マーブルガーデンにもOPENメンバーが到着。

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1夜限りのOPENイベント、神山町をジャック。


雑誌やWEBの記事にも掲載され、注目度も日増しに高まる、食とアートのインスタレーション“OPENharvest”。来日するメンバーも日を追うごとに増え、滞在先のシェアハウスもなかなか盛り上がってきているようです。

OPENのメンバーも日本各地の食の産地を駆け回り、各地の生産者に会い、自分達で収穫をしては様々な調理を試みているとのこと。朝4時出発なんてこともよくあるそうで、まさに“飛び回っている”状態。

今回はそんなバタバタと忙しいメンバーの一部がマーブルガーデン西麻布にやってきた時の様子と、渋谷・神山町にて行われたローンチ・イベントの様子をお伝えします。

ちなみに、MainEventはまさに本日(2011.11.3)!


ところは麻布十番。OPENメンバーの2人との待ち合わせ場所は、季節柄もあり少し肌寒い麻布十番の土地。

すっかり日も落ちて真っ暗になった頃、ガラガラとスーツケースを引きながらやってきたのは、モデル体型のサム(Sam Fuller)と、笑顔がとってもキュートなレン(Renata Yagolnitzer)。

サムはフィルムメーカー、レンはフォトグラファーと映像製作のプロフェッショナルで、OPEN立ち上げの時からプロジェクトに参加しています。

ボディランゲージをフル活用した挨拶もそこそこに、2人の入居するマーブルガーデン西麻布に向かう一行。

到着後、まず向かったのは2人の部屋(2人はカップルです)。

501号室は広めの専有部が揃うマーブルガーデンの中でも一番広い部屋です。シングルベッドを置いて、布団を2枚敷いても余裕があるほど。2人も「Good!!」との感想。どんな風に住んでくれるのでしょう。

ゆっくり一息つく間もなく荷物を置いて、次はリビングで入居規約の説明。

一時住まいとはいえ、他の入居者や運営事業者さんに迷惑をかけてはいけません。生活ルールの説明は、OPEN招聘に奔走したFoodlight projectの真鍋さんがキッチリ。

ゴミの分別などの基本的なルールを一通り確認し、途中からは入居者さんも立ち会ってくれ、細かい部分までフォローしてもらいました。


さて、翌日にローンチイベントを控え忙しい2人ですが、グイッと腕を掴まえて、今回も少しお話を聞いてみました。

Q. OPENharvestを通じて伝えたいことは?

(サム)うーん、メッセージはアリス(Alice Waters, シェ・パニースの創設者)やジェロムなどの中心メンバーが伝えるべきだと思うよ。自分の役割はOPENのプロジェクトに貢献すること、サポートすることが一番。

Q. では、あなたがOPENharvestに参加した動機は?

(レン)新しい文化を体験すること、経験することが1番かな。でも、食はみんなをつないだり、みんなを一緒にすることだから、それをやってるだけだと思う。

(サム)僕はOPENの設立当初から、プロジェクトが前進していく過程を見てきたんだ。最初は期間限定のちょっとしたポップアップ・レストランだったのに、徐々に規模が大きくなって、ついには海を超えて日本にも来ることになった。

そんなOPENのエキサイティングな成長過程を見ていたら、もう参加しない手はないよ。メンバー達をサポートするのが僕の役割だし、それが自分のやりたいこと。


直前まで京都を観光していたという2人は、さすがにちょっとお疲れモード。

インタビューもそこそこに、荷解きもせずにミーティングの場へと向かっていきました。


さて、明けて翌日。 渋谷、神山町の通りは、OPENharvestのローンチイベントに集まった人々でぎっしり。

ローンチイベントの会場は、同じ通り沿いの3店舗+駐車場の4箇所。地元の商店街の店舗にOPENメンバーが溶け込んで、様々な食物を提供します。

ちなみに開催店舗の目印はこの、和風なのかアメリカンなのか分からない提灯。

まずチケットを購入し、各店舗ではこいつと引き換えにドリンクやフードがもらえる仕組みになっています。

ひと仕事終えてたり、終えてなかったりする羊社のスタッフも、さっそくチケットを握り締め、人混みの中に飛び込んでいきます。


まずは和書洋書、ジャンルも様々な本がセレクトされた「SHIBUYA PUBLISHING BOOKSELLERS」。

みんなドリンクを片手に喋ったり本を手に取ったり、かなり自由な空間になっています。

いろんな形のスペースが面白いディスプレイの本棚の前では、先日元麻布農園レジデンスにやってきたサーシャがポーズをとってくれました。ぱしゃり。

大きなテーブルの淵にぐるりと並べられた本の中には、サーシャが発行している「MEAT PAPER」もしっかりエントリーされています。

奥に進んでいくと、ドリンクを出しているカウンターにサムとレンの姿を発見。

お酒を選んでもらっている様子。美味しそうなお酒を前に、真剣に悩む人多し。

外に出ると、いたるところで立ち話をする面々。

隣の駐車場には《YATAI》と名付けられたワゴン車が停まっていて、敷地いっぱいに長蛇の列。

ここでは、日本各地を回って収穫してきた食材を使ったサンドウィッチやリゾットを出しています。

日本各地の食材を使ったユニークな料理に、長い列などなんのその。ビールを片手に大勢の人が並びます。

YATAIのなかを覗き込んでみると、実は調理しているのは元麻布農園レジデンスに滞在中のシルヴァン(Sylvan Mishima Brackett)。

彼はシェ・パニースのクリエイティブ・ディレクターで、フォトグラファーの妹と一緒にOPENに参加しています。ワゴンの傍では、同じく元麻布農園レジデンスに滞在中のサム(Sam White)が笑顔で通りかかります。

やはりシェ・パニースのスタッフでOPEN創設者の1人でもあるサム。

立派なひげと笑顔が素敵。


YATAIの隣には、可愛いキャンディで大人気の「Papabubble」。

OPENharvestオリジナルのキャンディのほかに、話題沸騰のライトロースト・コーヒーの先駆者、Four Barrel Coffeeのエスプレッソやラテが提供されています。

普段はキャンディを作っているカウンターですが、今日の主役はコーヒーマシン。

エスプレッソは眠くなってきた目もぱっと覚めるほど、きゅうっとした酸味。

一度飲んだら忘れない独特の味わいに、最初はビックリ。

やわらかさを添えるクレマ(表面の泡)がふわっと浮かび、だいぶ寒くなってきた秋の夜、温かいコーヒーが身に染みます。

宴もたけなわの頃、店の一角で餅つきが開催されました。

周囲の掛け声に合わせ、杵を振り下ろすのはマーブルガーデンに滞在しているデイビッド(David Wilson)。

慣れない動きに加えリズム感も必要ですから、顔は真剣そのもの。何人かが代わる代わるつき、大いに盛り上がっていました。


さて、OPENharvest開催に向けた1ヶ月程の滞在は、実はそろそろ終盤。

もうすぐ終わってしまうと思うと、寂しいものですね。

最新状況は“ www.openharvestjapan.com ”からチェック。ただ、お腹が空いているときは要注意かもしれません。

(テルヤ)

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