シェア住居探検隊 by ひつじ不動産

この街の食卓「STYLIO WITH KAMIIKEDAI」

2014年04月14日

街に溶け込むキッチン。

コトコト。ジュワジュワ。

食欲をそそる音が耳をくすぐり、美味しそうな匂いが漂いはじめると、料理をつくる人も、食べる人も自然と顔がほころびます。できたての料理を囲んで、みるみるうちに世間話に華が咲く。

美味しい料理は、まさに笑顔のタネ。小さな悩みなんて、たちまち忘れてしまいます。キッチンには、人の活き活きとした姿が似合います。

STYLIO WITH KAMIIKEDAI(スタイリオ ウィズ 上池台)」は、どこか品の良い賑わいをみせる上池台商店街にあるシェア住居。正面玄関を通り抜けると、すぐに『TAULA』という大きな共用空間が広がります。

『TAULA』は食の都・バスク地方の修道院をイメージしというキッチン・ダイニングを中心に、ラウンジ、ワークスペースで構成された約245㎡の大きな空間です。随所にアンティーク家具と緑がたくさん配置された光景は、フランス映画に登場するマルシェのよう。

TAULAのテーマは、街に開かれたダイニング。

ダイニングの一角では、定期的に瑞々しい食材が並ぶマルシェが開かれます。また、キッチンではプロの料理人や料理研究家による料理教室、ワークスペースでは調味料や食材に関する勉強会などのワークショップなど、様々なフードイベントも開催される予定です。

そして、これらのイベントは住人だけでなく、商店街に訪れる地域の方々も立ち寄ることができるとのこと。

おいしい料理を囲めば、いつのまにか会話が生まれる。気がつけば、奥手な人でも街の住人さんたちに溶け込んで、一緒に笑っているかもしれません。ダイニングから見える街の風景も、きっと今までよりちょっと優しくて、ちょっと愛おしく見えるはず。

お腹も心も満たす、街の食卓へようこそ。

洗足池駅を出て高架下を渡ると、小川の流れる緑道がまっすぐシェア住居前まで続いています。

シェア住居への道のりの途中には桜並木があったり、小さな休憩スペースがあったり。最初のうちは歩く距離が気になるかもしれませんが、見慣れるほどに愛おしさが増す素敵な小道です。

緑道を端まで進むと、地元の商店街になっている少し大きな通りに出ます。通りの反対側には、ファミリーレストランとドラッグストアの入った建物。

この建物の2Fから上が、「STYLIO WITH KAMIIKEDAI(スタイリオ ウィズ 上池台)」です。

ファミリーレストランの入り口の脇にある階段を上がると、オリーブの木がお出迎え。ベンチの置かれたエントランスにたどり着きます。

玄関扉は黒くペイントされ、程よく無骨な仕上がり。

鍵は、解錠に手間いらずの非接触型。

イベントが開催されない時間帯は入居者しか出入り出来ないため、セキュリティ面も心強いかと。

扉を開けると、陽がサンサンと入りこむ気持ちのいい空間が広がります。

建物の躯体の良さを活かした、スケルトンに近いシンプルな内装。味のあるインテリアとのコントラストが、それぞれの魅力を引き立たせます。

黒板塗装が施された建具がインフォメーションボードになっていたり、以前、建物が寮だった時代に使われていた看板が飾られていたり。無造作に敷かれた絨毯も、程よくくたびれて良い具合。

きっと、月日を追うごとに味のある空間になっていくのではないでしょうか。

がらんとした入り口の空間は、マルシェなどのイベントのときにも活躍します。

マルシェには産地直送の新鮮な食材のお店が並ぶこともあれば、器やカバンといった手作り雑貨のお店が並ぶことも。もしかすると、素敵な出会いもあるかもしれません。

気になるお店があったら、ショップカードをチェック。入り口の本棚スペースには近隣のお店情報や区のイベント情報も集まっているようです。

では、奥へ進んでダイニングへ。

ダイニング、キッチン、ラウンジ、ワークスペースが一体となった約245㎡の大空間のなかでも、とりわけ広さを堪能できるのが、このダイニングスペースです。

味わい深い木のテーブルとモサモサと茂る緑に囲まれた、心の落ち着くゆったりとした雰囲気。天井から吊るされた裸電球は、夜になると老舗のビストロのようなムードを醸し出してくれそうです。

テーブルに腰掛けると、ちょうど手元には食卓のストーリーを紡ぐ美味しそうな本が並んでいます。

「今夜の夕食は何にしよう」。当たり前の暮らしの風景が、いつもより少しだけ素敵に感じられるかもしれません。

インテリアの主役となるのは、6人がけの大きなダイニングテーブルです。

木の節(ふし)が思うままにうねる天板には、既製品では見ることのないダイナミズムが。

気になるのは、手入れや使い勝手。年季も入っているので、ぽろぽろと木の欠片が出ることもありそう。

そんな訳で、テーブルの木目を活かせるようガラスの天板を置こうか目下検討中とのこと(2014.04)。内覧時には対応策を確認できるかと思います。それでも、あまり細かな使い勝手の注文を付けるのではなく、せっかくの天然素材を楽しんで付き合えるといいなと思います。

