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OPENharvestがやってくる!

アメリカからやってくる食とアートの達人たちが、シェア住居に滞在。

今や日本でも知る人ぞ知るカリフォルニアのオーガニック・レストラン「シェパニース」は、1971年の創業以来「どこで、どのように育てられた食べ物を、どの季節に食べるのが一番美味しいのか」を深く考えようとするムーブメントを引き起こしたと言われています。

そんなシェパニースのシェフ達を中心にはじまった食とアートを融合させたプロジェクト“OPEN”が、今回、初めて日本での活動を行うことになりました。

そして、OPEN招聘に向けて手弁当で働くFoodlight projectが、せっかくしばらく日本に滞在するならと羊社のオフィスにコンタクト、あれよあれよという間にメンバーの一部がシェア住居に滞在することになったのでした。


↑ 2009年 ”OPENwater” *写真はOPENのウェブサイトより

“OPEN”とは「畑と食卓をつなぐ食の透明性」を象徴するキーワード。

毎回テーマを変えて開催されるアクティビティは、ギャラリー内に設けられた畑で栽培された食材を調理したり、パフォーマンス会場に運び込まれた牛の丸焼きを女性ばかりの料理人チームがその場で捌いて(!)提供するという、まさに「みんなで食べるアートインスタレーション」。

もちろん、単に派手なイベントをしようというものではなく、都市で生活する人々に、もっと自分たちを取り巻く「食」について、深く知り、体験し、考えてもらおうというのがその主旨です。



↑ 2010年 “OPENfuture” *写真はOPENのウェブサイトより

そして、今回テーマは“収穫(harvest)”。

来日したOPENメンバーが東京近郊の生産者を訪ねて集めた食材を都心で開催されるアクティビティを通じて提供し、食材の産地と都市の消費者との繋がりを見つめ直すための、新しい視点を得る機会をつくりたいと言います。


↑ 2011年 “OPENharvest” 既に築地にも。*写真はなかのひとのGoogle+より

なにせ見る人が見れば鼻血が出そうなほど、来日するのは何とも素敵な顔触れ。過去のアクティビティの様子を見ても、色々な意味で期待できそうです。いったい、どんなアウトプットを出してくれるのでしょうか。

実は今回、滞在先候補として急遽お声掛けをさせていただいたシェア住居の多くからご協力の申し出を頂きました(感謝!)が、タイトなスケジュールの関係もあり、最終的に滞在先として決定したのは都心の2箇所のシェア住居。

まずは、都心ど真ん中の農園付きシェア住居「元麻布農園レジデンス」。

地域の方を招いてのイベントなどを想定してつくられていることもあり、アレコレやりたい今回の滞在にはピッタリ。

農園の作物も青々と育ってきているようですし、何が起こるか楽しみです。

そして、もう1ヶ所も実はご近所「マーブルガーデン 西麻布」。

小綺麗な内装のこのシェア住居、実は運営事業者さんは屋上緑化にも事業として取り組む本格派。OPENメンバーの来日に向けて、庭園やバルコニーのあちこちに置かれたプランターで食物を栽培中だとか。

ふだん口にしている食物の背景にあるストーリーに思いを馳せることを主眼とした今回のプロジェクト、はからずも素敵なマッチングになったのかもしれません。

東京開催への協力を呼びかけるFoodlight projectの資料には、「知る、体験する、感じる、食べる、そして考える。」というキーワードが。

住宅しかり、食物しかり、ものごとが本質的に豊かになっていくために必要なのは、なによりもまず消費する側がそれを意識することではないでしょうか。素敵な暮らしや美味しい食事に感動をもとめる意識は、良質な創造を追求する生産者に対する厳しくも最良の評価であり、賛辞だと思います。

産地との関係を大切にし、テーブルに並ぶ食物の由来を意識すること。

それは単に食の楽しみを増やすだけでなく、例えば小規模な生産者が新しい評価と流通の選択肢を得ることにもつながったりして、みんなの「食」をより豊かなものに変えていく力にも、なるのかもしれません。

個性豊かな面々が東京で何を垣間見せてくれるのか、今から楽しみです。


OPENharvestの関連イベントも、続々。

OPENharvest | Sweet Special Cooking Class @ 元麻布農園
Chez Panisseのペストリー・シェフである、ステイシー・ピアースによるスイーツ料理教室。

OPENharvest | Special Cooking Class @ iri
Chez Panisseのヘッドシェフ ジェローム・ワーグ、または元 BAR TARTINEシェフのクリストファー・クローナーによる料理教室。フードディレクターの野村友里さんも。

OPENharvest | Special Dinner @ iri
おなじく、スペシャル・ディナー。

貴重な機会になると思いますので、興味のある方はゼヒ。

最新情報はfoodlight.jpや、臨場感満点のなかのひとのGoogle+(ココとかココ)からどうぞ。

(キタガワ)