シェアハウス専門ポータルサイトのスタッフによる、シェア生活を楽しむための探検レポートブログ。東京、神奈川、千葉、埼玉、 そして全国各地のシェア賃貸住居をひたすら探検する専門ポータルサイトの隊員達。明日はあなたの物件へ・・・!?

※こちらの物件は2013年11月より運営事業者が「和泉保全有限会社」さんへと掲載変更されています。

スカッと高級住宅。


今回のシェアハウス探検隊は「Sharela KOMAZAWA」。

聞けばこの建物、かつては各国の政府機関関係者も御用達の(超)高級住宅だったとか。確かに落ち着きのあるリビングに、天井の一部が約6メートルもの吹き抜けとなっているホール、日当たり抜群のテラスなど、随所に建物自体の元々の贅沢な設計がうかがえる仕上がりになっています。

さすがにレアなこの仕様、駒沢大学の閑静な住宅地に(2011年)5月に誕生した際には、瞬く間に満室となってしまいました。運営事業者さんのお話では、なぜか絵に描いたような美男美女がそろい、日々ワイングラスを傾けて優雅に暮らしているとかいないとか(ホントでしょうか?)。

すぐに空くという事もないのかもしれませんが、いつかの空室に備えて「こんなのいいな」、「自分だったらこうしたい」等々、あれこれ想像しながら読み進めていただければ。


さて、駒沢通りを背にして続く、まっすぐな一本道。

5分ほど進むと、空色の建物が見えてきます。

「Sharela KOMAZAWA」と書かれた文字から目線を下げると、カメラ付きのインターホンと集合ポストが並んでいます。

アプローチ沿いに伸びる壁面には、独特の幾何学的なライン。

さらにその先へ進むと、立派な門扉越しに大きな建物の輪郭が見えてきます。

晴れの日によく似合う鮮やかな空色は、植え込みの緑とも好相性。

それではさっそく、グイッとレバーを倒して、建物の中へ。


ドアを開けると拡がるのは・・

やたらと奥深いスペース。突き当たりまでが遠い。。

そのまま進むと、突き当たりがリビング、左側がホールになっています。

フロアに敷かれたオフホワイトの石の質感がステキだなと思ったら、大理石とのこと。ふむ、なるほど。

靴箱は1人につき1扉分が利用可能。1、2、3、4、5段と、まずまず収納できそうです。

足元は外部との段差も土間的なスペースもない…と言うか、むしろ全部土間の欧米スタイルのフラットな設計ですが、ここで靴を脱ぎ履きすることになっています。

出がけにチラリと横目で時間が確認できるよう、玄関脇に置かれたアンティーク調の時計。ちょっといいですね。


さて、スリッパに履き替えて廊下の突き当たりへ向かうと、"Living & Dining" と書かれた磨りガラスのドアがお出迎え。

では、扉を開けてリビングへ。

落ち着いた色味を基調にした、割とカッチリとした雰囲気のリビング。

壁に広がる一筋の茶色いラインは、実は自由に飾りつけることができるコミュニケーション・ボードだそう。ホームパーティーの写真なんかを貼ったりすると、時々振り返ったときにジーンときたりしそうです。これ、とってもステキなアイデアではないでしょうか。絶賛。

さらりとしたためたフランス語であろう文の意味が、とても気になります(読めません)。

引きで見ても、やっぱり落ち着いた空間。いいですね。

左に見える白い大きな扉の奥は、キッチンです。

壁に掛かった共用TVも、ちょうどいい目線に設置されています。

リビングのドアの方を振り返ると、明るい光が射し込むホールがチラリ。


ということで、お次はホールへ。

リビングからそのまま出てみると、左手の通路の先が玄関になっている建物の構造が伝わるでしょうか。

さて、リビングの手前でふと脇へ目を向けると…

たっぷりと光がさし込む、開放的な吹き抜けホール。

高く伸びる天井、床一面に広がる大理石、掃き出し窓から広がるテラス、窓からの太陽光。なんとも贅沢かつ、そしてやはり快適。

ホールと言っても、いわゆるマンションのエントランスホールのような待合室的スペースではなく、居心地抜群の第2のリビングといった感じ。

昼間は照明が必要ないほど明るい空間ですが、夜は一変してかなりムーディーな雰囲気になるそう。なんでも照明が調光可能で、より深みのある空間を演出できるのだとか。

ふと上方を見上げると、自慢の吹き抜けが。

「一番高い部分で約6m」ということで、(6mかぁ…)なんて思いながら眺めてみれば、じわじわとその開放感が伝わるのでは。以前ホームパーティでプロの大道芸人さんがジャグリングを披露されたそうですが、この高さがあれば納得。

