思い出の絵本

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思い出すのは、あの頃の気持ち。


先日、3歳になる友人の子どもに会う機会がありました。ひと通りおもちゃで遊んだ後、目をキラキラさせながら、お気に入りだという電車の絵本を持ってきた小さな彼。一緒に絵本を読みながら、子どものころを思い出しました。

まだまだ小さな世界で生きている子どもたちにとって、さまざまな未知の世界を見せてくれる絵本はとても刺激的。何度も読んだ絵本なら、ストーリーは忘れてしまってもシーンや挿し絵は今でも覚えている、ということも多いはず。

絵本の醍醐味のひとつは、時間が経ってから読み返すことだと思います。子どものころに大好きだった本を大人になって読み返してみると、懐かしさだけでなく、当時の驚きやワクワク感、素直な気持ちまでが、ふわりとわき起こってきます。

同時に、どこか現実的に物語をながめる、大人になった自分もいます。微笑ましいな…なんて思いながら、どこか冷めた目線で読み進めて行くと、思いがけず最後にホロリとしてしまったり。

さて、2014年秋にオープンした「自由が丘のいえ」のテーマは絵本。

幼いころ絵本で見た、カラフルでワクワクする子ども部屋のような空間。実は今でも素敵な子ども部屋を見かけると、つい胸が高鳴ります。大きな大きな憧れの気持ちは、大人になっても変わらないものですね。

とは言え、子どもっぽい雰囲気というわけでもありません。<大人の絵本の世界>を表現するべく、すっきりシンプルに、どこかビターに作られています。

大人になった私と、あの頃の私。

絵本は、いろんな気持ちに気付かせてくれる素敵なアイテム。


自由が丘の駅から線路に沿って田園調布方面へと進むと、街の華やかな雰囲気とはまた違う、落ち着いた住宅街へと町並みが移り変わります。

ランドセルを背負った子どもたちとすれ違いながら歩いていると、小ぶりなマンションやアパートのならびに、白い建物が目に入ります。

こちらが「自由が丘のいえ」。

すこしだけクリームがかった色みが、どことなく自由が丘らしい気がします。

道路に面して植えられたシンボルツリーを横目に、玄関へ。

張り出した2階部分が屋根の代わりになっていて、雨にも濡れにくいつくりです。

郵便物は玄関ドアの隣にあるポストに届きます。

ポストだけでなく、宅配便用の宅配ボックスも。平日も休日も忙しく不在がちな方にとって、とても便利なサービス。配達予定の時間帯に家から出られない…なんてこともなくなりそうです。

では、白いドアを開けてなかへ入ってみます。

腰を掛けて座れるくらい、しっかりと段差が設けられた玄関。

備え付けの靴箱は、ひとり1段が使えます。5〜6足は収納できそう。よく使うものを置いて、靴のお手入れがてら、こまめに整理していきたいですね。

1階の廊下には4枚のドアがあります。バスルームやトイレなどが集まっている水まわり、101号室、102号室、そして最後のドアを開けると、階段が現れます。

生活空間と階段がしっかり分かれていると、たとえ夜中に帰ってきたときでも、足音に気を使いすぎずに済みそうです。

カーペット敷きの階段を3階まで上り、ドアをグッと開けてみます。


すると目のまえに現れたのは、暖かみのある無垢のフローリングに、綺麗な色味のチェア。

大人っぽい子供部屋、という表現が近いのでしょうか。シンプルで凛とした表情と、少女のような可愛らしさが合わさったような空間です。

広さに対してモノが少なく、とてもすっきりとしているのも潔い印象。どうしても「埋めよう、埋めよう」と思ってしまいがちな壁や床ですが、甘さと辛さのバランスはこういうところでも取れるのかも。

テーマは「大人かわいい」。

スイーツや雑貨など、女性が好む可愛らしいお店がたくさん並ぶ自由が丘の街をイメージしているのだそうです。

ふと窓際を見れば、実際に自由が丘のお店で見つけたという小物たちもチラホラ。

スーパーに行くだけのつもりだったのに、雰囲気に誘われてフラリと入ってしまった雑貨屋さんで、つい衝動買い…なんてことも、この街に住んでいるとよくある話かも。

もうひとつのテーマは、そう、「絵本」です。

幼いころに多くの人が一度は出会うはずの「ぐりとぐら」や「100万回生きたねこ」といった名作をはじめ、自身も絵本好きという事業者さんがピックアップした本が置かれています。あぁ、懐かしい。

