わたしのとっておき

シェアハウス専門ポータルサイトのスタッフによる、シェア生活を楽しむための探検レポートブログ。東京、神奈川、千葉、埼玉、 そして全国各地のシェア賃貸住居をひたすら探検する専門ポータルサイトの隊員達。明日はあなたの物件へ・・・!?
西巣鴨で見つけた、秘密の家。
「とてもいい!」と思える、特別なものと出会ったとき。
それを誰かに教えたいと思う人と、誰にも教えたくないと思う人がいるような気がします。
実は、私は教えたくない方の人。
そして、「花集 to 西巣鴨」は、本当は誰にも教えたくない家なんです。
コンクリートと木の上品な組み合わせと、枠にとらわれない大胆な設計。
真似しようと思っても簡単には真似できない、独特のセンスが散りばめられた贅沢な空間。
語るべきものはいろいろあるものの、なにより目を見張るのは専有部です。
最近のシェアハウスには、共用部が豪華で、専有部はシンプルなものが多い気がします。
シンプルな方が入居者さんのアレンジもしやすいですし、それもひとつの正解だと思います。
そんななか、「花集 to 西巣鴨」の専有部はとにかくクセあり。
全室間取りが異なり、広さもバラバラ。ただ共通しているのは、共用部と同じ世界感で作られていること。
この共用部に、この専有部あり。
「そう、それそれ!」と言いたくなる、絶妙な加減。
なんだか嬉しくてニヤリとしてしまう、そんな家なのです。
ちなみに、女性専用です。男性の方、あしからず。
板橋駅と西巣鴨駅の2駅が徒歩圏内の立地。
緑の多い板橋駅前には、のんびりとした雰囲気が漂います。
駅前から続く道の両脇に植わっているのは桜。春になると美しい桜のトンネルが現れるそうです。
周辺にお店が多く便利なのは西巣鴨ですが、桜の時期は板橋駅を使いたくなるかも。
桜並木をひたすらまっすぐ進むと、見晴らしのいい公園が見えてきます。
おばあちゃんと、付き添いの女性がのんびり散歩をしている、穏やかな光景。
近くのグループホームの入居者さんでしょうか。
公園を通り過ぎたあたりで道を折れ、戸建住宅やアパートの並ぶ住宅街へ進むと、角地に見えてくるのが「花集 to 西巣鴨」。
セキュリティのため外観は掲載NGとのことですが、コンクリートや金属の素材を使った、スタイリッシュな雰囲気の建物です。
階段を上がり、3階へ。
ちなみに、2階は日本語学校の女子寮で、外国人留学生が暮らしています。
つまり建物全体が女性専用。女性専用で探している方なら、嬉しいのではないでしょうか。
郵便受けは、玄関の手前に設置されています。
部屋ごとに鍵をかけることのできるタイプ。さり気なく宅配ボックスも設置されています。
玄関の鍵は複製できないカードキー、シャーロック。
おなじ運営事業者さんの管理するシェアハウスには、ほとんどの建物でシャーロック社製の鍵が使われています。
セキュリティ面の安心感はもちろん、デザイン性の高さも嬉しいところ。
では、早速ドアを開けてなかへと進んでみます。
真っ白な壁とドア、コンクリート打ちっぱなしの柱と梁、木製の扉、フローリングの床。
多くの素材が使われながらも、うまくバランスの取れた空間。
スタイリッシュさと温かみが、ちょうどよい具合に混じり合っています。
いわゆる土間にあたる場所は、高さが廊下とフラット。
靴を脱がない文化を持つ、海外の家のよう。新鮮です。
靴箱はたっぷりと用意されています。
部屋ごとにスペースが割り当てられていて、1段と半分ほど使うことができます。
しっかりめの奥行きで、うまく使えばそれなりの数の靴を収納できそう。
メゾネットタイプの造りで、リビングは4階にあります。
無垢材の踏面とコンクリートの組み合わせ。いい雰囲気です。
階段を上りきると、右手にリビングの入り口があります。
一歩足を踏み入れると、インパクト抜群の空間が広がっていました。
リゾートホテルを思わせる、大きな窓。直角に描かれた線がさらに上へ続いていく、階段の断面。
ダイナミックで、どこか繊細な組み合わせにギュッと心を掴まれます。
よく見ると壁がわずかに曲線だったりと、細かな部分まで目が離せない緻密な設計。
そうそう、オーナーさんは台湾の方なのだそうです。上品で柔軟な発想にも、なんだか頷ける思いです。