掃き出し窓の外には、陽当たりの良いテラスがあります。

リビング、ホール、テラスという3つの連続した空間がゆるやかに繋がり、それぞれに少し異なる過ごし方が楽しめそう。時間帯によって、その時々の気分によって、居場所を使い分けつつ多様なシチュエーションを堪能してみては。


では、続けてキッチンへ。

おどろくなかれ、キッチンの位置は、テラス脇のココ。

おまけにホールとの間仕切りは、大きなガラスがはめ込まれた引き戸。

そして引き戸の向こうには、中心に大きな作業台が鎮座する広々としたキッチン。日当たりが良くて開放感抜群な上に、広くて作業もしやすそう。

一言で言えば、羨ましい!

I型キッチンのワークトップも広めに取られ、普通に使う分には、正直ここだけでも充分なほど。

シンクは仲良く横に並んで2つ。

IHコンロはこの3口の他に、移動可能なパネル型も用意されています。

収納も各所にたっぷり。

キッチン上部にある天袋収納は共用スペースで、基本的には他の人に使われても良いものを保管する場所とのこと。

キッチンからホールをみると、こんな感じ。冷蔵庫は左に見えるこの1台のみとのことで、大型とは言え、ここだけは割と限定的な収納力になっています。あとは、料理好きがどの程度集まるかといった所でしょうか。

中央の作業台の下には、キッチン家電も電気ケトルや炊飯器などが収納されています。

脇の棚は、部屋ごとに分けられた食材などのストッカースペース。

個人的なものは、このスペースへどうぞ。


さて、I型キッチンの奥側にあるドアを開けると、ランドリールームに繋がっています。

洗濯機は全部で3台。乾燥機は2台。

それにしても、ずいぶん広めのスペースですが、元は家政婦さんの在中部屋だったのだとか。家政婦さんって、現代にも実際にいるのですね。


それではここで、1階にある専有部を見て回りたいと思います。

各専有部のドアには、ワインの産地の名前が書かれたパネルが付いています。

101号室はシャンパーニュ。

壁と日差しがの色が混ざり合い、見事なシャンパン・カラーに染まっています。

机と椅子の他に、小さな冷温庫が予め用意されています。

少しユニークな形状のこれは、夏は冷たく、冬はあったかく、年間を通して使える優れものだとか。

壁のフックは、魔法のランプのようなシェイプがステキ。窓の側には、室内物干し用のワイヤーも付いています。

必要な時だけこんな風に、ビヨーンと伸ばせばよいのです。

使っていない間も邪魔にならないのは、良いですよね。

クローゼットの奥行きはややスリム。

でも、しっかりハンガーポールは付いてます。


ボルドーと名付けられた202号室。

シャンパンに続き、ボルドー・カラーかな?なんて思いつつ扉を開けると、今度は白い部屋でした。

内心、ホッ。ボルドーの専有部、実在したらちょっと落ち着かなそうですし。

クローゼット壁面の淡い黄色が、ほどよいアクセント。

102号室の窓からも、先ほどのテラスの脇のスペースに出ることができます。


続いて、水周り設備のある2階へ。

立派な階段を上りきると、ホールの上部に出ます。

柵に近づいてホールを見下ろすとこんな感じ。

若大将がギター片手に歌っていても違和感なさそうなくらい、さわやか!