「あったあった、このシーン!」「この本好きだったな」なんて、入居者さん同士の話のタネにもなるかもしれません。子どもだけでなく、大人向けの絵本も数多く出版されていますし、それぞれのお気に入り絵本を持ち寄っても素敵ですよね。

ちなみに個人的なお気に入りは、そら飛ぶカンガルーが主人公の「アデレード」。子どもにも伝わりやすいストーリーにくわえて、可愛らしいイラストはインテリアにもなりそうです。

日当たりの良い3階の高さも、リビングの気持ちよさを生む理由。

身体のリズムを整えるためにも、特に朝の太陽を浴びるのはとても大切だそうです。きっと、毎朝スッキリと目覚められるのでは。


リビングの奥にはキッチンが。

存在感のある黒いキッチンが空間をグッと引き締めて、クールな印象に。

どこか美味しいお肉とお酒でも出てきそうな、飲食店の雰囲気も漂います。

裏手に回ってみると、天板の下はオープンタイプの収納に。

好みは色々あると思いますが、探しているものがすぐ見つかるのがオープンタイプのいいところ。

見えていると意識も高まりますし、キレイに保つことができそうです。

天板は真っ白なタイル貼り。

経験上、タイルの掃除は思ったより大変ではありません。日々キチンとキレイにしていれば、美しく使えるもの。

お気に入りのキッチンでは、毎日の料理も楽しくなります。これは、意外と大事なことだと思います。

せっかくですし、休日に自由が丘でかわいいエプロンでも探してみては?

電子レンジなどの家電と部屋ごとに設けられた食材ケースは、ひとまとまりになっています。

ケースのサイズが決まっていれば、その中でうまくやりくりする習慣もつくはず。ついつい食材を貯めこんでしまうクセの、良い予防にもなりそうです。

キッチンの隣には大型の冷蔵庫が2台。

自炊派の人が多くなると割としっかり詰まっていることもあるかもしれませんが、部屋数を考えると、まずまずといったところでしょうか。


では、1階まで戻って水まわりを見ていきます。

玄関の左手にある少し重みのあるドアを開けると、廊下が続いています。

手前はトイレ、突き当たりにバスルームという構成。廊下は人感センサー付きで、自動で照明が点いたり消えたりします。

トイレはもちろんウォシュレット付き。

1階に2つ、リビングの隣に1つ、同じタイプのものがあります。


廊下の突き当たりは、洗面・ランドリーを兼ねた空間。

洗面台には物を置くスペースがほとんどないため、顔や手を洗う程度。メイクや肌のお手入れは、自室が基本になると思います。

洗濯機は2台が並んでいます。

その上には各部屋ごとに使えるボックスがずらり。

防水とまでは行かないかもしれませんが、多少濡れいていても支障がなさそうな素材ではあります(要確認)。

バスグッズや洗濯用の洗剤、タオルのストックなどは、このなかに収納しておくのが便利そう。


こちらはバスタブ付きのバスルーム。

これからの季節は、のんびりお風呂で温まりたい日々が続くはず。代謝が上がればダイエットにも効果があるそうですから、地道な努力もしておきたいところ。

シャワールームは2つ、向かい合っています。

脱衣室が共通なのは、気になる方がいるかもしれません。女性のみではありますが、このあたりは具体的な生活をイメージしてみてください。

シャワールームはごくシンプルなタイプ。

ササッと浴びたいときに重宝しそうですね。


では、1階から順番に各部屋を見ていきます。まずは103号室。

鮮やかな発色のチェアに、渋みのある焦げ茶のデスク、さらに窓の外に見える青々としたグリーンが意外としっくりくるバランス。

窓際で小さな鉢植えをいくつか並べて育てるのも可愛いかもしれませんね。

窓を開けてみると、外はぽっかりと開いたスペースが。

ここは今後ミニ菜園ができるように整えていくのだそうです。実は、すぐ隣はオーナーさんのご自宅。菜園はオーナーさんの庭とつながっていて、手入れも定期的にやってもらえるのだとか。

