします。

豊かで気持ちの良い環境のなかで、自由に人が行き来し、

ダイレクトに様々な刺激や情報を得て、質の高いアウトプットをつくりあげていくフィールド。それが、現代の仕事場に求めるべき欠かせない機能ではないかと思うのです。


さて今回は、日々進化するPoRTALの現時点での具体的なイメージを共有したいと思います。まずはメインのワークスペースから。

ワークスペースは、とにかく広めです。突き当たりが大きな窓になっていることもあり、仕事に疲れてふと外に目を向けると、いい感じに気持ちが休まります。

実はデスクを囲むことや、近距離で隣り合わせになったりすること自体に、自分自身でも割と抵抗がありました。でも、始めてみれば意外とすぐに馴染めてしまったのが最初の印象。

むしろ手元に仕事に必要なもの、ラップトップや参考用の書籍、筆記用具、飲み物くらいしか置いていない分、身の回りがすっきりしていて気持ちが楽。

デスクは、エンツォ・マーリの設計図をもとに組み立てた、羊社お手製のテーブル(最大で8人くらいは掛けられそう)をはじめ、ミニマムな1人用と、バラバラのサイズのものを8台ほど用意しています。現時点でパーテーションはありません。

ここ数日、端っこの席を確保して原稿を書いている(今もそう)のですが、目の前の広々とした窓から、そのまま外を眺められるのがまた良いのです。渋谷ですので期待し過ぎは禁物なものの、目の前が公園ということもあって景色もまずまず。

なお、レイアウトのコンセプトは「決め込まないこと」。実際に日々、空間を使いこなしていく中で、じっくりとカスタマイズできる余地を残してあります。

ガランとしている時は意外と目の前の仕事に集中できるし、人が多くなってきて賑わってきても、それはそれで各所から聞こえるノイズが良い感じに場に馴染んでくるはず。とは言え、人が多く出入りするようになると、誰かのすぐ隣に座らざるを得なくなるかもしれない。それはどうなんでしょうか?

もちろん過剰にならない程度にメンバー数もハンドリングしていきますが、もしそうなったら僕としては、そこは出会いだと割り切って話しかけてみるべきだと思います。

タモさんはかつて「友達の友達はみな友達だ、世界に広げよう友達の輪!」と言っていました。冒頭でスポーツについて触れましたが、PoRTALの利用者であるという事は、お互いに共通する立派な接点。

勇気を持って話しかけてみれば、良い関係をつくることができる可能性は実に高いと、日々ここで仕事をしながら感じています。


それはさておき、ワーキングスペースの窓際やラウンジに点々と置かれたソファも、次第に数が増えてきました。

大小さまざまなものが置かれていますが、今後、まだ増えていく予定です。ワークスペースには心地の良いソファが絶対、たくさん欲しい。これはPoRTALの強いこだわり。

まどろんだり、コーヒーブレイクをするにはもってこいです。ノート片手に考えを整理、なんて使い方が多い場所でもあります。


そしてPoRTALの中で唯一閉ざされた空間である、無料で使用可能なミーティングルーム。

備え付けのプロジェクターに加え、投影先の壁はホワイトボード仕様。

壁に資料を映しつつ、能動的にその場で注釈を入れて議論するような使い方も面白そうです。ガラス窓にはロールカーテンも設置され、フォーマルな打合せにも対応可能。


最後に、ラウンジの脇に設けられたキッチン・ダイニング。

開放的で広々としたキッチンには、いよいよコンロやトースター、それに食器類も揃ってきています。今のところはCoffeeTimeに毎日一番の賑わいを見せるこの空間。やがて、ランチタイムや夜食タイムも生まれるのではないでしょうか。

相手が何を思っているか、どのような趣味をもっているのか、価値観、人間性、そして感性やセンス・・・表面的なお付き合いを越えて相手のパーソナルな部分を知り、繋がっていく。そんな関係が、いつかやがて仕事にまで派生していくこともありそうです。

この順番こそが、理想的なネットワークの築かれ方ではないかと思うのです。


PoRTALの役割は単純。「つかえる、はかどる、ひろがる仕事場」を提供し、豊かに仕事をしてもらうこと。

「豊かさ」に込めて追求したいテーマは、空間的な心地良さや仕事上の利便性に加えて、その場に人との適度な繋がりがある、という事も含みます。こればかりは時間と共に育まれていくものですが、誰かがPoRTALで時間を過ごすたびに、その豊かさが少しずつ堆積していくのではないかと感じます。

ということで、3月中は平日19〜22時を「FREEDOM NIGHT」、土曜10時〜22時までを「FREEDOM SATURDAY」として無料で開放しています。せっかくの機会ですし、ぜひ一度でも足を運んでみて下さい。


ちなみに、きたる3月19日、PoRTALにコーヒービーンズやミルを提供してくれている「cafe obscura」のバリスタによる、“オフィス・コーヒー”の淹れ方教室の第1回を開催します。

こちらも、どなたでも無料で参加可能。仕事の合間の一杯をより上質にするためのコツをマスターしてみては?

参加の方はコチラから。


さらに同日19日、20日(春分の日)の2日間限定で、知る人ぞ知る「ジカバイ組合」や「novelax」も参加するコミュニケーション・ショップイベント「work&shops」も行われます。

PoRTALのオープニング・レセプションも兼ねたこのイベントは、個性的な面々が造り上げる作品や商品、クリエイターのさまざまなワークスタイルを買い物感覚で気軽に見ることができる、ユニークな機会になりそうです。

たくさんの人が集まるこの2日間、PoRTAL見学という意味でもふらりと脚を運んでみてはいかがでしょうか。今後も大小様々なワークショップやイベントの開催に協力していく予定です。PoRTALの動向が気になる方は、まずは専用のFacebookページを、アクセスや料金システムについてはオフィシャルページを、内覧の申し込みはお問合せフォームからどうぞ。

(オオスミ)

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