テーブルに並ぶ椅子は、十脚十色(いや、もっと)。賑やかで活気のある風景が生まれるダイニングに、よく似合ったセレクトです。

キッチンは、白を基調とした清潔感のある空間に仕上がっています。

アイランドキッチンの島が2つ。通常のコンロに加え、窓際にはプロ御用達の火力の強いガスコンロが導入されています。

また、本格的なオーブンが設置されているのもポイント。

使いこなすにはコツが必要そうですが、定期的に料理教室も開催されるとのこと。

サイズも大きく、鶏の姿焼きも難なくできそうです。

また、アイランドキッチンには家庭用のガスコンロも備わっています。

サッと料理したいときは、このコンロのほうが使いやすそう。ちゃんと3口あるところも嬉しいですね。

シンクや調理台との距離も近く、手際よく調理ができそうです。

レンジフードに掛かったフライパンは鉄製。手入れにすこし手間がかかりますが、火の通り加減はピカイチ。個人的には好みのラインナップです。

ずらっと並んだ冷蔵庫は、全部合わせるとかなりの容量。聞くところによると、まだ追加できる余地があるとのこと。部屋数を考慮しても、まぁ心配はいらないでしょう。

電子レンジやオーブントースター、炊飯器といったスタンダードなキッチン家電も、数には余裕があります。

では、ラウンジに足を伸ばします。

大きな梁をくぐると、天井が黒くペイントされたシックな雰囲気に一転。

ダイニングとの仕切りこそ無いものの、天井の色がハッキリと明暗分かれていることもあって、しっかりとゾーニングされている印象です。

ラウンジの一角には小上がりスペースがあります。

「小上がりだから畳」と安直な設定をしないのも、空間に合っていて正解のような。畳の代わりはレザーのクッションとラグ。どこかオリエンタルな情緒の漂う一角に。

ラウンジにはソファスペースが3つ設けられています。

味わいのある家具が揃いますが、よく見ると区画ごとにテイストは少しずつ異なります。気分によって座る場所を変えてみると、飽きが来なくて良さそうです。

どこにいても視野に緑がたくさん入り込むのも、とても好印象。

特に、背の高い植物がある程度のボリュームで空間の中にあると、とても気持ちが落ち着きます。「ふぅ」と一息つける場所があると、何かと助かるものです。

ラウンジからさっと出られるルーフバルコニーも、息抜きにぴったりの場所。

欲を言えば、デッキを敷いてランチタイムを過ごしたいなぁ。なんて気分も捨てきれないですが、いつか叶う日が来ると信じて待つこととしましょう。

この照明に一目惚れ。歳月を重ねた物でないと纏えないオーラに惹かれます。

つづいて、ラウンジの隣にあるワークスペースへ移ります。

ワークスペースも、キッチンと同様にシンプルで清潔感のあるテイストに仕上がっています。

窓際には6人がけのデスクは2台、壁際には区切られたデスクが並んでいます。

なんとなく、メールチェックなど日々のルーチンワークやアイデアを必要とする作業には開放的な大きなデスク、デザインや企画書の仕上げなど、集中力を必要とする作業には壁際のデスクの方が集中できそうだと思いました。