菜園はやってみるとハマる方も多いようで、育てて収穫する喜びは格別だそう。自由が丘で採れたて野菜を楽しめるというのも、なんだか贅沢です。

さりげないデザインが素敵なデスクは、見た目によらずシステマチック。

広げてみたり、引き出してみたりすると、いろいろなシーンに対応できます。


続いて201号室。部屋ごとに家具が少しずつ違います。

1階と2階は全部の部屋が角部屋で2面採光。晴れていれば、昼間は照明を点けなくても十分過ごせます。

窓には網戸も付いていて、空気の入れ替えにも便利です。

収納はベッド下の引き出しと、天井に固定されたハンガーポール。

ベッド下にはまだ余裕があります。備え付けのケースだけでモノが収まらないときは、すこし買い足しても良さそうです。


お隣の202号室。

やはり、うさぎのような耳があるチェアにパッと目が行きます。通称「ラビットチェア」は金沢の21世紀美術館で知られる建築家ユニット・SANAAのデザイン。家具が大好きな事業者さんが、特に気に入っている椅子でもあるそう。家具で部屋を選ぶのも面白そうですね。

304号室は、細長いタイプの部屋。

この部屋は全体的に重心が低め。ラグを敷いても似合いそうです。

各部屋に置かれた椅子のうち、いくつかはオーダーで作ったものとか。

デザインとファブリックを組み合わせ、その部屋にあったイメージでお願いするのだとか。聞けば、長年シェアハウスに携わる事業者さんの「ひとりひとり、自分のオリジナリティを大事にして欲しい」という想いが込められているのだそうです。


最後に、廊下の端にあるガラス戸を開けて、屋上テラスに出てみます。

思っていた以上に広さのある屋上。つい、思い切り伸びをしたくなります。

晴れた日に布団を干すスペースは十分ありそう。事業者さんに相談してみてください。

何人かでテーブルを囲める場所もあります。

周りは静かな住宅地ですから、ワイワイするのには向いていませんが、気分転換にぼーっとしたり、静かに本を読んだりするのにはピッタリ。

ふと見下ろせば、キチンと整えられたお隣さんの庭が。

さきほど触れた、オーナーさんの庭だそう。途端にミニ菜園が楽しみになってきました。ドキドキ。


おそらく、主に利用することになるのは自由が丘駅

東急東横線大井町線が乗り入れ、渋谷、二子玉川、横浜、新宿三丁目、池袋、大井町、武蔵小杉、溝の口などのターミナル駅がすべて直通です。

東横線は特急が停まるのも高ポイント。朝の混雑はそれなりですが、すこし時間を外せば座って通勤できます。

実は、目黒線奥沢駅も徒歩4分。目黒や白金高輪や、三田線沿いに通勤の方はそちらが便利です。

そしてもちろん、自由が丘と言えばショッピングの街です。

ファッション、雑貨、スイーツなど女性の好きそうなものが街中にあふれています。美容院やヨガスタジオ、医療施設なども充実していて、平日・休日を問わず、ほとんどの用事が電車に乗って出かけることなく済んでしまうほど。

自由が丘ランチはやはり女性に人気があり、わざわざ別の街に出かけなくても、友達が遊びにきてくれるというメリット(?)も。

物価は多少高いものの、実はイメージ以上にリーズナブルなお店もたくさん。ふらりと入ったお店が当たり!なんてことも、意外と多い街だと思います。


自由が丘のいえ」を運営しているのは「株式会社Rバンク」さんです。

2008年からシェアハウス運営を続けてきたベテランの事業者さん。新しい物件におじゃまする度に、今までの経験を反映してより良いものをつくろう、という意気込みをひしひしと感じます。

自由が丘の雰囲気がよく似合う担当さんは、かつて絵本作家になりたいと思っていたそうです。端から見ると、建物の設計をとはかなり違うもののように感じますが、何かをつくること、そしてそれが残っていくことには変わりないのかもしれません。

絵本は今でも大好きなのだそうで、一番のお気に入りは「どんなにきみがすきだか あててごらん」。子どもはもちろんですが、大人になったときに読むとよりグッとくる内容です。実は、リビングにも一冊置かれています。是非ご一読を。

絵本に出てくるような、自分で買うにはなかなか勇気がいるカラフルな家具が揃っているのもシェアハウスの特権。

大人の子供部屋にグッと来た方、自由が丘で新築の家に暮らしたい方。

コチラからお問合せをどうぞ。


リビングには、1枚の小さな抽象画が飾られています。

タイトルは「成長」。

やがてまた絵本を読み返すとき、幼いころの記憶と、この家の暮らしがあたたかく思い出すことになるのかも。

(テルヤ)

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