シェアハウス用に家具を揃えるにあたり、運営事業者さんの設定したテーマは「アジア×ヨーロッパ」。
住まいの設計に負けないようにか、大胆な揃えかたではないかと思います。
台湾の茶器をはじめとするアジアの家具と、ヨーロッパのアイテムの組み合わせ。
これくらいゆとりのある状態で、キレイに保っていたいものです。
窓際には、着物をかける衣桁(いこう)が。
着物の代わりに、模様の美しいレース生地が飾られています。
妖艶な黒と赤の組み合わせ。バラの模様だから、なおさらです。
テレビは壁に取り付けられています。
ゴチャゴチャしてしまいがちな配線がスッキリするのは良いところでしょうか。掃除の手間も省けます。
リビングからはベランダにも出られます。
今後もうすこし手を入れて、洗濯物を干せる場所として整える予定だそうです。
続いて、リビングに隣接したキッチンを見ていきます。
オープンな収納棚付きのオリジナルデザイン。
キッチンツールやカトラリー、一部のキッチン家電を収納しておけます。
下段には部屋ごとに使える収納カゴも用意されていて、常温保管の食料や調味料も収納可能。
面積としてはさほど広くはありませんが、どこか開放感のある空間。
秘密は、天井にありました。
キッチンの上部は、半円に近い多角形の窓。晴れた日の日中には照明のいらないほどの明るさ。
なんだか、キッチンに立つのが嬉しくなってしまいそうです。
キッチンの対面には食器棚。
レンジや電気ポットも一緒に並んでいます。
優雅な花模様のティーポットで紅茶を淹れて、午後の一息。
仕草まで優雅になってしまうから不思議です。
収納棚の隣には、大型の冷蔵庫が2台。
専有部は全部で7室ですから、自炊派の方が多くても安心の容量ではないでしょうか。
階段を挟んで反対側に、専有部とトイレがあります。
ウォシュレット付きのトイレは、全体的に落ち着いた雰囲気のコーディネート。
トイレにしては非常に大きな鏡と、ゆったりとした洗面台付き。
レモンカラーがなんとも絶妙な色合いです。
さり気なくお香も。フワリと、やさしく香ります。
改めて階段を見ると、手すり側の壁がくり抜かれたユニークなつくり。
まるで美術館のようです。
踊り場には、たっぷりスペースをあけて台湾の茶器が並んでいます。
台湾のお茶文化は、日本よりもカジュアルに楽しめるんですって。
若者向けの専門店もたくさんあると、台湾出身の友人から聞いたことがあります。
日本にも台湾茶専門店がすこしずつ増えているようですし、これを機に本格的に学んでみるのも面白いかも。
水まわり設備は、ひとつの扉の中にまとまっています。
ドアを開けると、左手前のシャワールームの脱衣室を兼ねた廊下。洗面台も設置されています。
女性専用でしかできない設計ではありますが、好みは分かれそう。
独立した脱衣室で着替えたい方は、右手のバスルームへどうぞ。
右手のバスルームは、洗面台や洗濯機、専有部ごとに使える収納カゴが設置された、ゆったりした脱衣室付き。
引き戸が設けられていて、鍵もかけられます。
廊下側のスタイリッシュな雰囲気とは異なり、やさしくやわらかい印象の洗面台。
朝の忙しい時間帯でも、2台あれば安心できそう。
隣には縦型洗濯機が。
設置は1台のみとのことですから、週末など、利用の集中するタイミングがあるかもしれません。
洗濯が終わったら、すぐに取り出すのがマナーです。
特徴的な楕円のバスタブに、広めの洗い場。
女性専用ですし、やはりバスルームを使う方が多いと思います。
とは言え、脱衣室に洗濯機などが一緒になっていることもあり、あまり長風呂にならないよう気をつけたいところです。
シャワールームの隣はトイレです。
4階と同じくウォシュレット付き。手洗器一体型のタイプです。
では、お待ちかねの専有部を見ていきます。
専有部には、それぞれ台湾にちなんだ名前がつけられています。
301号室は「蓮」。
共用部と同じコンクリートと木の組み合わせ。
専有部のデザインが素敵なのは、やっぱり嬉しいものです。
部屋によって家具が異なるのも特徴のひとつ。
背もたれに籐が使われたアジアンテイストの椅子と、ヨーロッパのアンティーク風の収納の組み合わせ。