ワークスペースは、ワークショップなどのイベントスペースとしても活躍するようです。

もちろん、プライベート目的での利用も歓迎です。旅行プランの企画プレゼンなどを開催してみても面白そうですね。

キッチンの脇にある扉の先は、入居者専用の空間となります。

廊下の突き当たりに住居フロアに続く階段、廊下沿いにトランクルーム、シャワールーム、トイレが並んでいます。

シャワールームは男女共用が5室、女性専用が5室設けられています。

シャワールームは、シンプルでスタンダードな仕様です。ただ、鏡が設置されていないので、持ち運ぶマイバスグッズの中に、鏡を入れておくと便利に使えるかと思います。

脱衣室には、ハンガーと棚が設置されています。

こちらは、女性専用のパウダールーム。

洗面台とランドリー設備が備わっています。

各フロアにもランドリーは設けられていますが男女両用となるため、下着などを洗濯するときに利用する頻度が多くなりそうです。

2Fには、トイレは2室用意されています。

気の利いたトランクルームも用意されています。

部屋ごとに2マスずつ利用することが出来るとのこと。

こだわりの調理器具とシーズンオフの衣類、といったようにマスごとに用途をわけても良さそうですね。

3〜5Fは居住フロアです。

間取りはどのフロアも基本的に同じ。廊下の端にはランドリーやサニタリールームなど、水まわり設備が設けられています。

ふと目に付いたのが、廊下の照明。瓶のランプシェードに見立てた、街のキッチンらしい意匠です。

ランドリーには、洗濯機・乾燥機各フロアに3台ずつ設置されています。

洗面室はこんな感じ。洗面台が4台、対面には鏡とコンセントが設置されています。

トイレは男性専用、女性専用ともに、各フロアに2室ずつ。

こちらも、それぞれウォシュレット機能付きです。

それでは、部屋を見ていきます。

はじめに、こちらは3Fの301号室。

こちらは建物のなかでも数の多い、スタンダードな間取りの部屋です。

広さはおよそ5畳。壁と天井は真っ白にペイント、その他は潔く何も置かずにプレーンな状態となっています。

それぞれの部屋に入るタイミングで靴を脱ぐこととなるので、シューズラックなどの収納を用意する必要がありそうです。

3Fの部屋は窓を開けるとベランダが見えます。

続いて423号室。4Fの部屋です。

部屋の間取りは301号室と同じですが、窓が北向きだった301号室に対して、こちらは窓が南向き。

日光を遮る建物がまわりに無いので、サンサンと陽が入り込みます。

夏場のことを考えると、カーテンは遮光タイプを選んだほうが良いかもしれません。

部屋にはそれぞれTV端子が設置されています。配線の露出した設置方法も仕上げがきちんとしているのであまり汚くはなく。

401号室に家具を置いてみるとこんな感じになります。

かなり年季の入ったトランクや木箱を収納として使いつつインテリアとして魅せる技は、見習いたいところ。

荷物が多い方はベッド下のスペースや、壁際のスペースをいかに有効活用するかがポイントになりそうですね。

また、別途オプション料金が発生しますが、入居時に壁紙を張ったりフローリングを敷いたりと、部屋をカスタマイズできます。

壁紙、壁の塗装、フローリングともにいくつかのバリエーションが用意されていています。費用も<¥20,000〜>とさほど掛かりませんし、このカスタマイズに対する原状回復費用が掛かることもありません。安心して、好みのテイストに染め上げられるのは嬉しいですね。

ちなみに、期間限定でカスタマイズ料金のプライスオフキャンペーンも実施中とのこと。かなり、お得だと思いますので、気になる方はお早めにお問合せをどうぞ。

最後に、こちらは512号室。広い間取りの部屋です。

スタンダードな部屋と比べると、倍の広さの約10畳。窓は北向きですが、開口部が広いこともあり採光も十分かと思います。

ただし、このプランの部屋は3室のみ。競争率の高い部屋となりそうです。

5Fの部屋は、窓からの景観も素敵です。

最寄り駅は、東急池上線・洗足池駅と都営浅草線・西馬込駅が使えます。

洗足池駅、西馬込駅ともに五反田まで10分、渋谷まで20分と都心へのアクセスは良好です。恵比寿や目黒、品川方面に職場がある方は、便利に使えるのではないでしょうか。

駅からの距離を優先するならば西馬込駅の方が近いのですが、多少のアップダウンがあります。駅まで自転車を使って通勤を考えるのであれば、平坦な道が続く洗足池駅がオススメです。

また、上池台商店街を上っていくと環七通りに出られます。電車を使わず、バイクやロードバイクに乗る方にも、なかなか利便性の良い立地だと思います。

ちなみに、徒歩3分ほどの場所にある東急ストア前から大森〜洗足池〜池上行きのバスに乗ることも可能です。

終バス時間が22時台と早めなものの、便数は多め。洗足池駅からバスに乗って帰っても良いかもしれませんね。バスを下りるとすぐ東急ストアなので、生活用品の調達にも困りません。

さて、「STYLIO WITH KAMIIKEDAI(スタイリオ ウィズ 上池台)」の運営・管理をするのは、運営・管理は、株式会社コネクトハウスさんと東急ライフィア株式会社さんの共同運営となる、東急上池台チームが担当します。

40年以上に渡り、東急多摩田園都市の街づくりに携わってきた東急ライフィアさん。「人と住まいと街を美しく結びたい」という想いは、今回掲げている「人と街をつなげるシェアダイニング」というテーマにも色濃く反映されているように感じます。

街づくりという視点で企画されたシェア住居だからこそ、きっと地域にすっと溶け込んで街全体の躍動感を体感できそうです。

定期的なフードイベントの開催や、日々の運営メンテナンスはコネクトハウスさんが主に担当します。

コネクトハウス池上』をはじめとする、「食」をテーマに掲げるコネクトハウスシリーズ。これらの運営経験のあるコネクトハウスさんのサポートは、暮らしに安心を求める入居者にとっても、日々の生活の変化を楽しみにやってくる地域の方々にとっても、心強い存在になるのではないかと思います。

活気に溢れた食卓がいつも中心にあるライフスタイルは、食の仕事に携わる方やこれから食の仕事を目指す方はもちろんのこと、シェア住居での暮らしは初めてという方にとっても、とても居心地の良い環境になりそうです。

街とつながる、温かい暮らし。このキーワードにアンテナが反応した方は、こちらからお問合せをどうぞ。

「美味しいものを食べたい」という、シンプルな欲求。

そのためには、誰と食べよう、どこで食べよう、なんてことも大事です。

食卓を真面目に考えることは、幸せを考えることによく似ています。

(イシクラ)

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