ま、それはそれとして、階段両脇の収納スペースを見てみましょう。

スーツケースや寝具類も入るたっぷりの収納量を一部屋でひとつずつ使えるという、やはり太っ腹な配分。

嬉しいプラスアルファは、スペースがあってこそ成せる業。


さらに先へと進むと、洗面台、バスルームと続きます。

2つ並んだ洗面台の上に設置された棚には、洗面具などを置いておくこともできて便利。

鏡は、脱衣室にも大きなタイプがどーんと。

バスルームは男女別で各1室ずつで、こちらは女性用。

広い、明るい、気持ちいい、要人羨ましい!と、4拍子揃ったバスルーム。とにかく、こういった基本スペックはことごとく高いのですね。

トイレも男女各1室ずつに、1階に男女共同のトイレが1室、合計3室が設置されています。

こちらは女性用のウォシュレット付きトイレ。

壁紙も要人好みな感じです(偏見)。


男性用の水周り設備へ向かう時は、この廊下を通ります。

壁一面の収納スペースに圧倒されながら、脱衣室へ到着。

大きな洗面台の前で振り返ると、バスタブとトイレも併設された欧米式のサニタリー・ルームであることが分かります。

女性用と比べるとややコンパクトですが、それでもま、空間は広いです。


では、最後に2階の専有部を見ていきます。

壁紙が印象的な204号室。

モダンにもサイケデリックにも見える花柄。

強めの柄ですが、モノクロなせいか意外にも空間に溶け込んでしまいます。


こちらは、シンプルに縦長の206号室。

天井近くの壁に掛かった水平の木部は、実は間接照明になっています。

窓を開けると、玄関アプローチの植え込みに茂る緑もすぐそこ。

緑視率、高めです。


ダークブラウンの床が落ち着いた雰囲気を少し引き締めているのは、208号室。

2階の部屋のクローゼットは、1階と比べて広めです。

ハンガーポールに加えて、間仕切りの棚もついています。


さて、今回の物件の最寄駅は東急田園都市線駒沢大学駅

その名の通り駒沢大学の駒沢キャンバスの存在感もあり、学生の姿も多く活気に満ちた街並み。とは言え、学生街というノリはボチボチといった程度で、むしろ世田谷の閑静な住宅地といったイメージを持っておいた方が、このエリアについては的確ではないでしょうか。

駅前こそ大通りを多数の車がビュンビュン往来しますが、どこでも一本通りを入れば、この通り。

キャンバスに隣接する駒沢公園は、親子連れはもちろん、部活や楽器の練習、ジョギングに勤しむ人の姿も多く、地域の方々のライフスタイルの要になっています。

電車に乗れば、渋谷駅二子玉川駅まで直行で7分。

ロードバイクなどがあれば、渋谷、恵比寿、中目黒あたりまではスイスイと行けてしまう距離です。また、駅前から東急バスも出ているので、行き先によってはダイレクトで繋がってしまったりもして便利です。


Sharela KOMAZAWA」を運営するのは、「株式会社アートアベニュー」さんです。

シェアハウスは2件目ですが、不動産業界では知る人ぞ知る、全国に加盟店も抱えるやり手の会社さんであったりします。さっそく、前回の物件で得たノウハウを本物件で存分に消化しているようです。

入居者さんの声にすぐに対応できるよう24時間対応のコールセンターを構築したりと、これまでに真剣に賃貸管理業に取り組む中で培ってきた先進的な取り組みを、シェアハウスでも存分に活かしていきたいとのことです。

今回の物件は、入居者8名で利用するには十分すぎるほどのリビングやホールに加え、生活の快適性を考慮し、敢えて専有部の広さにもゆとりをとったりと、共用部とプライベートのバランスがしっかりと考えられています。

元々あった建物の素質の良さを生かしながら、さらにシェアハウスとして無理なく、上手に料理された仕上がり。

あっという間に満室になったのも充分にうなずけてしまいますが、いつか空室が出ているのを見つけた方は、急いでコチラからお問い合わせをどうぞ。


玄関アプローチの脇に並ぶ木々に、最近鳥が巣をつけたそう。なんとも爽やかな家ですね。

(ホン)

「シェアラ駒沢」は長年、外国政府機関を筆頭に、Executive(エグゼクティブ)から愛顧されてきた建物を、シェアハウスに『改生』したシェアハウスです。共用スペースのホールには吹き抜けがあり、『なんと!その吹き抜けの最大天井高が約6.0メートル!』...

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