専有部でもしっかり「アジア×ヨーロッパ」。
それにしても、一番下には何を入れるんでしょうか。気になります。
ドアの横には、ワンポイントの障子が埋め込まれています。
元々は別の場所にあった障子を移設し、301号室と303号室のワンポイントとして使ったそう。
やわらかく光がもれるのが粋です。
全室にベッド下収納付き。
もしふたつでは足りなければ、同じものを買い足すことも可能。必要になったら、運営事業者さんに聞いてみてください。
また、自室で洗濯物が干せるように、室内干し用のワイヤーも取り付けられています。
女性専用ですし、外に洗濯物を干すのは抵抗のある方もいるはず。
天候や時間を気にせずに干せるのは、やっぱり便利です。
もちろん、外干し派の方はベランダでも物干しOK。
物干しスタンドは自分で用意を。比較的大きめでも対応できそうな広さです。
404号室は、花を表す「芭(ハ)」。
他の部屋に比べると、さっぱりとしたシンプルなテイストです。
4.4畳と、7室のなかではコンパクトな広さ。
はじめてのひとり暮らしなど、家具を持っていない方なら、よりスッキリ暮らせる気がします。
ちなみに、出入り口ではない方のドアをあけると、小さなベランダが。
405号室との共用で、用途はこれから検討するそう。
洗濯物くらいなら干すことができそうです。
最後は、リビングの階段を上ってアクセスする507号室。
実は、この階段は507号室専用(!)。
階段の先に1枚だけあるドアが、特別感を一層強くしてくれます。
上っているあいだも、特別感たっぷり。
階段の幅は多少コンパクトですから、大荷物の場合はご注意ください。
「桃」と名付けられた部屋は、名前のかわいさとは裏腹に、とてもダイナミックなつくり。
リビングよりも広い10.4畳。キッチンの上部に似た形状の、大きな窓が印象的。
天井は大きなアーチのようになっていて、専有部とは思えない贅沢な設計です。
つい、美術館や博物館を連想してしまう迫力。
他の部屋もそれぞれ素敵です。ただ、私なら507号室に即決してしまうと思います。
収納もたっぷり。
さらに、奥には引き出しのある収納も用意されています。手持ちの服が多い方にはぴったり。
シンプルなデザインのドレッサーは、まるでオーダーで作られたかのように、ピッタリと収まっています。
ムダのないデザインが、この部屋にはよく似合っています。
晴れた日のとっておき。
なんとも贅沢な眺めです。
大手町まで直通14分の好アクセス。水道橋や目黒へも直通で、地下鉄への乗り換えは非常に便利です。
家から買い物に行くなら、西巣鴨方面がおすすめ。
コンビニまでは徒歩1分、スーパーまでは徒歩5分ほど。
駅前には飲食店も多く、帰りに食事を済ませてしまうこともできます。
池袋まで3分、新宿まで8分、渋谷まで14分。ターミナル駅へのアクセスに、とにかく便利な埼京線。
休日の買い物も、気軽に出かけられます。
晴れた日にはコーヒーを買って、すぐ近くの公園でひと休みするのも気持ちよさそう。
家とはまたすこし違う開放感を味わえます。
シェアハウスの運営管理は、株式会社Rバンク(KEIKYU京急グループ)さん。
東京、神奈川を中心に、運営管理を手がけるリノベーション会社さん。
運営するシェアハウスは、気づけば42棟にものぼるそうです。
そのほとんどが女性専用。女性の暮らしを応援する姿勢は、1棟目をスタートさせた2008年から変わりません。
会社のメンバーも、ほとんどが女性だそう。実際に運営管理を担当する方も女性です。
2017年には京急電鉄の子会社となり、さらなる挑戦が楽しみな時期でもあります。
新築の建物とは、また違った良さ。今回はまさにリノベーションの醍醐味をしっかりと感じました。
いいものをキチンと活かす。いいものをキチンと見極める。
さすがリノベーションの会社さんだなと思いました。
お問合せはコチラからどうぞ。
「とっておき」は、特に大切にしまっておくニュアンスが強くて好きです。
この家に暮らせるなんて、羨ましい。
(テルヤ)

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